気が利く彼女が……人気者の彼が……好きなんです



二試合目が始まった

試合は相変わらず接戦ながら岡島のリードでハーフタイムをむかえる

「きついか?和翔?」

幸平が尋ねる

「まあまあ(笑)」

「じゃあ交代な、練習試合なんだから無理するな、もしインフルエンザならみんなにうつるし(笑)」

「わかった幸平の言うこと聞く、厚仁頼んだ」

厚仁とタッチする
和翔はベンチにひっこんだ

「松島帰るか?」

「いや、一応最後までいます」

「うつすなよ、端に座っとけ(笑)」

「先生~ひでぇ(笑)」

和翔は顔を洗いに外に出た

「和くん、着替えて」

「あー脱がして」

万歳をしてユニフォームを脱がしてもらう

「はい身体拭いてあとは寒いから暖かくしててね」

「わかった、先生ひどいんだぜうつるから端に座れって(笑)」

「本当に?(笑)」

「幸平がいてくれてよかった」

「うん、でも疲れると思うよプレッシャーもあるし、私達のことまで考えてくれて」

「そうだな、今度一年で飯食いに行こう」

「そうだね」

二人は体育館に入り応援をした

二試合目も岡島高校が勝利する

先生同士で話し合いが行われて青雲の連れて来てる生徒を勉強のために出したいとあと一試合することになった、尾崎がアップを始める



20分後に開始予定となる、先生はまた職員室に戻る

「篤志、体力大丈夫か?」

「まあまあきつくなったけど夏じゃないから多分持つ(笑)」

「持ってもらわんと困る(笑)」

「みんなちょっと」

和翔の母親が下りてきた

静香は母親にスコアブックを渡す

六人は集合して母親からのアドバイスを受ける

「体力は大丈夫?」

「はい」

「メンバー落としてくるみたいだから早いロングパスの練習を試してみて」

「はい」

「できれば二人残れるようにフォーメーション組んでみて幸平と直也がポジションチェンジで」

「はい」

和翔の母はまた二階にあがっていった

「俺にポイントゲッター出来るかな?」

直哉が不安そうに言う

「大丈夫だよ、今日俺が体調悪くしたことでみんなが色んなポジションもできるようにって俺も思ったよ、今日は一年だけなんだから気楽に声出していいからな」

「そうだよ俺も初めてしたし(笑)緊張したけど」

幸平も直哉を励ます

「俺もすることあるかな?」
 
「篤志はないな(笑)」

「ないな(笑)」

「な、何で?」

「そのでかい声とごつい身体はディフェンス向きだからな」

「お前一番走るの遅いし(笑)」

「何だよー俺ももっと沢山シュートしたいよ」

「俺らより前にでたらパスしてやるから」

「えー」

みんな笑いがおきていた