569.歴史を動かしたやんごとなき家門と歴史に埋もれた名も無き一門

斥候は前哨戦なはずだった。
『確認に行かせてください。』と直訴されて、『隠密行動を取って確認をするだけ。見付けた時点で報告に帰れ。勝手に戦闘にもつれ込むことは許さない。』と、怖がる余裕はあるだろうと許可を出した。
けれど誰一人として、報告に帰って来ることは無かった。

『世の中を良くしようとすればするほど御上は良くなるけれど、下界の地獄はもぬけの殻で、全ての悪魔は地上にいる。計画を全う遂行する為の不安要素も視界に入ると苛つく悪い人間も全ての視界から排除すれば、必ず理想の国になる。』と、永遠に生きるつもりで夢を抱くように輝いていた顔は、今日死ぬつもりで生きていくように穏やかな顔に変わっていた。
不帰の客になるということに不思議と絶望感が無かったのは、目の前の今しか見ていなかったからだ。振り向いた過去に苦しむことも叶わない未来に怯えることもなく、力に屈してしまったことよりも、己の心に正直に生きることが出来たという実感の方が大きかった。だからこそ、結集軸をぶらさず目的を果たせさえすれば、露と消えることになったとしても吝かではないと、その運命を受け入れられたのだろう。

何事も際限は無いと台詞を歌って、証明している人々の軌跡を語る。昨日今日で出来た溝では無く、歴史があるからこそ厄介な代物。
皆が皆、登りたがって群がるのはまるで猿山。優しさに付け込んだり、利用したり、妬んだり、羨んだり、貶めたり、恨んだり、憧れと尊敬がいつからか嫉妬と憎しみに変わったりする。蹴落とされた奴はそれら全てを後生大事に抱え込んで、登ることの出来た面憎い奴の足を引っ張ることに人生を賭ける。
そして、他人の評価を下げることでこれ以上自分の評価が下がるのを防ぎ、優位性を保ちながら立ち位置も保とうとする。そんなんだからいつまで経っても十把一絡の三流と馬鹿にされる。けれど、見返せもしないから、そう呼ばれるのを一番嫌がって誰よりも気にしている。
支配者と隷属者、優者と劣者、強者と弱者、賢者と愚者、聖人と凡人、富豪と貧民、貴族と平民、使うと使われる人、偉い人と偉くない人。身分という解けない呪いを自ら作りだして刻むのは階級制度。羨望の目で上を見上げ、嘲笑の目で下を見下す。
そして、生き場所も死に場所もくれてやると宣戦布告で解放された悪意が暴れ回り、革命的正義という名の大義名分で粛清を重ねる。俺達が闘争と呼ぶのに奴等は紛争と呼ぶ。
そんな誰の言葉もきかなくなった売国奴から、手懐けた飼い犬に手を噛まれないように守る、梵字の御下命を成さしめる。

「面白くなってきた。」

感情が全くもって込もっていない機械的な笑みを浮かべて、あいつは言った。
全てを振り払う様に倒して潰して叩きのめして、我武者羅に動きながら魔獣を魔銃で撃ち、戦列を支えようと血が流れるのも構わずに、最前線で戦っている。
張り切っていて当たれば本塁打という言い種は、力み過ぎて空振りしそうで一か八かにしか聞こえない。俺はそんなあいつの姿を、同じ前線の特等席で見ていた。

あいつは俺が嫌いだ。
俺もあいつが嫌いだ。

何でかって?
そりゃあ、『未知なる力を発揮して頭角を現す希望云々と呼ばれている俺が気に食わないんだろうが、努力しても俺みたいになれないから、不平や不満でやり過ごすしかない。そんなお前みたいな底辺の人間が、この俺に楯突いていいと思っているのか?』なんて、常々謗り突っ掛かってくるからだ。お前は権力を持った道化師のくせに、俺は自由奔放な王様だってさ。
仲間に諌められて表面上悪くないって感じだけれど、内心ではお互いを下等と見下しながら実は羨ましいとも感じている、なんて相対的な軋轢。屁理屈ばっか並べ立てた児戯なやっかみだと、猫も杓子も言いやがる。
だがな、全くの見当違いで業腹もいいとこだぞ。

俺は知っている。
あいつが苦虫を噛み潰すような顔で『仲間の大切な命を奪って貰ってまで生き続けていても、いつまで経っても立派な人間になんてなれずに、戦場で俺は仲間を守れなかった。俺の責任なのに。守らなきゃならなかったのは俺なのに。』と小さな小さな声で呟いたことを。
努力しても折り合いをつけても我慢を重ねても叶わずに無駄になるのならば、いっその事無かった事にして何もかも考えるのも止めて呑み込まれてしまえと、誘うように広がっていく闇に身を委ねてしまいたい。
そんな風に、さも当たり前のように、全て諦めているあいつに、悲しみにも似た苛立ちを覚えた。悔しかったんだよ、はなから諦めて楽になろうとしまっていたことに。
見透かされた闇に縋って諦める前に、俺でなくていいから仲間に頼れと言いたかった。全部自分が守れるなんて自惚れるなと。自分を責める暇があったら方法を考えろと。手を引いたところで同じ事で苦しむことになるからと。

