◆
601.小作人は地主に根負けなどせずダイレクトマーケティングに手を加えて密かに造反の方策を練る
◆
こんな感じじゃどこに行ったって無理
この仕事合っていないんじゃない?
疑問の形をとっているけれど声音には明らかに否定の色が強い
いやいやこの仕事ではなくこの職場が合っていないだけ
現にこの職場以外は上手くいっているから
人の人生をお前のデータだけで判断するな
お前の世界シェアはゼロパーセントだから
嫌なら辞めてもらって構わないとか
君の代わりならいくらでもいるとか
手を焼いているんだ諦めるいい機会じゃないかとか
折に触れて吐かれるその程度の嫌がらせでしか自分の優位性を示せない
嫌ってようとこちらに害がなければそれでいいから私の邪魔をするな
でもいざ辞めようとすると人手不足とか無責任とか
凡庸な私の仕事なんて誰にでも出来る仕事じゃなかったんですか?
いつか消える傷でもここにいる限り癒えることはない
告発なんてしても守ってもくれずに逆恨みされて余計面倒なことになるだけ
手中に落とそうとする言動なんて受け止めずに変換して
怪盗の会頭が解凍された解答で回答して解党
他人に遠慮して私の人生を曲げたとしても
その他人はもちろん誰も私の人生の責任を取ってなんかくれない
だから誰に憚ることなく私は自分の道を貫くのを優先する
だって私の人生にお前の許諾なんていらないから
泥沼へ沈むのではなく心のシャッターを下ろして
怪しまれないように普段通りの行動を取って泳ぎきるだけ
次の人が決まるまでとか阿ても転籍すら断固お断り
お前が予想だにしない頭一つ抜けている底力で手中に収める
天才ではあるけれど天才ぶりはまだ発揮していないエピソードゼロ
鶏口となるも牛後となるなかれの出代をちゃぶ台返しでジーニアスのサクセスストーリー
壮快な蒼海で総会を掃海して爽快そうかい
◆
602.前日譚で嫁した調略の置き石が盛装で虚を衝いて掻き口説く
◆
ほら出た伝家の宝刀「そんなことは言っていない」
船渠の選挙を占拠する豊富なボキャブラリーとは皆無の
まるで判で押したようなシナリオのヤラセは演出失敗も演出
問題収束の為に何かあれば解決するのは当然でトラブルは未然に事前に回避したとドヤ顔
いやいや処理の仕方が分からなくて聞いたんだけど
その回答の通りに処理しているだけだけど
つか言われたからその方法で処理したのであって自分勝手に処理してねーわ
言っていないって即答するより言ったことを忘れている可能性を考えろよ
こっちは自分が間違っているかもって自分の手違いかもって
自分の間違いを認めることが出来るのに
つかその態度をそっちが望んでいるんだろうね
だって自分は間違えないのだから
何でも自分が正しくて相手が間違っているとか
自分が間違える可能性は皆無とか
自分の覚えていたいものしか覚えていないのが記憶?
いや自分の都合の良いように改竄しているだけ
疑われるなんてショックだし信用してくれていなかったんだと
信用もクソもねーだろと心中
こっちの話はまるでスルーして自分の意見だけを通そうとする態度で
脱線もしていないし蒸し返されてなどいない自分の主張を通す為に引っ張り出してきただけで
決められたルールはこちらを守ってなどくれないばかりか
決めたルールさえ無かったことにして誤解とその解消に翻弄される
思い出せないんじゃなくてそもそも覚えていない
だって覚えておくほどの重要な記憶ではないから
それほどに責任感がないから
九割が出来ていても残りの一割の出来ていない箇所を重点的にダメ出し祭り
自分の非を認めずに相手の非ばかりを責める
十割出来なかった人を責めて一割見付けた自分を褒める
言った人(=命令をした人)ではなくやった人(=実行した人)が責められる
どう思うとジャッジを委ねているように見せかけて言われても
そうですねとしか言いようがない
なんで残されたか分かる?
えっと
はい遅い
誰のせい?誰の責任?誰だと思う?
今の自分を正当化して私の主張する昔の自分を否定させる
ご指摘の通りですねと言わせて自己満足
そのくせ間違いが露見すれば
謝罪しないか立て込んでて忙しかったからと失敗の言い訳探しで軽く流すだけ
ワンチャン失敗したと言い続けてアピールしまくりそんなこと無いですよ待ち
愛して止まない自分が間違ってもそれは出来ない相談だと言えば全く問題ないから
◆
603.依拠に従ってただ舵を切っただけ
◆
善意でしていたことがいつのまにか当たり前になって
私以外の共通認識が私の担当になって
しないとまたは出来ていないと何故か糾弾される
人に合わせてばかりだと自分を見失う
空気は吸うもので読むものではないから
棣鄂につけ込んで低額で定額に働かせていた低学な奴等を停学
人使いが荒い奴等に何と言われようと
キャラを変えずに展開を変えて
あるべき姿に戻してしなくなりました
私の善意をRhマイナスより希少にしたのは
陰で便利屋と呼んで爆弾発言をした奴等自身ですから
したくない事をしないって事をする為にしたんです
半端な対応が駄目なら完璧な対応をするまでですから
イラッとしただけで喧嘩を売った訳ではない
突然怒りなど降って湧いて爆発なんてしない
どうこう言える立場ではないのに全くもって直そうとしないから抗議の意味も込めただけ
気合いが入り過ぎているせいで実力行使で黙らせたくなってしまうけれど
強気で出られるほど弱くはないと
以下余白
◆
604.斜塔錯視の明度対比‐キャンセルカルチャー‐
◆
忙しいからとか手伝ってとかそれしてくれると助かるとか
貴女の都合で強制をするなら
私は私の都合で拒否をする
通じなかったのならばもう一度断るだけ
薔薇の茨をバラバラにして箒で法規を放棄
貴女の都合で即動かなければ
じゃあもういいと言わんばかりに不機嫌丸出し
結局自分でやるというなら最初からそうすればいいだけ
単純に面倒事を押し付けようとしているだけ
待てが出来ないなら任せることが出来ないなら
人の時間を奪ってしまう頼み事などするのではない
◆
605.気を悪くするなよ、お前の為に言っているんだから。
◆
忙しい仕事が一旦落ち着いて待機時間になった
リモートワークで外出せずに連絡が取れたら自由だから
ホッと一息テレビを見ていたら
そんなテレビばかり見ていないで他に何かしろよ
家事とか勉強とか皆やっているだろう
そんな白昼堂々だらけて反骨心は無いのか
もっと頑張んないと駄目だろう
自分で生きる力を持たせてやる為に
自分の可能性を諦めるんじゃなくて課題を積み上げて目標を持たせてあげる
そのまま伝えるのは辛いからと言葉をマイルドにすれば意図が伝わりにくいから
あえてクラクションを鳴らす憎まれ役を買って出てはっきり言ってやっているだけ
あたかも良いことを言ったとドヤ顔で一刀両断
谷‐バレー‐のステージアラウンド
自分は今まで寝て起きて休みで
私は今まで起きて仕事をしていた
その言葉で自分が何を不愉快に思っていたのか明言化された気がした
私はいつ何時も休憩してはいけないらしい
◆
606.かけ子のルームより悪辣なウインドシアー
◆
資料がきていないから聞いたのに
無いなら無いで良いんじゃない
心底面倒くさそうに
毎月来ているものが無かったら駄目でしょ
それにお前が言ったんだろ
見比べておかしなところがあったら報告しろと
これじゃあ聞く意味無しの時間の無駄
手短にって言うくせに
それって○○ですか?と質問の意味も理解出来ず
質問に端的に答えることが出来ないから
手短になんて済まない
しかも聞かなかったら聞かなかったで後から何かあれば
聞かなかったこっちのせい
聞いても深く考えないで答えるから
間違っていればこっちのせい
どちらにしてもどのようにしてもこっちのせい
大事なところは排除しておいて
尻ぬぐいだけリテイクさせてリライティング
当然ながら教育係になんてなれず
私がお目付け役ならぬ監視役をしなければならないのは言うに及ばず
◆
607.ビリオネアの浄財‐ブルジョア‐には程遠い
◆
それなりの給与なのだから
それなりの仕事になるのは当然
それなり以上の仕事を望むならば
それなり以上の給与を支払ってからです
◆
608.沈下橋‐タイミング‐って大事
◆
自分で決めた道を自分なりに遮二無二努力して
状況の変化を俯瞰して観て把握し判断して
無限の組み合わせからパズルの様に探し当て最もなものを当てはめて
自分が立てた作戦が当たって思い通りの成果を得られたり
その次はどの様に戦えば更に効果的かと考えたり
失敗を二度としない為にはどうすれば良いのか何度も考えたりして
納得するまでやり切って完全燃焼すれば
後悔も未練もないのが一番でありそんな良いことはない
躊躇して足を止め勝機を逃がすことは避けたいから前に進み続ける
控えめに周囲の様子を窺う慎重さもあれば自分を貫く強さもあって
特段突出はしてはいないけれども全てそれなりに出来る
悩み事にも寿命があって時は流れているのだから反省しない
決断とは未来の選択で何を守り何を捨てるかということ
何かを選ぶということは違う何かを捨てるということ
スノッブ効果を気取ってフラストレーションが溜まっても
組織に馴染んで上手く仕事が回せるならばそれはそれで必要で大事なことだから
しかしながらレールの無いトレッキングな道だ
見落としたり見逃したりしているものがあるかもしれない
まずはよくここまで健闘したなと褒めてみよう
好きなことと得意なことと求められることは違うから
道に迷ったら来た道を戻ろう
一先ず現状と自分の気持ちと真剣に向き合って
取りこぼしが無いように後ろを振り返って見直す作業も大切
たとえ一時スピードが弱まったとしても進むことを後回しにしても
遅れた分は取り戻して返事を延ばしになんてしないから結果的に決して停滞はしない
終わりは無いけれども終わらせることは出来るから
最適な時期や方法を考えて引き際を見定めてみよう
ベテランだから安心して良いのか一筋だから気を付けなきゃいけないのか
能力のある人が変に譲った結果
ろくでもない者が上に立ってしまって皆が困る事態は避けたい
年数か技術か何がゴールかの違いで首を挿げ替えても似て非なるものにしかならない
出来ないことを押し付けるのではなく出来ることを叶えてやりたいことを見付ける為に
期間ではなく自分が一体何を目標とし何がしたいのか何をしていきたいのか
自分で考えて行動して結果を出したら次の周期を考えて決めていければ良い
やりたくない仕事をいかに減らせるか
やりたい仕事をどれだけ見付けられるか
やってもいい仕事をどれほど許すことが出来るか
選ぶ前に情報が出揃わないと選んだ後で何か知っても後悔の原因にしかならない
良い風に解釈出来る考え抜かれたものでも演技がかった文章は心に響かないから
対する敵ではなく優秀な仲間の居るところへ
自分からは逃げられないのだから自分を傷付ける自分であってはならない
たかが私でもその気になれば恐れるに足りない
大きな目標の為に小さいことをコツコツと積み上げていける
そこは着地点ではなく出発点なのだから
発想の発装を八双で八相してから八層な八艘で発送をして発走を始めよう
◆
609.ウエストコートのノブレスオブリージュ
◆
忍耐強く見守っていて尚且つ口を出さずにずっと目を離さず様子見
持っている多大な権力や影響力のある言動に応じて伴う
義務と責任を果たすのが上に立つ者の務めで忘れることなく果たしていく
チャンスを与えつつも厳しく接していると好意的
しかしながらその際どいやり方には騙して利用して壊してしまうという問題がある
いやいや節度ある範囲で軽妙にリメイクすることは否定できないけれど
全体の利益を優先するから時に一部にとっては非情な対応になってしまうだけ
雑で大胆だが堂々としているから疑われずにバレることはない
イジメではなくフザケていただけなのだから
どうやっても失敗する設計の策を選択し実行する
嘘を付いているとは言っていないしそう判断出来たとしても
隠していることはあるかもしれないしこちらの間違いかもしれない
信用していない訳ではないけれども信用もしきれていないから
憶測の域も想像の域も出ることが出来ない
死角はあるのだから機会はあったと考えられる
だから必ずやったとは限らずやってないとも言い切れない
けれどもそうとしか考えられないから疑いをかけざるを得ない
消去法で犯人にされては堪らないし冤罪の温床になってしまうから
けれど自分ではないと正直に言い張るしか術がなくて否定する材料が手元にない
投げかけられた目線だけで無言の圧力を感じて
疑問の余地がある違和感の予感が確信に変えられてしまう
そして責められる証拠から糾弾する証拠に状況を変えていって
本人に問いただすのが一番の近道と慎重に追及するも
仕掛けた罠‐ミスリード‐で供述に一貫性を失くしていく
責任を取る覚悟があるならば経過を逐一報告すれば行動しても良いってことではある
払える責任の代価と釣り合いが取れるならばですが
ただ今後の関係を鑑みると受け入れる方がよろしいかと思います
それでも拒否されますか?賢明なご判断を期待します
目を丸くされそうする事も可能だという金引く提案
言えない癒えない謂えない云えない
願いも期待も分かるから目指したいも辞めたいもなかなか言い出せなくて
ミスを切り捨てることも出来ずにただただ叱責を受け入れるしかない
立場を理不尽にしたのも望みを潰したのもここまで追い詰めたのも
間違っているのではなく使えないと怒りもしないで切り捨てられるのも
他でもない約束を破った自分自身が原因なのだから当然
何故黙っている?既に認めたことだろうと一つずつ追い詰められて
逃げ道を潰されて減衰し決定権を明け渡してしまった
歯の根が合わないぐらい怖かったけれど泣くほどに嫌だったけれど
放りだして逃げることが出来なくて反撃すら恐怖のあまり出来なくて
不慮の事故でも故意でも分かった様な口をきくなと叱られるものは叱られて
罪を認めることで捜査を打ち切ることが出来るから
支配などされていないトラウマが何度でも蘇りこの苦しみから逃れる為に心を捨てた
単純なミスの結果が単純にはならないから始末書は必須
どんなミスでも自覚させて原因を分析させて
どこまでも追及して事の重要性を理解させていく
責めることで追い込んで反省させる為に厳しく指導すれば
二度とミスを起こさないように防ぎ二度とミスなど起こさせないように教育
しかし別に席を準備しようかと店仕舞いみたく退去を命じられてしまえば終わり
加点方式は良いところを見付けることで私はあなたの良いところをたくさん見付けた
減点方式は悪いところを見付けることであなたは私の悪いところをたくさん見付けた
あなたの決めたことであなたの采配に間違いはないあなたの決定は絶対
叱られなければ匙を投げられて見捨てられた気分になってしまう
信用を失くして叱る価値もない子なんだって不安になってしまう
だからちゃんと良い子にしてるからちゃんと叱ってください
導いてくれるならば間違わずに役に立てるはずなのに
流石だと素晴らしい手腕だとあなたの目に素直な称賛と希望の光がある
あなたが褒めてくれるということはあの子がとても上の人間の役に立っている
それと同義だということを見付けたあの子はとても嬉しそうな顔をする
私もそんな風になりたいのに下手に磨きがかかる一方で居ても立ってもいられないから
帰る変える買える返る代える換える反る還る飼える替える孵る交える蛙
失った判断力と今ある感情
内側から崩すか外側から叩き潰すか
慕わなくていいから崇めろと闇の巣窟で信仰の心臓が受け継がれていく
◆
610.万人不同の原風景
◆
私が良い人凄い人と呼ばれているのはきっと周りの先達が良かったから
先輩達の良いとこ取りをして悪いとこは反面教師
それはNISCも真っ青な私の私による私だけの方法だから
後輩には各種取り揃えてありとあらゆる方法だけを示して
過剰な期待をしているわけでも過度に望んでいるわけでもなくたくさん与えるだけ
変えたくてもどうしたらいいのか分からなくて
下は上に求められないうちは本気で動けないこともあるかもしれなくて
何もしないうちに全てが終わったみたいな諦めたように見えてしまっていたら勿体無い
相談には乗るけれどもあらゆる可能性を否定せず
確率がゼロでは無いだけ希望を持つことが出来るから決断は委ねて
自分なりの考えで自分で試行錯誤をして自分に合ったしっくりする方法を選択してもらう
よりどりみどりは嬉しいものだけれど正しいものを選ぶことは難しいから
昔しか知らない者は当たり前だと思っていて今の者はその存在さえ知らないから
嘘を付いたり隠して動く人はいないけれど余計なことを言わずに引っ掻き回す人はいるから
猥雑な情報の交通整理をしていくことは必須
それが年齢を積み重ねてきた者の務めだと思っている
自分は居なくてもいいと思ったから放り投げるのではなくて
前に出来ていたことがたとえ出来なくなったとしても
出来ていた前の自分が一番正確で正解の教科書とは限らないから
情報を遮断して独占したり制限をかけたりしたのではなく
断絶が起こって失われないように仲介者が翻訳して託していくだけ
それが正解ではなく一つの形でしかないから
感覚の問題だから正確には掴めないし
自分自身にさえ取り出すことも出来やしないだろう
十万円持っていたとしても借金してまで百万円に見せる必要は無く
見せびらかさずに一歩引いて一万円ほどの謙虚な余裕を持とう
相手への態度をラベルでもレベルでも変えることはせずに
価格と値段と価値は違うから人気の高さではなく人柄の長さで勝負して
闇も病みも止ませて言い訳を良い訳にして晴れ渡った気持ちを感染させてゆき
自分の人生の結末を自分が知ることは出来ないし
自分が終わりを迎えようとも周りは続いていくのだから
片道切符のタイムカプセルを後世に残せるように
君なら出来るだろう?なんて随分と簡単に言ってくれると
パスを出してスペースを空けて全体を底上げしていきたい
◆
611.地歩は無限大の付加価値‐ウェルビーイング‐
◆
誰にでも出来る仕事でも私で良かったと言って貰える仕事にすればいい
代わりがいる仕事でも私は誇りを持って仕事をしている
代わりはいくらでもいるけれども誰かの代わりも出来る
誰でも出来る仕事でも誰かがやらなければならない仕事
誰にでも出来る仕事なら七面倒でも私にも出来る仕事
これから先にも同じようなことが起こる可能性があるのならば
今ここで立て直す方法を学ぶ方が良いし
ミイラ取りがミイラにならないように
私に出来ると判断してやり方を教えてくれた
やりたくない事をやっている人がやらなくて良い様にするのが私のやりたい事だから
自分の為じゃなくて人の為ならば頑張れることもあるよ
◆
612.バラストのフェイントには騙されない
◆
両親の実家に行くことは
帰省に付き合わされているのであって
旅行ではない
ましてや家族旅行でもない
楽しんでいたとしても
体験格差は広がって
思い出はそれ一色にしかならない
忙しかったとか言い訳にしても
帰省出来るだけの暇はあるじゃない
今より遊ぶところが無かったとか他のせいにしても
老舗どころはたくさんあるじゃない
混んでいる時期に被ってわざわざ行かなくてもって
その時期にしか出来ないこともあるじゃない
単に孫の顔を見せたい両親のエゴでしかない
別に帰省自体は良しとしよう
ただ大人になってから行くのと子供の頃に行くのと
家族旅行の感覚は違うものだから
行きたかったという思いしか残らない
◆
613.冗談もほどほどにしないと流石に怒りますよ
◆
誰のおかげで食べて暮らしていけていると思っているの?
