*
『10月6日《金》午後3時10分』
市バスが四条河原町に到着し、僕と美希さんはここでおりた。
「行きましょ、未来さん」
「うん」
美希さんが僕の手を握って、うれしそうにぬいぐるみショップに向かって歩く。四条河原町のバス停から歩いて三分ぐらいのところにある、すぐ近くの場所だ。
「いらっしゃいませ」
店に入ると、若い女性ショップ店員の高い声が聞こえた。
店内は広々とした空間が広がっており、中にはたくさんのお客さんがいた。棚にはたくさんのぬいぐるみが置かれており、美希さんが欲しがっていたうさぎのぬいぐるみも、大きいのから小さいのまで、色々な種類があった。
「これ、かわいい」
うれしそうな顔をして、美希さんが棚から白いうさぎのぬいぐるみを手に取った。その白いうさぎのぬいぐるみは目をつむった形をしており、男性の僕でもかわいく見えた。
『10月6日《金》午後3時10分』
市バスが四条河原町に到着し、僕と美希さんはここでおりた。
「行きましょ、未来さん」
「うん」
美希さんが僕の手を握って、うれしそうにぬいぐるみショップに向かって歩く。四条河原町のバス停から歩いて三分ぐらいのところにある、すぐ近くの場所だ。
「いらっしゃいませ」
店に入ると、若い女性ショップ店員の高い声が聞こえた。
店内は広々とした空間が広がっており、中にはたくさんのお客さんがいた。棚にはたくさんのぬいぐるみが置かれており、美希さんが欲しがっていたうさぎのぬいぐるみも、大きいのから小さいのまで、色々な種類があった。
「これ、かわいい」
うれしそうな顔をして、美希さんが棚から白いうさぎのぬいぐるみを手に取った。その白いうさぎのぬいぐるみは目をつむった形をしており、男性の僕でもかわいく見えた。