子供のころから
子供のころから、感情をおさえたり、切り替えたりするのに、手がかかり、誰かの手をかりないといけなかった気がします。
まあ、いってみれば、変な子供でしたね。わたし。
多分きっと、一種の自閉症に、近かったな。
以前、回りが円滑にいくためなら、何もしないほうがかえってよい、という話を聞いたことがあります。たぶん、障害者に置き換えるとそういうことです。
表に出るな。
施設でくらせ。
二度と俺たちの前に現れるな。
ということなんでしょう。
事実、この世界は、辛すぎます。
うるさいし、窮屈だし、重たすぎます。
いつも苦しい。いるだけでくるしい。はやく楽になりたい。
そういえば、相模原事件というのがありましたね。
もちろん、悪事は悪事ですが、ある意味わかります。だって相手の人は、理解を求めてもできないわけですし、一方的に世話するだけで、何も見返りはない。そんなことをして給金をいただいているなんて、なんだか、バカらしい。といいたくなる気持ちが完全にないわけではないからです。
それがいきすぎてあんな事件が起きたのでしょう。
でも。なんだか、今の社会、どんどん他人との接触の場をなくしているような気がするんです。
何気ない愚痴を言い合える人がどんどんへって、自分でも処理できない人が増えているのではないでしょうか。
そういうばがもうちょっとあればいいのになあ、と、願わずにはいられない自分なのでした。
私たちは、障害者です。だからこそ、悪いことはしません。
だから、もっと皆さんに明るく生きてほしい。そんな気がするのです。