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"真さん、また明日も逢いに来ていいですか?"



きっと母さんの方が、夢中だったかも知れない。

ずっと病院と家の中。
窮屈な毎日に、嫌気がさしていた。

そこに現れたのが、きっとーー彼だった。


"いつでも、逢いにおいでよ。
図書館の1番奥の場所に、いるから"。


きっと、"約束"してた。


彼と彼女は、約束の場所を目指してーー
必死だったんじゃないかな。

その証拠に母さんは、いつも健康に気を使っていた。

あらゆる薬草。

あらゆるサプリメント。
例え、、1時間でも一日のうちの数ある時間の中。


幸せだった筈なんだ。