気が利く彼女が……人気者の彼が……好きなんです



「絵里もうつるなよ」

「うん、篤志もね」

二人のラブラブぶりにいつも平気な和翔はふてくされていた



週明け

(莉乃からのメール返してない……どうすっかなー)

「いってきます」

玄関を出ると莉乃が笑顔で立っていた

「おはよう、和くん復活したよ」

「莉乃……」

和翔は歩きだした

「和くん、何でメール返してくれないの?見てないし」

莉乃は後ろからついていく

和翔は黙っていた

「ねえ、何で?」

「うるさい」

莉乃はそれから黙ってついていった

駅についても和翔は話をしない

(和くんのバカ!何で怒ってるかしらないけど理由言ってくれないなら知らない)

「おはよ、高島治った?」

「うん、ありがと」

「あっ、莉乃~」

絵里が抱きついてくる

「おはよ」

「さみしかったよ、静香と二人でさ」

「ごめんね負担かけちゃって」

駅を降りると篤志と絵里は二人で話始めた

莉乃と和翔は二人話さず学校についた

教室に入ると幸平が寄ってくる

「おはよ高島も今日から復帰?」

「おはよ、ごめんね絶対私からうつったよね、人混みにあの日いっちゃったから」

「いやーこればっかりはどこからもらうかわからないから」

「でも、穂乃もだしね(笑)」

「そうなの?じゃあそうかな(笑)じゃあまた部活で」

莉乃も友達と話だす



放課後部活終わり片付けをしていた

莉乃は幸平と話していた

「和翔、顔死んでるぞ」

篤志が二人が話さないのを気づいて話かけてきた

「別に……」

「幸平にヤキモチやいてんのか?」

「ヤキモチ?俺が?んなわけないだろ別に二人が話するのは今に始まったことじゃないし」

「じゃあ二人でケンカ?」

「ケンカ……もしてはない」

「さっさとヤって仲直りしろよな」

「は?お前とは違うわ、幸平、体育館の鍵頼む」

和翔は莉乃と話していた幸平に鍵を渡す

「いいよ」

和翔は体育館から出ていった

「あっ、じゃあ女子もさっさと片付けちゃうから」

校門にいくと篤志一人で待っていた

「和くんは?」

「部室戻ったら荷物なくてさ」

「なんなのよ、訳わかんない」

「莉乃、ケンカ?」

「朝から話してくれないの、だから理由もわかんない」

「この間の試合からあいつおかしいよな」

「でもあれはインフルエンザだったからじゃないの?」

三人は歩きだす

「俺はヤキモチだと思うんだけど認めないんだよな」

「何で?誰が?」

「今日幸平と高島が話してたらじっと見てたし」

「同じクラスなのに話すよ」

三人は歩きだす

「帰り家に行ってみる」