あいつは希望の名に恥じないように、いつも明るくて笑顔で蛙の面へ水、他人の言葉など意に介さず自信に溢れているように、他の仲間からは見えている。
けれど、上っ面だけを継ぎ接ぎして、睨んで強がったあいつの目付きは餓鬼のまんまで、なけなしの虚勢を張っているだけ。弱味も本音も本性も表には出せないから、張り付けた能面のような作り笑顔の下に押し込めて、隠して誰にも見せない様に、見かけだけの見掛け倒しにならない様に、常に気を張っていた。仮初めの平穏を取り繕い保ちながら、いつもいつまででも恐怖と闘っている。背負っているからこそ余裕が無くて、負けないように尖るしかない。


こうしましょう。
そうしましょう。
こうしてはいけません。
そうしてはいけません。
こうしたほうがいい。
そうしたほうがいい。
悪を批判する側はいつだって正義だから、君は嶄然の光でなければならない。
なんて耳障り良く言われて、気に入られているんじゃない。利用価値が有る使い捨ての道具として、単なる寄辺無が側に置かれ、目的の為だけに教育されているにすぎない。頭ごなしに内側を否定するくせに、見て呉れの外側の期待だけはして、掣肘を加えるだけ加えていく。
出来ないと言わなかったんじゃない、がっかりさせたくないという正しい理由があって言えなかっただけだ。

それ見たことか。
敵を通して己と対峙すれば、すぐに分かることなんだよ。だから胡乱だって、お前は一廉の希望なんかじゃないって言ったろ。
お前は考えるまでもなく弱いんだよ。俺達と同じ三下みたいに弱くて、地味で退屈で面白味の無い、すぐにお役御免なりそうな小さい生き物なんだ。
なにが人類の希望だよ、最終兵器だよ。敵の脅威も味方の驚異も通り越して神がかっている寵児だよ。本当は無能なのを隠す為に、尤もらしい理由が必要だっただけだ。
名のならないんじゃない、あいつの名前が呼ばれなくなっているだけ。いつだって異名で呼んで持ち上げるだけで、あいつ自身は見ちゃくれない。
全部背負って正義面するなんて笑わせるぜ。それじゃただの人身御供じゃねぇか。
俺達と何ら変わらねぇんだよ。変わらねぇから進駐して一緒に戦うんだ。
対応が甘い部分はあったかもしれないが、あいつだけのせいじゃない。根本的なところを間違って守れなかったと、気に病みすぎて失った者ばかりを気にしちゃあいけない。無念とか後悔とか悔しさとかが無い訳でも無い。けれどな、守った者のことを考えるのも大事だろ。どんなことでも目を背けてしまったら、自分で自分を縛り呪い続けることになってしまうんだ。
己にとって都合の良い夢を見ると決めていた餓鬼から、地に足の付いた夢を追いかける大人へと気が変わる。過去に捕らわれることなく断ち切ってじっと耐え、精根を蓄えて見失わないように走り出して叶う夢は、ただの未来だ。

ここにいる理由を思い出せ。
受け止められる器が大きくなるより先に、注がれる鬼胎の速度の方が早くて、喋らずにはいられない程に溢れてしまっても、その脅威だけは聞き流す。
お前は化け物なんかじゃないと、俺は最初から言っていただろ。
何処に行くべきか何をするべきか、ちゃんと分かっているだろう。
深くしゃがみ込むからこそ、高く跳ぶことが出来るんだ。
奇跡を待つより捨て身の一手で、仲間の命ぐらいかけていい。
死ぬまで生きて死んでも生きて、仲間の死を無駄にするな。
命を燃やし尽くしてでも、俺達にはやるべきことがある。

「なぁ、面白くなってきたなぁ。(偉そうな口をきいてこの俺に説教したんだから分かっているんだろうな。)」

「あぁ、面白くなってきたさ。(俺がここまで言ったんだからもう絶対に諦めるなよ。)」

問いかけと交わした副音声。
余裕に見える無慈悲な笑顔は、自分の身を守り相手に躊躇いの隙を見せない武装。奴等なんかに俺達の姿も形も影すらも拝ませるものか。

平定して勝ち鬨をあげる為に、殿も遊軍さえも気勢をあげて、売国奴の斜陽物語を急加速させる。
思国歌で血湧き肉躍って漲り、捲土重来を重畳たりて期す。

570.他人からの『薬の効果‐ガンバレ‐』は、自分にとっては『毒の副作用‐ノロイ‐』となる。

「頑張れ」

期待を込め声を掛けられ応援‐エール‐を送られる
背中を押してもらえてもう少しだけ頑張ろうという
前向きな気持ちになれるとても魅力的な日常の言葉

けれど心に余裕が無い不調の時に浴びせられたならば
もっともっと出来るのにまだまだ努力が足りないと
もっともっと進めるのに突き詰めずに怠けていると
もっともっと勉強を熱心に色々な事に目を向けて
もっともっと探求心を立ち止まらないで旺盛に
そうすれば今なんかよりずっと大きな実力‐ハナ‐となって
着実に成功に繋がって実績‐ミノリ‐の時を迎えられるからと
他人の固定概念で今までの自分自身すべてを非難されてしまう

