「ふわぁ～」



流石に３日連続外にも出ずラノベ読んでると疲れるな。



学校でも、行こっかな。



でも学校に行った所でモテないし、友達いなしな～。



何か面白い事ないかな～。



あ！そうだ、今日は、『ミニッツ・オブ・タイアード』略してミニタイの最新刊発売日だったな！



あれ、いいとこで終わって続きが気になってたんだよ！！



よし！買いに行こう。



そうと決まればまず、着替えよう。



え？真っ昼間なのにまだ着替えてないのかって？



バカだな！引きこもりってのは、そんなもんだよ。



まあ、って事で俺は、着替えるよ。



はい、着替えました。私服を着るのは、久し振りだな！



３日振りくらいか。



まあ、取り合えず近くの書店に行くとします。







※







あ～、やったー！！



まさかミニタイが二期放送されるとは！



素晴らしい。



そんな感じで俺は、帯に『２０２０年からバードテレにてＴVアニメ（二期）放送予定！！』と書いてあるラノベのミニタイを太陽に照らしまじまじと眺めながら、青信号になったので横断歩道を渡った。



「危なーい！！」



「ぐはっ」



急に聞こえてきた『危ない』という声がしたので、横を向くとなんと、なんとトラックが俺の真横まで迫ってきていた。



俺は、逃げようと試みるが、時すでに遅し。



振り向いてからすぐ、俺の右肩から右足の付け根あたりまで、激しい震動と痛みが走った。



「─────か？」



それからは、あまりに痛すぎて他の事は、覚えていないが、とにかく痛すぎて早く死にたかった。



そして、それは、俺が死にたくなってから、ほんの数秒で叶うのであった。