さらに、私が簿記2級の勉強が出来ていないことには、「やるって言ったよね。何でしないの?6月のは受けないの?赳寄さんはもういないんだし、経理部の底上げしないといけないのに、私は専門じゃないし。ちゃんとしなきゃいけないんだからね。」だそうで。




他にも、

時間がかかりすぎだからスピーディーに。とか、

顧客の情報登録の入力間違いが多い。とか、

店舗や営業の番号を覚えていない。とか、
(入力するのに番号管理しているのですが、数は200あります。)

消耗品は切らさないようにしなきゃ。とか、

ごみ捨ては就業時間前に何故終わらないのか。とか、

営業の問い合わせに何故メモを見て答えるのか。とか、


ま〜あ色々です。








しかし、結局のところ


自分と同じように出来ない=やる気が無い


の図式に行き着くようです。

一方的に話されてしまったので、口を挟む暇もなく。




「とにかく、これからはミスが無いようにね。」と言って疫禅士さんはお会計へ。




そして、15分かけて関西支社に戻りました。


パソコンを付けて見た時刻は、16時5分。


えっと。


合計時間、4時間35分で、
移動に往復30分かかったから、

面談は、4時間5分。


お昼込みでも長いっ!!!




疫禅士さんの独壇場だったのですが、面談ってこんな感じじゃないですよね。

面談じゃなくって、呼び出し?説教?


なんにしても長い割りに中身が無く、無駄な時間を過ごしました。

さて、金曜日に無理したおかげで、帰ったら熱が出ました。



38.7度。



平熱が36.5度で、熱に強い私ですが、熱より精神的なショックが強かったと思います。




やる気が無いからミスするってなる疫禅士さんの思考回路は理解できず、

休日2日では回復せず、月曜日の1日だけ休みました。(有給発生前なので欠勤扱い)



本当はもう1日休みたかったのですが、月曜日の夕方に疫禅士さんから、

明日は今日の分もあるから更にスピーディーを心掛けてね。

というメールが届いていました。



火曜日、朝起きたら熱が37.5まで下がっていたのでなんとか出勤しました。


マスク装備



ティッシュ(箱)持参



のど飴持参



生姜湯持参



カーディガンと膝掛け持参(冷房がかかっているので)



薬持参


で、なんとかなんとか乗りきりました。






声が小さいとか、10分に1回はスピーディーにと言われたりとかしましたけど、そんなのどうでもいいぐらい、早く家に帰りたかったので、すみませんを連発していましたね。

6月〜10月:離脱と加入と2回目に体調を崩すまで

風邪と月末月初で気付くのが遅れたのですが、半月以上穫豎堰さんの姿が見えませんでした。



疫禅士さんによると、穫豎堰さんも体調不良で休んでいるそうです。


私と入れ替わりにだそうで。




しかし、風邪とかではないようで。



検査しているらしく、検査と体調が悪いのとで無理矢理出勤させられない。と疫禅士さんの判断で休んでいるそうで。



なので、疫禅士さんより。


「体のことだし穫豎堰さんには無理しないで。って言ってあるから。」

だそうで。



仕入仕訳は、疫禅士さんと井狭岳さんが、

私が入力した顧客の情報登録チェックは、井狭岳さんと世匙訳さんが、

それぞれ暫定的に担当になりました。





しかし、これがまた問題で。

仕入仕訳は、私は触れない範囲なので省略しますが、

私が入力した顧客の情報登録チェックは、大大大影響です。




まず、チェックが溜まりに溜まります。

→忙しいからという理由で放置される為です。
そして、ふと気まぐれに井狭岳さんや世匙訳さんから「チェックしてって言われてないけど、しなくていいのよね。」と言われます。
穫豎堰さんには、溜まらないようにチェックしていってね。と言っていたのにです。
そして、自分達が溜めていたのにも関わらず、「なんでこんなに溜まるまで言わないの?私達忙しいんだから。」と言われます。






そして、チェックを溜めるのにも関わらず、登録作業自体は急かされます。

→営業が売上などを登録するのに影響があるからですが、ただ私が急いで登録したとしても、井狭岳さんと世匙訳さんがチェックを溜めてしまうので結局完了は急いでも急がなくてもそう大差ありません。






