佐知は部屋から一度出た
戻ってくると信也が携帯を見ていた
「番号かけてみようか?画面だけ割れてるだけだったら中は大丈夫かもよ」
「あっ、うん」
「…………」
「あの、番号いってくれないと」
「あれ、言ってなかったっけ」
「聞いてません」
「何番だっけ」
「はあ?」
「覚えてない、でも電源落ちてるから無理じゃないかな、もういいよ今日は疲れた、誰とも話したくない」
「じゃあ私も帰っていい?」
「さっちゃんは別、慰めて」
「特に慰めることはないんだけどね」
「ひどい、さっちゃん、こっちきて頭なでて」
「子供じゃないんだから」
「子供だし(笑)」
「仕方ないな」
佐知は膝枕して頭をなでなでする
「俺、携帯初期化する、もう懲りた」
「うん」
佐知は優しく頭をなでた
「少し休むといいよ」
次の日の昼休み3組にリカ、保、舞衣、哲也、誠斗、佐知が集まっていた
「信ちゃん手術することになったの」
「先輩にどつかれたせい?」
「昨日はまあ少し衝撃があったことによって痛みが強く走ったみたいだけど足も動けないからちょこちょこ右手を使ってたみたいで治りが悪いから思いきって手術することになって、今日病院いってる、それと携帯が壊れてるから暫く繋がらないからみんなに言っておくね」
「携帯、先輩に弁償させれないかな」
保が言った、リカは隣でうんうんうなずいていた
誠斗はやっぱり冷静だった
「俺は信也って子は知らないけどさ、先輩に写真の彼女は違う人って説明したんならもう騒ぎにしないほうがいいと思う」
「でもよー、くやしいじゃん」
「信也くんが入院して手術してリハビリして完治した時に部活に戻りずらいと思う」
全員が黙った
「ラグビーは三年の引退が遅いだろ?哲也」
「誠斗のいう通り早くて10月、全国いったら年明け、チャンスがないわけではない位置には確かにいる」
「それならあと一週間で冬休みに入るからそのまま会わずにいたほうがお互いの為にいいんじゃないかな」
「じゃあこのままほっとくのかよ」
「それは一番は信也くんの意見だけど鈴木がそう聞いたならって段階で今は話してる」
「キャプテンには携帯が使えないことは俺が言っておく」
「携帯は初期化するっていってる、番号も、もしかしたら変えるかも」
「部活のグループにさ信也の携帯はしばらく使えませんって入れてみようか」
「それで先輩が悪いと思うならいいとは思う」
佐知が口を開いた
「私の勘だけどね、信ちゃんはラグビー辞めるかもしれない」
「なっ、何でだよ」
「わかんない、だから勘……今の精神的疲労は大きい、完治していくうちに気持ちが変わるといいけど」
「佐知が辞めないでっていうのが一番きくんじゃないの?」
「それは確かにあるけど……まだ話してあまり日がたってないけどラグビーの話は出たことない……」
「それは怪我してるからなるべく自分で考えないようにしてるんじゃねえの?」
「違うな、俺が怪我した時は治すのに必死になったし、痛めたとこ以外を鍛えてた、これから鈴木にどれだけ弱気なところを出すかだと思う」
「さすが全国優勝してる奴は考えがしっかりしてるな」
「別に全国は関係ないよ、ただ弓道が好きだからだよ」
「誠斗のいう通りかも、ラグビーって高校でやめてしまう奴はやっぱり多いんだよな、やっても大学くらいまで」
「哲也は体もでかいし大学でもできるよ、あとは頭だな」
「そうだ」
「とりあえず信也くんの今日の病院次第だね」
「うん、みんなありがとう」
「じゃあリカは教室戻るね」
「リカ、教室まで送る」
「わーい、行こう」
二人は教室から出ていった
「佐知、何でも話してね」
「ありがとう舞衣」
戻ってくると信也が携帯を見ていた
「番号かけてみようか?画面だけ割れてるだけだったら中は大丈夫かもよ」
「あっ、うん」
「…………」
「あの、番号いってくれないと」
「あれ、言ってなかったっけ」
「聞いてません」
「何番だっけ」
「はあ?」
「覚えてない、でも電源落ちてるから無理じゃないかな、もういいよ今日は疲れた、誰とも話したくない」
「じゃあ私も帰っていい?」
「さっちゃんは別、慰めて」
「特に慰めることはないんだけどね」
「ひどい、さっちゃん、こっちきて頭なでて」
「子供じゃないんだから」
「子供だし(笑)」
「仕方ないな」
佐知は膝枕して頭をなでなでする
「俺、携帯初期化する、もう懲りた」
「うん」
佐知は優しく頭をなでた
「少し休むといいよ」
次の日の昼休み3組にリカ、保、舞衣、哲也、誠斗、佐知が集まっていた
「信ちゃん手術することになったの」
「先輩にどつかれたせい?」
「昨日はまあ少し衝撃があったことによって痛みが強く走ったみたいだけど足も動けないからちょこちょこ右手を使ってたみたいで治りが悪いから思いきって手術することになって、今日病院いってる、それと携帯が壊れてるから暫く繋がらないからみんなに言っておくね」
「携帯、先輩に弁償させれないかな」
保が言った、リカは隣でうんうんうなずいていた
誠斗はやっぱり冷静だった
「俺は信也って子は知らないけどさ、先輩に写真の彼女は違う人って説明したんならもう騒ぎにしないほうがいいと思う」
「でもよー、くやしいじゃん」
「信也くんが入院して手術してリハビリして完治した時に部活に戻りずらいと思う」
全員が黙った
「ラグビーは三年の引退が遅いだろ?哲也」
「誠斗のいう通り早くて10月、全国いったら年明け、チャンスがないわけではない位置には確かにいる」
「それならあと一週間で冬休みに入るからそのまま会わずにいたほうがお互いの為にいいんじゃないかな」
「じゃあこのままほっとくのかよ」
「それは一番は信也くんの意見だけど鈴木がそう聞いたならって段階で今は話してる」
「キャプテンには携帯が使えないことは俺が言っておく」
「携帯は初期化するっていってる、番号も、もしかしたら変えるかも」
「部活のグループにさ信也の携帯はしばらく使えませんって入れてみようか」
「それで先輩が悪いと思うならいいとは思う」
佐知が口を開いた
「私の勘だけどね、信ちゃんはラグビー辞めるかもしれない」
「なっ、何でだよ」
「わかんない、だから勘……今の精神的疲労は大きい、完治していくうちに気持ちが変わるといいけど」
「佐知が辞めないでっていうのが一番きくんじゃないの?」
「それは確かにあるけど……まだ話してあまり日がたってないけどラグビーの話は出たことない……」
「それは怪我してるからなるべく自分で考えないようにしてるんじゃねえの?」
「違うな、俺が怪我した時は治すのに必死になったし、痛めたとこ以外を鍛えてた、これから鈴木にどれだけ弱気なところを出すかだと思う」
「さすが全国優勝してる奴は考えがしっかりしてるな」
「別に全国は関係ないよ、ただ弓道が好きだからだよ」
「誠斗のいう通りかも、ラグビーって高校でやめてしまう奴はやっぱり多いんだよな、やっても大学くらいまで」
「哲也は体もでかいし大学でもできるよ、あとは頭だな」
「そうだ」
「とりあえず信也くんの今日の病院次第だね」
「うん、みんなありがとう」
「じゃあリカは教室戻るね」
「リカ、教室まで送る」
「わーい、行こう」
二人は教室から出ていった
「佐知、何でも話してね」
「ありがとう舞衣」



