伝統
今日は、朝起きたら朝食をとり、まず琴の練習をやりました。
曲は松竹梅。非常に難しい曲です。
時にリズムがわからなくなることもあります。
箏曲の楽譜表記は、まず洋楽とは違うため、解読が大変です。しかも、流派により書き方が大幅にちがうため、それぞれの解読が難しくなります。
同じ古典箏曲でも、流派により全然別の曲のようにみえるのもよくあります。
実は山田の古典箏曲は、出版社の倒産により、もうほとんどてにはいりません。たまに、Yahooのオークションなどで見つかりますが、欠陥品が多いため、なるべくなら使わないでいます。
だから、仕方なく生田ので代用するんですが、両者のいがみ合いがやたらひどく、山田の人は山田でやれ!という考えが強いため、あまりこれは受け入れてもらえません。でも、ないものはないと開き直って生田のを使っています。
仕方ないことですからね。
そんなわけで、いろいろな派閥の楽譜が読めるようになりました。
いまは、5種類の派閥の楽譜が解読できます。
唯一、自慢できるのはそのくらい。あとは、自慢などまったくありません。
着物はたくさん持っていますけど。
着物と言えば、楽天のポイントがかなりたまっていることに気がつきました。
いつも楽天で買うことが多いのですが、ポイントは、使わないのでたまる一方です。
最近は、インターネットで、リサイクル着物と称し、古い着物をうんと安くうる商売が流行っています。そういうのに特化した店も見かけられます。
でも、そのような実店舗では、気に入った着物があっても、裄が短いとか、おは処理が出ないとか、難癖をつけられて結局買えないことが多い。特に男性にたいしては酷い。なら、はじめっから販売するなよな、と思わざるを得ないほど、酷いことを平気で言う店員さんも多いです。
実は私も、そういうことをさんざん言われてきたので、図書館で和裁の本などを借りて、少し寸法直しを学びました。まあ、本当に下手くそですが、簡単な修理ならやってます。でも、限界があるのもまた事実。しかし、着てみたい人は大勢いるはず。だから、多少のことは気にしないで着るのが一番大事だなあと思います。
着物にしろ、琴にしろ、ちょっと柔軟になればもう少しみんなに普及するのになあ、と思います。伝統は、金持ちの老婦人のためにあるのでは、ないのです。