自分なりに期待に応えようと精一杯一心不乱に
むしろキャパを超えて苦しい状況にいるのに
これからもまだまだ耐え続けなければならないと
自分ではなく他人が納得しなければならないと
自分自身を否定して至らなさを反省してしまう
だから自己評価が低くなってプレッシャーは高まるばかり

頑張り過ぎだと止めてくれる者は誰もいない
頑張ったと認めてくれる者も誰もいない
ドンドン追い込みに拍車をかけて
ギリギリのか細い線の上を孤独に渡って
渡りきれずに終いには潰れてしまう

ぺしゃんこに潰れてしまった後で
辛いなら止めればいいのにとか
言ってくれればよかったのにとか
別にそこまで求めて無かったとか
良かれと思っての親切心だったとか
君の為を思いやってのことだとか
一人前に育てようとしただけだったとか
そんな追い詰める思いなんて一欠片も無かったとか

軽く言って投げかける側と言われて重く受け取る側
最初からそこには深い深い溝‐ギャップ‐があるのに
それに気付かぬ内にいやいや気付こうとしないまま
生まれて出続けて積み重なって埋もれて固められて
堅実に築き上げられつつ裏目が導き出す典型となる

571.いつか分かって変わってくれる。いやそのいつかは来ない。分岐点はここにしか無い。逃げるなら今!

相手によって環境によって状況によって空気によって
雰囲気も態度も精神もどのような器の世界であっても
水の様にゆらゆら姿形を溶け込ませそっと包み込める


一途で素直な真面目さを特別とは微塵も思っていない
誇らず傲らず然り気無くていつも通りで当たり前
誰にも出来ることではないのに他人には到底真似出来ない天性の才能


困難や苦手に真正面から向き合い克服しようとしてはいけない
得意なことや出来ることを伸ばして自己研磨を惜しまないようにしよう
何事においても得意な人には敵わないから


学べば学ぶほど思い知らされる無知に気付けば気付くほど更に学びたくなってくる
それが他人にはたとえ無意味なくだらない事柄でも自分にとって学びたい疑問ならば
自分が深いところまで理解したいと望めばそれが自分にしか分からない正解なのだから


直面した壁や逆境から匙を投げたり逃げ出したりしてもいい
一度決めたことをやり遂げようとするひたむきな姿勢は美しいけれど
違う答えでも辿り着ければ試練は成長に必要な鍛錬となる


逃げちゃ駄目って言うけど巻き込まれる前に逃げていい本当に逃げたくない時の為に取って置けばいい
一度の失敗が尾を引いて小さな失敗が積み重なって勇気が出せなくなってしまったなら
内心で募る焦りをプラスにする前にまずはマイナスをゼロにしよう


気が進まない面倒事でも大抵乗り越えられるけれど
スランプに陥ったならば不屈の精神で突き進まずに止まろうよ
次の手の切り替え時の判断は自分でいいんだから


興味があれば中途半端で止めてもいいから一回取り組んでみて
小さいチャレンジ精神で色々挑戦して開拓を続ける
その世界が知れたなら1ミリだって無駄ではない


根気強さや粘り強さは自分の為に邁進しよう
コツコツと継続する地道さに気付いてくれる人はほぼいない
強い信念と集中力は不確かな可能性には賭けない


成功する自信をつけて華々しく表舞台で活躍するより
馬鹿なフリしてひけらかさず貴重な知識を使われないようにしよう
細く長くスローライフが出来るのは賢い証拠


献身的な几帳面は自己満足でいこう
他人の不真面目さが気になっても息が詰まると言われてもスルーしよう
それこそ臨機応変に孤立して八つ当たりされないように見極める


丁寧と速さは兼ね備えなくていい
飲み込みが遅いと陰口を叩かれても雑で二度手間よりは断然いい
併せ持たなくても滑稽だと馬鹿にされることではない


全てに手を抜けないのなら1つのことで1つだけ手を抜いてみよう
これくらいとズルや不正を働いたりするのを許せず良しとしないけれど
純真な完璧主義者だからこそ徹底した完璧を目指さないことを完璧にする


最低限に分け隔てなくテキパキと働こう
他人から頼まれたこと以上の最大限にこなしてしまったら
他人は感謝するどころかそれに慣れてしまって挙げ句最大限が当たり前になる