ってよく聞くけど
専業主婦のことじゃないよね?
専業主婦は家事を担っているよね
兼業主婦なら尚更だよね
モテる為に料理好きとか子供好きとかアピールしておいて
家事をしなかった事ではなく二人で暮らす為に決めた事だったから
未来を一緒に歩むには大事な事だった
イクメンなんて呼ばれて
まさかの自画自賛して
父親はプラスになる事も
母親なら気落ちする暇も無く当たり前で
しないと世間からもまさかの家族からもマイナス
お手伝いさんがいて
乳母がいて
自分の好きなことしかしなくて
何不自由なくて
そんな生活させているの?
どのフェーズのどのレベルの話?
現段階では恐れ多くて言えるはずの無い言葉だけれど?
供述が気に入らないのならば変えて差し上げましょうか?
悠々自適出来る程稼いでこいよ
◆
614.エゴサするまでもなく浮き彫りにして露呈したのはそっちの気の使え無さとこっちの我慢強さ
◆
相手と同じことをすれば同じ位置に下がってしまうと言うけれど
相手には相手なりの正義があったのだと擁護するけれど
最初に傷付けた方が百パーセント悪いに決まっている
何万回何千回我慢した内の一回を
何十分の一いや何百分の一にして返しているだけ
やられたらやり返せと同等の仕打ちを
自分と同じことをされて逆上とか逆ギレとか
する意味が分からない
恨みを晴らさなきゃ生きていけないのか
相手と同じ立場まで成り下がるなんてしなくても
ただただ再現しているだけだ
自分がされて嫌なことは相手にもしない
それだけでいいのに
後悔しているのは別れた事じゃない
そんな相手に出会ってしまった事だ
◆
615.穏当な素地は顕現に馬脚を露わした奴に健勝を破壊され隔意を生む
◆
「冷たい人間と自覚しろ」
「人間失格」
「育て方を間違えた」
そう言われてなんで優しくしてもらえると思っているんだろうか
言おうと考え構えて出た言葉じゃなく
考えを一度天秤で量った方がいいようなこともなく
想いが溢れて思わず言ってしまった言葉
無意識的なその行動は普段からの意識的な行動の裏返し
「ごめんなさい」と言えと強要するくせに
自分は「言い方が悪かった」だけ
厳しく強い言い方だっただけで怒鳴り散らしたりしていない
全てを認めているのだから下手に刺激するのは得策ではないとばかりに
反論しかけた口を閉ざす
失望が恨みに一瞬で変わって
反論する気力も体力も時間も勿体ない
それは謝罪にはならないから
静める五十里に碇を沈め怒りの錨を鎮める
根に持つことには定評がある私です
◆
616.口だけの差配で気を遣える人と自画自賛したいだけで行動に全く移さない喧嘩腰の余人に愛想を尽かす
◆
母「(食事の準備中)」
父「あっ!(大きな声を出し湯呑みを倒す)」
母「(机に広がったお茶を拭く)」
父「(拭くこともせずに)お母さんは仕事しているんだ、手伝おうという気は無いのか?なぁ?見て分からないか?」
はぁ?
私も仕事しているんだけど?
普段から独り言が大きくて
自分がこぼしたものさえ放置でやってもらって
自分が食べたい時間に食事が出てこないからって不機嫌
単純に自分で面倒なことをやりたくないだけ
皿も箸もコップもお茶さえも
お前は手伝おうという気は皆無だろ
つかお前は休みだよな?
じゃあお前はじっと座って待って
今お茶をこぼすという迷惑以外に何をしているんだよ?
◆
617.過振りを皮切りに余禄に預かれているのが羨ましいから頭が上がらなくて横車を押すしかないんだろ
◆
子供部屋おじさんとかおばさんとか
なんて見せしめに批判する
他にもっと言い方があるだろうと思えるほどに一辺倒
一度は一人暮らしをした方が良いと上から目線
自分に無い羨ましい部分をあたかも悪いことだとして
自立している感が出せる優越感を阻害する者は徹底的に排除
保続で攻撃するには弾が必要だから
加えて結婚したら今度は同居しろ?
実家暮らしの非難はするけれども同居の否定はしないいやすることが出来ない
その主張に関連性が見出だせず理想は矛盾しているから
出どころの分からないものは信憑性に欠けるだけ
常識やマナーの鋳型に嵌めたがる割に
一人暮らしをしなければ自立出来なかった言い訳
いや一人暮らしという見た目だけで自立している中身なんて無いだろう
自分の考えでしか話をしようとしないし
自分と違う考えの人には耳を貸そうともしないで
自分が苦労したんだから気付けたのが素晴らしいんだからと
いやいやちゃんと人を見てモノを言えよ
主観でしかない情報じゃなくて客観的な心で判断して
逃げ回っているのではなく完全に見切って
切らない切り札が最大の効果を発揮する
他人の意見に惑わされるのではなくその人自身を見て判断する
止めておけそう言う奴等はこちらよりたちが悪いから
一人暮らしをすれば自立していると勘違いする人とかけまして
実家暮らしを羨ましいから攻撃する人と解きます
その心は?
どれもこれもコスパもタイパも気分も悪いでしょう
◆
618.名代は恩賜のとんずらであり短慮で無礼な外連味‐デコイ‐である
◆
そない殺生なこと言わんといけずせーへんで
こちらから働きかけなきゃ行きたくないとか
行きたくねーわ
労力を掛けるなら別のことに掛けたい
正直に面倒くさいって言ったら冷たい人扱い
不用意に近付かないことは出来るけれど
向かって来られると疲弊を売り捌かれて困る
親孝行は自分でするものであって
配偶者や子供を使ってするものではない
◆
619.明日は我が身の所論を憂慮することなく是認
◆
配慮出来ない奴等に
配慮する必要性は全く無い
嫌われる方が普通と思って
いや嫌われて近付いて来ない方が良い
大切にしてくれる一握りを大事にすればいい
◆
620.実空車表示器‐リベラル‐と定評のあるパンドラの箱を隠喩‐アッセンブリ‐
◆
何でも良いよ
任せるよ
君の好きなところで良いよ
プレイボーイのフィアンセ気取りで
決定権を渡して優しく言っているようで
人目につかない逃走経路を
人知れず確保出来る場所であり
考えるという行為を放棄して
それでいて何でもは良くなくて
候補を出してもアレヤコレヤで却下
実のところ全てを押し付けているだけ
◆
621.「イマドキ」は現在進行系だけど「私の頃は」とか「昔は」とか「あの時代は」とかもう過去形だから
◆
結婚とは家族と家族がするものだから早く貴女も私に認められるように○○家の嫁として○○家の名に恥じぬようにたゆまぬ努力をしなさい私もそうやって認められてきたのよ
家督制度は廃止されましたがいつの時代を生きていますか?
どの地盤を引き継ぐのですか?
どんな遺産を受け継ぐのですか?
跡継ぎってなんの跡を継ぐのですか?
私は嫁に来た訳じゃありません
相棒?コンビ?パートナー?ソシア?
いえいえただ結婚をして妻になっただけです
お前みたいな腰掛けの小遣い稼ぎではなく
お前の息子に養う能力が無いから生きる為だから
まあそれでも嫁になってやってもいいし
当然介護なんてもんはお前の息子がやるから私には関係無いけれど
そこまで言うなら仕方が無いと譲ってやって
まあ図太くて強い人だからどこでも必ず逞しく生きていくだろうけれど
お手伝い程度ならやってやってもいい
サポートは必要だと思っていますからどこまでをお求めですか?
面倒を見るには段階がありますからそのレベルに合わせた財産がありますか?
特に希望はありませんとは寛容なことではないから
私へのお給料はもちろん相場と同程度で構いませんよ
ただしそれ相応の遺産はあるのだろうね?
権利が無ければ義務でも無いことを果たしたりはしませんよ
自分を利用して操ってこようとする人に対しては
操られたフリをして逆に利用するだけ
目的は一体なに?と問うたら
このタイミングで明かしたことが大概手掛かりである
結婚さえすればこっちのものだとでも思っていた?
太鼓持ちにでもなると思った?
この程度で怖気づくと思われていたとは随分と甘く見られたものだ
制圧したとしても味方になんてなりはしない
常に敵に取り囲まれていることを忘れるな
定めを蔑ろにするカラクリトリックは
居残らせたただの便利使いの無料家政婦
自分が苦労したから嫁が楽をするのは許せない
対極で宿敵に狙いを付けたら手に入れて
目的を果たしたら間違った足枷をはめようとする
嫁を同じように苦労させて自分の人生の帳尻を合わせたがる
そしてこれからは私の時代で至福の時間の始まりと貪りたがる
自分は家事も育児も仕事さえも完璧だったなんて
裏を返せば自分以外は木偶の坊だったと言っているのと同じって気付きませんか?
確かに凄いかもしれないけれどもお前の息子はお前に似なかったようだ
見習えとか口答えとか遠く及ばないとか
信用されていても好かれてようとも矢面には立たない
立とうともしないお前の息子には大事にはされていないだろうから
自分では手が届かない遠い存在にすれば安全だと安心出来る部分もあるけれど
手の届く範囲の近くで暴走を見ている方が幾分か救われて吹っ切れるから
脇の甘さに瞳を挑戦的に光らせてニコリと微笑む
その笑顔に張り付けてきたおすまし清楚な印象は欠片も無いだろう
相手の感情を認めながら主張に耳を傾け言葉を繰り返す交渉術なんかを挟んで
はるか昔に自重なんてもんはどこかに置いてきたし
私は竹を割った性格で根には持たないし
和解なんてしても決して仲直りの和合ではないから
ここで腰が引ける遠慮なんてする気は全くない
今までみたいに遠回しではない
次は外さない
外しはしない
一人でやるってことは守ってくれる人なんて居ないけれど
私を止める人も居ないってことだから
面倒な手順を踏まなくても良いようにガス燻蒸を
凄みを感じさせるお行儀の良いお作法でゴングを鳴らす
グチグチ何が仰りたいんですか?思ったことはハッキリ言って下さいよ
私は空々しく伝統の奴隷で襤褸になるなんて真平御免ですから
◆
622.本人不在で尽きない欲張りな欲望は、ホワイト錯視とムンカー錯視を数珠繫ぎ
◆
恋人を作れ?
結婚しろ?
孫の顔が見たい?
一人っ子は可哀想?
子供はたくさんいた方がいい?
暗に匂わせることもない前時代的な営業トークは聞き飽きた
寝た子を起こして雨後の筍で小競り合いになるのも鬱陶しい
以下同文で以下省略を壊れたテープレコーダーのように繰り返すだけ
しかしながら容赦無く完膚なきまでに叩きのめすけれど
迷惑そうに眉根を寄せた嫌な顔はしてしまうけれど
蒸発なんてせずに挑まれた勝負の相手はしてあげよう
なんて親孝行の子供‐ベビーシッター‐かしら
不測の事態が発生してそちらの予定通りに物事が進んでいないから
遅滞して気が気でないようだ
予想できなくはない事態だけれどこちらの想像以上に食い下がられる
あり得ない事が起こるのは想定が甘い証拠だ
放置しているのではなくただぼんやりと口を開けて待っているだけ
連れてきてって言ったらまだする気がないとかする気があったらそんなこと言わないとか
宿題と一緒だ言われるから余計にやりたくなくなる
言われることで遠のいているって気付かない
あの子は恋人がいるとか同棲しているとか結婚したとか子供が生まれただとか早くお祖父ちゃんお祖母ちゃんにして欲しいとか
ショーケースやショーウインドーに並べ立てたいだけ
言うだけで何もしないのにめちゃくちゃ厚かましいことこの上ない
コロニーから担ぎ出す才覚すら無いくせにどの面下げて言っているんだよ
育ててやった恩を仇で返すつもりかなんて言われても
本人が求めていないしここまで育ってやったんだとしか返すことがない
私の満足するような相手を連れてきて
私の思い通りの結婚生活を送れて
衣食住何不自由無く全てを賄ってくれるなら
考えてあげなくもないけれど
私も言うだけで良いなら
お前らみたいな両親‐ポンコツ‐は親ガチャ外れかな
デリカシーが無いのは分かっているけれども
ギリハラスメントまではいってない発言だよな?セーフセーフと
自分で言う言ってしまうようなアウトな感じでも無く
自覚すらないなんならこっちの為を思って言っているとか完全なるアウト
周囲の人達が勝手に抱く期待まで抑えることなど不可能だけれど
その分期待にも添えないからいや添いたくない
イクメンが褒められるのだからその逆のバリキャリも褒められなければならないよね
身体だけじゃなくて心も守る為に私は私の望みを偽らない
お前等の身勝手な結末は私が綺麗サッパリ白紙にしてやるさ
◆
623.ディスコミュニケーションをチューンナップ
◆
やってあげたって何?
こっちは言ったことないよね
消さないって何?
こっちが消した時点けたよね
開けたいって何?
開けっ放しで閉めないよね
うるさいから小さく1にしてって何?
こっちには効かないって文句たれて3以上
だからエアガンぶっ放して
善悪ではなくしぶとく勝ち負けにそっちが拘るなら
目に物を言わせて摘示なんてしない
恩着せがましく言わないし
消すことは無いし
開けることも無いし
1にしかしない
これでトントンということにしてあげよう
◆
624.内儀の意地の封切りは生き字引‐ロートル‐になっても何時ぞやに
◆
好きって言われていないけれど
好きというたった一言が大事なんだけれど
ちゃんと君の口から君の声で君の想いを聞きたいけれど
君にとって特別な存在でいられているのはなんとなく分かるけれども
それが恋愛感情にまで発展しているかどうかの決定打は今のところなくて
言わなかったり言葉を濁したりするけれども
嘘は言わないから
どの様に君が変わろうとも
私を大切にする君という部分が変わっていなければ別に問題は無いから
壁にぶち当たってしまう多くの課題や困難があるからといって
諦めるなんてことはない
自分でも分かっている追い求めすぎる理想を
自分の信じたい道を一つ一つ乗り越えて突き進んで
一生かけても絶対に言わせてやる
なんて意気込んでいるけれども
キミの目は節穴か?
サニタリーすら共同だぞ?
好きだなんてわざわざ言わなくても
こうやって嫉妬させているんだからいい加減分かれよ
一度言いそびれるとなかなか言えなくなるって知らないのか
これだけキミの事を考えているのに
自分の気持ちには気付かないフリをして
今際の際に言ってやるさ
なんて後に引けない強がりだね
そういうと思ったと私は仕方が無いとばかりに笑う
契りを交わして結んで幸せの共犯者
ブリーフィング的に言えば一生一緒に居るという事
◆
625.注釈:普通に考えれば同棲だよね?普通に考えなくてもそうだよ
◆
遅くなったから家の近くまで送っていくよなんて
危ないから家まで送るよなんて
明日早いなら泊まっていけば?なんて
少しぐらいなら荷物置いていっても良いからなんて
ほぼ俺の家に来ているんだから家賃が勿体ないし引っ越すかなんて
危険な匂いなんて一切なくて証拠がある訳じゃないけれど
そう思っても良いよね?
状況をどうにか出来るほど強くないけれども
順風満帆かどうかに出来るのは私だけだから
そう思いたいからそう思うことにするよ
◆
626.私の異議に異議のある方は、まさかとは思いますがいらっしゃいませんよね?
◆
歩きスマホというかながらスマホは殺人鬼だ
すぐに足がつく面を拝んで素性が分かっていても
即座に逮捕出来るわけじゃないし
ウジャウジャ居すぎてお咎め無しなんてことはザラ
私利私欲にまみれ一秒一秒過ちを繰り返す
華やかな誘惑に軽はずみに飛びつけば
そこには破滅の道がつきものだ
ファシリティを我が物顔で
ノロノロしているか
物凄いスピードか
どちらにしても周りを見ていない
見ていないから居ないものと考える
暇人を相手にする必要はない
時間と体力と気力と精神力の無駄
ストレスを感じるところが分かっているなら
断ち切ることから始める
だから避けることなんてしない
止まって真っ直ぐにじっと見る
自ら目の前に来て驚いたり舌打ちしたり
命の危険を与えているのに
命の危険を感じているからこその態度なのに
何故だかファフロツキーズはお気に召さないらしい
自分は他と違って周りを見ているから大丈夫とか
ただ歩くのではなく時間を有効活用しているとか
いやいや周りが見えていないからに他ならない
元々眼中に無いことは明白でむしろ非効率だ
怪我するなり死ぬなり勝手にすればいいと思うけれど
善良な一般市民をはじめ正しく生きている人間を巻き込むな
お前等が自己陶酔した為になんで私達が煩わされなきゃいけないんだ
私は透明人間を認識なんかしません
ながらスマホはマナー違反でもなんでもない
自己中心的なただの殺人鬼だ
◆
627.良い意味でも悪い意味でも予想外‐ディフィカルト‐
◆
アイドルが虚像でも
芸人が芸風通りじゃなくても
俳優が役とはかけ離れていても
幻の都市伝説が本当の噂になっても
何かしらの秘密を抱える人間はその時々で色々な様々な顔を持ちざるを得ない
そのどれが偽物の顔なのか?