しかも、溜めないようにとこまめにチェックをお願いすると、「そんな細かく言わないで、まとめて言って。」、まとめて言うと、「溜まりすぎ。もっと早く言って。」だそうで。

→結局最後まで適切な枚数が分かりませんでした。何枚だろうが何時間だろうが、とどのつまり私達(井狭岳さんと世匙訳さん)の仕事じゃないけれど仕方なくしているんだから、私達の邪魔をするな。ってことだと思います。

7月13日の金曜日。

薄々気付いていて、それでもあえて気付かないふりをしていましたが、ついにその時がやってきました。



疫禅士さんより。

「穫豎堰さん退職したから担当はそのまま、顧客の情報登録チェックは括側さんを加えて、仕入は井狭岳さんと世匙訳さんと字留さんで分担してね。」

と、長い一言をいただきました。




まず、括側(ククハタ)さんと字留(アザトメ)さんって誰?!、ですよ。




疫禅士さんに聞くとダルそうに、

「人事異動見てないの?それは絶対に確認しなきゃいけないでしょ。」

だそうで。



人事異動は、総務部から社内システムを通じて掲示されます。


確かに、入社した2月からはきちんと確認しています。
しかし、括側さんと字留さんは既存社員で異動は1月。
問伝さんの部下の為、紹介されなければ分かりません。
社内システムの人事異動の掲示は、遡って見れません。


これでどうやって確認すればいいのでしょうね。

括側さんと字留さんの顔を拝見出来たのは、それから一週間後でした。



面接や入社説明と同じ某インターネットサービスを使って、初の経理部会議をしました。

といっても、私が、なだけですが。



括側さん
年齢は30代、女
店舗スタッフだったけれど、経理がやりたいと希望した為異動したそうです。


字留さん
年齢は30代、男
そもそも異動していませんでした。元から経理部所属、単に私に紹介していなかっただけでした。






簡単に自己紹介した後、私の初経理部会議はものの5分で終了しました。




何故なら、今日は7月20日の金曜日。


そう請求書発行日です。



そして経理部会議が終わったのは、14時30分。



朝イチからしていたのですが、私以外は半日以上費やし、しかもお昼は食べてきたそうです。



その間私はお昼も食べれず、請求書発行や電話対応などに一人で対応していました。





穫豎堰さんの退職した理由なんて個人情報ですから詳しくはいいとして、私だけに全く説明無しで、退職した、だけとは。


穫豎堰さんの出勤は4ヶ月、日数にして77日でした。




まあなんでしょうね。
軽く見られてますよね。

さて、8月のお楽しみ夏期休暇の季節です。


福利厚生の充実を謳っている会社ですからね。
今までよりはと期待していました。
(因みに、GWはカレンダー通りでした。)


が。




夏期休暇はたった2日でした。



あるだけマシかもしれませんが、福利厚生の充実はしていませんね。



因みに、求人票に記載されていた福利厚生はといいますと。



社会保険
健康診断
慶弔休暇
慶弔災害見舞金
ターミナルケア休暇
ノー残業デー
完全週休二日制
有給休暇
夏期休暇
年末年始休暇
実家帰省休暇
育児休業
一人暮らし補助金(実家から遠距離の人のみ)
昇給
賞与
交通費支給(上限2万円)
残業手当
確定拠出型年金制度
持株会
財形貯蓄
社員割引
社員旅行(海外)
住宅手当
保育手当
部活費補助
社内無料勉強会(外国語等)
社内奨学金
資格取得補助
社内交流イベント
配置転換制度
配属先に合わせた研修




並べ立てましたが、
確かに、種類はたくさんありますね。

ただ、種類がたくさんあるのと充実しているかは別の話しになります。

私の場合を見てみましょう。



社会保険
健康診断
完全週休二日制
有給休暇
夏期休暇
年末年始休暇
交通費支給(上限2万円)
残業手当
確定拠出型年金制度
→結論をいえば問題なく権利を行使出来ました。


