莉乃は親に電話する

「あっもしもし、和くんらね優勝したよ、それでお母さんがご飯食べに行こうって誘ってくれた」

和翔は携帯をスピーカーにする

「お母さん、お父さんー、優勝しましたよー」

「おめでとう和翔くん」

「和兄、おめでとう」

「理人もいたか、やったぞ!」

「おめでとう、僕も今日ホームラン打ったんだよ」

「やるなー」

「じゃあお母さんらも食事して帰るわ」

「はーい」

電話を切る

和翔はソファーに座る

「莉乃、来て」

和翔は莉乃に抱きつく

「はぁ、メッチャ嬉しかった、よかった優勝できて」

和翔の莉乃を抱き締める手が震えていた

「泣いた?矢野くんは思いきり泣いてたけど」

「挨拶終わって先輩らと抱き合った時に先輩が泣いてるの見て少しうるっときた……癒して」

莉乃の服を脱がす

「あー、気持ちいい、チュッ」

和翔は大好きな莉乃の胸にキスをしていく
莉乃をぎゅーっと抱き締める

「痛いよ、和くん」

「母さんのプレッシャー半端なかった(笑)」

莉乃の胸に顔をうずめていた

「メンタル弱いなまだまだ」

「よく頑張ってたよ、ちゃんと指示出せてたし」

「まだ県大会でも青雲は多分出てくる、まぐれって言われないようにまた1ヶ月がんばらないと」

莉乃は和翔の頭を優しくなで莉乃からキスしていく

チュッ

「和くん……好き、よく頑張ったね」

「うん、頑張った、俺も莉乃好きご褒美欲しいな……いい?」

「うん……でも疲れてるんじゃない?」

「疲れてるよ(笑)でもちょっと頭も違うこと考えたいからさー、手加減できないよ(笑)莉乃断ちしてたんだから」

和翔は莉乃の上に覆い被さり服を脱いで莉乃と繋がる

「っん……」

和翔の鍛えられた筋肉質の身体に莉乃は触っていく

「……莉乃……っ」








一ヶ月後の県大会も順調に勝ち抜いていく岡島高校、再び私立青雲との決勝戦となった

最初は二年生二人、一年生三人の構成でスタートした

「和くん最初から出てないね」

「篤志が一番体力ないから交代するつもりで最初から飛ばしてる感じする」

途中からメンバーをまた全員一年生にチェンジし岡島高校は青雲を破ってウィンターカップ出場を決めた

莉乃と絵里は抱き合って喜んだ

「やったねー」

「すごーい」

暫くすると和翔から連絡が入る

‘帰りは車で帰ろう、長野にも言っといて’

‘はーい’


二人は外で待つ

「なんか、ファンみたいな人がいるよね」

「そうね」

「松島のファンかな、篤志ではないな(笑)」

「どうだろ~、地区大会で騒がれたからかな」

「莉乃ちゃん」

「お父さん」

「送るよ、車で待ってて」

「はい」

二人は車で待つ

和翔と篤志がやって来た

「お疲れ様、他の子は?」

「幸平は親が来てた、後は母さんが送るって」

「今日は何で最初から出なかったの?」

「少しでも体力温存でどこまでいけるかなって」

「篤志はやっぱり途中交代だったね」

「後にいるから最初から飛ばせっていわれてたからな、厚仁との交代は予定通り」