「言ってもいいかわかんないけど鈴木もおめでとうでいいのかな」
「……?どういうこと?」
誠斗は携帯を出してSNSを開ける
「弓道の友達がフォローしてて見たんだよ、信也って奴の投稿」
写真を見せる
金曜日の夜、寝ていた時の写真だった、顔は横向いてて、信也の左手が佐知の横顔を手で隠していた
‘彼女できた’
と書かれてあった
「舞衣と昨日見てたら、鈴木だっていうから」
「私はすぐわかったよ(笑)」
舞衣は当然信ちゃんの存在は知ってるから仕方ない
いつの間に……
「もう、どうして信ちゃんはそういうことするかな」
「それは嬉しいからだろ」
「えっ」
「そうだよ、佐知、嬉しいからだよ、昨日誠斗も投稿したよ」
「うん、賞状を舞衣がもって二人で撮った、ほら」
「私はしてないからいつも誠斗のみせてもらう~私かリカか安西くんくらいしかわからないと思うよ~」
「一言言えって思わない?」
「それは思う」
「言っとくけど何もないからね、母親同士が同級生で久しぶりにうちに来て、寝ちゃっただけだから」
「う、うんわかったけど、付き合うんだろ?」
「あっ、そうだった」
佐知は自分のことになると冷静になれないようだ
(あれ、私連絡先交換してないよね……話して時間になって)
「よかったね、佐知」
「よかったのかなー、しつこくてさ」
「それもかわいいじゃない、きっと甘えん坊なんだよ、誠斗はちょっとそういうのがないから少し羨ましい」
「優しいじゃん」
「けど、時々は自分だけ甘えるんじゃなくて甘えて欲しいよ」
そういうものなのか、恋愛はよくわかんない
でもお母さんがいない時、確かに大変、やっぱりついてあげたほうがいいのかな
佐知の世話好きの虫がウズウズし始めていた
「鈴木さん」
保が声をかけてきた
「やっぱり二人くっついちゃったね、俺が言った通り信也の好みだったろ?、写真も見たよ」
「あれは勝手に……まあでも母親同士会って私達も会ってたのは間違いはないから」
「信也って街にでると確かに女の子に声かけて、俺と遊ぶけど二度目に会うとかは多分なかったから……俺はまあ何回か会ったしキスくらいまではしてたけどそれ以上はリカとしかしてないし、信也は多分キスとかもしてないと思う、学校の女の子とかには声かけたりしてないから、俺がリカと会ったように信也も鈴木さんと会えて喜んでると思うよ」
「……?どういうこと?」
誠斗は携帯を出してSNSを開ける
「弓道の友達がフォローしてて見たんだよ、信也って奴の投稿」
写真を見せる
金曜日の夜、寝ていた時の写真だった、顔は横向いてて、信也の左手が佐知の横顔を手で隠していた
‘彼女できた’
と書かれてあった
「舞衣と昨日見てたら、鈴木だっていうから」
「私はすぐわかったよ(笑)」
舞衣は当然信ちゃんの存在は知ってるから仕方ない
いつの間に……
「もう、どうして信ちゃんはそういうことするかな」
「それは嬉しいからだろ」
「えっ」
「そうだよ、佐知、嬉しいからだよ、昨日誠斗も投稿したよ」
「うん、賞状を舞衣がもって二人で撮った、ほら」
「私はしてないからいつも誠斗のみせてもらう~私かリカか安西くんくらいしかわからないと思うよ~」
「一言言えって思わない?」
「それは思う」
「言っとくけど何もないからね、母親同士が同級生で久しぶりにうちに来て、寝ちゃっただけだから」
「う、うんわかったけど、付き合うんだろ?」
「あっ、そうだった」
佐知は自分のことになると冷静になれないようだ
(あれ、私連絡先交換してないよね……話して時間になって)
「よかったね、佐知」
「よかったのかなー、しつこくてさ」
「それもかわいいじゃない、きっと甘えん坊なんだよ、誠斗はちょっとそういうのがないから少し羨ましい」
「優しいじゃん」
「けど、時々は自分だけ甘えるんじゃなくて甘えて欲しいよ」
そういうものなのか、恋愛はよくわかんない
でもお母さんがいない時、確かに大変、やっぱりついてあげたほうがいいのかな
佐知の世話好きの虫がウズウズし始めていた
「鈴木さん」
保が声をかけてきた
「やっぱり二人くっついちゃったね、俺が言った通り信也の好みだったろ?、写真も見たよ」
「あれは勝手に……まあでも母親同士会って私達も会ってたのは間違いはないから」
「信也って街にでると確かに女の子に声かけて、俺と遊ぶけど二度目に会うとかは多分なかったから……俺はまあ何回か会ったしキスくらいまではしてたけどそれ以上はリカとしかしてないし、信也は多分キスとかもしてないと思う、学校の女の子とかには声かけたりしてないから、俺がリカと会ったように信也も鈴木さんと会えて喜んでると思うよ」



