この物語は、
『心層科学ファンタジー 5次元少女』
第2章・第6章【りけじょ】の
未収録 短編 集です。
最適なテンポで楽しんでいただけるよう、
本作ではあえて描写の無い脚本調で書きました。
また、本作はきらら系の日常癒し系ストーリーですが、お笑い要素も採用しています。
お笑い要素が苦手な方は観覧の際ご注意いただきますようお願い致します。

【登場人物紹介】
真智
※自称 あたし
本人いわく、
実験が大好きな好奇心旺盛で優しく正義感の強いリケジョ中学生~(笑)
科学部の部長さん。
科学部の中では一番背が低い。
右上でこげ茶色の髪を短く結んでいる。
服装は赤と桃色の半袖ちゃんちゃんこと半ズボン。
靴下は履かずワラジを履いている。
声は、ゲームが擬人化した世界のね●子に似てるとか似てないとか。
自分は 理系女子《リケジョ》界のアイドル、『リケドル』だと本気で思っているらしい。
ちなみにそんな真智について友達は、
腹黒系女子《バケジョ》界のアイドル、
『バケドル』だと本気で思っているらしい。

四葉
※語尾を伸ばす 「かな~ etc」
元々真智とは科学部で一緒だったが、
クラス替えで真智と同じクラスになった。
文芸部との掛け持ちである。
真智を含めた仲良し3人組の一人。
実は中学生でありながら凄腕小説家として
プロデビューしている天才中学生ライター。
真面目でおっとりした性格で、眠くなるような喋り方をする。
しかし、そんな素顔とは裏腹に、一つ困った性格の持ち主でもあるようだ……。
実は彼女、真智警部補から複数の容疑で現在指名手配中である。
諸々の事情からか、アメニティや試飲試食はもちろん、借りパク疑惑さえ日常茶飯事な彼女。
四葉に家に遊びに来られた複数の被害者達から、
証言1
【冷蔵庫の中の食べかけや食べ残した食品がそれぞれ、気持ち少なくなっているような気がする】
証言2
【両親に内緒で婆ちゃん家《ち》からくすねていた飲みかけの※お酒や食べかけのおつまみの量が気持ち少なくなっている気がする】
など、日夜真智警部補の元には被害相談や捜索願いの相談があいついでいる。
↑※未成年者の飲酒は法律で固く禁じられています。りけじょ!シリーズは現実社会とは法律の違う異世界(心層世界)での物語であり、未成年者に飲酒を勧めるものではありません。
科学部では、谷先生を抜いて一番背が高い。
銀色の髪のストレートヘアーに赤いU字フレームのオシャレ眼鏡をかけている野生的女子。

宙《そら》
※自称 あたい 男言葉
仲良し3人組の一人。
バリバリの体育会系で、陸上部のキャプテン。
陸上部との掛け持ちで科学部に入部した。
髪型は男子と見間違えるくらいの短髪で、科学部では四葉に次いで身長が2番目に高い。
女子からバレンタインデーに大量のチョコをもらうほどモテモテな中性的イケメン女子である。
真智言わく、食べる事と運動することしか頭にないらしい。
真智にノートを見せて貰ったことをきっかけに、仲良しになった。
科学部部室のソファーに昼寝に来ることとお菓子を食べに来るのが彼女の日課である。
本人言わく、親の方針でたくましく育てられたらしいが、
下品な言動を平気でする困った性格でもある。
『う~ん、こ の娘ヤバくないか?』

谷先生
※自称うち 関西弁のつもり
本名 谷 恵美
真智達のクラス担任で科学部の顧問。
関西弁で話すいい加減でズボラな性格の女性。
しかし正義感は強く、近隣の恥異賭《ちいと》大学で
教授をしている天才数学者でもある。
身長は平均より少し高いくらいで痩せ型。
ファッションには無頓着で、出かける際のファッションはアパートに一緒に暮らす姉の羽美が決めている。
真智達と行動する時は基本白衣である。
髪型は黒髪で肩までかかるくらいの長めのポニーテール。
この先生、実はなかなかのムッツリらしい。
真智曰く、その変態ぶりは全てのエロの運命を指し示す
『《《エロち》》っくレコード』に記録されているという。


登場人物紹介終わり