慶弔休暇
慶弔災害見舞金
ターミナルケア休暇
住宅手当
保育手当
→これらは当てはまりませんでした。



社員旅行(海外)
配置転換制度
持株会
→これらは辞退しました。



ノー残業デー
実家帰省休暇
育児休業
一人暮らし補助金(実家から遠距離の人のみ)
昇給
賞与
財形貯蓄
社員割引
部活費補助
社内無料勉強会(外国語等)
社内奨学金
資格取得補助
社内交流イベント
配属先に合わせた研修
→これらは名ばかりでした。






大体が異動の多い店長や管理職、営業向けです。
しかし、證皮さんによると、取得率が低いようで「みんな遠慮してるのね。」だそうですが、単に自分に当てはまるものが少ないだけですね。



つまり、現実的な福利厚生は普通です。
取得出来るものが少なければ、無いのと同じです。
なので、他の会社と何ら変わりありません。



これで、福利厚生の充実なんて笑い話にもなりませんね。

まあ、有給もまだないし、文句を言っても無意味なので世の中でいうお盆期間に取りました。



何故なら、お盆期間が最も取得率が高く、仮に私が出勤しても問い合わせ先の営業がいないと仕事が全く進まないからです。


また、お盆期間以外だと仕事が溜まります。
私は穫豎堰さんの時みたいに誰かが休めば代わりに仕事をしなければなりませんが、私が休んでも誰も代わりにはしてくれません。何故なら私の仕事だから。






さて、日々疲労困憊ですが、なんとか経理として一人前になりたくて、簿記の問題集を買い1日2時間〜3時間、時には4時間、毎日ではありませんが頑張りました。




因みにテキストは、2月の研修が終わった後に買って、行き帰りの電車の中で地道に読み進めていました。(家では勉強する気力さえ起きない程の疲労困憊でしたので、やっと。みたいな)





