男子はメンバー変更を色々していき二試合を快勝した
「すごいじゃん、みんなかっこよかった」
「うん、連携とか上手く出来てた、すごい」
三人は試合後下に降りていき和翔の母は相手チームの先生のところに歩いていき話をしていた、しばらくして戻ってくると
「さっ、帰るよ、和翔らはミーティングしてから帰るって」
絵里を途中で降ろし、莉乃は聞いてみた
「お母さん的には今日の和くんの出来は?あと相手チームは知り合いですか?」
「相手チームの先生は私の後輩だったの、一丁前に教員免許を取ってて教えてるなんてびっくりよ(笑)、和翔はまだ先輩に遠慮してるわね、まあ新チーム最初の練習試合だから仕方ないけど……」
(上手かったけどお母さんにとってはまだまだなんだな)
13日花火大会の日、部活前
‘お昼持って行こうか?’
‘うん、莉乃の分もな’
お弁当を持って和翔の家に行くと庭からボールの音がしていた
「これから練習なのにバテるよ」
「大丈夫、シュートだけな、ちょっとフォーム変えてみろって言われてさ」
「私が見てもわかるくらい?」
「どうかな、当てたらご褒美やるよ(笑)何か欲しいものある?」
「私、あまり物欲がないんだよねー」
和翔は練習をやめて部屋に入る
リビングのカーテンを閉めて莉乃の制服を脱がす
「莉乃は食欲だろ(笑)」
「えー私また太ったかな」
「莉乃のおっぱい好き、痩せたら駄目だよ」
和翔は莉乃の胸に顔をつけてすりすり甘える
莉乃はソファーに座って和翔に膝枕していた
頭をもたれ唇、胸にキスをされていく
「明日さ、泊まりにこないか?」
「泊まりって……私なんていえば……」
「明日な篤志ん家出掛けるらしくて長野が泊まるんだと、朝嬉しそうに電話してきた、長野は莉乃とこに泊まるってことになってるらしい」
「そうなんだ、部活で言ってくれるのかな、あっ、じゃあ私が絵里とこでお泊まりするって言うことね」
「うん、どうかな?」
「部活の時にちゃんと打ち合わせしてみる」
「はあ、ヤりたいけど部活頑張りたいから我慢する、飯にしよっか」
「はい、お茶入れるね」
莉乃は制服を直し昼食の準備を始める
部活片付け中
「莉乃、明日お泊まり口実いいかな~」
絵里は両手を合わせてお願いする
「あっ、うん朝聞いたよ、私も和くんとこに来ないかって誘われたの、絵里ん家に泊まるっていってもいい?」
横から静香が入ってきた
「あの、私もお願いしていい?彼の家族が里帰りするって言われて……」