「えーと」
佐知は頷いた
「今は個室だからトイレがそこにあるから連れていってる」
「年明けに戻ってきたら大部屋なんだよ、足ものけるし歩かなきゃいけないから今だけなんだよな、もう慣れたよな?」
「バカ、慣れないよ」
「ハハッ、慣れたんだね、見た?信也のモノ」
「当然だろ、持たなきゃ……」
「もう、言わなくていいよ」
「まあ、リカも武田さんも経験してるんだからみんな見てるよ」
「そう、一緒だよさっちゃん」
「一緒じゃないよぅ」
「じゃあ俺帰るわ、二人でごゆっくり」
「サンキュー、保」
「ああ」
保は病院を出た
(仲良くやってんじゃん(笑))
年末一時退院で家に帰った信也は母親と一緒に携帯買いに行った、結局番号も新しくして今までのデータはパソコンにうつすことにし、最小限必要な人だけ入れた
部活のグループにも戻ってきた
‘1月下旬には学校には行けると思います’
みんな温かい返信がかえってきた、林先輩からは個人のほうに入ってきて謝罪の言葉が述べられていた
部活辞めるつもりだったんだけどなー(笑)
リハビリ頑張らないといけないな、これは……こういう時仲間っていいなと思う、年明けたら本格的に鍛える
年が明けた
信也は再び入院し一週間で退院の許可がでたがリハビリに週三回ほど通わないといけない、足のほうは骨もひっついており順調だったが肩のほうはスポーツは一年は禁止と言われた
夕方学校からの帰り佐知が家に寄ってくれていた
「そう、一年ね、まあラグビーは特に当たりが激しいスポーツだからね、で、信ちゃんはどうしたいの?」
「俺ね部活辞めようと思ってたんだ保がくるまで……」
「私も辞めるかもって思ってたよ、落ち込んでたし」
「さっちゃん……部活のみんなから励ましの言葉たくさんもらってさ、先輩も謝ってくれた、頑張ろうと思った矢先だったんだよな……」
「学校はいつから行くの?」
「来週からいくよ、放課後リハビリに通う、週三回って言われたけど足もしたいから週五回行くつもり、肩と足を1日交代でしようと思ってる、肩がこんなに時間がかかるとは思ってなかった、ネットでも調べてみたけどだいたい同じような内容だった」
「字はいつくらいから書けそう?」
「肩の上がる可動域次第で一ヶ月くらいかなと自分では思ってる」
「マネージャーとかすれば?スコアとかつけれるじゃん」
「マネージャーは女子が二人いるよ」
「それぞれ出来ることをすればいいでしょ、先生に相談してみたらいいんじゃないかな」
「そっか、うん考えて見る」
「ご飯食べる?」
「うん」
佐知はダイニングから夕食を温めにいく
「歩かなきゃいけないからテーブルまで歩いてきてよ」
「はいはい」
佐知は頷いた
「今は個室だからトイレがそこにあるから連れていってる」
「年明けに戻ってきたら大部屋なんだよ、足ものけるし歩かなきゃいけないから今だけなんだよな、もう慣れたよな?」
「バカ、慣れないよ」
「ハハッ、慣れたんだね、見た?信也のモノ」
「当然だろ、持たなきゃ……」
「もう、言わなくていいよ」
「まあ、リカも武田さんも経験してるんだからみんな見てるよ」
「そう、一緒だよさっちゃん」
「一緒じゃないよぅ」
「じゃあ俺帰るわ、二人でごゆっくり」
「サンキュー、保」
「ああ」
保は病院を出た
(仲良くやってんじゃん(笑))
年末一時退院で家に帰った信也は母親と一緒に携帯買いに行った、結局番号も新しくして今までのデータはパソコンにうつすことにし、最小限必要な人だけ入れた
部活のグループにも戻ってきた
‘1月下旬には学校には行けると思います’
みんな温かい返信がかえってきた、林先輩からは個人のほうに入ってきて謝罪の言葉が述べられていた
部活辞めるつもりだったんだけどなー(笑)
リハビリ頑張らないといけないな、これは……こういう時仲間っていいなと思う、年明けたら本格的に鍛える
年が明けた
信也は再び入院し一週間で退院の許可がでたがリハビリに週三回ほど通わないといけない、足のほうは骨もひっついており順調だったが肩のほうはスポーツは一年は禁止と言われた
夕方学校からの帰り佐知が家に寄ってくれていた
「そう、一年ね、まあラグビーは特に当たりが激しいスポーツだからね、で、信ちゃんはどうしたいの?」
「俺ね部活辞めようと思ってたんだ保がくるまで……」
「私も辞めるかもって思ってたよ、落ち込んでたし」
「さっちゃん……部活のみんなから励ましの言葉たくさんもらってさ、先輩も謝ってくれた、頑張ろうと思った矢先だったんだよな……」
「学校はいつから行くの?」
「来週からいくよ、放課後リハビリに通う、週三回って言われたけど足もしたいから週五回行くつもり、肩と足を1日交代でしようと思ってる、肩がこんなに時間がかかるとは思ってなかった、ネットでも調べてみたけどだいたい同じような内容だった」
「字はいつくらいから書けそう?」
「肩の上がる可動域次第で一ヶ月くらいかなと自分では思ってる」
「マネージャーとかすれば?スコアとかつけれるじゃん」
「マネージャーは女子が二人いるよ」
「それぞれ出来ることをすればいいでしょ、先生に相談してみたらいいんじゃないかな」
「そっか、うん考えて見る」
「ご飯食べる?」
「うん」
佐知はダイニングから夕食を温めにいく
「歩かなきゃいけないからテーブルまで歩いてきてよ」
「はいはい」