ただ、疲労困憊のせいか分かりませんが、テキストを読んでも読んでも問題集を解いても解いても、頭に入ってきませんでしたね。

問題集を解き始めて1ヶ月。
入社して8ヶ月。


9月になっても入社当時と変わらず、いやむしろ120%から200%ぐらいの勢いで経理部で、経理ではない仕事をこなしていました。



経理の仕事が出来るからと入社したのに、これでは前の職場と同じで、転職した意味が全くありません。




ってことで、転職活動も同時進行で頑張りました。



転職エージェントと話す気力も体力も時間も無かったので、転職サイトを登録しまくりました。



履歴書と職務経歴書も丁寧に何度も書き直して。






仕事と勉強と凄く頑張ってましたね、この頃は。

しかも、仕事ではダメとか常識が無いとかもっとちゃんとしてとか言われまくっていたので、もっともっと頑張らなきゃと言い聞かせていました。

『その時』は、突如としてやってきました。




200%で頑張り続けていた、10月15日13時35分。




お昼を食べる前に給湯室でお湯を沸かしていると、急に胃が痛くなりました。



胃が痛くなるのは、まあ通常といえば通常です。


5月に風邪をひいてからというもの、ずーっと尾をひいていましたからね。




しかし、この日の痛みは違いました。



息が上がり、動機、冷や汗、震え、めまい。

うずくまったまま動けませんでした。





30分ぐらい経ってやっと動けるようになって、とにかく病院に行かなきゃと思って、疫禅士さんに早退する旨を伝えたら。

「え?困るんだけど。仕事どうする気?」

と言われてしまいました。


しかし、今までに無い痛みだったので、頭を下げまくり謝りまくって無事早退出来ました。



しかし病院に行ったのですが、異常は無く。
診断は胃痛で、胃薬を処方されました。



病院を出て携帯を見てみると。



疫禅士さんから、

とりあえず営業から問い合わせがきてるし急ぎの分だけしてあげるから、明日はちゃんとするのよ。

というメールが届いていました。




明日、からも頑張りました。
当然です。
休んだ私が、仕事が出来ない私が、悪いのですから。

11月〜3月:限界で、限界を超えて、死にたくって、それでも踏み止まって、退職するまで

簿記の試験はボロボロでした。


まともに勉強出来ませんでしたので。



同じ時期に受けた健康診断は異常無しでした。


問診票にも書いて、口頭でも訴えたのですが、検査の結果は全くの健康体でした。





で、何だかよく分からないのですが、泣きました。




試験が終わってホッとしたのか、
健康体だと言われて嬉しかったのか、



本当に分からないまま、枕を濡らして。










それから一週間後の11月もあと1日で終わる29日。

疫禅士さんと井狭岳さんと世匙訳さんが嬉し楽しく話しながら出勤してきました。




おはようございます。の私の言葉にも無反応で。





目の前に私がいるのに無反応なのも驚きですが、会話の内容の方が驚きでした。



なんと、世匙訳さんが簿記3級の試験を受けて受かったようです。


受かった自体は問題は全くないのですが、その経緯が私にとっては問題・・・というか青天の霹靂でした。


なんと、就業時間内に勉強をしていたそうなのです。
しかも、勉強を希望した括側さんもだそうで。
(括側さんは勉強だけのようです。)



なんでも、経理部の知識の底上げを計ろうと経理部会議で決まったそうで。


問伝さんにおごってもらうの何にしようかな。
(経理部会議の時に約束していたようです。)

正社員に押し上げてあげる。
(評価を経理部で意図的に上げて正社員に推薦するということのようです。)


なんて、話していました。





世匙訳さんに電話を取りつぐなって何度か言われていましたが、これが理由だったのかもしれません。







つまり、私だけが知らなかった、というだけだったのです。

この頃からですね。


ふとした瞬間に涙があふれるようになったのは。


出勤する電車の中で、涙があふれた時は、どうなることかと思いました。

何とか止めて出勤しましたが。




通勤時、仕事中、下手をすると休日にまで、泣きそうになるので大変でした。




ただこの時は、

とにかく涙を止めて出勤しなきゃ、
疫禅士さんに迷惑がかかる、
井狭岳さんに責められる、
世匙訳さんに怒られる、

それしか頭になくて。


泣いてしまう理由を想像することすら出来ませんでした。




そして更に、追い討ち、というか、とどめを刺される出来事が起こりました。

11月30日の金曜日、9時15分。

疫禅士さんと関西圏へ出張に来ていた問伝さんに呼び出されました。


机をはさんで2人の目の前に座ると、いきなり疫禅士さんが。




「前にも言ったけど、今大河内さんがしている仕事は準社員の仕事なのよ。準社員の世匙訳さんの仕事を引き継いでそれが出来たら、経理の仕事もしてもらおうと思ってたのに、引き継ぐどころかミスばかり。ミスがあるから井狭岳さんと世匙訳さんのチェック作業に負担がかかってる。スピードも遅いし、努力も改善も全くない。10ヶ月も経つのに今の仕事も満足に出来ない。だから降格させるしかないの。これ誓約書、ここにサインして。」



と、紙とペンを渡されました。

続けざまに疫禅士さんが。



「降格なんて前代未聞なんだからね。経理部の恥。世匙訳さんはちゃんと出来ているし、簿記の試験だってちゃんと努力して受かっているのに、大河内さんはなんでそんなことすら出来ないの?穫豎堰さんだってちゃんと出来てたのよ。」



そこへ問伝さんが。


「ちゃんと疫禅士さんや井狭岳さん、世匙訳さんの話を聞いて理解しなきゃいけないよ。仕事中だけじゃない、家に帰っても言われたことを思い出して考えなきゃ。」


更に疫禅士さんが。


「そうよ。当たり前のことすら出来ないんだから、考え続けなきゃ。それ、本来なら5万円下がるんだけど、2万円にしてあげてるんだからね。大河内さんがまともに頑張れるように期待を込めているんだからね。」


続けて問伝さんが。


「そうだよ。いい加減に成長しなきゃね。」


最後に疫禅士さんが。


「ってか早く書いてくれる?この時間が無駄だってなんで思えないの?井狭岳さんも世匙訳さんも大河内さんの代わりに今仕事してくれているのよ。そういうところを気付いて直さないと。いつまで経っても私達が楽にならないでしょ。」