下手だって気が付けたのは目が肥えてきた証拠
本当に下手な時は色々付け加えたくなってこだわりに拘ってしまう
クオリティが上達する伸び時を見逃さないで


評価や売れるものばかりを求めて陳腐化させないで
どれが良いかと一方を否定することしか出来ない世間だから
大ヒットより本来の感性のまま創造性を保って


手柄を自慢したりマウントを取ったりせずに自問自答を繰り返す
夢を追いかけている内に夢に追いかけられて苦しさを受け入れざるを得ないなら
高い理想は理想のままでもいい


努力という苦言を呈されても美徳という小言にしか聞こえない
何の条件もなくすることが出来たらそれに越したことはない
他人の世界ではその程度と呼んで押し通そうとするけれど自分の世界ではそれを死と呼ぶものだから


単純な道が楽とは限らないから厄介
試して失敗して原因を探しては物怖じせずまた試す
少しでも早く利益を得ようと欲張り一足飛びが正しいのではない


地に足の着いた実現可能な回り道を模索しよう
決まった道しか走れない国道より色々なところに行ける畦道の方がいい
腹を括った大器晩成は決して遅くない


人知れず観察して思慮深く悩んでも
掘り下げながら取捨選択する覚悟があるのだから
行き当たりばったりの場当たり的になる必要はない


他人の責任を自分の責任として背負ってはいけない
見過ごせなくても見過ごして他人の苦労を買わない
自主的な前提はいつしか当然を求められる


信頼して任せるは丸投げして都合良く人を使う際の言葉ではない
頼りにされて認められている感や貢献出来て報われている感はあれど
準備や調整で誰も知らないところで自分ばかりが骨を折る羽目になる


支える立場の縁の下の力持ちは使い捨てのサポート役じゃない
大丈夫だろうという適当さをかもしれないという慎重さで補わない
包容力に長けていても広く多く愛を注ぐよりも近く深く愛を注いで


細やかな違和感に気付いても動ける範囲にしよう
その鋭い洞察力は自分の為だけに使おう
本心を見失わないで心の声に耳を傾けて


面倒見が良くて困っている他人を放っておけなくても
尽くして心配りをしても見返りがない他人を疑って
損得勘定抜きの奉仕に孤軍奮闘しないで


能ある鷹は爪を隠して攻撃を避けよう
仕事が出来ることは良いことだけれど成果を上げてしまっては
妬まれて疎まれて陥れようと妨害されてしまうから


口に出す言葉にして初めて伝わる
そんなに大げさなことを希望し要求したい訳ではない
一言、一言ありがとうが聞きたいだけ


しなやかな芯の強さを持ったマイペースは自己中心的ではない
マイペースであるが故に自分のペースで1つのことを極めていける
穏やかで萎縮しない安心安全な環境ならば本領を最大限発揮出来る


急ぎでも急かさないで見張らないで
ケアレスミスが目立ち効率が落ちます
過干渉を受け抑圧された自分を責めないで


共感を装った自分のことよりもまず他人を尊重しなければならない同調圧力
自分に余裕が無いのに他人を助けようとしない
寄り添い合わせ過ぎて無理を重ねて自分の意志を失うのも禁物


誰かの名言を語り尤もらしく求める相手は相手にしない
周りの言葉はありがたく受け取るだけ受け取って置いて採用するかどうかは自分が決めていい
他人のゴールを目指すのではなく自分のスタートを切って


自分を犠牲にしないで自分自身の為に生きる
他人の為に自分が駆けずり回り自分を振り回して消耗させない
自分の存在意義は他人の為にあるんじゃない


客観的に空気を読んで主観的な気持ちを汲んで
他人軸の欲求に先回りして答える必要は無い
無意識に察する能力は自分の心に使おう


自分に厳しく他人に甘い
優しさは甘やかしではない
力を貸す助け船の出し時を間違えないで


体育会系でなくとも礼儀はきちんとしています
文科系だって規律や約束事もきちんと守ります
侮った上下関係で一括りにしないでいただきたい


自分を蔑ろにせず労って
自分にだけは嘘は付かず
自分に恥じない生き方を


自分と他人を比べない
勝った負けたは考えない
多様性とは自分を受け入れることから始まる


安心できる存在と言われても
癒しを与えられる存在と言われても
緩衝材のサンドバッグにはならない


助けを借りて迷惑をかけてもいい
受けた恩を返せばいい
感謝する謙虚な姿勢でいればいい


惹き付ける絶やさない笑顔は他人に向けてではなく
器の大きさも度量の広さも短所ではなく長所を見付けてしまうのも
持ち合わせたものすべてを自分に目一杯向けて


物腰が柔らかく温厚だからといって怒らないのではありません
他人を思いやりながら向き合って対立する時間が勿体無いから
おおらかな寛容さに慕っているなどと胡座をかくな


