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目を開けると、見慣れない白い天井が視界に
映った。
あれ…私、どうしたんだっけ。
体育で、気持ち悪くて…
廊下歩いてて…
「っっ!!!」
そうだ。宮と目が合って…!
「まだ起きないみたい…。
どうしよう、もし打ち所が悪かったりしたら…」
その時、私を囲むカーテンの外から話し声が
聞こえてきた。
結だ。
誰と会話して…
「大丈夫だって。
先生も言ってただろ?」
この声…
宮…!?
私が体を起こそうとすると、
激しい痛みが頭に走った。
「っう゛…」
しまった。
声が…
「円…!?」
結の慌てたような声と共に、
勢いよくカーテンが開いた。