サインして、仕事して、電車に乗って、自宅の最寄り駅に着いて、最寄り駅から自宅まで徒歩なので歩いていて。




そういえばすっかり忘れていましたが、残業はですね、ほとんど無くなったんですよ。


どれだけの量があろうと定時帰宅。

稀にどうしても営業から急ぎでと頼まれたものを処理なければならない時があり、30分残業すると何で残業しているか意味が分からないと言われるんです。

残業代はちゃんと出てるんで、残業代の無駄遣いとも言われますね。




私の仕事は残業するほどの価値もないそうで。







そんなんで、自宅へ帰る歩道を歩いていて。

もうすっかり日が落ちるのが早くなって夜道は危ないので、比較的街灯が多い大通りを歩いていて。

車道は片側2車線で、私のいる歩道側の車線の車は私と同じ方向を走っていて。


目線の先にある車道に連なる赤いテールランプは凄く綺麗で。















『ああ、死にたい。』















呟いた言葉が。
人生で初めて出た言葉が。
あまりにも普段の自分とかけ離れすぎていて。
でも、運転手に迷惑はかけれないなって思って。


18時37分、知らず知らずの内に笑みを浮かべていました。


それで、何故か歩いてなかったから、また歩き出して自宅に着きました。

ああ、これ駄目だな。って思って、

私が自分の現状に気付いたのって、

なんとか涙を止められないかと、

方法をインターネットで検索したからなんです。




そしたら出てくる出てくる。

ストレス
パワハラ
HSP
内向的
内向型
適応障害
無気力症候群
バーンアウト症候群
うつ病

ネットの情報なので、医学的な根拠は何もありませんでしたし全てを鵜呑みにも出来ませんでしたが、当てはまりすぎていて、感動しました。

そして世の中に私と同じ方がいるんだ、って安心もしました。








そこから、2月までに転職が決まらなかったら、家族に現状を伝えて転職先が決まってなくても辞めようと決めました。


何故2月までかというと、1月に家族が手術(命には関わりませんが)するので、今まで以上に心配をかけたくは無かったので。


まあ、家族に心配かけたくない。っていうのもよくなかったのですけどね。





そう考えがまとまったので、体調は変わらなかったのですが、精神的にはちょっと落ち着きました。

正月休みは、これまた夏期休暇と同じく普通で、
12月31日〜1月3日。

1日の祝日を抜けば、3日間でした。

これもないよりマシですけどね。




しかも正月休み明け、1月4日。


初詣に連れ出されました。

しかも、ノロノロ30分歩いたあげく、お参りは長く、お屠蘇を飲み、お守りも買い。

朝イチから連れ出されて、帰ってきたのは11時45分。

疫禅士さん、井狭岳さん、世匙訳さんはついでにとお昼に行ってしまったので、私はお昼+電話番+仕事で、15時まで一人でした。



この初詣、会社とかではなく、疫禅士さんの独断です。
会社のは、社長が験担ぎでやってるそうなので、行く必要性は全くないんですよね。

恐らく、というか絶対に正月休み明けで働きたくないから、初詣という理由をつけただけです。

何故なら、終始ダルイやメンドクサイ、戻りたくないを繰り返していましたので。



行くなら行くで、いつもみたいに私を除外すればいいのに、外面が良いので仲良しアピールのようでした。

1月も後半、家族の手術も無事終わって、転職活動に力を入れていたら、歯が痛くなりました。

親不知を抜いた場所なのですが、家族に見てもらったら赤く腫れているようで。


歯医者へは定期的に行っているので、普段は問題ないのですが。


何となく行った方が良い気がしたので、行きましたら。



なんと、膿が溜まっていました!


理由、何だと思いますか?


ストレス、でした。


歯医者の人曰く、歯を見れば疲れているとか分かるそうで。


思い当たる節が多すぎて、歯医者の人とお互い苦笑いでした。










そして!

頑張った甲斐がありました!

2月1日、ついに、転職先が決まりました!


