「お母さんは、ご存知だったんですね」
「私はここら辺が地元だからまあ知ってはいたわよお家も広いし」
「園田建設という会社を祖父の代から経営してます、祖父は喫茶店をやりたくて早くに父に代を譲りました、会社のほうは兄が継ぐことになってます、どうしても働くとこがないなら雇ってやるとはいってくれてますが(笑)」
「舞衣は将来のことはどう考えてるんだ」
「私は何もまだ考えてなかった、学校の進路は専門学校で出してたから、でもどこのっていうのは全く思い付かなくて……誠斗は就職で進路は出したの?」
「うん」
「大学はね、私の今の頭じゃ無理だと思う、でも誠斗が就職するなら私も二人の生活のために就職してもいいかなと今、思い始めた」
「うちの会社に入る?コネで入れるよ」
「でもどっちかっていうとね、喫茶店でおばあちゃんの料理を覚えたいな、とってもあの喫茶店温かかった、オシャレなカフェが増えてる中、お年寄りの憩いの場所って大事だと思うし、看板娘になろうかな(笑)」
「なんかもう決定みたいな話になってないかい?」
「だってなんか先が見えてきたっていうか、ほんとに私、なりたいっていうものがなくて、誠斗の私といたいっていうのも嬉しいし」
二人は顔を見合わせて黙っていた
「急な話で申し訳ありません、反対なら高校卒業するまで待ちます、俺の気持ちは変わらないんで……」
「誠斗くんとの交際は賛成だし、舞衣を嫁にもらってほしいとは思ってはいたよ、只少し私達にも考える時間と誠斗くんの御両親とも話がしたい」
「はい、わかりました」
教室
「えっ、同棲?」
「しーっ、声大きいよ佐知」
「だってびっくりしたから」
「だよねー、私もびっくりしたもん、まあどうなるかわかんないけどね、佐知はまだ通ってるの?」
「あーうん一ヶ月くらいしたらだいぶ手が使えるらしいからそれまでは不便だからね、部活は無理そうだわ、辞めるか、マネージャーするかってとこね、足はもうだいぶいいんだけどね、肩はスポーツ出来るようになるまで一年近くかかるみたいでね、三年からなんて無理でしょ」
「無理だね」
「やっぱりスポーツしてる人は解るんだね」
「だって絶対後輩との差がでてくるもん、それに私みたいな個人競技はともかくラグビーは団体だからやっぱり一緒にグランドで走らないと駄目だと思うよ、ラグビーが好きならマネージャーになるべきだね」
「スポーツに関しては舞衣はしっかりしてるわ(笑)」
「そっかな(笑)」
「私はここら辺が地元だからまあ知ってはいたわよお家も広いし」
「園田建設という会社を祖父の代から経営してます、祖父は喫茶店をやりたくて早くに父に代を譲りました、会社のほうは兄が継ぐことになってます、どうしても働くとこがないなら雇ってやるとはいってくれてますが(笑)」
「舞衣は将来のことはどう考えてるんだ」
「私は何もまだ考えてなかった、学校の進路は専門学校で出してたから、でもどこのっていうのは全く思い付かなくて……誠斗は就職で進路は出したの?」
「うん」
「大学はね、私の今の頭じゃ無理だと思う、でも誠斗が就職するなら私も二人の生活のために就職してもいいかなと今、思い始めた」
「うちの会社に入る?コネで入れるよ」
「でもどっちかっていうとね、喫茶店でおばあちゃんの料理を覚えたいな、とってもあの喫茶店温かかった、オシャレなカフェが増えてる中、お年寄りの憩いの場所って大事だと思うし、看板娘になろうかな(笑)」
「なんかもう決定みたいな話になってないかい?」
「だってなんか先が見えてきたっていうか、ほんとに私、なりたいっていうものがなくて、誠斗の私といたいっていうのも嬉しいし」
二人は顔を見合わせて黙っていた
「急な話で申し訳ありません、反対なら高校卒業するまで待ちます、俺の気持ちは変わらないんで……」
「誠斗くんとの交際は賛成だし、舞衣を嫁にもらってほしいとは思ってはいたよ、只少し私達にも考える時間と誠斗くんの御両親とも話がしたい」
「はい、わかりました」
教室
「えっ、同棲?」
「しーっ、声大きいよ佐知」
「だってびっくりしたから」
「だよねー、私もびっくりしたもん、まあどうなるかわかんないけどね、佐知はまだ通ってるの?」
「あーうん一ヶ月くらいしたらだいぶ手が使えるらしいからそれまでは不便だからね、部活は無理そうだわ、辞めるか、マネージャーするかってとこね、足はもうだいぶいいんだけどね、肩はスポーツ出来るようになるまで一年近くかかるみたいでね、三年からなんて無理でしょ」
「無理だね」
「やっぱりスポーツしてる人は解るんだね」
「だって絶対後輩との差がでてくるもん、それに私みたいな個人競技はともかくラグビーは団体だからやっぱり一緒にグランドで走らないと駄目だと思うよ、ラグビーが好きならマネージャーになるべきだね」
「スポーツに関しては舞衣はしっかりしてるわ(笑)」
「そっかな(笑)」



