気が利く彼女が……人気者の彼が……好きなんです



「びっくりしたねー、二人でいたんだ、いいのかなみんな話してたのに二人で抜けて」

亜友が手を洗いながら髪型を直す

「そうね手とか繋いでね」

二人がトイレから出ると廊下の二人はいなかった

二階へ上がるとすぐに亜友がみんなに話した

「二人で抜けて莉乃が膝枕してた」

「えーマジかよ、そんなん許されるのここの部活、先輩が今日いねえから?」


「わかんないけど私らがまた通ったときには二人いなかったし話せなかった」

「あっ二人戻ってきたぞ」

水田が和翔を見た

「和翔、どっか調子が悪いんだよ」

「何で?」

「冷却剤もってる、あいつは滅多に使わない」

「そうなのか」

「うん」

「そうなんだね、じゃあイチャイチャしてるなんて言って悪かったな」

「本人らには言ってないんだろ?」

「うん」

「水田よく知ってるね」

「まあ一番仲良かったからな」



時間になって岡島高校の先生が体育館に戻ってきた

幸平は事情を話す

「今日はお前にまかす」

「はい、ありがとうございます」

和翔はみんなと合流し円陣を組む

莉乃は二階に上がってきた

「みんな見に来てくれてありがとう」

「高島、和翔は調子が悪いのか?」

「うん、ちょっと熱があるみたい、ごめんねちょっと先に用事すますから」


みんなの後ろを通り奥の和翔の母親に報告にいく

「わかったわ、ありがとう莉乃ちゃん和翔がイライラしてるなとは思ってたのよ、終わったら連れて帰るわね」

「はいお願いします」

莉乃は戻ってくる

「みんな最後まで見て帰る?」

「何時まで?」

「5時までの予定なんだけど今日キャプテン代理が途中交代させるっていってるから一応言っとくね、あともう一試合しても松島くんは出ないから」

「わかった、まあ尾崎が出るかもしれないから適当にするわ」

「あっそうだ尾崎くんいたんだった、ごめん、ごめん(笑)あとこれ体育館では飲めないけど後でみんなで飲んで」

ナイロン袋に飲み物が入っていた

「ありがとう莉乃」

「内緒ね(笑)」

ニコッと笑って莉乃は下に下りていった

「高島ってマネージャーとかしたらめっちゃみんなに信用されるよな、よく気が利くし周りも見えてるし」

「確かに中学の時も雑用は進んでしてた、レギュラーじゃなかったけどタイムとかの時はタオルとかすぐ渡してくれたり……莉乃とまた話したいな」

咲季は水田と話した