なんと、個人ですが会計事務所なんです。


給料は下がりますが、無理せずゆっくり、心がすり減らないところにしました。



計4ヶ月、10社、面接11回



転職活動期間としては、一番最短です。


やはり、強みを活かさないといけませんね。

2月18日。

諸々家族とも相談して内定承諾をして、就業規則で退職日の1ヶ月前に申し出るとなっていたので、疫禅士さんをお呼びだししました。



「なに?忙しいんだから、早くして。」


と会議室に入るやいなや、言われてしまいました。



お決まりの謝罪と退職の旨と退職日(3月31日)を告げましたら。



「は?マジで?困るんだけど。字留さんも辞めるし、株東さんだってまだ慣れてないし。新先さんが4月の後半に復帰するからそれまで待てないの?」



初耳&就業規則全無視・・・





とりあえず。


株東(シュドウ)さん
50代、男
いくつもの上場に関わってきたとかで、上場に向けて動き出している(といっても、動き始めたのは3年前で、それまで脆弱性など放置だったそうで。)ので、主に上場担当だそうです。




穫豎堰さんの代わりは入れず、私に全て押し付け、自分達は楽をする為に入れるとは、凄まじき堕落の精神。



字留さんが辞めるのは、友達に誘われて、更に子供が産まれて自由に時間を取りたいからだそうです。




新先(ニイマ)さん
30代、女
疫禅士さんの友達で、産休中だったそうです。



私の知らない、知らされなかったことばかり。

けど!


強気で行きます!


何故なら、この人達に心を壊されたから。


なので。


「申し訳ございませんが、現在向こうに待ってもらっている状態で、3月31日が限度なんです。就業規則も退職日の1ヶ月前に申し出るとなっていましたので、有給消化も考慮し、本日早めにお伝えいたしました。」



と、疫禅士さん顔負けの圧力とスピードで言い切りました。




「仕方がない、もういいわ。有給、総務に確認してあれば取らせてあげるから、引き継ぎぐらいちゃんとしてよね。」



と、片付けをすることなく出ていってしまいました。




面接の時とは大違いですね。



というか、疫禅士さんの感想は必要ないんですよね。

仕方がないとか、有給消化を取らせてあげるとか、疫禅士さんに許可をもらう必要もないんですよね。





それと有給、確認しなくても分かっています。
後7日残っているんです。(手術関係で3日取りました。)


入社する時は諦めるしかなかったので、今回は何がなんでも消化したかったのですよ。

一応有給残を證皮さんに確認して7日で問題なくて、退職願を書いて、退職に関する手続きを某インターネットサービスをまた利用して證皮さんに説明を受けて、 社内システムを通じて退職の旨と有給消化の旨を連絡しました。
(最終勤務日の3月19日も合わせて連絡済みです。)




何故か強制的に入らされた確定拠出型年金制度は、退職後に自分で問い合わせて資料請求して退会をしなければならないそうで。

入りたくもないのに入らされて、あとは自己責任って。


加入数増やしたいだけですね。





疫禅士さんが言っていた引き継ぎですが、私が退職を伝えた翌日に社長に言って私の代わりを募集するそうで。


穫豎堰さんの代わりは入れなかったし、上役の株東さんは入れたし。

でも私がいなくなると自分達が大変だから、すぐさま代わりを募集する。


私と穫豎堰さん、2人入れたのは、2人必要だったからですよ。

それを穫豎堰さんが退職しても私に全て押し付けて・・・


本来なら募集人数は2人なんですけど、1人しか募集されていませんでした。
(というか、2人でも少ないと思いますよ。仕事の量的には。無理矢理+残業ありきですからね。)





因みに、営業と店舗作業員は、毎年新卒数十人、中途も通年募集しています。
(余ることはありませんので、お察しの通り辞める人数が多いのです。)