いい加減は良い加減に実現を傾向
時代の流れに乗りつつ変化を吸収して
ついでに自分のルールも改革してしまえ


他人からのお願いを受けるか受けないかは自分次第
命令だって正しく遂行しても真っ当に陽の目を見るほどこの世界は優しくはない
他人の辛さや大変さを受け入れずに筋を通して持ちつ持たれつの公平な水準で


舞い込んでくる情報を制限して距離感を正しくしよう
本音と建て前を使い分けて個人情報は出さない
上手く立ち回って聞き上手の口下手になろう


力を入れているから抜く方が難しい
力を抜くのに頑張らない
とりあえず体の力から抜いてみよう


我慢強いからといって溜め込んで我慢することが苦でない訳ではない
助けてが言えないなら他人を裏切れないなら打たれ強さを選んでしまうなら
その頭の回転の早さで変えられる前に壊される前にはね除け離れよう


偉いねしっかりしているねは褒め言葉ではない
間違いを実直に正すことが出来ても精神的に成熟していても
他人を牽引しなければならないリーダー的役割を押し付ける理由にはならない


気配りが出来ると自称するお節介に下がらされたのは何歩か
争いが嫌いで調和を維持しようと歩幅を合わせてしまう
協調性とは誰かだけが不幸にならないように諦める為の妥協でしかない


お互い様って言われてもお互い様だったことは少ない
シーソーゲームのように交互と上手くはいかない
お互い様は負担を負った人が負担を負わせた人に言う言葉


目標を達成してきたのは誰の為でもなく自分の為
十分役立ってきたから現状維持と安定に切り替え決めたのも自分
向上心が無いとかやる気が無いとか他人にとやかく言われる覚えはない


明るくて無邪気で活発で足取りが軽い社交的だけが良いのではない
大人しくて冷静で物静かな落ち着いた控えめは可愛げが無いのではない
育ってきた生き方や環境で考え方が違っても優劣を決める基準になりはしない


時代は変わった?今は令和?
いやいや令和も平成も昭和もその前も
いつの時代だろうと言語道断


主観的という閉ざされた自分の常識が世界共通の常識じゃねーんだよ
他人を自分の常識で雁字搦めに縛るくせに自分は他人にも常識があることすら切り捨てる上に縛られもしない
自分の枠の中だけで完結する常識を隠れ蓑にしてそんなことも出来ないのかと理不尽な不備を指摘して叱責するしか能がない


あっこんなこと言ったらパワハラとかセクハラとかになっちゃうか
笑いながら確認すれば問題無くセーフで不都合も許されると信じ切っている
強引に線引きしただけで配慮出来ている自分と思っているなら勘違いも甚だしい


自分は怒っていないけれど他人だったら怒っている事と保険をかけたり
デリカシーの無さをフランクだと言い張ったり家族だと思っていると身内感を出したり
自分勝手な自衛の為の恩着せがましい言動なんて通用させない


無駄な残業と休日出勤の同時進行を勉強だと思って食らい付いて気合いで乗り越えろ
自分の若い頃はこのくらい普通だったのに今の奴等は精神が弱く根性が足りない
責任転嫁の説教と自画自賛の自慢話を有効的で有意義なアドバイスと思い込むな


飲み会はコミュニケーションではありません
本音を聞けるだの距離を縮められるだの
職場だけで十分に引き出せない自分の力不足だけでしかない


無理難題のように厳しくフィードバックを言っているのは教育的指導
能動的にリーダーシップが取れて受動的な周囲の為になれているなんて
強い支配欲を満たす為だけの所有物になる必要はどこにもない


とにかく自分は変わらないというか変わる必要が無いくらい正しいと思っている
変わるとしたら他人が変われと変わらない他人は寧ろ融通が利かない頑固
他人のことを人一倍変えようとする人ほど自分を人一倍変えようとしない


田舎だからと土地や家の広さを都会だからと利便性や流行を
凄いねってそんなことないよって言われたいが為の
自虐的に豪語した承認欲求に過ぎない


分からなかったら聞いてというのは後進を育てる気がさらさら無く放棄と同意義
分からないことが分からないと悩みまくった末に聞いてみたらば
暗黙の了解という曖昧で明確なローカルルールがゼネラルルールとして存在している


前に言ったよねと言いつつ言っていない確率が物凄く高くて気分によって変幻自在に変わる正解
言った記憶が無いか言ったと記憶がすり替わっているか誤魔化して隠蔽する為に決定事項の自己主張
覚えていない奴に足を引っ張られている仕事が出来る人と周りに誤認させる口だけの人


忘れるから覚えておいて
他人は記憶媒体ではありません
自分が覚えられないのに他人に求めるな


報連相は大事だから細かくと求めたくせに自分の手間を惜しんで自分だけは段取りすら全く行わず
細かくすればいちいち言うなと大まかにすれば逐一言えないわけとあっちへ言ったりこっちへ言ったり
状況説明を言い訳とか口答えとか図星だからこそ強情に言ってないの一点張りしか出来ない


