観客席を出て母親と話していると誠斗が走ってやってきた
「舞衣」
「あー誠斗~」
二人は抱き合う
「すごかったね、全部当てれて」
「よかった、舞衣が見てるから外せないと思って集中したよ、緊張もしたけど(笑)」
「きれいなフォームだったわよ、誠斗くん」
「ありがとうございます、ちょっとここで待ってて」
誠斗は観客席に入っていき家族を連れてきた
「今日の夜で帰るから、紹介しておくね、両親と兄貴と奥さんです」
両家は挨拶を交わした、父親抜きで……
夜ホテルに帰って父親と誠斗の家族と会ったことを少し話して一日目は終わった
次の日の遠的も誠斗の活躍で点数を稼いで少年男子は決勝トーナメントが決まった
舞衣は親に最終日の火曜まで残る許可をもらった
「お母さんと旅行するのなんて初めてだね」
「そうね、お父さんが出張が多いから舞衣が産まれるまではお母さんもついていってお父さんの仕事の間は一人で色々なところに行ってたのよ、けど舞衣とはね、あなたが乗り物弱かったから」
「そうなんだね、今は酔い止め飲めば大丈夫、また色々行きたいね」
「これからは誠斗くんといくんでしょうね」
「どうかな(笑)誠斗の全国大会とかはついていきたいな」
「自分が行けるようにも頑張りなさいよ」
「そうだけど、私立校にはかなわないんだもん、今の部員も私より強い人いないから……」
「じゃあ、夜、大人と練習する?」
「連れていってくれるの?」
「舞衣がやる気あるなら、土曜日の夜だけど」
「誠斗の練習についていけないのかー、でも誠斗が練習してる間、練習ってのもやる気が出ていいかも」
「誠斗くんが高校入ってあれだけ努力してたのにあなたは何にもしてないんだから……小学校の時のほうがやる気があったわよ」
「だよね、誠斗は頑張ってた、舞衣も頑張る!」
少年男子は近的、優勝、遠的、三位という堂々な結果を残した
舞衣と母親は閉会式を待たず帰路についた
「あっ、佐知からメール入ってる」
‘舞衣が休んでるからみんな園田のとこ行ってるんじゃないかって行ってるよ’
‘ピンポーン決勝トーナメントに残らなかったら帰るつもりだったの、結果は優勝と三位だよ’
‘すごいじゃん’
‘うん、学校にも連絡入ってるはず、今帰ってるよー’
‘わかったー、明日さ、時間割変更あるの、送っておくね、園田にもお願い’
‘了解、ありがとう、お土産あるからねー’
舞衣達は家に到着した
「あ~疲れた、誠斗も疲れてるよね、帰るの夜遅いのに明日学校なんて」
「そうね、来週にでも誠斗くんを食事にでも呼びましょうかね」
「祝勝会だね(笑)」
次の日の朝、いつも通りに誠斗は舞衣の家に迎えにきてくれた
「おはよ、お疲れ様、チュッ」
「うん、疲れた(笑)今日は授業中寝そうだよ」
「先生も許してくれるよ、誠斗は学校のヒーローだよ」
駅につくと知らない人からもおめでとうといわれ
誠斗はペコペコ頭を下げていた
二人が教室に入ると黒板におめでとうの文字が書かれていた、昨日みんなが書いてくれていたのだ
二人は黒板の前で写真を撮った
朝のホームルームで先生からも誉めて頂き、後で校長室に来るようにということだった
部活の帰り道
「校長先生にも誉められた?」
「うん、県から表彰してくれるって」
「すごいねー、広報とかにのるやつだ」
「恥ずかしいな」
「すごいことをやったんだよ、あっ今週ご飯食べにおいでだって」
「わかった」
「土曜日ね、お母さんとバドミントンの練習に行くことにした、誠斗も頑張ってるからさーやる気ださなきゃ」
「舞衣……」
週末、金曜日、誠斗は部活終わって舞衣と二人で帰ってきた
「お邪魔します」
「いらっしゃい、お父さん帰るまでゆっくりしてて」
