私の通っていた学校では、規則上、休日時の登校も制服着用で指定の鞄でくることが必須となっている。
明日の準備を兼ねて、鞄の中に貴重品を入れ、写真も一緒に入れようとする。
だけど、このままだと写真が折れ曲がってしまうような気がして、私は何か本にでも挟んで持って行こうと考えた。
ちょうどいい大きさの本、持ってるかな……。
写真は文庫本よりは大きく、B5サイズのノートには入りそうな大きさだ。
私は立ち上がり、本棚の前に立つ。
そこから私が学校で使っていたと思われるノートを一冊取り出し、偶然手に取った英語Ⅱのノートにそれを挟む。
そのとき、ちょうど真下の段に可愛らしい色合いのノートが立っていて、私は思わずそれも手に取った。
……日記?
中を開けて見ると、小さい頃使っていたのだろうと思われる日記帳のようだった。
今日の担当はかほ! 今日の担当はりょうた!
と書いてる風を見る感じ、ただの日記ではなく、交換日記のようだ。
まだ書き慣れない漢字を所々に頑張って使っているのを見る感じ、きっと小学校低学年の頃のものだろう。
私、リョウちゃんと交換日記してたんだ……。
全然覚えていないのに、何となく懐かしいような気持ちになるから不思議だ。
明日の準備を兼ねて、鞄の中に貴重品を入れ、写真も一緒に入れようとする。
だけど、このままだと写真が折れ曲がってしまうような気がして、私は何か本にでも挟んで持って行こうと考えた。
ちょうどいい大きさの本、持ってるかな……。
写真は文庫本よりは大きく、B5サイズのノートには入りそうな大きさだ。
私は立ち上がり、本棚の前に立つ。
そこから私が学校で使っていたと思われるノートを一冊取り出し、偶然手に取った英語Ⅱのノートにそれを挟む。
そのとき、ちょうど真下の段に可愛らしい色合いのノートが立っていて、私は思わずそれも手に取った。
……日記?
中を開けて見ると、小さい頃使っていたのだろうと思われる日記帳のようだった。
今日の担当はかほ! 今日の担当はりょうた!
と書いてる風を見る感じ、ただの日記ではなく、交換日記のようだ。
まだ書き慣れない漢字を所々に頑張って使っているのを見る感じ、きっと小学校低学年の頃のものだろう。
私、リョウちゃんと交換日記してたんだ……。
全然覚えていないのに、何となく懐かしいような気持ちになるから不思議だ。