さて、私の後任が来るようです。


凄いですね。
求人票を見て騙されて来るのか、
私の代わりを必死なのか、
分かりませんが、3週間足らずですよ。



とりあえず、私が自己作成したマニュアルを用意しました。
営業向けや店舗向けにありますが更新なんて手付かず、更に経理部向けなんてありませんからね。

私が、休憩時間やプライベート時間を潰してイチから作成し、ポイントなどをまとめたマニュアルです。



私が退勤した後に疫禅士さんが顔合わせして、軽く入社説明とか今後のあらましとか話をするそうで、私と顔合わせ&引き継ぎ開始は3月11日になりました。



一週間でどれだけ引き継ぎ出来るのやら。

私が有給消化に入った後は仕方がないから疫禅士さんや井狭岳さん、世匙訳さんが指導するそうですが、出来るだけ完璧に出来るように仕上げろという圧が凄い。

なので、私がいなくても出来るようにはマニュアル類はまとめているのですけどね。








さてさて、3月11日。


時間になっても後任さんは来ません。



もしかしたら、疫禅士さんとの顔合わせの時に予定が変わったのかもしれません。
(一度予定変わっているんですよね。疫禅士さんが後任さんとのメールの日付を見間違えていて、4日ほど後ろ倒しになって3月11日になったんです。私に急ぎで急ぎでって、用意させたのはなんだったんだって感じです。)



いくらなんでも私が引き継ぎをするのですから、私に連絡がないなんて人としてあり得ないですからね。


疫禅士さんは出張で音信不通なので、明日帰ってくれば変更内容は分かるでしょう。

3月12日。


疫禅士さんは何も申しません。
今日も後任さんは来る予定なんです。
時間を過ぎても来ていないんです。



仕方がないので、仕事の隙間を見付けて疫禅士さんに聞いてみました。



「後任さんって何時ぐらいに来る予定ですか?聞いていた時間過ぎていますけど、予定変わりました?」



すると衝撃的な発言が。



「は?来ないけど。辞退の電話あったから。」


「えっ・・・、引き継ぎはどうすれば」


「ああ、引き継ぎは必要ないから、終わったとこまで分かるように簡単にまとめて、私に社内システムでくれたらいいわ。」



だそうです。



衝撃的極まりありませんね。


辞退理由は分かりませんが、非常識だと疫禅士さんと井狭岳さんと世匙訳さんがグチグチ言っていました。


しかし、私は貴女達の非常識さが滲み出てたんじゃないかと密かに思いましたよ。





それと。

正直、ここまでとは思いませんでした。

まさか、引き継ぎする本人に伝えないなんてことが起こるなんて。



まあ、引き継ぎしなくてよくなって良かったですけどね。

何故なら、私が教えたそばから目の前であーでもないこーでもないなどと井狭岳さんや世匙訳さんが怒りを撒き散らしますからね。(私が自分達の思い通りに教えることが出来ないからです。)







もうこうなったら最終日まで、突っ走るだけです。

3月19日、最終出勤日です。


今日を乗り切ればもうオサラバです。




と意気込んだら、初っぱなから出鼻を挫かれました。


なんと、疫禅士さんが出張でいませんでした。

お菓子もちゃんと用意したんですよ。



というか、最終出勤日の感じが全くしません。

何故なら、通常業務しかしていないからですね。




後任はいなくなってしまいましたし、

引き継ぎは、疫禅士さんに社内システムで連絡ですし、

仕事はどんどん溜まりますし。




とにかく、出来るところまでは、と。

社内システムで、最終的な挨拶もして、疫禅士さんにも引き継ぎの連絡をして。

250%、物凄く、全力の全力で頑張りました。


が。


井狭岳さんと世匙訳さんが、帰る3分前に。


「引き継ぎ聞いてないけどないんだよね?」

「私達がやってあげるってこと理解しているの?」


と聞いてきたので。


「引き継ぎは疫禅士さんに」


と、答えようとしたら。


「はぁ?疫禅士さんは関係ないでしょ。」

「報連相出来てないし。」


と、言われてしまいました。


疫禅士さんに報告した引き継ぎ内容と同じ内容を、井狭岳さんと世匙訳さんにしました。


定時より2分オーバーしたことも含めて、グチグチ言われながらお菓子を世匙訳さんに渡して。


私からお菓子を渡されて、ああ。の一言だけで、さっさと井狭岳さんと世匙訳さんは帰って行ってしまいました。




さすが、情緒も何もあったもんじゃないですね。

何にしても、最終出勤日終了〜〜!!!

