一目惚れ♥️だそうです

クリスマスイブ
保とリカは遊園地に来ていた

「楽しい」

「さすがに人は多いな~」

「イブだしね、何時までいる予定なの?」

「せっかくきたから夜景が観れるまではいようぜ」

「本当?嬉しい、色々回ろう」

二人は遊園地を楽しんだ
夜になるとクリスマスイルミネーションが点灯された

「写真とろうよ、綺麗~」

二人はイルミネーションをバックに写真を撮った

「これ後で日付とかいれて加工する、そして待ち受けにするんだー」

「リカ」

保がキスをしてきた

「……んっ」

「びっくりした外でなんて」

「結構今日はカップル多いから周りもしてる(笑)」

「ホントだ……ねえ信也くんのお見舞いいったの?」

「いや、明後日手術っていってたから終わってから行こうと思ってる、信也は何考えてるかまだよくわかんねぇ、写真は好きなんだよなー、だから携帯をすぐ直さないっていうのが意外でさー」

「結構、傷ついてるかもって?」

「うん、だから少し信也も人と関わりたくないのかなって、それに普通アドレスとか機種変しても残す人多いじゃん、なのに遮断するみたいな言い方してる……鈴木さんだけと会ってるし、ちょっと精神的なことを俺は心配してる」

「保、優しいね、友達のことちゃんと考えてる」

「まあ、一番つるんでたからな、部活で一番気があってたし」

「一緒にナンパしてたし(笑)」

「まあ、否定はしねえ」

「じゃあ最初は一人でいってきて、その後で私もお見舞いにいく」

「ああ」

12月26日、信也の手術が無事終わった

目が覚めると母親と佐知がついていてくれた

「起きた?」

「うん」

「痛い?」

「まだ麻酔聞いてるからそうでもない」

「信ちゃん、あとはもう日にち薬だよ、1日1日よくなるよ」

「うん」

「お正月間外泊していいって許可がでてるわよ、今は術後も癒着しないように動かないといけないからあさってからは病院内も歩いてくださいって、あっもちろん杖ついてよ」

「わかった」

佐知はリカに連絡をした

‘無事終わったよ、あさってなら来ても大丈夫’

‘保に伝えとく、ありがと、佐知も無理しないでね’

‘うん’

28日に保と哲也が夕方部活終わってからお見舞いにきた

「痛いか?」

「痛い(笑)」

「正月は病院で過ごすのか?」

「いや、3日までは家に帰って、病院戻ってから抜糸してリハビリかな、あと足も固定外してリハビリに入るから1月末くらいには学校にはいけると思う」

「そっか今寒いからゆっくり休めよ」

「鈴木は?」

「来てくれてるよ、今は塾いってる、冬季講習」