自分が思い描く計画通りに他人が行動しないと操作する為に感情で怒鳴る
脅して怖がらせて従わせようとするけれど思い通りになんていく訳ないから
嫌がらせの気分次第で精神をボコボコに殴ってストレスを発散させまくる


あらゆる不満を様々な角度から分析し求められた柔軟で率直な意見を提案しても改善点と決して受け取ってはくれない
ゼロからイチを生み出しニ以上にもなれるのにイチを生み出した時点で自分より優れていることを認めることが出来ない
保守的でモノ言わない人が重宝される組織なんて見放して衰退するのを遠くから見ていればいい


現行の状態の否定と捉えて迎合なんてしたくないと前例に無いことはしないと即却下
やらなければいつまで経っても前例にならないのに誰も発言なんかしなくなる
生意気な目の上のたんこぶだと好き嫌いという感情で語られると説得するのは無理ゲー


提案をすれば拒否権無しに発案者がするべきと手一杯に上乗せされ
相応の権限も与えられないまま誰一人知らん顔で進めさせられる仕組み
完了後に自分も実は前からそう思っていたと最初に言った者だけが損をする


進捗状況をやたら尋ねるくせに自分はやるやる詐欺
恩恵だけを堪能して被害を被るのはこっちばかり
予定の期限は未定で決定までもやたら長い


改革という名目とその場の思い付きでやりたい放題
性急と断っても直感に従ってし始めるけれど只の考え無しなだけ
評価を下す立場のはずが周りがフォローに回らなければならなくなるばかり


具体的なことを口にする割には実行しない
的外れで筋違いに手当たり次第に首を突っ込むだけ突っ込んで
周りのことを考えていますよアピールに余念しか無い


タバコ休憩は息抜きではありません
結果を出しているとかコーヒーでも飲めばとか良いアイデアが浮かぶとか
他人の時間を奪ってタバコを吸わないと出来ないのかよ


自分の価値を上げようともしないで
仕事が出来ないと負け惜しみを並べて
他人を下げてでしか自分の位置を維持出来ない


メモを取ります確認の為に復唱もします5W3Hに天気も書き加えます
メモを見せてサインを貰いますボイスレコーダーで録音します音声付きのカメラで一部始終を録画していると尚良いです
これで指示していないだのメモが間違っているだの水掛け論になるからこっちが大人になってあげるだの言わせない

572.ブラック企業って法律に違反している企業だけじゃないかもしれません。

生きる為には働かないといけないけれど、
選り好みしなければ働き口なんてたくさんあると言われるけれど、
とりあえず3年って根拠無く言われるけれど、
辞めたいなら辞めればいいとか言われるけれど、
コロコロ変わるよりはやっぱり長く勤めたい。
働き続ける為にはそれなりってのが必要になる。

結局入社して働いてみないと内実や実態が分からないこともあるけれど、
求人票とか面接とか口コミとか評判とかに起因するフレーズを気に掛けてもらいたい。
避けた方が無難というか、注意した方が良いというか、気を付けて欲しいというか。
ほんの一部ではありますが、この機会にご紹介いたします。

声を大にして言いたいのは、これだけでは決して完全なる判断は出来ないということ。
自分に合っていればホワイト企業で、自分に合わなかったからブラック企業ってことでも無いということ。
けれど、あれ?っていう違和感や直感は大事にしていただきたい。



『アットホームで家族のように、社員同士和気あいあいと仲が良い会社です。』
『何でも相談出来て分からないところがあればすぐに聞ける、風通しの良い会社です。』
『社員旅行、クラブ活動、レクリエーション、歓送迎会、懇親会等の飲み会、バーベキュー等の食事会など社内イベント多数。参加は自由ですが、ご家族も参加することが出来るので、親睦を深められます。』
『仕事もプライベートも全力投球です。』
『簡単なお茶出しがあります。』
『3時のおやつがあります。』

仕事とプライベートを公私混同して、ズカズカ踏み込んで来るかもしれません。
内輪ノリのなあなあな考えで、何でもかんでも聞いて干渉してくる仲良しこよしを求められるかもしれません。
一緒にや助け合いを協調性と強調してくるかもしれません。
自由参加は建前で、休日さえ返上してこき使われるかもしれません。
お客様だけではなく、自社の社員に対してもお茶を出したり、お菓子を買って来なくてはならないかもしれません。


『社長との距離が近くフラットな会社です。』
『同族経営、親族経営、オーナー企業』
『時代に囚われず、様々なことに挑戦しています。』
『密なミーティングや体操で心身ともに健康に気を使っています。』

