ついつい、笑いがこみ上げる。
「危ないよ、素直に"取れない、取って"って言えない訳?」
身長差は、割とある。
180センチはあるからね。
手を伸ばせば、頂点まで届く。
脚立なんて、必要ない。
だから、素直に言えば取ってあげるのに。
「素直じゃなくて、悪かったわね。
自分で、取れるから!」
ホント、素直じゃないわ。
「あ、白の下着かっ「はあ!?ーーーーきゃっ」
スカートで、脚立に登るから見たく無くても見えちゃうじゃん。
でもって、言わなきゃ良かった。
脚立から落ちた君。
弾みで落ちてきた本達。
「危なっ!!」
君を抱き締めた。
落ちてくる本から、守りながらーー。
きっと初めてーー。
女の子を、抱き締めたの初めて。
「大丈夫?」
優しく声かけたのも、全部ーー。
「初めて、女の子守ったのも助けたのもーー
全部……美織ちゃんが、初めてっ」
ーーーーっ。
何、その顔。
真っ赤な顔して、俺を見上げた美織ちゃん。
「危ないよ、素直に"取れない、取って"って言えない訳?」
身長差は、割とある。
180センチはあるからね。
手を伸ばせば、頂点まで届く。
脚立なんて、必要ない。
だから、素直に言えば取ってあげるのに。
「素直じゃなくて、悪かったわね。
自分で、取れるから!」
ホント、素直じゃないわ。
「あ、白の下着かっ「はあ!?ーーーーきゃっ」
スカートで、脚立に登るから見たく無くても見えちゃうじゃん。
でもって、言わなきゃ良かった。
脚立から落ちた君。
弾みで落ちてきた本達。
「危なっ!!」
君を抱き締めた。
落ちてくる本から、守りながらーー。
きっと初めてーー。
女の子を、抱き締めたの初めて。
「大丈夫?」
優しく声かけたのも、全部ーー。
「初めて、女の子守ったのも助けたのもーー
全部……美織ちゃんが、初めてっ」
ーーーーっ。
何、その顔。
真っ赤な顔して、俺を見上げた美織ちゃん。