「いってらっしゃーい」

舞衣は手を振った

「一人か、退屈だな、誠斗あがっていく?」

「留守中にいいのかな」

「うん、暑いから入ろう」

舞衣は玄関を開ける

「お邪魔します」

「ソファ座ってて」

舞衣はダイニングキッチンに立った

「誠斗ー、ご飯セットされてるから食べて帰る?ハヤシライスを作りかけでいったみたい」

野菜の切ったのがボールにいれてあり、市販のルゥが横に置いてあった

「えっ、舞衣の手料理?ハヤシライス好き、じゃあ家に連絡しておく」

舞衣は母親の作りかけのハヤシライスを完成させた
よし、後はご飯が炊けたらオッケーっと

「誠斗、後はご飯が炊けたら食べれるからさ、シャワーしていいかな?」

「いいよ、TVみてるから」

舞衣はシャワーから出てきてラフな格好で誠斗の隣に座った

「何かおもしろいのやってる?」

隣からふわっとシャンプーの香りがした

「いい香り」

誠斗は舞衣に軽くキスした

「ちょっと舞衣、ブラつけてないじゃん」

「窮屈なのにお風呂からでたらつけないよ」

「俺の目のやり場に困るんだけど……」

「んー、でもつけたくないもん、気にしないで(笑)」

「夏服になってから舞衣の胸目立つんだから、男子もいってるんだよ、俺ハラハラしてるんだから」

「サイズアップしたの、太ったからかな、でもスカートは直してないんだけどな」

「それは男として嬉しいけどさー」

「あはっ、誠斗でも嬉しいんだ、あまり興味ないのかと思ってた」

「舞衣の嫌がることはしたくないからちゃんと舞衣からお許しがでるまで待つよ」

「私が怒ると怖いから?(笑)」

「もちろん」

「じゃあ、ちょっと触る?」

舞衣は自分の胸をタプタプさせた

「触ったら止まらなくなりそうだから止めとく」

ピーピー、ご飯が炊けた

「じゃあ、ご飯にしようか」

舞衣は立ち上がって準備する

触りたいって言うべきだったのかな、舞衣のオッケーアピールがよくわからない
キスは拒否らないけど、いつ先に進めばいいかわからないなー
誠斗はため息をついた

「誠斗、食べよ」

「あっ、うん」

二人は楽しく食事を終えた

「舞衣って料理できるんだね、知らなかった、あんまりこれ作ったとか聞かないからさ」

「舞衣は一人っ子だし、お母さんは仕事は半日だから基本はしないけど、お母さんと話しながらここに座ってると時々手伝わされる、簡単なものしかできないよ」