「はい」
舞衣の部屋に行く
「舞衣」
「あー誠斗~」
二人は抱き合う
「すごかったね、全部当てれて」
「よかった、舞衣が見てるから外せないと思って集中したよ、緊張もしたけど(笑)」
「きれいなフォームだったわよ、誠斗くん」
「ありがとうございます、ちょっとここで待ってて」
誠斗は観客席に入っていき家族を連れてきた
「今日の夜で帰るから、紹介しておくね、両親と兄貴と奥さんです」
両家は挨拶を交わした、父親抜きで……
夜ホテルに帰って父親と誠斗の家族と会ったことを少し話して一日目は終わった
次の日の遠的も誠斗の活躍で点数を稼いで少年男子は決勝トーナメントが決まった
舞衣は親に最終日の火曜まで残る許可をもらった
「お母さんと旅行するのなんて初めてだね」
「そうね、お父さんが出張が多いから舞衣が産まれるまではお母さんもついていってお父さんの仕事の間は一人で色々なところに行ってたのよ、けど舞衣とはね、あなたが乗り物弱かったから」
「そうなんだね、今は酔い止め飲めば大丈夫、また色々行きたいね」
「これからは誠斗くんといくんでしょうね」
「どうかな(笑)誠斗の全国大会とかはついていきたいな」
「自分が行けるようにも頑張りなさいよ」
「そうだけど、私立校にはかなわないんだもん、今の部員も私より強い人いないから……」
「じゃあ、夜、大人と練習する?」
「連れていってくれるの?」
「舞衣がやる気あるなら、土曜日の夜だけど」
「誠斗の練習についていけないのかー、でも誠斗が練習してる間、練習ってのもやる気が出ていいかも」
「誠斗くんが高校入ってあれだけ努力してたのにあなたは何にもしてないんだから……小学校の時のほうがやる気があったわよ」
「だよね、誠斗は頑張ってた、舞衣も頑張る!」
少年男子は近的、優勝、遠的、三位という堂々な結果を残した
舞衣と母親は閉会式を待たず帰路についた
「あっ、佐知からメール入ってる」
‘舞衣が休んでるからみんな園田のとこ行ってるんじゃないかって行ってるよ’
‘ピンポーン決勝トーナメントに残らなかったら帰るつもりだったの、結果は優勝と三位だよ’
‘すごいじゃん’
‘うん、学校にも連絡入ってるはず、今帰ってるよー’
‘わかったー、明日さ、時間割変更あるの、送っておくね、園田にもお願い’
‘了解、ありがとう、お土産あるからねー’
舞衣達は家に到着した
「あ~疲れた、誠斗も疲れてるよね、帰るの夜遅いのに明日学校なんて」
「そうね、来週にでも誠斗くんを食事にでも呼びましょうかね」
「祝勝会だね(笑)」
次の日の朝、いつも通りに誠斗は舞衣の家に迎えにきてくれた
「おはよ、お疲れ様、チュッ」
「うん、疲れた(笑)今日は授業中寝そうだよ」
「先生も許してくれるよ、誠斗は学校のヒーローだよ」
駅につくと知らない人からもおめでとうといわれ
誠斗はペコペコ頭を下げていた
二人が教室に入ると黒板におめでとうの文字が書かれていた、昨日みんなが書いてくれていたのだ
二人は黒板の前で写真を撮った
朝のホームルームで先生からも誉めて頂き、後で校長室に来るようにということだった
部活の帰り道
「校長先生にも誉められた?」
「うん、県から表彰してくれるって」
「すごいねー、広報とかにのるやつだ」
「恥ずかしいな」
「すごいことをやったんだよ、あっ今週ご飯食べにおいでだって」
「わかった」
「土曜日ね、お母さんとバドミントンの練習に行くことにした、誠斗も頑張ってるからさーやる気ださなきゃ」
「舞衣……」
週末、金曜日、誠斗は部活終わって舞衣と二人で帰ってきた
「お邪魔します」
「いらっしゃい、お父さん帰るまでゆっくりしてて」
「はい」
舞衣の部屋に行く