本物は一つしかないのか?
いやそのどれも全て本当の顔かもしれない
二面性は身近な人間ほど気付かないものだ
一番近くにいたのならその顔が通常であるから
尚更分からなくて見抜くことが出来ない
しかしながら人を陥れるような二面性でなければ
二面でも三面でもその人には変わりないから
社会生活を営む者として普通ではないかな?
裏切られたと思ってしまったのならば
一面しか見えていなかったんだよ
だからもっともっと知っていけばいいんじゃないかな
◆
628.爪痕を残さないことが爪痕になり得る
◆
夢を売るのが仕事と言われても
プライベートな面も含めて認められたら
それはそれで嬉しい
せっかくのファインプレーで勝ち取った結果なんだから
飛ぶ鳥も落とす勢いで活かさないと勿体ない
世間に通用しなくなった時に意欲が無くなるのも
世間に飽きられて己すら飽きてしまうのも
避けたいけれどカチンコとは違い正解の無い選択肢だ
似たようなジャンルでも個性を出さなきゃ
けれど出し方を間違えると必死でウザい
だから細く長く前に出ることも後ろに下がることも無く
精選‐バイプレーヤー‐になって重宝されるのが一番の近道かもしれない
◆
629.一物(いちもつ)だって勝手な真似はするな!
◆
万全の準備をして遭難するのは仕方が無い
色々な条件や状況が重なった結果だからお世話様だけでよろしい
一方で軽装で遭難したとしても完全に自己責任だが
助ける方は放置すれば気分が悪いから仕方が無く助けてしまう
金が無いとかこれくらい平気とか慣れているからとか
こちらは絶対大丈夫と言い切れずにどうなるか分からないと思っているのに
自分は絶対に大丈夫だと思い込んで決め付けている
オーバーで悲観的ではなくてただギークで現実的なだけ
そして何かあれば助けて欲しいだの運が悪かっただけだの
情報収集が甘かっただの情報を得ていても活用が下手なだけだの
前置き‐イイワケ‐して何も無かったのは単なる幸運に過ぎない
持ち堪えた気紛れな幸運は悪風感染させるトラブル体質に変わりない
英語が公用語?
言葉が通じない?
その国のルールを守らないくせになんでそっちを優遇しなきゃいけないんだよ
お前等は別に来なくていいんだよ
金のなる木なだけで迷惑千万は必要無いんだよ
美しきものをお前等のせいで台無しなんだよ
ルールをきちんと守ってくれる人達だけでいいんだよ
そういう人達はな飛ぶ鳥後を濁さないんだよ
無責任な奴等が野放しになって助長する
被害を拡大させてしまうか最小限に食い止めるかの議論の行く末
規制が必須になってしまうのは窮屈さを嫌うお前等だよ!
◆
630.サンセットフルール
◆
病気だったり事故だったり
もう少し生きたかっただろうなとか
頑張りたかっただろうなとか
思ったりするけれど
悩んでいたり困っていたりしていたら
心は誰にも覗けないから事情があるなら話して欲しかったし
話を聞いてあげればよかったなとか後悔するだろうけれど
はっきりとそういう顔を見たわけじゃないし
思い当たる節もからっきし無くて
解読なんて出来ないし見破れもしなくて
まるで雲を掴むようで
きちんと周りに事情を聞くよりも
変に聞きかじったことをそう考えた方が嘘でも真実より分かりやすいから
面白おかしく噂をして下世話な憶測の暴露記事が蔓延する
理由が分からないから
なんで?
っていう疑問しか浮かんでこない
良い思い出があるからこそそれらの記憶を持っているのが悲しくなるけれど
忘れたくないの覚えていたいの
幸せな記憶が結び付けるのが最終的に不幸な記憶だとしても
君への疑問が私を責めて乗らされた船旅は悲しさの海を漕がされる
罪は無くだから罰も無く
円滑に回り続ける思い出と現実のトレード
謎が砕け散って笑顔は置き忘れたまま手掛かりが絶たれる
こんな形で終わらせるべきではないのに
もう居ないんだもう会えないんだ
歩むはずだった未来の計画を壊された怒りは全く解けてはいない
現時点では何も言えないけれど
もしかしたら本人もなんでこんなことをしてしまって
こんなことになってしまったのだろうと
思っているのかもしれないけれど
やっと笑って話せるようにはなったけれど
一つだけ決めたことがある
今度逢ったら殴る
まず一発殴る
当然グーで殴る
ご無沙汰しておりますと挨拶する前に殴る
漫画みたいに顔の形が変わるぐらい殴る
お供の骨酒と積もる話はそれからだ
◆
631.夫源病ならぬ父源病
◆
その日は女の子の日でリビングダイニングで寝ていた
寝ていたというより倒れていた
動くと吐きそうになるし吐き気の為にお手洗いが近い方が安心だから
毎月のことでここで倒れていることは全くもって珍しくない
広く無い家だから食事も休息も気にせずにするし私も気にしたことはない
母は風邪をひいて自分の部屋で寝ていたけれど
リビングダイニングにしかないエアコンを循環させる為にドアを開けていた
父は何も言わずにいつのまにか自分の部屋で寝ていた
こちらもエアコンの循環の為にドアを開けていた
だからリビングダイニングの電気は消した
風邪の為に寝込んでいる人
理由は不明だけれど寝た人
リビングダイニングにいるけれど動けない人
どの人にも電気は必要無いから
私は寝るつもりは無かったけれど薬を飲んで丸まっている内に眠ってしまっていたらしい
まあこれもいつものこと
食事を食べた後や休みの日なんかは父も母も眠ってしまうことがあるから
特に特別なことではない
皆で夕方まで寝ていて母が起きてきたから
薬のおかげで少しはマシだけれど食欲無いし
お粥を一緒に食べようと思って作る準備していたら父が起きてきた
自分のことだけじゃなくて他の人のことも考えろよ
真っ暗にして部屋のベッドで寝ろよ飯が食べれない
明るくしろよ
飯ぐらい明るいところで食べたいんだ
第一声からがなって燃えている燃えまくっている
燃え尽くす勢いで不機嫌
体調が悪いから頭フラフラで言い返す気力も無いし時間も無駄
悪いことを何一つしていないから怒られる理由がない
だからこんな理不尽に回避する理由もないけれど
こんな時に面倒事に巻き込まれたくなかったから何も言わなかっただけ
何を言っても信じるどころか自分の都合ばかりだから
聞こえていないフリで聞かなかったことにして嘘を付く
聞かなかったフリは絶対にしないけれど
しかもおにぎりで良いとかそのままで良いとかご飯を温めることもせずに
文句だけたれてお茶も箸もご飯もおかずも配膳されるのをじーっと待っている
料理なんて分からないと食べる専門だと常々自信満々に答えてしまう安本丹
椅子に深く座って肘掛けにそれぞれ肘を乗せて腹の前で指を組み足を組む偉そうなポーズの如く
自分の機嫌すら自分で取れずにでーんと座ったまま
俺の機嫌を損ねた奴が悪いとばかりの深呼吸ではない溜息を連発
電気は最大光源でテレビを付けて音量も上げて
お皿を洗わないのはもちろんシンクに持っていくどころか
お皿を重ねることも片付けも自分の持って行く水筒も用意もせずに
食べ終わったら何も言わずに寝た
これ見よがしに電気を消して真っ暗にして
体調を心配してリビングダイニングではなくベッドで寝なと言われるのならもちろん分かる理解出来る
しかし自分を優先されず自分の思い通りに出来なかったいやして貰えなかったことへの文句である
鼎談なんて以ての外
周りへの配慮ではなく頑張った自分への満足感の方が重要
お前は自分のこと以外を考えた言動をしているのか?
論破されて怒るのは未熟な証拠であるけれど
負けが嵩んだブーメランだって気付きもしない
お前に私の想いなど必要ないと理解した
口は出さないし橋渡しもしない
しかしながら私は優しさの塊だ
問いかけられたら答えてあげよう
どこであろうとどのような場面であろうと空気が悪くなるのは
私の精神的な負担が火の車になってしまうから
最初から手にしていないのだから
手を伸ばす気は無いし追放して手放す様な真似も見捨てるなんてことも何もない
だってもう手遅れだから
頭を冷やすどころか頭に血が上っている
目張りされたフキハラの輻射におあいそ
最終という幸福に私は浸りと次が無い絶望にお前は打ちひしがれろ
ただで済むと思うなよ
◆
632.彼の間違いを私が草創期‐アドリブ‐へ一夜にして変えてみせよう
◆
飄々としているからか努力を株が上がるどころかラッキーであると変換される
どれだけの悪意に晒されても顔色一つ変えない女を守る必要などないとも思われる
そんなカチコミのウィンザー効果はもう慣れた
相手の了解を得る手立てを考え実行するのは私の仕事ではあるけれど
一分一秒を争うネゴシエーターなんてただのセオドライトのエアセクション
犯罪者と警察の間に入り打ち水‐ローカライズ‐して
トライアスロンの中継ぎ‐ウエイトアンドバランス‐のような
アベニューとストリートのエンルートを確保する一翼を担う中庸‐ローカライザー‐でしかない
今までと勝手の違う捜査に勝手が分からない奴がテイクオフと出張ってくるのだから
それはそれは面白くないだろう
寄って集ってスニークに審議会の真似事は後を絶たない
上層部の思惑と現場の考えはまるで真逆の流派
余習なんて廃れると思っていないから口伝秘伝で箔が付いていた刑事の勘なんて
大暴落して原点回帰せずにエイジングでトレンドは多様性だから今は流行りもしない
しかし犯罪をネットで注文出来る時代になっても忖度が吹鳴されるというのはまるで流行り廃りが無い
まあ視察と称して捜査会議に同席したキャリア様に食事に誘われて
太鼓持ちする課長の援護もあって受けた私も私だけれど
下心丸出しの本音はともかく会食という立派な建前が必要で
会議室で皆の居るところで勝手に断れない制限を設けたお偉いさんのキャリアは勿論腹立たしいが
その提案を何の抵抗もせずにその理不尽さを受け入れて
いつものように正々堂々とすることを諦めている彼女にも俺は本気で腹を立てている
ネゴシエーションの為の情報収集として休みの日は蚤の市を回り会議中でも雑誌を広げ
注意すれば聞いていないようで完璧に聞いているT型人材の彼女
証人保護プログラムを利用してでも父親の敵を打った彼女
訓練‐ゲネプロ‐も無しに無鉄砲かつ水際の盾として向かっていく彼女
偶然出会ったバーで気心知れた仲になったと思ったが彼女はそうではなかったのか
俺を選んで欲しくても彼女が自分で選んだ結果が奴ならば納得出来るかもしれないけれど
しかしながらキャリアでも何でも無いノンキャリアで大したことの無い俺は
奴が華々しく躍り出て動いたのならば所有欲をかきたてられても出番など無い
嫌なら断ればいいのにと思いながらも指をくわえて見ているしかない
駄目だと泣きを見ることが分かったからこそ恋心を認識したと同時に
それは失恋だと理解して逃げる訳ではなく立ち去っただけと言い訳をする
乙な機巧のエキシビションを過ごした和やかなムード
寄る年波には勝てないあとは若いお二人でなんて課長は気を利かせたつもりだろう
爽やかイケメンの部類に入り香ばしくもキモさを感じさせないクサイ台詞だって
とても良くお似合いのこの庄屋‐チェリーボーイ‐のなせる技
思わせ振りな態度に見えるらしく甘酸っぱい青い春
つまり青春的な勘違いを鰻上りにさせてしまう
ドラマの撮影を見ている様なこのミーハーな光景‐シチュエーション‐
悲しいけれど本当の事を言ってくれて嬉しいです
差し支えなければ理由を教えてくださいとイースターのような速さで言われても
お労しさ満開のほんわかキャリア様にはきっと泥臭いだろう
鍵アカならまだしも裏アカだからと油断して炎上
正義感と愉快犯の掛け算で匿名を特定されて身バレ
アカウントを削除したところで閲覧数稼ぎと拡散目的のアンチがどんどん薪を焚べるから
ネットニュースが食いつき更に燃やして加害者が被害者になる飛び火
汚れた水の上に映る煌びやかな影は殊更綺麗に映るだろう
このキラキラは遠くから見ている分には良いけれど
上級国民や高利貸しと同じくくわばらくわばらと関わりたくはない
送っていくという優しさの塊のキャリア様に風に当たり酔いを覚ましたいから歩いて帰ると言って
この関係は手歯止め‐ステイ‐だとお断りをした
行きつけになった彼女との秘密基地のようなバーで今日は一人
528Hzのキュアリングにはならず酸素欠乏症に陥りそう
信じられないし信じてなんかいないいや信じたくないだけだ
意味のない事はしない自然体の彼女がらしくない事をするのは奴に会いたいからかもしれないと
満更では無かったのかもしれないと疑いは持ったけれど割り込むなんて出来ないしどうする事も出来ないから
無関係と言い聞かせるように醜い嫉妬心を手放そうと努力しようと
そうしようとすればするほど手が伸びてやけくそ気味に酒を流し込む
明朗会計であろう奴の失脚‐ズーノーシス‐を心してかかりスリップを狙いたくなってくる
出世コースから外された先輩を追い越して立場が上になっても
人望は先輩には敵わなくて彼女の部署に好意的なこともあって
刑事としての古いプライドと新しいものを受け入れられなくて対立を生んでしまう
野心から彼女に厳しく当たっているように見えているのは分かっているけれど
彼女が彼女の命と引き換えに危険な賭けをネゴシエーションの度にするから致し方ない
亡くした痛みを知っているからこそ他人の命だけではなく彼女自身の命の重さも知って欲しかった
言い過ぎたかもしれないけれど俺が言わなければ誰も言わないいや言えないだろう
ALSライトでしか分からないようなあんな程度で心を乱される程俺は彼女にベタ惚れで大事らしい
オートパイロットのような最新に拒否感を示していて
自分の居場所をレプトスピラ症に侵されたように
顔をしかめ眉を寄せて従来のやり方で何が悪いのかと
不出来で不甲斐ないと視線を向けられていた訳ではなく
ただ俵紋のように真っ直ぐ心配してくれていただけで彼の野心と私への思いが違うと
それが分かるのに少し時間がかかってしまったのは確かに不出来で不甲斐ない
犯罪者を生きて警察が安全に逮捕する為のネゴシエーターだから
守るべき対象‐ダイヤグラム‐に私自身が入っていないことを理解したらしい
気にせず逝けるように助力して先の平穏を守って欲しいとそれが一番容易だからと
予告する敵などいないからここからはご遠慮ください外でお待ちくださいとシャットアウトして
持てる力の全てで他者を守り自分だけフラッと不幸側へ逝こうとする問題児だと苦言を呈され
無事に彼の元に戻り報告を完了するまでが仕事だとも言ってくれた
セラムのような気遣いは然りげ無さすぎて気付かれていないだろう
何故なら心配が歪んで届いているせいで溝が出来てしまっているから
部署内はまとまっていても刑事課や他部署との関係はあまり上手くいっていない
しかし私が居たFBI‐ビュロウ‐や付き合いの長いCIA‐カンパニー‐と違ってここは日本
日本人ではあるけれど日本で育っていないからやり方は手探り状態
実験的に試している最中のネゴシエーションのようなことをすれば
ますます拗れてしまうのではないかと考えている間に更に言えなくなってしまっていた
彼女が泥沼に咲く希望の花であるのは間違いない
彼女をFBIから引き抜いて来た彼女の上司に感謝しかない
だが彼女にとって俺は仲間でもビジネスパートナーでもなく
自分の仕事を懐疑的に見るただただ理解の無い上司だ
ホメオスタシスなど出来ず空き店の恵比須には程遠い
フラフラと泥酔状態なのは自覚がある
バーテンダーにも心配される程には迷惑な酔っ払いと化している
しかし飲まなきゃどうにかなりそうでやってられなかったから
真っ直ぐ家に帰る気も起きずかといって飲み直すほどの気力は無い
いつもとは違う道を通っていたら途中に小さな公園を見付けてベンチに座り込む
見上げた空に月は無く街灯のせいで少し明るく星は見えなくて
好きになるポイントが変わっていると言われるけれども全員魅力的だったのだから仕方がない
元妻は自立していた女性だったけれど自立していたからこそ夫婦でいる必要が無くなった
人に知られてはいけない関係だからバレないように別々に申し込んで不倫旅行‐ヒミツのデート‐
そうかそうだったんだそうだったんだよなんてどうだったんだよと言われることもなく
騙していたことを暴かれた元妻のように行動したら良いのだろうか
彼女の気持ちは変わらなくても彼女への気持ちは変わるかもしれないから
元妻は俺を裏切ったのではなく関係性の為に絞り出した知恵だと今では思える
逮捕するという共通の目的がある為に多少無理を通せる現場の刑事達と違って
ザお偉い様との食事はいつの時も変に緊張する
話題は仕事の話が中心で愛想笑いはしないけれど無言でいる訳にもいかず
将来性や今後の展望など机上の空論になりがちな上層部に実現可能な範囲を模索して指摘するのも疲れる
私の場合ネゴシエーションはあくまで犯罪者と対峙する時の為で常に気を張っているものだから
それ以外の時はスイッチを切っている状態に近い
普段色々言われてもネゴシエーションの時に支障がなければ私としてはまあ問題無い
だからこそ現場の刑事達が不利益を被らないように食事の誘いを受けたのだけれど
やはり慣れないことはするものではないと実感する
いつもとは違う帰り道の静かな住宅街を一人ゆっくりと歩く
酔いが少し覚め始めたと思った頃に見えた小さな公園
見慣れた人が見慣れない場所にいるのを発見する
近付いてみると酔って寝ているようで声をかけても揺さぶっても起きなくて珍しい
しかしこのまま放って置く訳にもいかないから早速行こうとする
そうするとどこへ行く気だと彼の家まで送り届ける以外に無いだろう
質問とその答えが噛み合っていないどこへ行くのかと聞いているのであって聞かなくても分かる私の目的など一言も聞いていない
勢い込んで飛び出そうとするのはいいけれども場所も分からないのに一体どこへ行く気だと
一瞬自問自答して私はピタッと動きを止める
しかしながらそんな心意気が大事だと思うほどにはまだまだ酔っているらしい
一旦深呼吸をして電話を掛けた先は彼の先輩であり刑事課における部下
関わる者が増えてしまうと秘密を守り切る難易度は上がり難しくなる
何故ならその秘密を共有するのが途端に身内ではなくなるから
しかし内々ならば隠蔽も容易いし年下上司になった彼を気にかけている先輩部下なら尚更
住所を教えてもらえませんか
理由は聞かない方がいいか?