距離が近すぎる故に、単なる責任者であるにも関わらず上から目線で接してくるかもしれません。
社長の身勝手な気分次第で、方針が180度変わるかもしれません。
ビジョンが希望のみで、現実的なデメリットを考えていないかもしれません。
仕事とは結び付かない朝礼や終礼、社訓を唱和したり、反省会と称して自己否定をさせてくるかもしれません。
身内に甘い傾向が基本なのかもしれません。
会社内でも家庭内でも独裁的な身内に対して最悪だと口にしていても、社員がワンマンを指摘しようものなら歯向かって来た敵と見なされ、排除する為に追い込まれるかもしれません。


『人材は人財であり、人柄を重視します。』
『未経験者歓迎、初心者歓迎』
『明るい雰囲気の職場です。』
『平均20代で若手中心の活気ある職場です。』
『勤続10~20年以上の社員が多数在籍しています。』

使い勝手の良い、都合の良い、そんな人を探したいだけかもしれません。
雑用や雑務ばかりで、未経験は未経験のままで終わってしまうかもしれません。
大人しさを暗い悪とされ、明るさを強制されるかもしれません。
すぐ辞めてしまうので、入社したばかりの新人社員やしがみついているベテラン社員しかおらず、中堅社員がいないのかもしれません。


『組織や部門強化の為の増員募集です。』
『少数精鋭の為、入社後すぐに実力を発揮出来ます。』
『将来の幹部候補生、管理職候補でこれからを担っていく重要な仕事を任せます。』
『一人当たりの裁量権が大きい仕事で達成感があります。』
『自分で考える力が身に付き、管理職にもなれます。』
『ジョブローテーションで様々なことを学ぶことが出来ます。』

増員どころか、実際は辞める人の引継ぎや辞めた人の穴埋めの為の募集かもしれません。
臨時でもない限り募集人数が従業員数に対して多すぎる時は、入れ替わりが激しいので最初から離職を見込んでいるからかもしれません。
人員不足で最低限の人数しかいない為、まともにOJTもしないまま一人で任されてしまうかもしれません。
入社後すぐに経験も無いまま、ベテラン同様の仕事量と重い責任を押し付けられ、責任を取らされるだけの立場になってしまうかもしれません。
上司の権限だけ大きく、次から次へとどんな職種の仕事もしなければならないかもしれません。
分業し過ぎてさわりだけしか学べずに、スキルやノウハウは身に付かないかもしれません。


『やる気や頑張りを評価します。』
『高収入、月収〇万円以上可能です。』
『年齢・経験・能力を考慮の上、当社規定により給与は決定します。』
『選考を通じて変動する可能性があります。』

目に見えない曖昧な評価基準の為、自分のお気に入りの言葉だけを信じて、評価を上げるどころか一方的に評価を下げられてしまうかもしれません。
過剰な仕事内容を課しておきながら仕事が遅いとか言われたことが出来ていないとか、問答無用に決め付けられて降格させられてしまうかもしれません。
給与の幅が広すぎても高い金額だったとしても、可能なだけであってたとえ未達成であったとしても嘘ではないと言われてしまうかもしれません。
基本給をよくよく確認しなければ、各種手当が盛り沢山に含まれているからこそ魅力的な金額になっているだけかもしれません。
決定事項と書けないということは、最終的に最低限になる可能性が大いにあるということかもしれません。


『これまでの経験や適性に合わせて採用配置します。』
『希望を考慮します。』
『ノルマはありません。』
『内勤にも関わらず自動車免許が必須条件』

適性は本当に適性で考慮してくれるとは限りませんし、適性があると思うとか考慮した結果とか言われてしまうかもしれません。
他社で経験はあるのにも関わらず、当社では経験不足と言われて任せてもらえないかもしれません。
表立ってのノルマは無いかもしれませんが、個人的だったりチームだったり自主的な目標を掲げて達成しなければならないかもしれません。
内勤でも必要不可欠な職種もありますが、公共交通機関を使わせなかったり運転手役で便利使いされたり、自動車免許を持っているということだけの理由で外回りや営業職へ配置転換させられるかもしれません。


『前向きに取り組む姿勢のある方を優遇します。』
『報連相が出来ない方は難しいです。』
『手を抜かずに仕事が出来る人は活躍出来ます。』
『決まった仕事を淡々とこなしたい方は向いていません。』
『自分の仕事だけが仕事ではありません。立場や役割の垣根を越えたチームワークが大切です。』
『親切で丁寧に教えて指導してくれます。』
『質問したい時に質問できて、手を止めて聞いて回答してくれます。』
『いつでも先輩を頼ってください。』
『社訓やビジョン・社長の挨拶などが社会人として働く上で、当たり前・常識・普通と思われることを大々的に掲げている』
『社会保険完備を目玉かのように標榜している』

わざわざ書いてあるということは、出来ていない可能性があるかそれくらいしないと出来ないということかもしれません。
自分の仕事以外もお手伝いではなく、自分の仕事としないといけないかもしれません。


