神保町の古本屋
今日は、神保町の古本屋にいってきました。買うものはお琴の楽譜です。ある人から、お琴の楽譜など、日本音楽の本ばかり売っている店があるときいたので。
店は、岩波ホールの、すぐ近くにありました。割りと小さな店ですが、とにかく、私にはお宝の山でした。古典箏曲の楽譜が、な、なんと、200冊以上おいてあり、涙が出るほど嬉しかったです。それが、一冊500円という、お財布に優しい値段も嬉しい限り。
とりあえず5冊買っていきましたが、もう素晴らしい本ばかりでした。これがあれば、師匠も喜ぶかな。
このお店は、お琴の楽譜や、解説本などを中心に、時間を忘れるほど古い本がたくさんありました。現代箏曲は、扱わないというこだわりもあり、扱う本は、古典の本ばかりです。これも嬉しい限りでした。もちろん古い本ですので、書き込みがあったりもしますが、それがまたなんだか、味気があってよいなというきが、してしまいました。
店主さんがとてもおしゃべりな方で、お教室の話なんかをしました。ちゃんとお琴業界の様子もわかっていらっしゃるようです。山田流の楽譜が入手できないこと、なかなか部品が売っておらず、こうして度々都内に通うこと、色々話しました。
とてもよい感じのお店でした。また、都内で、こういうこだわりを強くもって営業している店があるのもなんだか、嬉しくなりました。都内だからこそ、こうして個性的にやれるのかもしれませんね。