有給も順調に消化し、

無事4月1日より新しい職場で働いております。



と、こんな感じで私の軌跡は終わりを迎えました。




1章はつらつらと書き連ねましたが、いかがだったでしょうか?


もう終わったことなのに、書いているだけでイライラ、胃がキリキリ、気分を害するって凄いですよね。


疫禅士さんばかりで、井狭岳さんと世匙訳さんがあまり出てきていませんでしたが、安心してください。2章はバンバン出て来ますので。(笑)







とにかく、今は辞めて良かった、の一言につきますね。

体の疲れは休めばある程度は回復しますが、本当に心の疲れは休むとかちょっとだからとかで何とかなるものではないと、痛感した14ヶ月でした。

第2章.心が侵食され壊れゆく噺

2章はですね、簡単に言えばパワハラストーリーです。


厳密に突き詰めればパワハラではないのかもしれませんが、私があの人達にされたこと、言われたこと、感じたこと、嫌だったこと、などなど。


こちらも書き連ねていきます。




パワハラというより、私的には、私とは違うんだなぁと思うことばかりでした。


私は絶対しないというか、考えもしないというか。

何にせよ、異世界の人達でした。

『求人票に書かれていることは非現実』

求人票って求職中の人にとっては本当に本当に大切です。
それが現実的になっていないって、企業の評価を下げていることが分からないんですかね。

求人票が目先ばかりだと、当然企業も目先ばかりで将来的なことなんて考えていないんです。


この企業もそうでした。



全ての企業がこのような感じではないと思いたいですが、求人票に書いてあることを鵜呑みにするのは危険だということを学びました。


私の場合ですが、非現実な求人票と現実を見比べてみましょう。

*福利厚生が充実

1章でもふれましたが、これは名ばかり、というか、大部分が一部の人だけが受けれる恩恵でした。



社会保険
→完備でした。


健康診断
→年1回、私も受けれました。


完全週休二日制
→経理部は問題ありませんでした。
店舗は24時間営業なので、店舗作業員や休みをずらしている営業は働いていますが、経理部の業務的にはほとんどの営業は同じ日程で休みなので、休日に仕事は溜まりません。


有給休暇
→私は手術時と退職時に若干強引ではありますが、取れました。
有給は総務部が管理しているので、経理部以外も問題無く取得出来ますが、営業や管理職は社用携帯を持っているので、お客様によっては休日や有給時にも対応せざるを得ないようでした。


夏期休暇
→2日ではありますが、ないよりマシですね。


年末年始休暇
→3日ではありますが、夏期休暇同様ないよりマシですね。


交通費支給(上限2万円)
→実費支給ではないので、営業など異動があった場合は持ち出しだそうです。


残業手当
→これはタイムカード(ICカード)で管理していたので、未払いはありませんでした。(残業の強制はありましたが。)

確定拠出型年金制度
→得意な人にとっては嬉しい制度でしょうが、私にとっては退会手続きが面倒でしたね。
しかも社内規程で在籍3年未満は掛け金没収なので、よっぽど支払いたくないんでしょうね。
掛け金は会社負担なので、実質退会の手間だけですが、3年以上在籍している人は稀ですね。


慶弔休暇
慶弔災害見舞金
ターミナルケア休暇
住宅手当
保育手当
→これらは当てはまりませんでしたので、実情は不明瞭ですが、取得は出来ているようです。


社員旅行(海外)
→積立金をしないと行けないようでした。元から行く予定は無かったので、積立はしていませんでした。


配置転換制度
→これは店舗作業員や営業向けですが、どこの部署でも大丈夫のようです。希望が通るかは別ですが、おそらく括側さんはこれで経理部に配属になったようですね。
ただ、希望よりは人手不足の部署に回されそうですけどね。


持株会
→そもそも株はしないので、スルーしました。


ノー残業デー
→社内システムで連絡はきますが、連絡だけです。


実家帰省休暇
→ 都会近辺しか事務所や店舗が無いので、余程の人じゃない限り当てはまりません。


育児休業
→実態は法律以上は取れません。


一人暮らし補助金(実家から遠距離の人のみ)
→実家帰省休暇と同じく当てはまる人がほとんどいません。