『福利厚生が充実しています。』
『有給休暇の取得率100%です。』
『残業はありません。』
『残業は少なめです。』
『残業代は1分単位で全額支給します。』

制度がたくさんあって充実してはいても、使用するには条件があって実質使うことが出来ないかもしれません。
使える人が限られていて、その人の負担を別の人や使うことが出来ない人が担うことになるかもしれません。
有給休暇が自由ではなく、指定されているからかもしれません。
義務化された5日がもともと休日や休暇だったところに充てられてすり替わっているだけかもしれません。
取得出来たとしても、理由が必須かもしれません。
残業が無いのではなく、残業代が出ないだけかもしれません。
残業が少ないのではなく、残業を自主的な時間と置き換えているだけかもしれません。
1分単位が原則にも関わらず、さも良心的な企業であるかのように思わせようとしているのかもしれません。


『勉強会、研修制度、自己啓発、セミナー、資格取得制度が充実しています。』
『会社負担で無料、補助が受けられます。』
『自社社員教育制度があります。』

強制参加かもしれません。
資格を取れなければならないかもしれません。
条件が厳しいかもしれません。
有料のものがたくさんあって、提携企業に斡旋しているかもしれません。
自社でしか通用しない資格かもしれません。
他社での経験を無いものとされるかもしれません。


『フルリモートでどこでも仕事が出来ます。』
『リモートワーク可能です。』

携帯やパソコンは会社から貸与されないかもしれません。
通信費や水道光熱費・交通費を削減したいが為で、自己負担を強いられるかもしれません。
休日や深夜早朝に、緊急ではなかったり忘れない為だったりと相手の事を考えずに連絡してくるかもしれません。
手待時間を労働時間と認めないかもしれません。


『試用期間が契約社員になります。契約期間満了後、正社員として雇用します。』

何故契約社員で募集しないのかという疑念が捨てきれませんし、契約満了で終了になる可能性があるかもしれません。


『自席でお昼ご飯を食べることが出来ます。』
『制服貸与です。』
『私服勤務可能です。』
『綺麗なオフィスです。』
『整理整頓が行き届いています。』

お昼休憩時に自席にいるからといって電話番を押し付けられるかもしれません。
応接室が休憩室かもしれません。
私服が一般的なオフィスカジュアルでも、派手とか地味とか言われるかもしれません。
見えるところだけ綺麗で、見えないところは不衛生かもしれません。
着替える時間や社内外清掃が必須でありながら、勤務時間外にさせられるかもしれません。
お手洗いが綺麗でないかもしれません。
お手洗いが男女共同かもしれません。


『事業アピールばかりで肝心の仕事内容が薄い』

採用担当者が募集している職種の仕事内容を把握していないのかもしれません。
実際の仕事内容は到底記載出来ないことなのかもしれません。
凄い企業だと自慢したいだけかもしれません。


『土日・祝日・深夜帯でも面接可能です。』

求職者には有り難いけれど、採用時だけでなく日常的にもこの時間まで仕事をしているかもしれません。
可能というだけで時間が埋まっているとか理由を付けられて、現実には面接しないのかもしれません。


『年間休日数が記載されていない』
『社内カレンダーに準ずる』
『週休二日制(完全ではない)』
『育休取得実績あり』

休日や休暇が入社してみないと実態が掴めないので、事前に確認を怠ると齟齬が生まれてしまうかもしれません。
有給休暇が含まれていての日数かもしれません。
法定休暇・法定外休暇の日数が記載されていないと、実績があっても何日取得出来るのか分からないので不誠実かもしれません。


『固定残業』
『みなし労働時間制』
『変形労働時間制』
『裁量労働制』
『フレックスタイム制』
『シフト制』

勤務時間がバラバラになることが多く、社員同士の連絡が取りづらくなるかもしれません。
残業が無い場合も支給し超過分は別途支給しなければならないけれど、働かせ放題と勘違いしているかもしれません。
残業代を出しているのだからその分は働けと思われたり、残業代が出ているからその分だけ働かなければならないと思ってしまったりして、帰りづらくなるかもしれません。
割り増し賃金も含んで計算しなければならないけれど、最低賃金を下回っていることがあるかもしれません。
管理監督者は残業代が出ませんが、名ばかり管理職だったり管理者が管理監督者に該当しなかったりするのに、管理職という肩書だけで残業代が支払われないかもしれません。


『合否については、〇日後・〇週間後に連絡します。』
『書類選考通過者・採用内定者のみに連絡をします。』

採用担当者の負担を減らす為に不採用者への連絡を省略する旨が明記されていない場合、サイレントお祈りの企業になんて就職しなくて良かったのかもしれません。


『労働条件通知書がもらえない』
『常時10人以上の従業員がいるのに就業規則が無い』

労働基準法などの法律を理解していないか、軽視しているのかもしれません。



色々かもしれないと勝手を申しましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。