できれば
分かった
読みに間違いは無く家まで連れて帰ってベッドに寝かせることが出来た
結構な重労働だったけれどとりあえず無事に済んで良かった
後は掛けた鍵をポストに入れた旨を書き置きすればいい
と考えつつ足元がふらつくのは酔っ払いの介抱のせいだけではない
やはり飲み過ぎたらしい早く帰ろうと思った瞬間手を引っ張られてベッドに組み敷かれてしまった
酔って油断していたとはいえこうも簡単なのは彼だからだろう
俺の方が好きなのに
俺が先に好きになったのに
俺の方が良く知っているのに
あんな奴より俺の方が幸せに出来るのに
気持ちを確かめたいだけだから一回でいいと彼は思うだろうけれど
こんな状況で言っても嘘か本当か分からないから言えない言わない言いたくない
しかしながら考えるのは後にしよう
男は名前を付けて保存で女は上書き保存だと言われるけれど私には上書きするものが無い
この目が据わっている様子では多分覚えていないだろう
記憶を失くしてももしかしたら今まで通りにいかなくても
誤解の嫉妬でもお酒の真実でもなし崩し的にでも私にとって都合が良いのは変わりがないから
止める為に上げかけた手を下ろして私も好きですよと言った
◆
633.気化熱‐ノックアウト‐
◆
絞扼の徹夜‐コンディション‐が続き疲労が蝟集を極める
飴と鞭が上手な領袖に今後ともご贔屓にとは言い難い
天を仰ぐ様にしてもたれかかりソファーに沈み込んだら
一気に気が緩んで途端に睡魔が襲ってくる
ベッドで寝なければと思いつつ
体が重く重力に負けて動けずにいると
起きてきた彼女が俺の名前を呼ぶ
おかえりと言うその声はたどたどしくて
ただいまと返したけれどとても眠そうだ
起こしてしまったかと思って声をかけたけれど
彼女の視線は一点を見つめている
視線を辿れば判明した理由に狼狽えてしまう
いや、あの・・・えっと、その・・・
何でもないとか気にしないでとか生理現象だからとか
何を言っているのか分からなくなるほど動揺して
立ち上がって下がって距離を取ろうとしたら
彼女がおもむろに近付いて来て
手を引かれてソファーに座らされる
彼女の行動の意味が読めなくて戸惑っていると
俺の前にしゃがみ込んだ彼女
カチャカチャと何やら音がするけれど
暗闇に目が慣れているとはいえ月明かりだけで
しかも逆光だから余計に見え辛い
お腹の圧迫感が無くなってようやく
ベルトが外されたのだと気付き
彼女のしようとしていることに思い至る
慌てて止めようとしたけれど
感じた温かさにビクッとしてしまう
無理矢理引き離すことも危なくて出来ないし
離れさせようとしても髪の毛を掴むくらいしか出来ない
ご奉仕なんて自分には関係の無いことだと思っていた
そもそも他人には触れられたことの無い場所だ
こんなに気持ち良いものだなんて知らなかった
ちょ、待っ、離し、て・・・
なんて断りの言葉を無言の変わらない態度で断られて
チラチラ上目遣いで見てくるけれど
あっさり引き下がることはなく決して止めようともしない
吐き出したものは吸われて搾り取られて
何回なのかも分からなくなって頭がクラクラフワフワして
寝不足と疲労と気持ち良さが相まって
俺の意識は沈んでいった
◆
634.固唾を呑む鳳仙花
◆
完全に予想外の言葉を不意に付け足されて
息が止まるかと思うほどに驚いて見上げる私はさながらブリスタリング現象
遠慮がちに頬を撫でていた指先が私の唇を押さえる
それは力なんて大して入っていないしほんのほんの少し触れているだけと分かることは分かる
それでも息をすることさえ躊躇うくらいの熱を感じて
突き刺さるように強くて真剣な目で真っ直ぐ見つめられて
急に鼓動が早くなって顔が一気に熱くなって頭が真っ白になる
言われ慣れてなんかいない口説き文句を言われて平常心で受け流すことなんて出来ずに
動揺して取り乱しても真面目に受け取るしか出来ないのは仕方がないというのは無理だろうか
目が離せなくて息が詰まって今すぐでも逃げ出したいけれど
背中にぴったり当たる壁がそれを許してはくれなくて
けれど私はその熱を返せない返す術を知らない
愛や恋愛感情が分からないから同じ感情を返せない
人には恵まれていると思っているから他人を見る目はあると思うけれど
自分で自分を見る目はないと思っている
こういう時にどうすればいいのかどうしていいのかも分からない
どういう顔で気持ちを受け取れば良いのか分からない
だって自分で自分の気持ちが分からないから
どんな顔をしたらいい?過去一近過ぎるこの距離で
きっと私の顔は強張っているから
それでも君の勇気に対する礼儀‐プロミネンス‐は私の気持ちの正直さだと思っている
君にそういう顔をさせたいわけではなかったから黙っているつもりだった
けれどどこかで笑顔でいてくれればと自分から離れて君から逃げて無かった事にはしたくなかった
しばらくは一方通行でも構わない
いずれ君の気持ちが変わるかもしれない時を待つ度量ぐらいはあるつもりだから
好意を持っているとだけ知って欲しかったから気にせず今まで通りで構わない
惚れた女に振り回されるのが男の幸せとまでは言わないけれど
少しでも君と居たいからその程度負担でも何でもない
けれど今まで通りってどんな感じだったのか分からなくて難しいとばかりに君は困った顔
重たいし気まずくなっているし負担をかけているし
分かってはいたけれど伝えずにはいられなかったズルい奴なのは重々承知している
しかしながら見たことのない表情を見せてくれる
君の花火みたいな様々な反応‐インジケーター‐を間近で見られて嬉しいのは事実
少し踏み込み過ぎたかもしれないし困らせたい訳じゃないけれど
今よりもっと意識はして欲しいとは身勝手ながら思ってしまう
私を意識して動揺して真っ赤になってアタフタしている君は
デフォルメされたキャラクターの如くこの上なく可愛いことを初めて知ったから
そんな君の魅力に気付く輩はごまんといるだろうから
そうなれば私の出る幕なんか即座に無くなってしまうだろう
分からないかどうか試してみるのも一つの手だよ
軽いトーンで言ってはみたものの君にとっては重いだろうか
少し時間をもらえませんか?
傍にいてもいいのだろうか?
このくらいの距離感からお願いしてもいいですか?
腕を軽く伸ばして頬に触れることが出来るこの距離
今までより近くてこれからを考えると遠いかもしれないけれど
それでも良いと出来るだけ優しく目を細めながら小さく笑った
◆
635.レンタルボックスのブラックボックス
◆
不正が明るみに出ては困る疑惑のデパートと噂される人物の膿が生み産みの海
御前に献上すると張り切り不幸にさせた真実を明らかにしたいと思い上がって
不審な事故として嗅ぎ回っていると知ったら奴は尻尾を出すかもしれないから
入れ代り立ち代りオーエスオーエスなどと三々五々のシェアード・ユニバース
ゴシップ好きでそれが大好物な人間はその中心になるのを嫌がる傾向にあって
やっと塞いだ穴をほじくる様な真似をし暴き出して一体何がしたい?と問われ
逆に聞くけれど無視出来ない要素を何故抉じ開けてはならないのかと問い詰め
何で逃げた?そっちが追ってきたからなんて思い切り怪しい人は犯人ではなく
連絡なんて一度も無いのだからどこに居るのかこっちが教えて欲しいぐらいと
無駄口を叩けるぐらいに元気なのだからせめて関わりたくない理由を聞きたい
それに譲っただけでその先に何があったとしても何が起きたとしても知らない
人生の後輩であり会社の後輩と勘違いしたのは向こうの方と負けず嫌いを利用
揉めてなんかいないお願いしただけと気まぐれは掴みどころがないのと同義で
敗北という文字が奴の辞書に載っていないのならば書き足してあげましょうか
ご挨拶も出来ずに大変失礼致しましたしかし下手な褒め言葉よりそちらの方が
私は良いのですけれどとそれは失礼しましたしかしながらわざわざ褒めるその
必要性が全くもって感じられない何故ならば私が君の為に作ったモノがまさか
君に似合わない筈がないからと自信たっぷりに言われてしまったけれどそれは
自画自賛の自慢であり褒め言葉では全く無いしずーっと見ていた見られていた
視線を感じても交わすことなく逸らされてゴミとか付いていた?という感想は
当たっていると思う?と聞かれたら何かが起きれば分かるとしか言い様がない
タバコの不始末と同じくして誰かが傷付いて自分も傷付いて周りを不幸にして
失ったモノを手に入れる事が出来ても己にとって大事なモノを手放す事になり
怒られるよりも泣かれる方がグサッとくるけれどその先に違う誰かが救われる
それならば志半ばで無念になってしまった追うべきは私は私の君は君の真実を
私は私の望みに従って動き例え君の邪魔になったとしても止めるつもりはない
居場所に嘘付くつもりなど毛頭ない大切なモノまで全部嘘になってしまうから
ある一定の条件で選別や選定をし求める正義が完全一致するとは限らないから
幾らつぎ込んだと思っている?なんて言われたって勝手にやった事でしかない
先を越された?と言われたらだと良いのだけれど常識とは常に覆されるもので
投げられたモノは取り損ねずにしっかり受け取らなければならない何故ならば
じりじりと迫りくる黒い衝動が君を連れ去ってしまうなんてことが無いように
君と過ごした時間よりも君が居なくなってからの時間の方が長くなってしまう
昨日のあの時の君はどこ行った?タイムマシーンで戻れたら良いのですけれど
あんなに優しかったのになんでこんなことを?残念こっちが本性で強烈な光が
生んでしまった闇は嘆く悲しいここから笑い声が消えてしまうことになるのは
また会う日まで私の宝物をしばらく君に預けよう大事に持っておいて欲しいと
地獄の底から見上げなければ天上の罪は分からないし暴くことなんて出来ない
奴が居ないと組織は回らないけれど奴が居る限り組織はいつまでも変わらない
お互い自分の望みの為に動き向かう所敵無し状態でありそれで面白くなるなら
口にしては呆れられている様なことでも自動で格納し協力も我慢もしてあげる
邪魔にならない様に避けたら怪しい動きになってしまっただけで戻る気はない
試されていると感じる最後の思いを読み解かねばならない信じて戦うは追尾中
安易に結び付け事故だと思われていても私に話したって事はそういう事だから
ハイハイと軽く流そうとしてもハイは一回でいいし足を引っ張る気なのか?と
いやいや不正から守りたいだけだと言ってもさて私の特技を炸裂させ披露する
その時が来たと言ってもそんな時は来ていないと反発して独立を言いだしても
良くない連中とつるんで身元特定には至らずあくまで仮説の話でしか進まない
私を困らせて何が面白いの?私が一体何をしたというの?私の何が不満なの?
近過ぎて麻痺してしまって周りと歩幅も息すら合わせて手は尽くしたとしても
全部上手くいって丸く収まるのは君だけで思いをぶつけたいのに届かないから
こんな事言って良いのかどうか分からないと迷ったとしても言ってくれないと
良いか悪いかどうかも分からないしどうして欲しいのかちゃんと言って欲しい
私が聞いても良い話?と疑問を呈しても自分の立場を弁えているから問題ない
そういうのはつまりつまるところ誰にも話すなという事でなんか嫌というのは
ザックリだけど端的であって察しが悪いのは承知の上なんて分からないフリは
出来ても分かるフリは出来ないのと同じで横柄なんだか健気なんだか理解不能
情報を丁寧に仕入れてそこで生じた矛盾を一つ一つ潰していけば大事なモノは
明確で邪魔を効率良く排除し抵抗出来なくなるよう人質を取るのはかなり有効
だからこそ誰にも話さないからだって知られたくないから黙っていたのだから
君を監視してと頼んで余計なお世話だと突っぱねられてもこの件のバディは奴
落ち着いて座っている様に見え分かった分かったと全く分かっていなさそうな
そんな口調でも指先がテーブルを叩いているからイラつき度合いが直様分かる
静かで良いけれど黙らなくていいと言ったそばからそれなら一人で調べるから
ただ何か分かっても教えてあげないとさっきまで静かだった君がもう懐かしい
留守番は置いてけぼりじゃないし正確には奴を留めておけなくなったからこそ
最初は断っていたけれどそんなに熱心に来るならと後を追う事になっただけで
結論として置いていくはめになっただけで突然過ぎるとか慣例がとか言わずに
ハッとした様に顔を上げ思わずという様に振り返り些細な機会を捉える柔軟さ
常識をそっと横に置いておく対応それは評価に値するところだと私のお陰だと
自分で言うなと文句を垂れても誰も言ってくれないから自分で言うしかないと
そこまでしなくていいと止めたところでいやここからでこれからだと言うから
とんでもない機会が回ってきたことだけは確かで有り難く利用させてもらおう
周りに合わせるのではなく周りを合わさせるぐらいでないと活かせるかどうか
そんなものは分からないけれど負けはしない君がいたからここまで来れたから
深入りするなと定められた終わり‐エンドロール‐の先は反省会という名の宴
礼ならば全てに決着が付いて諸々の結果が出てからで構わないし謝罪をすれば
許してやらない事はないと言ったところで間違った事をしたとは思っていない
とか返答してこんな時に冗談を言っている場合ではないと叱責されたとしても
冗談でも言っていないと気が滅入ってどうにかなりそうなのだからとスルーで
聞こえていますとお耳がよろしいようでとニッコリそっちの声が大きいだけと
ここに留まっているのが安全の為には一番と私の立場ならば口にすべきである
けれども行って来いと行方が分からない状態が続いていて消息は掴めていない
心配かけられても怖い目にあったのは君でよく無事に帰ってきたと謝罪は不要
ありふれた物ではあるけれども発見場所には無かったから犯行現場は別の場所
事件に巻き込まれた可能性を考慮したとしても偽物の予告状は本物への依頼状
あくまで奴の証言ですが君の周辺を洗う事をオススメしますとオススメされた
奴の次は私を疑うのかと睨まれ少しぐらい雑談に応じてくれてもと言われても
自動音声が架空の名前を名乗って泥棒ではなく詐欺師だからと主張をされても
何んですか?何だと思います?と繰り返し詐欺師は一斉捜査の一斉検挙を疑い
聞かなかったフリなんてことは出来ないのだからと決めつけて仲間を信じない
約束して期待させておいて破られ失望するぐらいなら最初からしなければいい
推察しますがいかがでしょうか?と問われない為にも販売を続けていく為にも
コピー防止機能は必須であって動かした立ち入り禁止の立札は墓場への道標に
言ったはず絶対に幸せになるか何かあったら素直に助けを求めるかのどちらか
その実現の為には絶対に誰にも邪魔はさせないと確かに約束した他ならぬ君と
あんなの時効だって証拠‐ソレ‐の出所なんて野暮なこと聞かないでください
聞かないほうがいい知らないほうがいい知らんぷりを決め込むのが身の為です
自分は上司に言われただけと罪を間接的に認め間違いを正したかったという答
何故こんなことを今更?と問おた意味は無く間違いと知っていたのですねと応
言い争いの原因は?と原因を探ろうとしてもさあ何だったかいつもの事だから
ふざけ過ぎただけで大した事はなくバズりのお重‐プロダクト‐は胃もたれし
重く胸焼けをするからすぐにごっつぁんです‐ストラック‐して長続きしない
しかしながら生み出した作者がいくら変わろうとも生み出された作品は不変で
問題‐クイズ‐と称して犯行を重ねるような情報過多な模倣が幾多も生まれる
自身で作り出した世界を彷徨い続け繰り返したのは夢ではなく紛れもない現実
たまに会ってつるんでいるだけで友達ではないけれどとこんな大金をちゃんと
持ってくるなど余程本気の計画でこれ以上ややこしくなると手が付けられない
この高級な味を知らないなんて貧乏人は嘆かわしいと政治資金と私腹を肥やし
悪事なんてもの弾を込めた祝砲もバレず表沙汰にならなければ何の問題も無い
空砲を実弾に入れ替えすり替え捜査を止めたのではなく単に担当を外しただけ
実行の犯人隠避をする理由が奴にはあって本物だから隠したかったのではなく
偽造したからこそ隠したかったと確かな証拠もないが自白でどうにでもなると
紛失したのではなく公に出来ない秘密を守りたいから公開出来なかっただけと
事を荒立てて名前に傷を付ける訳にはいかないから地位を与えたのは嵌める為
小さい事件の処罰をすると見せかけその裏にある大きい事件の事実に蓋をする
誰かにとって都合の良い真実を作る為だけに消されて永久にそれは冷凍保存で
展示品となる保護という名の拉致監禁で何も言えない状態になれば全て終わり
自分の罪を流すのも他人を逃がすのも得意なのだから走り続けられるだろうと
君がそうなる姿を見たくないからこれ以上邪魔しないで欲しいと死体を指して
わざと見付かるように怪しい動きをしたのは私とゆっくり話をしたかったから
私に立てつく奴はこの世に一人も居ない何故ならばこの世から居なくなるから
ゾクゾクしちゃわない?とミクロとマクロの認識を怠った権力者の辿る末路は
黒幕が表舞台でいざ実権を握ろうとしたけれどその一連の動向に不安を覚えた
操っていたはずの操り人形に脅せば裏切らないとでも思った?と消されただけ
軽い事件で騒ぎを起こし警備を重点的にさせ犯行現場を手薄にさせるそんな話
許せないという言葉は復讐の対象が自分自身も含んでいることを意味していた
ここからは私の想像だけれども驚かそうと凄く張り切ったのにも関わらず逆に
驚かされてしまった目の前にあるその顔は驚いているようには全く見えなくて
気心知れた仲なのに寧ろ珍しく嬉しそうで敗北感たっぷりガクッと肩を落とす
制約があるからこそ思い付いて生まれた自由な発想やアイデア達で君を殺す為
などではなく君を殺人者にする為に私は君を誘ってここに来て心配しただけで
ちょっとだけ意地悪をしたくなったとかそんなありきたりなことなど言わない
救われない世の中ならばせめて輝く人を撮って映し出せるカメラマンのように
