莉乃はお昼の準備もして二人でお弁当を食べて街に買い物に出た

二人はスポーツ店に行き、水着やバスケットのコーナーをゆっくり見て回る

「どう?この水着」

「和くん背が高いから膝丈の水着でも短い(笑)」

「足の長さを強調してビキニタイプとかにするかな(笑)」

「それはやめよう、私が恥ずかしい」

「莉乃はビキニ着てくれるんだろ?」

「えーどうしよっかな、競泳用にしよっか」

「競泳用もピチピチでいいな、ビキニもいいし、ワンピースも……」

和翔は莉乃の水着も真剣に選ぶ

「ちょっと恥ずかしくないの?」

「一人じゃないんだしカップルでいるんだから平気だよ、やっぱ胸がこう……」

和翔は両手で下から持ち上げる動作をする

「もう、わかった、恥ずかしい」

二人にとっては少し部活を離れて花火大会に続き楽しいデートの時間を過ごした

夕食は和翔の奢りで外食をし夜二人でバスケの動画をベッドで見ていた

篤志から電話がかかる

「和翔、泊めてくれ」

「お前……家にいないからって……」

「父ちゃんが仕事が入って帰ってくるって連絡入ったんだよ、友達んとこに泊まってるっていっといた、絵里が女子でお泊まりって家にきてるから帰れないんだよ」

「あーまあいいぞ、何か菓子買ってこいよ、何もないからさ」

「助かる」

「誰か来るの?」

莉乃は眠そうに聞いた、和翔と抱き合った後、動画を見ながら眠気がきていたところだった

「篤志の親父が急に帰ってくるんだって、長野が家に帰れないから泊まらせてって」

「あー静香と三人でお泊まりって言ってるからね」

莉乃はあくびをした

「えっ、あいつも?」

「うん、卓球部の先輩と付き合ってる」

「そうだったんだ、あっ莉乃服着て、ちゃんとブラも着けて篤志に見られたくない」

二人は服を着てリビングに降りる

「二人はどこで寝るの?」

「リビングだな」

エアコンを入れ客用の布団を持ってくる

「どうせ、あいつらヤルだろうな」

「朝洗濯してからプール行こうね(笑)」

二人はソファーでテレビを見ていた

莉乃はまたウトウトしはじめる

「眠い?チュッ」

「へへっ少し」

「俺さかりすぎた?」

「(笑)うんまあ……でもよかった」

莉乃は和翔の太ももに頭を置き少し眠った