気が利く彼女が……人気者の彼が……好きなんです



「莉乃ありがと、よく頑張ったな」

莉乃にキスをする

「ねー肥えすぎて重かった(笑)和くんとはしばらく別に寝なきゃ練習しんどいよね」

「もうオフシーズンに入るから大丈夫だよ、シーズン入ったらついててやれないから出来るだけ一緒に育てたい」

「ありがとう」



次の日の夜

「シー静かにね」

コンコン

「はい」

「おめでとう莉乃」

「絵里、みんな来てくれたんだ」

ぞろぞろと8人全員が入ってくる

「結婚式以来だな揃ったの」

「お前と幸平がいないからだろ?」

「昨日試合みんなで観に行ったのにさ、お前抜けてるし(笑)」

「だってそれは仕方ないだろ?」

「幸平は前の試合で足痛めるし、観れないじゃないか」

「だな、みんなの前でプレーしたかったよ」


幸平は県内の大学を出てドリームズに入り和翔と一緒にプレーしていた


「でもまさか内谷が銀行とはね」

「みんなに言われるよ、でも後輩入ってきたし頑張らないと、彼と同じ銀行入りたかったから大学でも頑張ったよ、今遠距離?中距離くらいかな」

「ぼーっとしてるんじゃないの?」

「時々してる」

「駄目じゃん(笑)」


篤志は親の会社に入り絵里と結婚、絵里のお腹には子供がいる、7か月に入っていた


「莉乃と子供も同級生になれるなんてメッチャ嬉しいよ」

「そうだね、また集まれたらいいよね」

他のメンバーもそれぞれ就職していた

「名前は?」

「和馬」

「男の子なんだね、どっちに似てるんだろ」

「普通母親だよな」

「いいんだよ、どっち似でも可愛いんだから」

「また家のほうにゆっくり来てね」

「おー、オフシーズンはいったら遊ぼうぜ」

「写真みんなで撮ろうよ」

「あっ、穂乃ね自撮り棒持ってきたよ」

みんなが穂乃を見る

「何?」

「えっ気が利くようになったなーって」

「そう?あれ、莉乃が気が利くんじゃないの?ねっ和翔」

「穂乃成長したね」

莉乃が感心していた

「それほどでもー、はいセットした、撮るよ」

カシャッと10人と1人は写真におさまった

「今度は絵里の時にね(笑)」

「篤志、オフシーズン終わるまでに産まれるのかよ」

「お盆あたりかなー」

「微妙だな、絵里」

「うん微妙(笑)」

「じゃあ俺と幸平は集まれないということで」

「おい!」

みんなが笑った

「おい、シー」

「こんなに賑やかなのに寝てるって和馬は大物になるぞー」

「でたっ、親バカ」

「じゃあそろそろ帰るね」

「みんなありがとねー」



みんな帰っていった

「疲れたか?」

「大丈夫」

莉乃を横にならす

「和くん家族が増えたからって無理しないでね」

「えっ、頑張るよ」

「怪我するから普通で……ねっ」

「わかった、でも莉乃も大変なんだから無理はするなよ」

「うん、お互い様でね!」

「莉乃、女の子も欲しい」

「まだ早い(笑)」



END