気分転換という名の現実逃避であったとしてもフィクションの中で救われたい
輝かしく素晴らしい功績はすべて他人から奪い取った偽物で構築されていると
周りから疑いの目を向けられたら面白いかなと現実と物語‐フィクション‐の
区別もつかないけれど終活のエンディングノートに書く情報で財産を把握して
いかにも案内の連絡が来そうなタイミングで連絡が来るスミッシング詐欺とか
詐欺師は金でなびく投資家‐カモ‐の最初の客の反応が最も重要な事だと熟知
活かす詐欺にも旬なんてものがあって残っているかもしれない証拠を消そうと
ここに来ることこそが証拠でそしてそれも証拠になるのだから思い出を捨てた
何十枚も綴った分厚いラブレターを恥ずかしいから直接は渡せなかったけれど
君の姿を見ると駆け寄り行きそうに上半身からそわそわとさせてしまうけれど
返事なんていつになっても大丈夫だから気にしなくていいから待っているよと
ほの字という純粋な攻撃‐ダイスキ‐はその間に似たよう人で練習して達成感
殺害方法の違いは大きな問題ではなく君と同じ様な雰囲気になる様に花を飾る
それが私にとってはとても重要なことでもう一回もう一回と犯行を重ねていく
嫌そうにしつつもちゃっかり愛用している君に見立てた君への報われない想い
それをぶつけて着飾って彩る為だけの人で怒られてもいいから構って欲しくて
口付けする様に両手を伸ばし包み込んだのはか細い首で君に似たそれを絞める
君が自分のことは忘れて欲しいと奴に言ったみたいだけれど非常に残念ながら
他でもない君が忘れさせてくれなくて君が見た景色を私も見に行こうと計画中
裏で操っている黒幕が居るのではと思われたけれども背後には誰も居なかった
何故ならば誰かの作ったシナリオを模倣しているのではなく自分の思い通りに
修正しながら皆が出来ない事をしていく皆とは違うと分からせる為であるから
そこから動かずに待っていてなんてつまり私に助けに来るなとなんて馬鹿な事
後を追うためとか諦めが早過ぎるとか絶対に間に合わせてみせるとか考えても
覚悟は無駄にはしないなんて綺麗事は言えなくてふぅんと何とも言えない怒り
奴を差し出せば君の命だけは助けてやると言われたみたいに全身を巡っていく
君を守る為に丹精込めて作って託したのに肝心な時に使われず役に立たなくて
中身を当てられなかったのは相性が悪かったからで霊視も透視能力も本物など
リストに載っていなければ代を重ね時間が経過するごとに忘れ去られてしまい
黙っていたらこのまま一生終わらないことを理解したからこの凶器が本物だと
分からせて言うことを聞かせる為に威嚇しただけで傷付けるつもりはなかった
この距離では私より奴の方が君に近いから奴を捕まえるより君を守る事を優先
学校に来たのではなく友達に会いに来たと大人の反感を買い生徒の共感を得る
真の標的は運命の糸が絡まり縺れてしまったのか救ってくれない神なのだから
大切な人の無実を信じようとしたら身近な人を疑わなければならなくなっても
もどかしいのは何も話してはくれない君ではなく気持ちを読み取ってやれない
自分だせめて君の目の前に居て君の表情を直接この目で確認出来たらいいのに
君はすぐに戻ると言ったのにウソツキ後悔だらけの過去と不安だらけの未来で
君が凄いと言ってくれたからプロになれなくても君を笑顔にする才能はあった
闇の恐さを知っているから夜を恐れたとしても生きるのが楽しくて窓枠が絵画
死ぬのは面白くなくてつまらなくて散って逝く姿は綺麗だけども輝いていない
およしなさいと言われたとしても他人より秀でた部分をとことん利用してやる
そうなる様に仕組んだ人間しか知らない事を暴き出し咲いたのは君に出会う為
このまま死んでやるくらいなら自分の人生なのだから自分の好きに生きてやる
無利子で金を貸して便利使いの協力者にさせた提供者から情報を得て行動する
克服することが出来ない最大の不健康というのが死を意味するならば私だけに
伝わる様にした凄く手の込んだモノでありある意味利子より怖いかもしれない
聞けば傍観者ではいられないけれどそうなれば私もここまでということだから
名乗るほどの者ではないと言って応援だけでスタンドに降りプレーしては駄目
秘密を抱えたままこの先の君は笑って生きていける?なんて本当に許せたのは
やらなければいけないことがあるのに出来ないと同じように苦しんでいたから
軽はずみな事を言えないのはそれだけ大切だから少し考えさせてと言われたら
ご連絡お待ちしておりますという姿勢は崩さず一人で仕事しているのではない
だからしっかりしてくれなんて言うことは無い何故なら一人ではないからこそ
失敗したとしてもフォローする事が出来てあの時にああすればよかったなどと
後悔なんてせずにあの時は百点満点であったあの時よりも満点が何点か分だけ
伸びたと思えば良い次はその伸びた満点を目指せば良くて満点の容量を増やす
自分で希望しておきながら往生際が悪い君も少しは覚悟を決める気になった?
行きましょう現場でも敵陣でも地獄の果てでも何処へでもご一緒致しましょう
どんな無茶をしたとしても絶対に受けてくれるという安心感を過去に戻りたい
そう思う未来を作らない現在に全てが嘘だとは思えなくて眩し過ぎて目に染み
溢れる雫と笑う君の生きる理由になり得るならもう少しだけ戦えるだろうから
暗闇が居場所であるならばシャッターさえ眩しさを感じたとしても隠された謎
それが時を越えて甦って明かされていく途中で何がなんだか分からなくなって
しまったと混乱してしまったのならば一つ一つ丁寧に思い出していきましょう
依頼人の秘密を守るのが守秘義務であると突っぱねられたとしても秘密の記録
それにアクセス出来ないだけか保存自体を意図的にしていないかなんてものは
全くもって関係がないタイピング音を響かせながらセキュリティを脆弱化して
突破したのは本来アクセス出来ないレベルの情報のサークレットのパングラム
いつでも戦える様に必ず片手を開けているけれども今両手は塞がっている私が
戦わなくても繋いだ両手の君達が私の守りたいモノごと守ってくれるだろうね
私の大事なモノを君達が自分も大事にするという宣言みたいに思えてならない
色鉛筆何色分かしかない世界だったとしても私の居たい世界に君が居てくれて
君の居てくれる世界が私が居たい世界だから一瞬であったとしてもそれで十分
それほど分かりやすかったわけ?と不貞腐れればいやいやよくよく見なければ
分からない程度だと謙遜するけれどそれでも君には十二分に分かったじゃない
いつかそんな日が来る事が分かっているのにそんな日が来ないかの様に過ごし
君が居なくて心の扉にはノック音さえなくて静か過ぎるから耳を塞ぎたくなる
記憶があるからこそ離れたのに近くまで来たから寄っただけと忘れられなくて
前に進めずに黙って何か見るより君ともっと話したいから場所はどこでもいい
連絡が無いのは忙しいからだと思っていたけれどその間に壊れていってしまい
約束は破られてしまい一人の夜が終わると君は隣にいてボーッとして悲しそう
ごめんと言って謝る君の記憶の中にある待ち疲れ眠ってしまった私は辛いまま
涵養していく戸籍‐エタニティリング‐より思い出の方が生きた人生の証人で
悲しいことや教訓を後世に伝えることは必要だけれど嬉しいことも伝えていく
なんとしてもスクープを取りたい記者は逮捕したい警察と逃げ果せたい犯人と
是が非でも明らかにしたい遺族とで応援が間に合わなくても真実を奪い合おう
There are no results for truth. Check your spelling or try different keywords.
(真実の検索結果はありません。スペルを確認するか別のキーワードを試してください。)
601.小作人は地主に根負けなどせずダイレクトマーケティングに手を加えて密かに造反の方策を練る
◆
こんな感じじゃどこに行ったって無理
この仕事合っていないんじゃない?
疑問の形をとっているけれど声音には明らかに否定の色が強い
いやいやこの仕事ではなくこの職場が合っていないだけ
現にこの職場以外は上手くいっているから
人の人生をお前のデータだけで判断するな
お前の世界シェアはゼロパーセントだから
嫌なら辞めてもらって構わないとか
君の代わりならいくらでもいるとか
手を焼いているんだ諦めるいい機会じゃないかとか
折に触れて吐かれるその程度の嫌がらせでしか自分の優位性を示せない
嫌ってようとこちらに害がなければそれでいいから私の邪魔をするな
でもいざ辞めようとすると人手不足とか無責任とか
凡庸な私の仕事なんて誰にでも出来る仕事じゃなかったんですか?
いつか消える傷でもここにいる限り癒えることはない
告発なんてしても守ってもくれずに逆恨みされて余計面倒なことになるだけ
手中に落とそうとする言動なんて受け止めずに変換して
怪盗の会頭が解凍された解答で回答して解党
他人に遠慮して私の人生を曲げたとしても
その他人はもちろん誰も私の人生の責任を取ってなんかくれない
だから誰に憚ることなく私は自分の道を貫くのを優先する
だって私の人生にお前の許諾なんていらないから
泥沼へ沈むのではなく心のシャッターを下ろして
怪しまれないように普段通りの行動を取って泳ぎきるだけ
次の人が決まるまでとか阿ても転籍すら断固お断り
お前が予想だにしない頭一つ抜けている底力で手中に収める
天才ではあるけれど天才ぶりはまだ発揮していないエピソードゼロ
鶏口となるも牛後となるなかれの出代をちゃぶ台返しでジーニアスのサクセスストーリー
壮快な蒼海で総会を掃海して爽快そうかい
◆
602.前日譚で嫁した調略の置き石が盛装で虚を衝いて掻き口説く
◆
ほら出た伝家の宝刀「そんなことは言っていない」
船渠の選挙を占拠する豊富なボキャブラリーとは皆無の
まるで判で押したようなシナリオのヤラセは演出失敗も演出
問題収束の為に何かあれば解決するのは当然でトラブルは未然に事前に回避したとドヤ顔
いやいや処理の仕方が分からなくて聞いたんだけど
その回答の通りに処理しているだけだけど
つか言われたからその方法で処理したのであって自分勝手に処理してねーわ
言っていないって即答するより言ったことを忘れている可能性を考えろよ
こっちは自分が間違っているかもって自分の手違いかもって
自分の間違いを認めることが出来るのに
つかその態度をそっちが望んでいるんだろうね
だって自分は間違えないのだから
何でも自分が正しくて相手が間違っているとか
自分が間違える可能性は皆無とか
自分の覚えていたいものしか覚えていないのが記憶?
いや自分の都合の良いように改竄しているだけ
疑われるなんてショックだし信用してくれていなかったんだと
信用もクソもねーだろと心中
こっちの話はまるでスルーして自分の意見だけを通そうとする態度で
脱線もしていないし蒸し返されてなどいない自分の主張を通す為に引っ張り出してきただけで
決められたルールはこちらを守ってなどくれないばかりか
決めたルールさえ無かったことにして誤解とその解消に翻弄される
思い出せないんじゃなくてそもそも覚えていない
だって覚えておくほどの重要な記憶ではないから
それほどに責任感がないから
九割が出来ていても残りの一割の出来ていない箇所を重点的にダメ出し祭り
自分の非を認めずに相手の非ばかりを責める
十割出来なかった人を責めて一割見付けた自分を褒める
言った人(=命令をした人)ではなくやった人(=実行した人)が責められる
どう思うとジャッジを委ねているように見せかけて言われても
そうですねとしか言いようがない
なんで残されたか分かる?
えっと
はい遅い
誰のせい?誰の責任?誰だと思う?
今の自分を正当化して私の主張する昔の自分を否定させる
ご指摘の通りですねと言わせて自己満足
そのくせ間違いが露見すれば
謝罪しないか立て込んでて忙しかったからと失敗の言い訳探しで軽く流すだけ
ワンチャン失敗したと言い続けてアピールしまくりそんなこと無いですよ待ち
愛して止まない自分が間違ってもそれは出来ない相談だと言えば全く問題ないから
◆
603.依拠に従ってただ舵を切っただけ
◆
善意でしていたことがいつのまにか当たり前になって
私以外の共通認識が私の担当になって
しないとまたは出来ていないと何故か糾弾される
人に合わせてばかりだと自分を見失う
空気は吸うもので読むものではないから
棣鄂につけ込んで低額で定額に働かせていた低学な奴等を停学
人使いが荒い奴等に何と言われようと
キャラを変えずに展開を変えて
あるべき姿に戻してしなくなりました
私の善意をRhマイナスより希少にしたのは
陰で便利屋と呼んで爆弾発言をした奴等自身ですから
したくない事をしないって事をする為にしたんです
半端な対応が駄目なら完璧な対応をするまでですから
イラッとしただけで喧嘩を売った訳ではない
突然怒りなど降って湧いて爆発なんてしない
どうこう言える立場ではないのに全くもって直そうとしないから抗議の意味も込めただけ
気合いが入り過ぎているせいで実力行使で黙らせたくなってしまうけれど
強気で出られるほど弱くはないと
以下余白
◆
604.斜塔錯視の明度対比‐キャンセルカルチャー‐
◆
忙しいからとか手伝ってとかそれしてくれると助かるとか
貴女の都合で強制をするなら
私は私の都合で拒否をする
通じなかったのならばもう一度断るだけ
薔薇の茨をバラバラにして箒で法規を放棄
貴女の都合で即動かなければ
じゃあもういいと言わんばかりに不機嫌丸出し
結局自分でやるというなら最初からそうすればいいだけ
単純に面倒事を押し付けようとしているだけ
待てが出来ないなら任せることが出来ないなら
人の時間を奪ってしまう頼み事などするのではない
◆
605.気を悪くするなよ、お前の為に言っているんだから。
◆
忙しい仕事が一旦落ち着いて待機時間になった
リモートワークで外出せずに連絡が取れたら自由だから
ホッと一息テレビを見ていたら
そんなテレビばかり見ていないで他に何かしろよ
家事とか勉強とか皆やっているだろう
そんな白昼堂々だらけて反骨心は無いのか
もっと頑張んないと駄目だろう
自分で生きる力を持たせてやる為に
自分の可能性を諦めるんじゃなくて課題を積み上げて目標を持たせてあげる
そのまま伝えるのは辛いからと言葉をマイルドにすれば意図が伝わりにくいから
あえてクラクションを鳴らす憎まれ役を買って出てはっきり言ってやっているだけ
あたかも良いことを言ったとドヤ顔で一刀両断
谷‐バレー‐のステージアラウンド
自分は今まで寝て起きて休みで
私は今まで起きて仕事をしていた
その言葉で自分が何を不愉快に思っていたのか明言化された気がした
私はいつ何時も休憩してはいけないらしい
◆
606.かけ子のルームより悪辣なウインドシアー
◆
資料がきていないから聞いたのに
無いなら無いで良いんじゃない
心底面倒くさそうに
毎月来ているものが無かったら駄目でしょ
それにお前が言ったんだろ
見比べておかしなところがあったら報告しろと
これじゃあ聞く意味無しの時間の無駄
手短にって言うくせに
それって○○ですか?と質問の意味も理解出来ず
質問に端的に答えることが出来ないから
手短になんて済まない
しかも聞かなかったら聞かなかったで後から何かあれば
聞かなかったこっちのせい
聞いても深く考えないで答えるから
間違っていればこっちのせい
どちらにしてもどのようにしてもこっちのせい
大事なところは排除しておいて
尻ぬぐいだけリテイクさせてリライティング
当然ながら教育係になんてなれず
私がお目付け役ならぬ監視役をしなければならないのは言うに及ばず
◆
607.ビリオネアの浄財‐ブルジョア‐には程遠い
◆
それなりの給与なのだから
それなりの仕事になるのは当然
それなり以上の仕事を望むならば
それなり以上の給与を支払ってからです
◆
608.沈下橋‐タイミング‐って大事
◆
自分で決めた道を自分なりに遮二無二努力して
状況の変化を俯瞰して観て把握し判断して
無限の組み合わせからパズルの様に探し当て最もなものを当てはめて
自分が立てた作戦が当たって思い通りの成果を得られたり
その次はどの様に戦えば更に効果的かと考えたり
失敗を二度としない為にはどうすれば良いのか何度も考えたりして
納得するまでやり切って完全燃焼すれば
後悔も未練もないのが一番でありそんな良いことはない
躊躇して足を止め勝機を逃がすことは避けたいから前に進み続ける
控えめに周囲の様子を窺う慎重さもあれば自分を貫く強さもあって
特段突出はしてはいないけれども全てそれなりに出来る
悩み事にも寿命があって時は流れているのだから反省しない
決断とは未来の選択で何を守り何を捨てるかということ
何かを選ぶということは違う何かを捨てるということ
スノッブ効果を気取ってフラストレーションが溜まっても
組織に馴染んで上手く仕事が回せるならばそれはそれで必要で大事なことだから
しかしながらレールの無いトレッキングな道だ
見落としたり見逃したりしているものがあるかもしれない
まずはよくここまで健闘したなと褒めてみよう
好きなことと得意なことと求められることは違うから
道に迷ったら来た道を戻ろう
一先ず現状と自分の気持ちと真剣に向き合って
取りこぼしが無いように後ろを振り返って見直す作業も大切
たとえ一時スピードが弱まったとしても進むことを後回しにしても
遅れた分は取り戻して返事を延ばしになんてしないから結果的に決して停滞はしない
終わりは無いけれども終わらせることは出来るから
最適な時期や方法を考えて引き際を見定めてみよう
ベテランだから安心して良いのか一筋だから気を付けなきゃいけないのか
能力のある人が変に譲った結果
ろくでもない者が上に立ってしまって皆が困る事態は避けたい
年数か技術か何がゴールかの違いで首を挿げ替えても似て非なるものにしかならない
