「じゃあ少しだけ教えてあげる、延長練習してるのって先輩達と誠斗の7人なんだよね、最近二年の美月先輩って人が誠斗にせまってるって弓道部の一年女子の間でもっぱらの噂よ、送ってもらったり、差し入れしてあげたりしてるって、美月先輩は積極的だからガンガンいくかもよ、誠斗は優しいから女子のこと断れないもんね、合宿もあることだし」
「なんでリカは舞衣に教えてくれるのよ、聞かないっていったじゃん、それに誠斗は優しいけど好きになったからリカに別れたいっていったんでしょ、優しくても自分の気持ちに正直だから……だから大丈夫なの、わかった?」
「別に、私はその先輩のことあまり好きじゃないし美月先輩よりは舞衣のほうがいいっていうか……」
「はあ?」
「もう、知らない」
リカは走って教室に戻っていった
(なんなのその先輩は、だからどうしろって……リカは本当に余計な情報をくれちゃって逆に気になるじゃん)
舞衣は側にあった校舎の壁を叩く
「おい、一人で壁ドンかよ(笑)」
「あっ、見た(笑)」
「見た」
澤田はニヤリと笑った
「今リカと話してて、イライラしてたんだー」
「あー、誠斗の元カノね、諦めてくれないのか?」
「わからないから、イライラするんだと思う、よくわかんないの弓道部の情報教えてくれたり、なんか暫く大人しかったのに構ってくるの」
二人は教室に戻るため歩きだす
「誠斗にいえば?」
「んー、今大事な時だし、まあ何かされたらいうけど」
「俺が守れたらいいのにな」
「えっ、?」
「あっいや、俺、体がごついから、ほらいつでも守れる自信あるし(笑)」
「そうだね、軽々運んでくれたもんね、ラグビー部だしね」
話していると前から人が二人並んで歩いてきた
舞衣はすれ違うときに少し触れてバランスを崩す
「あっ、すいません」
前からの人は一言謝ってそのまま歩いていった
体の小さい舞衣はよろけたところを澤田に支えられる
「おっと」
澤田が舞衣に回した手が舞衣の胸に触れた
(わっ、柔らかい、それに細っ)
「危ないな、怪我はないか?」
「あっ、ありがとう、大丈夫だよ」
舞衣は目の前に大きな胸がきてびっくりした
壁ドンされてるみたいに近い……
その様子をリカが話していた二年の美月先輩が見ていた
誠斗に用事を伝えに教室からでたところだった
「見ちゃった、園田くんの彼女の浮気現場、ふふっ」
「なんでリカは舞衣に教えてくれるのよ、聞かないっていったじゃん、それに誠斗は優しいけど好きになったからリカに別れたいっていったんでしょ、優しくても自分の気持ちに正直だから……だから大丈夫なの、わかった?」
「別に、私はその先輩のことあまり好きじゃないし美月先輩よりは舞衣のほうがいいっていうか……」
「はあ?」
「もう、知らない」
リカは走って教室に戻っていった
(なんなのその先輩は、だからどうしろって……リカは本当に余計な情報をくれちゃって逆に気になるじゃん)
舞衣は側にあった校舎の壁を叩く
「おい、一人で壁ドンかよ(笑)」
「あっ、見た(笑)」
「見た」
澤田はニヤリと笑った
「今リカと話してて、イライラしてたんだー」
「あー、誠斗の元カノね、諦めてくれないのか?」
「わからないから、イライラするんだと思う、よくわかんないの弓道部の情報教えてくれたり、なんか暫く大人しかったのに構ってくるの」
二人は教室に戻るため歩きだす
「誠斗にいえば?」
「んー、今大事な時だし、まあ何かされたらいうけど」
「俺が守れたらいいのにな」
「えっ、?」
「あっいや、俺、体がごついから、ほらいつでも守れる自信あるし(笑)」
「そうだね、軽々運んでくれたもんね、ラグビー部だしね」
話していると前から人が二人並んで歩いてきた
舞衣はすれ違うときに少し触れてバランスを崩す
「あっ、すいません」
前からの人は一言謝ってそのまま歩いていった
体の小さい舞衣はよろけたところを澤田に支えられる
「おっと」
澤田が舞衣に回した手が舞衣の胸に触れた
(わっ、柔らかい、それに細っ)
「危ないな、怪我はないか?」
「あっ、ありがとう、大丈夫だよ」
舞衣は目の前に大きな胸がきてびっくりした
壁ドンされてるみたいに近い……
その様子をリカが話していた二年の美月先輩が見ていた
誠斗に用事を伝えに教室からでたところだった
「見ちゃった、園田くんの彼女の浮気現場、ふふっ」