火おこしをしている男子二人のところに向かう園田くんからこちらに視線を移して、リョウちゃんは困ったように笑う。
「ごめんな。僕、思ってた以上に上手くできなくて」
「いいよ、私もいるんだし、大丈夫だから」
むしろ、いつも私の方が支えてもらってばかりなのだから、私がリョウちゃんにできることがあるのなら力になりたい。
「……ありがとう」
リョウちゃんと二人三脚のように串に具材を通していく。
最初こそ不慣れな感じの手つきだったリョウちゃんだけど、何回もやっていくうちにコツをつかんできたみたいだった。
火おこしの方も、無事に火がついて火が安定したということで、できたものから順に網の上で焼いていく。
「これ、いけるんじゃないか?」
「ありがとうございます」
火おこしをしていた人たちから、いい色合いに焼けたバーベキュー串を紙皿に取ってもらう。
そして芝生の木陰になっているところに座ると、すぐに同じように紙皿にバーベキュー串を乗せたリョウちゃんが隣に座る。
「食べようか」
「うん、いただきます」
「いただきます」
バーベキューを口に運ぶと、思わず熱さではふはふとしてしまいそうになって口元を押さえる。
リョウちゃんの方を見ると、同じように口をはふはふとしていて、思わず頬が緩んだ。
「ごめんな。僕、思ってた以上に上手くできなくて」
「いいよ、私もいるんだし、大丈夫だから」
むしろ、いつも私の方が支えてもらってばかりなのだから、私がリョウちゃんにできることがあるのなら力になりたい。
「……ありがとう」
リョウちゃんと二人三脚のように串に具材を通していく。
最初こそ不慣れな感じの手つきだったリョウちゃんだけど、何回もやっていくうちにコツをつかんできたみたいだった。
火おこしの方も、無事に火がついて火が安定したということで、できたものから順に網の上で焼いていく。
「これ、いけるんじゃないか?」
「ありがとうございます」
火おこしをしていた人たちから、いい色合いに焼けたバーベキュー串を紙皿に取ってもらう。
そして芝生の木陰になっているところに座ると、すぐに同じように紙皿にバーベキュー串を乗せたリョウちゃんが隣に座る。
「食べようか」
「うん、いただきます」
「いただきます」
バーベキューを口に運ぶと、思わず熱さではふはふとしてしまいそうになって口元を押さえる。
リョウちゃんの方を見ると、同じように口をはふはふとしていて、思わず頬が緩んだ。