出来ないことを押し付けるのではなく出来ることを叶えてやりたいことを見付ける為に
期間ではなく自分が一体何を目標とし何がしたいのか何をしていきたいのか
自分で考えて行動して結果を出したら次の周期を考えて決めていければ良い
やりたくない仕事をいかに減らせるか
やりたい仕事をどれだけ見付けられるか
やってもいい仕事をどれほど許すことが出来るか
選ぶ前に情報が出揃わないと選んだ後で何か知っても後悔の原因にしかならない
良い風に解釈出来る考え抜かれたものでも演技がかった文章は心に響かないから
対する敵ではなく優秀な仲間の居るところへ
自分からは逃げられないのだから自分を傷付ける自分であってはならない
たかが私でもその気になれば恐れるに足りない
大きな目標の為に小さいことをコツコツと積み上げていける
そこは着地点ではなく出発点なのだから
発想の発装を八双で八相してから八層な八艘で発送をして発走を始めよう
◆
609.ウエストコートのノブレスオブリージュ
◆
忍耐強く見守っていて尚且つ口を出さずにずっと目を離さず様子見
持っている多大な権力や影響力のある言動に応じて伴う
義務と責任を果たすのが上に立つ者の務めで忘れることなく果たしていく
チャンスを与えつつも厳しく接していると好意的
しかしながらその際どいやり方には騙して利用して壊してしまうという問題がある
いやいや節度ある範囲で軽妙にリメイクすることは否定できないけれど
全体の利益を優先するから時に一部にとっては非情な対応になってしまうだけ
雑で大胆だが堂々としているから疑われずにバレることはない
イジメではなくフザケていただけなのだから
どうやっても失敗する設計の策を選択し実行する
嘘を付いているとは言っていないしそう判断出来たとしても
隠していることはあるかもしれないしこちらの間違いかもしれない
信用していない訳ではないけれども信用もしきれていないから
憶測の域も想像の域も出ることが出来ない
死角はあるのだから機会はあったと考えられる
だから必ずやったとは限らずやってないとも言い切れない
けれどもそうとしか考えられないから疑いをかけざるを得ない
消去法で犯人にされては堪らないし冤罪の温床になってしまうから
けれど自分ではないと正直に言い張るしか術がなくて否定する材料が手元にない
投げかけられた目線だけで無言の圧力を感じて
疑問の余地がある違和感の予感が確信に変えられてしまう
そして責められる証拠から糾弾する証拠に状況を変えていって
本人に問いただすのが一番の近道と慎重に追及するも
仕掛けた罠‐ミスリード‐で供述に一貫性を失くしていく
責任を取る覚悟があるならば経過を逐一報告すれば行動しても良いってことではある
払える責任の代価と釣り合いが取れるならばですが
ただ今後の関係を鑑みると受け入れる方がよろしいかと思います
それでも拒否されますか?賢明なご判断を期待します
目を丸くされそうする事も可能だという金引く提案
言えない癒えない謂えない云えない
願いも期待も分かるから目指したいも辞めたいもなかなか言い出せなくて
ミスを切り捨てることも出来ずにただただ叱責を受け入れるしかない
立場を理不尽にしたのも望みを潰したのもここまで追い詰めたのも
間違っているのではなく使えないと怒りもしないで切り捨てられるのも
他でもない約束を破った自分自身が原因なのだから当然
何故黙っている?既に認めたことだろうと一つずつ追い詰められて
逃げ道を潰されて減衰し決定権を明け渡してしまった
歯の根が合わないぐらい怖かったけれど泣くほどに嫌だったけれど
放りだして逃げることが出来なくて反撃すら恐怖のあまり出来なくて
不慮の事故でも故意でも分かった様な口をきくなと叱られるものは叱られて
罪を認めることで捜査を打ち切ることが出来るから
支配などされていないトラウマが何度でも蘇りこの苦しみから逃れる為に心を捨てた
単純なミスの結果が単純にはならないから始末書は必須
どんなミスでも自覚させて原因を分析させて
どこまでも追及して事の重要性を理解させていく
責めることで追い込んで反省させる為に厳しく指導すれば
二度とミスを起こさないように防ぎ二度とミスなど起こさせないように教育
しかし別に席を準備しようかと店仕舞いみたく退去を命じられてしまえば終わり
加点方式は良いところを見付けることで私はあなたの良いところをたくさん見付けた
減点方式は悪いところを見付けることであなたは私の悪いところをたくさん見付けた
あなたの決めたことであなたの采配に間違いはないあなたの決定は絶対
叱られなければ匙を投げられて見捨てられた気分になってしまう
信用を失くして叱る価値もない子なんだって不安になってしまう
だからちゃんと良い子にしてるからちゃんと叱ってください
導いてくれるならば間違わずに役に立てるはずなのに
流石だと素晴らしい手腕だとあなたの目に素直な称賛と希望の光がある
あなたが褒めてくれるということはあの子がとても上の人間の役に立っている
それと同義だということを見付けたあの子はとても嬉しそうな顔をする
私もそんな風になりたいのに下手に磨きがかかる一方で居ても立ってもいられないから
帰る変える買える返る代える換える反る還る飼える替える孵る交える蛙
失った判断力と今ある感情
内側から崩すか外側から叩き潰すか
慕わなくていいから崇めろと闇の巣窟で信仰の心臓が受け継がれていく
◆
610.万人不同の原風景
◆
私が良い人凄い人と呼ばれているのはきっと周りの先達が良かったから
先輩達の良いとこ取りをして悪いとこは反面教師
それはNISCも真っ青な私の私による私だけの方法だから
後輩には各種取り揃えてありとあらゆる方法だけを示して
過剰な期待をしているわけでも過度に望んでいるわけでもなくたくさん与えるだけ
変えたくてもどうしたらいいのか分からなくて
下は上に求められないうちは本気で動けないこともあるかもしれなくて
何もしないうちに全てが終わったみたいな諦めたように見えてしまっていたら勿体無い
相談には乗るけれどもあらゆる可能性を否定せず
確率がゼロでは無いだけ希望を持つことが出来るから決断は委ねて
自分なりの考えで自分で試行錯誤をして自分に合ったしっくりする方法を選択してもらう
よりどりみどりは嬉しいものだけれど正しいものを選ぶことは難しいから
昔しか知らない者は当たり前だと思っていて今の者はその存在さえ知らないから
嘘を付いたり隠して動く人はいないけれど余計なことを言わずに引っ掻き回す人はいるから
猥雑な情報の交通整理をしていくことは必須
それが年齢を積み重ねてきた者の務めだと思っている
自分は居なくてもいいと思ったから放り投げるのではなくて
前に出来ていたことがたとえ出来なくなったとしても
出来ていた前の自分が一番正確で正解の教科書とは限らないから
情報を遮断して独占したり制限をかけたりしたのではなく
断絶が起こって失われないように仲介者が翻訳して託していくだけ
それが正解ではなく一つの形でしかないから
感覚の問題だから正確には掴めないし
自分自身にさえ取り出すことも出来やしないだろう
十万円持っていたとしても借金してまで百万円に見せる必要は無く
見せびらかさずに一歩引いて一万円ほどの謙虚な余裕を持とう
相手への態度をラベルでもレベルでも変えることはせずに
価格と値段と価値は違うから人気の高さではなく人柄の長さで勝負して
闇も病みも止ませて言い訳を良い訳にして晴れ渡った気持ちを感染させてゆき
自分の人生の結末を自分が知ることは出来ないし
自分が終わりを迎えようとも周りは続いていくのだから
片道切符のタイムカプセルを後世に残せるように
君なら出来るだろう?なんて随分と簡単に言ってくれると
パスを出してスペースを空けて全体を底上げしていきたい
◆
611.地歩は無限大の付加価値‐ウェルビーイング‐
◆
誰にでも出来る仕事でも私で良かったと言って貰える仕事にすればいい
代わりがいる仕事でも私は誇りを持って仕事をしている
代わりはいくらでもいるけれども誰かの代わりも出来る
誰でも出来る仕事でも誰かがやらなければならない仕事
誰にでも出来る仕事なら七面倒でも私にも出来る仕事
これから先にも同じようなことが起こる可能性があるのならば
今ここで立て直す方法を学ぶ方が良いし
ミイラ取りがミイラにならないように
私に出来ると判断してやり方を教えてくれた
やりたくない事をやっている人がやらなくて良い様にするのが私のやりたい事だから
自分の為じゃなくて人の為ならば頑張れることもあるよ
◆
612.バラストのフェイントには騙されない
◆
両親の実家に行くことは
帰省に付き合わされているのであって
旅行ではない
ましてや家族旅行でもない
楽しんでいたとしても
体験格差は広がって
思い出はそれ一色にしかならない
忙しかったとか言い訳にしても
帰省出来るだけの暇はあるじゃない
今より遊ぶところが無かったとか他のせいにしても
老舗どころはたくさんあるじゃない
混んでいる時期に被ってわざわざ行かなくてもって
その時期にしか出来ないこともあるじゃない
単に孫の顔を見せたい両親のエゴでしかない
別に帰省自体は良しとしよう
ただ大人になってから行くのと子供の頃に行くのと
家族旅行の感覚は違うものだから
行きたかったという思いしか残らない
◆
613.冗談もほどほどにしないと流石に怒りますよ
◆
誰のおかげで食べて暮らしていけていると思っているの?
ってよく聞くけど
専業主婦のことじゃないよね?
専業主婦は家事を担っているよね
兼業主婦なら尚更だよね
モテる為に料理好きとか子供好きとかアピールしておいて
家事をしなかった事ではなく二人で暮らす為に決めた事だったから
未来を一緒に歩むには大事な事だった
イクメンなんて呼ばれて
まさかの自画自賛して
父親はプラスになる事も
母親なら気落ちする暇も無く当たり前で
しないと世間からもまさかの家族からもマイナス
お手伝いさんがいて
乳母がいて
自分の好きなことしかしなくて
何不自由なくて
そんな生活させているの?
どのフェーズのどのレベルの話?
現段階では恐れ多くて言えるはずの無い言葉だけれど?
供述が気に入らないのならば変えて差し上げましょうか?
悠々自適出来る程稼いでこいよ
◆
614.エゴサするまでもなく浮き彫りにして露呈したのはそっちの気の使え無さとこっちの我慢強さ
◆
相手と同じことをすれば同じ位置に下がってしまうと言うけれど
相手には相手なりの正義があったのだと擁護するけれど
最初に傷付けた方が百パーセント悪いに決まっている
何万回何千回我慢した内の一回を
何十分の一いや何百分の一にして返しているだけ
やられたらやり返せと同等の仕打ちを
自分と同じことをされて逆上とか逆ギレとか
する意味が分からない
恨みを晴らさなきゃ生きていけないのか
相手と同じ立場まで成り下がるなんてしなくても
ただただ再現しているだけだ
自分がされて嫌なことは相手にもしない
それだけでいいのに
後悔しているのは別れた事じゃない
そんな相手に出会ってしまった事だ
◆
615.穏当な素地は顕現に馬脚を露わした奴に健勝を破壊され隔意を生む
◆
「冷たい人間と自覚しろ」
「人間失格」
「育て方を間違えた」
そう言われてなんで優しくしてもらえると思っているんだろうか
言おうと考え構えて出た言葉じゃなく
考えを一度天秤で量った方がいいようなこともなく
想いが溢れて思わず言ってしまった言葉
無意識的なその行動は普段からの意識的な行動の裏返し
「ごめんなさい」と言えと強要するくせに
自分は「言い方が悪かった」だけ
厳しく強い言い方だっただけで怒鳴り散らしたりしていない
全てを認めているのだから下手に刺激するのは得策ではないとばかりに
反論しかけた口を閉ざす
失望が恨みに一瞬で変わって
反論する気力も体力も時間も勿体ない
それは謝罪にはならないから
静める五十里に碇を沈め怒りの錨を鎮める
根に持つことには定評がある私です
◆
616.口だけの差配で気を遣える人と自画自賛したいだけで行動に全く移さない喧嘩腰の余人に愛想を尽かす
◆
母「(食事の準備中)」
父「あっ!(大きな声を出し湯呑みを倒す)」
母「(机に広がったお茶を拭く)」
父「(拭くこともせずに)お母さんは仕事しているんだ、手伝おうという気は無いのか?なぁ?見て分からないか?」
はぁ?
私も仕事しているんだけど?
普段から独り言が大きくて
自分がこぼしたものさえ放置でやってもらって
自分が食べたい時間に食事が出てこないからって不機嫌
単純に自分で面倒なことをやりたくないだけ
皿も箸もコップもお茶さえも
お前は手伝おうという気は皆無だろ
つかお前は休みだよな?
じゃあお前はじっと座って待って
今お茶をこぼすという迷惑以外に何をしているんだよ?
◆
617.過振りを皮切りに余禄に預かれているのが羨ましいから頭が上がらなくて横車を押すしかないんだろ
◆
子供部屋おじさんとかおばさんとか
なんて見せしめに批判する
他にもっと言い方があるだろうと思えるほどに一辺倒
一度は一人暮らしをした方が良いと上から目線
自分に無い羨ましい部分をあたかも悪いことだとして
自立している感が出せる優越感を阻害する者は徹底的に排除
保続で攻撃するには弾が必要だから
加えて結婚したら今度は同居しろ?
実家暮らしの非難はするけれども同居の否定はしないいやすることが出来ない
その主張に関連性が見出だせず理想は矛盾しているから
出どころの分からないものは信憑性に欠けるだけ
常識やマナーの鋳型に嵌めたがる割に
一人暮らしをしなければ自立出来なかった言い訳
いや一人暮らしという見た目だけで自立している中身なんて無いだろう
自分の考えでしか話をしようとしないし
自分と違う考えの人には耳を貸そうともしないで
自分が苦労したんだから気付けたのが素晴らしいんだからと
いやいやちゃんと人を見てモノを言えよ
主観でしかない情報じゃなくて客観的な心で判断して
逃げ回っているのではなく完全に見切って
切らない切り札が最大の効果を発揮する
他人の意見に惑わされるのではなくその人自身を見て判断する
止めておけそう言う奴等はこちらよりたちが悪いから
一人暮らしをすれば自立していると勘違いする人とかけまして
実家暮らしを羨ましいから攻撃する人と解きます
その心は?
どれもこれもコスパもタイパも気分も悪いでしょう
◆
618.名代は恩賜のとんずらであり短慮で無礼な外連味‐デコイ‐である
◆
そない殺生なこと言わんといけずせーへんで
こちらから働きかけなきゃ行きたくないとか
行きたくねーわ
労力を掛けるなら別のことに掛けたい
正直に面倒くさいって言ったら冷たい人扱い
不用意に近付かないことは出来るけれど
向かって来られると疲弊を売り捌かれて困る
親孝行は自分でするものであって
配偶者や子供を使ってするものではない
◆
619.明日は我が身の所論を憂慮することなく是認
◆
配慮出来ない奴等に
配慮する必要性は全く無い
嫌われる方が普通と思って
いや嫌われて近付いて来ない方が良い
大切にしてくれる一握りを大事にすればいい
◆
620.実空車表示器‐リベラル‐と定評のあるパンドラの箱を隠喩‐アッセンブリ‐
◆
何でも良いよ
任せるよ
君の好きなところで良いよ
プレイボーイのフィアンセ気取りで
決定権を渡して優しく言っているようで
人目につかない逃走経路を
人知れず確保出来る場所であり
考えるという行為を放棄して
それでいて何でもは良くなくて
候補を出してもアレヤコレヤで却下
実のところ全てを押し付けているだけ
◆
621.「イマドキ」は現在進行系だけど「私の頃は」とか「昔は」とか「あの時代は」とかもう過去形だから
◆
結婚とは家族と家族がするものだから早く貴女も私に認められるように○○家の嫁として○○家の名に恥じぬようにたゆまぬ努力をしなさい私もそうやって認められてきたのよ
家督制度は廃止されましたがいつの時代を生きていますか?
どの地盤を引き継ぐのですか?
どんな遺産を受け継ぐのですか?
跡継ぎってなんの跡を継ぐのですか?
私は嫁に来た訳じゃありません
相棒?コンビ?パートナー?ソシア?
いえいえただ結婚をして妻になっただけです
お前みたいな腰掛けの小遣い稼ぎではなく
お前の息子に養う能力が無いから生きる為だから
まあそれでも嫁になってやってもいいし
当然介護なんてもんはお前の息子がやるから私には関係無いけれど
そこまで言うなら仕方が無いと譲ってやって
まあ図太くて強い人だからどこでも必ず逞しく生きていくだろうけれど
お手伝い程度ならやってやってもいい
サポートは必要だと思っていますからどこまでをお求めですか?
面倒を見るには段階がありますからそのレベルに合わせた財産がありますか?
特に希望はありませんとは寛容なことではないから
私へのお給料はもちろん相場と同程度で構いませんよ
ただしそれ相応の遺産はあるのだろうね?
権利が無ければ義務でも無いことを果たしたりはしませんよ
自分を利用して操ってこようとする人に対しては
操られたフリをして逆に利用するだけ
目的は一体なに?と問うたら
このタイミングで明かしたことが大概手掛かりである
結婚さえすればこっちのものだとでも思っていた?
太鼓持ちにでもなると思った?
この程度で怖気づくと思われていたとは随分と甘く見られたものだ
制圧したとしても味方になんてなりはしない
常に敵に取り囲まれていることを忘れるな
定めを蔑ろにするカラクリトリックは
居残らせたただの便利使いの無料家政婦
自分が苦労したから嫁が楽をするのは許せない
対極で宿敵に狙いを付けたら手に入れて
目的を果たしたら間違った足枷をはめようとする
嫁を同じように苦労させて自分の人生の帳尻を合わせたがる
そしてこれからは私の時代で至福の時間の始まりと貪りたがる
自分は家事も育児も仕事さえも完璧だったなんて
裏を返せば自分以外は木偶の坊だったと言っているのと同じって気付きませんか?
