*
「約束、守ったんだね。今日は、私よりも早いじゃん」
午後十二時。参道を歩きながら、つぼみはゆっくりと僕に近づく。
学校で見るつぼみの制服姿も美しいが、プライベートで会うつぼみの私服も美しかった。
白いノースリーブに、細い足を露出した水色のミニスカート。白色のつば広ぼうしをかぶっており、小さなピンクのバックを肩にかけていた。
「まぁな」
僕は、はずかしそうに顔を赤くして答えた。
つぼみと二人でデートできるきんちょうとうれしさからか、僕は待ち合わせの時間の十分前には神社に到着していた。
「暑いね」
額に手をかざして、つぼみは空を見上げた。
青いペンキをまきちらかしたような空には雲ひとつなく、照りつけるような日差しが降り注いでいた。午前中から午後にかけて気温も徐々に上がり、テレビで報道していたとおり、今日の気温は四十度近くまで上がりそうだった。
「約束、守ったんだね。今日は、私よりも早いじゃん」
午後十二時。参道を歩きながら、つぼみはゆっくりと僕に近づく。
学校で見るつぼみの制服姿も美しいが、プライベートで会うつぼみの私服も美しかった。
白いノースリーブに、細い足を露出した水色のミニスカート。白色のつば広ぼうしをかぶっており、小さなピンクのバックを肩にかけていた。
「まぁな」
僕は、はずかしそうに顔を赤くして答えた。
つぼみと二人でデートできるきんちょうとうれしさからか、僕は待ち合わせの時間の十分前には神社に到着していた。
「暑いね」
額に手をかざして、つぼみは空を見上げた。
青いペンキをまきちらかしたような空には雲ひとつなく、照りつけるような日差しが降り注いでいた。午前中から午後にかけて気温も徐々に上がり、テレビで報道していたとおり、今日の気温は四十度近くまで上がりそうだった。