「はい」 雨愛は涙をふいて笑顔を見せた 晴輝は雨愛の頭を笑顔でなでた やがて雨は上がり二人は空を見上げると明るい日差しが差し込んできた 「傘いらなくなったね」 「うん、雨愛が笑ったからだよ、きっと」 「今、雨愛って……嬉しい」 雨愛はまた目に涙が…… 「泣くなよ、名前呼んだくらいで」 「嬉し涙は許して、あと感動とあくび」 「泣くならその倍笑えよ(笑)」 「はい!」 今までで一番の笑顔だった END