確かに凄いかもしれないけれどもお前の息子はお前に似なかったようだ
見習えとか口答えとか遠く及ばないとか
信用されていても好かれてようとも矢面には立たない
立とうともしないお前の息子には大事にはされていないだろうから
自分では手が届かない遠い存在にすれば安全だと安心出来る部分もあるけれど
手の届く範囲の近くで暴走を見ている方が幾分か救われて吹っ切れるから
脇の甘さに瞳を挑戦的に光らせてニコリと微笑む
その笑顔に張り付けてきたおすまし清楚な印象は欠片も無いだろう
相手の感情を認めながら主張に耳を傾け言葉を繰り返す交渉術なんかを挟んで
はるか昔に自重なんてもんはどこかに置いてきたし
私は竹を割った性格で根には持たないし
和解なんてしても決して仲直りの和合ではないから
ここで腰が引ける遠慮なんてする気は全くない
今までみたいに遠回しではない
次は外さない
外しはしない
一人でやるってことは守ってくれる人なんて居ないけれど
私を止める人も居ないってことだから
面倒な手順を踏まなくても良いようにガス燻蒸を
凄みを感じさせるお行儀の良いお作法でゴングを鳴らす
グチグチ何が仰りたいんですか?思ったことはハッキリ言って下さいよ
私は空々しく伝統の奴隷で襤褸になるなんて真平御免ですから
◆
622.本人不在で尽きない欲張りな欲望は、ホワイト錯視とムンカー錯視を数珠繫ぎ
◆
恋人を作れ?
結婚しろ?
孫の顔が見たい?
一人っ子は可哀想?
子供はたくさんいた方がいい?
暗に匂わせることもない前時代的な営業トークは聞き飽きた
寝た子を起こして雨後の筍で小競り合いになるのも鬱陶しい
以下同文で以下省略を壊れたテープレコーダーのように繰り返すだけ
しかしながら容赦無く完膚なきまでに叩きのめすけれど
迷惑そうに眉根を寄せた嫌な顔はしてしまうけれど
蒸発なんてせずに挑まれた勝負の相手はしてあげよう
なんて親孝行の子供‐ベビーシッター‐かしら
不測の事態が発生してそちらの予定通りに物事が進んでいないから
遅滞して気が気でないようだ
予想できなくはない事態だけれどこちらの想像以上に食い下がられる
あり得ない事が起こるのは想定が甘い証拠だ
放置しているのではなくただぼんやりと口を開けて待っているだけ
連れてきてって言ったらまだする気がないとかする気があったらそんなこと言わないとか
宿題と一緒だ言われるから余計にやりたくなくなる
言われることで遠のいているって気付かない
あの子は恋人がいるとか同棲しているとか結婚したとか子供が生まれただとか早くお祖父ちゃんお祖母ちゃんにして欲しいとか
ショーケースやショーウインドーに並べ立てたいだけ
言うだけで何もしないのにめちゃくちゃ厚かましいことこの上ない
コロニーから担ぎ出す才覚すら無いくせにどの面下げて言っているんだよ
育ててやった恩を仇で返すつもりかなんて言われても
本人が求めていないしここまで育ってやったんだとしか返すことがない
私の満足するような相手を連れてきて
私の思い通りの結婚生活を送れて
衣食住何不自由無く全てを賄ってくれるなら
考えてあげなくもないけれど
私も言うだけで良いなら
お前らみたいな両親‐ポンコツ‐は親ガチャ外れかな
デリカシーが無いのは分かっているけれども
ギリハラスメントまではいってない発言だよな?セーフセーフと
自分で言う言ってしまうようなアウトな感じでも無く
自覚すらないなんならこっちの為を思って言っているとか完全なるアウト
周囲の人達が勝手に抱く期待まで抑えることなど不可能だけれど
その分期待にも添えないからいや添いたくない
イクメンが褒められるのだからその逆のバリキャリも褒められなければならないよね
身体だけじゃなくて心も守る為に私は私の望みを偽らない
お前等の身勝手な結末は私が綺麗サッパリ白紙にしてやるさ
◆
623.ディスコミュニケーションをチューンナップ
◆
やってあげたって何?
こっちは言ったことないよね
消さないって何?
こっちが消した時点けたよね
開けたいって何?
開けっ放しで閉めないよね
うるさいから小さく1にしてって何?
こっちには効かないって文句たれて3以上
だからエアガンぶっ放して
善悪ではなくしぶとく勝ち負けにそっちが拘るなら
目に物を言わせて摘示なんてしない
恩着せがましく言わないし
消すことは無いし
開けることも無いし
1にしかしない
これでトントンということにしてあげよう
◆
624.内儀の意地の封切りは生き字引‐ロートル‐になっても何時ぞやに
◆
好きって言われていないけれど
好きというたった一言が大事なんだけれど
ちゃんと君の口から君の声で君の想いを聞きたいけれど
君にとって特別な存在でいられているのはなんとなく分かるけれども
それが恋愛感情にまで発展しているかどうかの決定打は今のところなくて
言わなかったり言葉を濁したりするけれども
嘘は言わないから
どの様に君が変わろうとも
私を大切にする君という部分が変わっていなければ別に問題は無いから
壁にぶち当たってしまう多くの課題や困難があるからといって
諦めるなんてことはない
自分でも分かっている追い求めすぎる理想を
自分の信じたい道を一つ一つ乗り越えて突き進んで
一生かけても絶対に言わせてやる
なんて意気込んでいるけれども
キミの目は節穴か?
サニタリーすら共同だぞ?
好きだなんてわざわざ言わなくても
こうやって嫉妬させているんだからいい加減分かれよ
一度言いそびれるとなかなか言えなくなるって知らないのか
これだけキミの事を考えているのに
自分の気持ちには気付かないフリをして
今際の際に言ってやるさ
なんて後に引けない強がりだね
そういうと思ったと私は仕方が無いとばかりに笑う
契りを交わして結んで幸せの共犯者
ブリーフィング的に言えば一生一緒に居るという事
◆
625.注釈:普通に考えれば同棲だよね?普通に考えなくてもそうだよ
◆
遅くなったから家の近くまで送っていくよなんて
危ないから家まで送るよなんて
明日早いなら泊まっていけば?なんて
少しぐらいなら荷物置いていっても良いからなんて
ほぼ俺の家に来ているんだから家賃が勿体ないし引っ越すかなんて
危険な匂いなんて一切なくて証拠がある訳じゃないけれど
そう思っても良いよね?
状況をどうにか出来るほど強くないけれども
順風満帆かどうかに出来るのは私だけだから
そう思いたいからそう思うことにするよ
◆
626.私の異議に異議のある方は、まさかとは思いますがいらっしゃいませんよね?
◆
歩きスマホというかながらスマホは殺人鬼だ
すぐに足がつく面を拝んで素性が分かっていても
即座に逮捕出来るわけじゃないし
ウジャウジャ居すぎてお咎め無しなんてことはザラ
私利私欲にまみれ一秒一秒過ちを繰り返す
華やかな誘惑に軽はずみに飛びつけば
そこには破滅の道がつきものだ
ファシリティを我が物顔で
ノロノロしているか
物凄いスピードか
どちらにしても周りを見ていない
見ていないから居ないものと考える
暇人を相手にする必要はない
時間と体力と気力と精神力の無駄
ストレスを感じるところが分かっているなら
断ち切ることから始める
だから避けることなんてしない
止まって真っ直ぐにじっと見る
自ら目の前に来て驚いたり舌打ちしたり
命の危険を与えているのに
命の危険を感じているからこその態度なのに
何故だかファフロツキーズはお気に召さないらしい
自分は他と違って周りを見ているから大丈夫とか
ただ歩くのではなく時間を有効活用しているとか
いやいや周りが見えていないからに他ならない
元々眼中に無いことは明白でむしろ非効率だ
怪我するなり死ぬなり勝手にすればいいと思うけれど
善良な一般市民をはじめ正しく生きている人間を巻き込むな
お前等が自己陶酔した為になんで私達が煩わされなきゃいけないんだ
私は透明人間を認識なんかしません
ながらスマホはマナー違反でもなんでもない
自己中心的なただの殺人鬼だ
◆
627.良い意味でも悪い意味でも予想外‐ディフィカルト‐
◆
アイドルが虚像でも
芸人が芸風通りじゃなくても
俳優が役とはかけ離れていても
幻の都市伝説が本当の噂になっても
何かしらの秘密を抱える人間はその時々で色々な様々な顔を持ちざるを得ない
そのどれが偽物の顔なのか?
本物は一つしかないのか?
いやそのどれも全て本当の顔かもしれない
二面性は身近な人間ほど気付かないものだ
一番近くにいたのならその顔が通常であるから
尚更分からなくて見抜くことが出来ない
しかしながら人を陥れるような二面性でなければ
二面でも三面でもその人には変わりないから
社会生活を営む者として普通ではないかな?
裏切られたと思ってしまったのならば
一面しか見えていなかったんだよ
だからもっともっと知っていけばいいんじゃないかな
◆
628.爪痕を残さないことが爪痕になり得る
◆
夢を売るのが仕事と言われても
プライベートな面も含めて認められたら
それはそれで嬉しい
せっかくのファインプレーで勝ち取った結果なんだから
飛ぶ鳥も落とす勢いで活かさないと勿体ない
世間に通用しなくなった時に意欲が無くなるのも
世間に飽きられて己すら飽きてしまうのも
避けたいけれどカチンコとは違い正解の無い選択肢だ
似たようなジャンルでも個性を出さなきゃ
けれど出し方を間違えると必死でウザい
だから細く長く前に出ることも後ろに下がることも無く
精選‐バイプレーヤー‐になって重宝されるのが一番の近道かもしれない
◆
629.一物(いちもつ)だって勝手な真似はするな!
◆
万全の準備をして遭難するのは仕方が無い
色々な条件や状況が重なった結果だからお世話様だけでよろしい
一方で軽装で遭難したとしても完全に自己責任だが
助ける方は放置すれば気分が悪いから仕方が無く助けてしまう
金が無いとかこれくらい平気とか慣れているからとか
こちらは絶対大丈夫と言い切れずにどうなるか分からないと思っているのに
自分は絶対に大丈夫だと思い込んで決め付けている
オーバーで悲観的ではなくてただギークで現実的なだけ
そして何かあれば助けて欲しいだの運が悪かっただけだの
情報収集が甘かっただの情報を得ていても活用が下手なだけだの
前置き‐イイワケ‐して何も無かったのは単なる幸運に過ぎない
持ち堪えた気紛れな幸運は悪風感染させるトラブル体質に変わりない
英語が公用語?
言葉が通じない?
その国のルールを守らないくせになんでそっちを優遇しなきゃいけないんだよ
お前等は別に来なくていいんだよ
金のなる木なだけで迷惑千万は必要無いんだよ
美しきものをお前等のせいで台無しなんだよ
ルールをきちんと守ってくれる人達だけでいいんだよ
そういう人達はな飛ぶ鳥後を濁さないんだよ
無責任な奴等が野放しになって助長する
被害を拡大させてしまうか最小限に食い止めるかの議論の行く末
規制が必須になってしまうのは窮屈さを嫌うお前等だよ!
◆
630.サンセットフルール
◆
病気だったり事故だったり
もう少し生きたかっただろうなとか
頑張りたかっただろうなとか
思ったりするけれど
悩んでいたり困っていたりしていたら
心は誰にも覗けないから事情があるなら話して欲しかったし
話を聞いてあげればよかったなとか後悔するだろうけれど
はっきりとそういう顔を見たわけじゃないし
思い当たる節もからっきし無くて
解読なんて出来ないし見破れもしなくて
まるで雲を掴むようで
きちんと周りに事情を聞くよりも
変に聞きかじったことをそう考えた方が嘘でも真実より分かりやすいから
面白おかしく噂をして下世話な憶測の暴露記事が蔓延する
理由が分からないから
なんで?
っていう疑問しか浮かんでこない
良い思い出があるからこそそれらの記憶を持っているのが悲しくなるけれど
忘れたくないの覚えていたいの
幸せな記憶が結び付けるのが最終的に不幸な記憶だとしても
君への疑問が私を責めて乗らされた船旅は悲しさの海を漕がされる
罪は無くだから罰も無く
円滑に回り続ける思い出と現実のトレード
謎が砕け散って笑顔は置き忘れたまま手掛かりが絶たれる
こんな形で終わらせるべきではないのに
もう居ないんだもう会えないんだ
歩むはずだった未来の計画を壊された怒りは全く解けてはいない
現時点では何も言えないけれど
もしかしたら本人もなんでこんなことをしてしまって
こんなことになってしまったのだろうと
思っているのかもしれないけれど
やっと笑って話せるようにはなったけれど
一つだけ決めたことがある
今度逢ったら殴る
まず一発殴る
当然グーで殴る
ご無沙汰しておりますと挨拶する前に殴る
漫画みたいに顔の形が変わるぐらい殴る
お供の骨酒と積もる話はそれからだ
◆
631.夫源病ならぬ父源病
◆
その日は女の子の日でリビングダイニングで寝ていた
寝ていたというより倒れていた
動くと吐きそうになるし吐き気の為にお手洗いが近い方が安心だから
毎月のことでここで倒れていることは全くもって珍しくない
広く無い家だから食事も休息も気にせずにするし私も気にしたことはない
母は風邪をひいて自分の部屋で寝ていたけれど
リビングダイニングにしかないエアコンを循環させる為にドアを開けていた
父は何も言わずにいつのまにか自分の部屋で寝ていた
こちらもエアコンの循環の為にドアを開けていた
だからリビングダイニングの電気は消した
風邪の為に寝込んでいる人
理由は不明だけれど寝た人
リビングダイニングにいるけれど動けない人
どの人にも電気は必要無いから
私は寝るつもりは無かったけれど薬を飲んで丸まっている内に眠ってしまっていたらしい
まあこれもいつものこと
食事を食べた後や休みの日なんかは父も母も眠ってしまうことがあるから
特に特別なことではない
皆で夕方まで寝ていて母が起きてきたから
薬のおかげで少しはマシだけれど食欲無いし
お粥を一緒に食べようと思って作る準備していたら父が起きてきた
自分のことだけじゃなくて他の人のことも考えろよ
真っ暗にして部屋のベッドで寝ろよ飯が食べれない
明るくしろよ
飯ぐらい明るいところで食べたいんだ
第一声からがなって燃えている燃えまくっている
燃え尽くす勢いで不機嫌
体調が悪いから頭フラフラで言い返す気力も無いし時間も無駄
悪いことを何一つしていないから怒られる理由がない
だからこんな理不尽に回避する理由もないけれど
こんな時に面倒事に巻き込まれたくなかったから何も言わなかっただけ
何を言っても信じるどころか自分の都合ばかりだから
聞こえていないフリで聞かなかったことにして嘘を付く
聞かなかったフリは絶対にしないけれど
しかもおにぎりで良いとかそのままで良いとかご飯を温めることもせずに
文句だけたれてお茶も箸もご飯もおかずも配膳されるのをじーっと待っている
料理なんて分からないと食べる専門だと常々自信満々に答えてしまう安本丹
椅子に深く座って肘掛けにそれぞれ肘を乗せて腹の前で指を組み足を組む偉そうなポーズの如く
自分の機嫌すら自分で取れずにでーんと座ったまま
俺の機嫌を損ねた奴が悪いとばかりの深呼吸ではない溜息を連発
電気は最大光源でテレビを付けて音量も上げて
お皿を洗わないのはもちろんシンクに持っていくどころか
お皿を重ねることも片付けも自分の持って行く水筒も用意もせずに
食べ終わったら何も言わずに寝た
これ見よがしに電気を消して真っ暗にして
体調を心配してリビングダイニングではなくベッドで寝なと言われるのならもちろん分かる理解出来る
しかし自分を優先されず自分の思い通りに出来なかったいやして貰えなかったことへの文句である
鼎談なんて以ての外
周りへの配慮ではなく頑張った自分への満足感の方が重要
お前は自分のこと以外を考えた言動をしているのか?
