コンビニに入って、由麻とともにアイスを手に出てきた。多分、この時点でわたしの精神は限界を越していた。信じられない光景を受け入れるだけの心の余裕がなかった。

 由麻に気づかれて、その場を立ち去る直前、由麻がサワに接近したようにわたしには見えた。それを避けようともしないサワが、由麻の気持ちを受け入れたように思えたのだ。

 わたしのよく知るサワを見つけたくて、夜に駄菓子屋に行った。そこからが悲劇のはじまりだった。

 でも、もう大丈夫。サワがわたしの潔白を証明してくれた。わたしは晴れて自由の身になった。