「宮くんは、実際巨乳派?貧乳派?」

「なんだよ、その質問。
てか貧乳派の方がどう考えても少ないだろ。」

「そうかなぁ?
じゃあスレンダー派?グラマラス派?」


結の無遠慮な連続攻撃に宮は一瞬女子二人から目をそらした。

なんか…可愛い…。


「そりゃ…理想はグラマラス。」

「へぇ~、そうなんだ!
やっぱり大部分はそうなのかね。
じゃあ円の体型は?どう?」


結にバシッと背中を叩かれ、急に恥ずかしくなる。

まるで告白の返事を待っているときみたいだ。


宮は一瞬私の表情を見ると、さっと目をそらした。

「宮?」

「朝にあんなことがあった後で、こんな話やめよーぜ。」

「あっ……」


結も予想外のド正論に次の言葉をなくす。

私もそれ以上聞くのは必死感が出そうでやめた。


*結果*

なかなかに身を削ったのに、
宮のド正論で場が凍る。