論破されて怒るのは未熟な証拠であるけれど
負けが嵩んだブーメランだって気付きもしない
お前に私の想いなど必要ないと理解した
口は出さないし橋渡しもしない
しかしながら私は優しさの塊だ
問いかけられたら答えてあげよう
どこであろうとどのような場面であろうと空気が悪くなるのは
私の精神的な負担が火の車になってしまうから
最初から手にしていないのだから
手を伸ばす気は無いし追放して手放す様な真似も見捨てるなんてことも何もない
だってもう手遅れだから
頭を冷やすどころか頭に血が上っている
目張りされたフキハラの輻射におあいそ
最終という幸福に私は浸りと次が無い絶望にお前は打ちひしがれろ
ただで済むと思うなよ
◆
632.彼の間違いを私が草創期‐アドリブ‐へ一夜にして変えてみせよう
◆
飄々としているからか努力を株が上がるどころかラッキーであると変換される
どれだけの悪意に晒されても顔色一つ変えない女を守る必要などないとも思われる
そんなカチコミのウィンザー効果はもう慣れた
相手の了解を得る手立てを考え実行するのは私の仕事ではあるけれど
一分一秒を争うネゴシエーターなんてただのセオドライトのエアセクション
犯罪者と警察の間に入り打ち水‐ローカライズ‐して
トライアスロンの中継ぎ‐ウエイトアンドバランス‐のような
アベニューとストリートのエンルートを確保する一翼を担う中庸‐ローカライザー‐でしかない
今までと勝手の違う捜査に勝手が分からない奴がテイクオフと出張ってくるのだから
それはそれは面白くないだろう
寄って集ってスニークに審議会の真似事は後を絶たない
上層部の思惑と現場の考えはまるで真逆の流派
余習なんて廃れると思っていないから口伝秘伝で箔が付いていた刑事の勘なんて
大暴落して原点回帰せずにエイジングでトレンドは多様性だから今は流行りもしない
しかし犯罪をネットで注文出来る時代になっても忖度が吹鳴されるというのはまるで流行り廃りが無い
まあ視察と称して捜査会議に同席したキャリア様に食事に誘われて
太鼓持ちする課長の援護もあって受けた私も私だけれど
下心丸出しの本音はともかく会食という立派な建前が必要で
会議室で皆の居るところで勝手に断れない制限を設けたお偉いさんのキャリアは勿論腹立たしいが
その提案を何の抵抗もせずにその理不尽さを受け入れて
いつものように正々堂々とすることを諦めている彼女にも俺は本気で腹を立てている
ネゴシエーションの為の情報収集として休みの日は蚤の市を回り会議中でも雑誌を広げ
注意すれば聞いていないようで完璧に聞いているT型人材の彼女
証人保護プログラムを利用してでも父親の敵を打った彼女
訓練‐ゲネプロ‐も無しに無鉄砲かつ水際の盾として向かっていく彼女
偶然出会ったバーで気心知れた仲になったと思ったが彼女はそうではなかったのか
俺を選んで欲しくても彼女が自分で選んだ結果が奴ならば納得出来るかもしれないけれど
しかしながらキャリアでも何でも無いノンキャリアで大したことの無い俺は
奴が華々しく躍り出て動いたのならば所有欲をかきたてられても出番など無い
嫌なら断ればいいのにと思いながらも指をくわえて見ているしかない
駄目だと泣きを見ることが分かったからこそ恋心を認識したと同時に
それは失恋だと理解して逃げる訳ではなく立ち去っただけと言い訳をする
乙な機巧のエキシビションを過ごした和やかなムード
寄る年波には勝てないあとは若いお二人でなんて課長は気を利かせたつもりだろう
爽やかイケメンの部類に入り香ばしくもキモさを感じさせないクサイ台詞だって
とても良くお似合いのこの庄屋‐チェリーボーイ‐のなせる技
思わせ振りな態度に見えるらしく甘酸っぱい青い春
つまり青春的な勘違いを鰻上りにさせてしまう
ドラマの撮影を見ている様なこのミーハーな光景‐シチュエーション‐
悲しいけれど本当の事を言ってくれて嬉しいです
差し支えなければ理由を教えてくださいとイースターのような速さで言われても
お労しさ満開のほんわかキャリア様にはきっと泥臭いだろう
鍵アカならまだしも裏アカだからと油断して炎上
正義感と愉快犯の掛け算で匿名を特定されて身バレ
アカウントを削除したところで閲覧数稼ぎと拡散目的のアンチがどんどん薪を焚べるから
ネットニュースが食いつき更に燃やして加害者が被害者になる飛び火
汚れた水の上に映る煌びやかな影は殊更綺麗に映るだろう
このキラキラは遠くから見ている分には良いけれど
上級国民や高利貸しと同じくくわばらくわばらと関わりたくはない
送っていくという優しさの塊のキャリア様に風に当たり酔いを覚ましたいから歩いて帰ると言って
この関係は手歯止め‐ステイ‐だとお断りをした
行きつけになった彼女との秘密基地のようなバーで今日は一人
528Hzのキュアリングにはならず酸素欠乏症に陥りそう
信じられないし信じてなんかいないいや信じたくないだけだ
意味のない事はしない自然体の彼女がらしくない事をするのは奴に会いたいからかもしれないと
満更では無かったのかもしれないと疑いは持ったけれど割り込むなんて出来ないしどうする事も出来ないから
無関係と言い聞かせるように醜い嫉妬心を手放そうと努力しようと
そうしようとすればするほど手が伸びてやけくそ気味に酒を流し込む
明朗会計であろう奴の失脚‐ズーノーシス‐を心してかかりスリップを狙いたくなってくる
出世コースから外された先輩を追い越して立場が上になっても
人望は先輩には敵わなくて彼女の部署に好意的なこともあって
刑事としての古いプライドと新しいものを受け入れられなくて対立を生んでしまう
野心から彼女に厳しく当たっているように見えているのは分かっているけれど
彼女が彼女の命と引き換えに危険な賭けをネゴシエーションの度にするから致し方ない
亡くした痛みを知っているからこそ他人の命だけではなく彼女自身の命の重さも知って欲しかった
言い過ぎたかもしれないけれど俺が言わなければ誰も言わないいや言えないだろう
ALSライトでしか分からないようなあんな程度で心を乱される程俺は彼女にベタ惚れで大事らしい
オートパイロットのような最新に拒否感を示していて
自分の居場所をレプトスピラ症に侵されたように
顔をしかめ眉を寄せて従来のやり方で何が悪いのかと
不出来で不甲斐ないと視線を向けられていた訳ではなく
ただ俵紋のように真っ直ぐ心配してくれていただけで彼の野心と私への思いが違うと
それが分かるのに少し時間がかかってしまったのは確かに不出来で不甲斐ない
犯罪者を生きて警察が安全に逮捕する為のネゴシエーターだから
守るべき対象‐ダイヤグラム‐に私自身が入っていないことを理解したらしい
気にせず逝けるように助力して先の平穏を守って欲しいとそれが一番容易だからと
予告する敵などいないからここからはご遠慮ください外でお待ちくださいとシャットアウトして
持てる力の全てで他者を守り自分だけフラッと不幸側へ逝こうとする問題児だと苦言を呈され
無事に彼の元に戻り報告を完了するまでが仕事だとも言ってくれた
セラムのような気遣いは然りげ無さすぎて気付かれていないだろう
何故なら心配が歪んで届いているせいで溝が出来てしまっているから
部署内はまとまっていても刑事課や他部署との関係はあまり上手くいっていない
しかし私が居たFBI‐ビュロウ‐や付き合いの長いCIA‐カンパニー‐と違ってここは日本
日本人ではあるけれど日本で育っていないからやり方は手探り状態
実験的に試している最中のネゴシエーションのようなことをすれば
ますます拗れてしまうのではないかと考えている間に更に言えなくなってしまっていた
彼女が泥沼に咲く希望の花であるのは間違いない
彼女をFBIから引き抜いて来た彼女の上司に感謝しかない
だが彼女にとって俺は仲間でもビジネスパートナーでもなく
自分の仕事を懐疑的に見るただただ理解の無い上司だ
ホメオスタシスなど出来ず空き店の恵比須には程遠い
フラフラと泥酔状態なのは自覚がある
バーテンダーにも心配される程には迷惑な酔っ払いと化している
しかし飲まなきゃどうにかなりそうでやってられなかったから
真っ直ぐ家に帰る気も起きずかといって飲み直すほどの気力は無い
いつもとは違う道を通っていたら途中に小さな公園を見付けてベンチに座り込む
見上げた空に月は無く街灯のせいで少し明るく星は見えなくて
好きになるポイントが変わっていると言われるけれども全員魅力的だったのだから仕方がない
元妻は自立していた女性だったけれど自立していたからこそ夫婦でいる必要が無くなった
人に知られてはいけない関係だからバレないように別々に申し込んで不倫旅行‐ヒミツのデート‐
そうかそうだったんだそうだったんだよなんてどうだったんだよと言われることもなく
騙していたことを暴かれた元妻のように行動したら良いのだろうか
彼女の気持ちは変わらなくても彼女への気持ちは変わるかもしれないから
元妻は俺を裏切ったのではなく関係性の為に絞り出した知恵だと今では思える
逮捕するという共通の目的がある為に多少無理を通せる現場の刑事達と違って
ザお偉い様との食事はいつの時も変に緊張する
話題は仕事の話が中心で愛想笑いはしないけれど無言でいる訳にもいかず
将来性や今後の展望など机上の空論になりがちな上層部に実現可能な範囲を模索して指摘するのも疲れる
私の場合ネゴシエーションはあくまで犯罪者と対峙する時の為で常に気を張っているものだから
それ以外の時はスイッチを切っている状態に近い
普段色々言われてもネゴシエーションの時に支障がなければ私としてはまあ問題無い
だからこそ現場の刑事達が不利益を被らないように食事の誘いを受けたのだけれど
やはり慣れないことはするものではないと実感する
いつもとは違う帰り道の静かな住宅街を一人ゆっくりと歩く
酔いが少し覚め始めたと思った頃に見えた小さな公園
見慣れた人が見慣れない場所にいるのを発見する
近付いてみると酔って寝ているようで声をかけても揺さぶっても起きなくて珍しい
しかしこのまま放って置く訳にもいかないから早速行こうとする
そうするとどこへ行く気だと彼の家まで送り届ける以外に無いだろう
質問とその答えが噛み合っていないどこへ行くのかと聞いているのであって聞かなくても分かる私の目的など一言も聞いていない
勢い込んで飛び出そうとするのはいいけれども場所も分からないのに一体どこへ行く気だと
一瞬自問自答して私はピタッと動きを止める
しかしながらそんな心意気が大事だと思うほどにはまだまだ酔っているらしい
一旦深呼吸をして電話を掛けた先は彼の先輩であり刑事課における部下
関わる者が増えてしまうと秘密を守り切る難易度は上がり難しくなる
何故ならその秘密を共有するのが途端に身内ではなくなるから
しかし内々ならば隠蔽も容易いし年下上司になった彼を気にかけている先輩部下なら尚更
住所を教えてもらえませんか
理由は聞かない方がいいか?
できれば
分かった
読みに間違いは無く家まで連れて帰ってベッドに寝かせることが出来た
結構な重労働だったけれどとりあえず無事に済んで良かった
後は掛けた鍵をポストに入れた旨を書き置きすればいい
と考えつつ足元がふらつくのは酔っ払いの介抱のせいだけではない
やはり飲み過ぎたらしい早く帰ろうと思った瞬間手を引っ張られてベッドに組み敷かれてしまった
酔って油断していたとはいえこうも簡単なのは彼だからだろう
俺の方が好きなのに
俺が先に好きになったのに
俺の方が良く知っているのに
あんな奴より俺の方が幸せに出来るのに
気持ちを確かめたいだけだから一回でいいと彼は思うだろうけれど
こんな状況で言っても嘘か本当か分からないから言えない言わない言いたくない
しかしながら考えるのは後にしよう
男は名前を付けて保存で女は上書き保存だと言われるけれど私には上書きするものが無い
この目が据わっている様子では多分覚えていないだろう
記憶を失くしてももしかしたら今まで通りにいかなくても
誤解の嫉妬でもお酒の真実でもなし崩し的にでも私にとって都合が良いのは変わりがないから
止める為に上げかけた手を下ろして私も好きですよと言った
◆
633.気化熱‐ノックアウト‐
◆
絞扼の徹夜‐コンディション‐が続き疲労が蝟集を極める
飴と鞭が上手な領袖に今後ともご贔屓にとは言い難い
天を仰ぐ様にしてもたれかかりソファーに沈み込んだら
一気に気が緩んで途端に睡魔が襲ってくる
ベッドで寝なければと思いつつ
体が重く重力に負けて動けずにいると
起きてきた彼女が俺の名前を呼ぶ
おかえりと言うその声はたどたどしくて
ただいまと返したけれどとても眠そうだ
起こしてしまったかと思って声をかけたけれど
彼女の視線は一点を見つめている
視線を辿れば判明した理由に狼狽えてしまう
いや、あの・・・えっと、その・・・
何でもないとか気にしないでとか生理現象だからとか
何を言っているのか分からなくなるほど動揺して
立ち上がって下がって距離を取ろうとしたら
彼女がおもむろに近付いて来て
手を引かれてソファーに座らされる
彼女の行動の意味が読めなくて戸惑っていると
俺の前にしゃがみ込んだ彼女
カチャカチャと何やら音がするけれど
暗闇に目が慣れているとはいえ月明かりだけで
しかも逆光だから余計に見え辛い
お腹の圧迫感が無くなってようやく
ベルトが外されたのだと気付き
彼女のしようとしていることに思い至る
慌てて止めようとしたけれど
感じた温かさにビクッとしてしまう
無理矢理引き離すことも危なくて出来ないし
離れさせようとしても髪の毛を掴むくらいしか出来ない
ご奉仕なんて自分には関係の無いことだと思っていた
そもそも他人には触れられたことの無い場所だ
こんなに気持ち良いものだなんて知らなかった
ちょ、待っ、離し、て・・・
なんて断りの言葉を無言の変わらない態度で断られて
チラチラ上目遣いで見てくるけれど
あっさり引き下がることはなく決して止めようともしない
吐き出したものは吸われて搾り取られて
何回なのかも分からなくなって頭がクラクラフワフワして
寝不足と疲労と気持ち良さが相まって
俺の意識は沈んでいった
◆
634.固唾を呑む鳳仙花
◆
完全に予想外の言葉を不意に付け足されて
息が止まるかと思うほどに驚いて見上げる私はさながらブリスタリング現象
遠慮がちに頬を撫でていた指先が私の唇を押さえる
それは力なんて大して入っていないしほんのほんの少し触れているだけと分かることは分かる
それでも息をすることさえ躊躇うくらいの熱を感じて
突き刺さるように強くて真剣な目で真っ直ぐ見つめられて
急に鼓動が早くなって顔が一気に熱くなって頭が真っ白になる
言われ慣れてなんかいない口説き文句を言われて平常心で受け流すことなんて出来ずに
動揺して取り乱しても真面目に受け取るしか出来ないのは仕方がないというのは無理だろうか
目が離せなくて息が詰まって今すぐでも逃げ出したいけれど
背中にぴったり当たる壁がそれを許してはくれなくて
けれど私はその熱を返せない返す術を知らない
愛や恋愛感情が分からないから同じ感情を返せない
人には恵まれていると思っているから他人を見る目はあると思うけれど
自分で自分を見る目はないと思っている
こういう時にどうすればいいのかどうしていいのかも分からない
どういう顔で気持ちを受け取れば良いのか分からない
だって自分で自分の気持ちが分からないから
どんな顔をしたらいい?過去一近過ぎるこの距離で
きっと私の顔は強張っているから
それでも君の勇気に対する礼儀‐プロミネンス‐は私の気持ちの正直さだと思っている
君にそういう顔をさせたいわけではなかったから黙っているつもりだった
けれどどこかで笑顔でいてくれればと自分から離れて君から逃げて無かった事にはしたくなかった
しばらくは一方通行でも構わない
いずれ君の気持ちが変わるかもしれない時を待つ度量ぐらいはあるつもりだから
好意を持っているとだけ知って欲しかったから気にせず今まで通りで構わない
惚れた女に振り回されるのが男の幸せとまでは言わないけれど
少しでも君と居たいからその程度負担でも何でもない
けれど今まで通りってどんな感じだったのか分からなくて難しいとばかりに君は困った顔
重たいし気まずくなっているし負担をかけているし
分かってはいたけれど伝えずにはいられなかったズルい奴なのは重々承知している
しかしながら見たことのない表情を見せてくれる
君の花火みたいな様々な反応‐インジケーター‐を間近で見られて嬉しいのは事実
少し踏み込み過ぎたかもしれないし困らせたい訳じゃないけれど
今よりもっと意識はして欲しいとは身勝手ながら思ってしまう
私を意識して動揺して真っ赤になってアタフタしている君は
デフォルメされたキャラクターの如くこの上なく可愛いことを初めて知ったから
そんな君の魅力に気付く輩はごまんといるだろうから
そうなれば私の出る幕なんか即座に無くなってしまうだろう
分からないかどうか試してみるのも一つの手だよ
軽いトーンで言ってはみたものの君にとっては重いだろうか
少し時間をもらえませんか?
傍にいてもいいのだろうか?
このくらいの距離感からお願いしてもいいですか?
腕を軽く伸ばして頬に触れることが出来るこの距離
今までより近くてこれからを考えると遠いかもしれないけれど
それでも良いと出来るだけ優しく目を細めながら小さく笑った
◆
635.レンタルボックスのブラックボックス
◆
不正が明るみに出ては困る疑惑のデパートと噂される人物の膿が生み産みの海
御前に献上すると張り切り不幸にさせた真実を明らかにしたいと思い上がって
不審な事故として嗅ぎ回っていると知ったら奴は尻尾を出すかもしれないから
入れ代り立ち代りオーエスオーエスなどと三々五々のシェアード・ユニバース
ゴシップ好きでそれが大好物な人間はその中心になるのを嫌がる傾向にあって
やっと塞いだ穴をほじくる様な真似をし暴き出して一体何がしたい?と問われ
逆に聞くけれど無視出来ない要素を何故抉じ開けてはならないのかと問い詰め
何で逃げた?そっちが追ってきたからなんて思い切り怪しい人は犯人ではなく
連絡なんて一度も無いのだからどこに居るのかこっちが教えて欲しいぐらいと
無駄口を叩けるぐらいに元気なのだからせめて関わりたくない理由を聞きたい
それに譲っただけでその先に何があったとしても何が起きたとしても知らない
人生の後輩であり会社の後輩と勘違いしたのは向こうの方と負けず嫌いを利用
揉めてなんかいないお願いしただけと気まぐれは掴みどころがないのと同義で
敗北という文字が奴の辞書に載っていないのならば書き足してあげましょうか
ご挨拶も出来ずに大変失礼致しましたしかし下手な褒め言葉よりそちらの方が
私は良いのですけれどとそれは失礼しましたしかしながらわざわざ褒めるその
必要性が全くもって感じられない何故ならば私が君の為に作ったモノがまさか
君に似合わない筈がないからと自信たっぷりに言われてしまったけれどそれは
自画自賛の自慢であり褒め言葉では全く無いしずーっと見ていた見られていた
視線を感じても交わすことなく逸らされてゴミとか付いていた?という感想は
当たっていると思う?と聞かれたら何かが起きれば分かるとしか言い様がない
タバコの不始末と同じくして誰かが傷付いて自分も傷付いて周りを不幸にして
失ったモノを手に入れる事が出来ても己にとって大事なモノを手放す事になり
怒られるよりも泣かれる方がグサッとくるけれどその先に違う誰かが救われる
それならば志半ばで無念になってしまった追うべきは私は私の君は君の真実を
私は私の望みに従って動き例え君の邪魔になったとしても止めるつもりはない
居場所に嘘付くつもりなど毛頭ない大切なモノまで全部嘘になってしまうから
ある一定の条件で選別や選定をし求める正義が完全一致するとは限らないから
幾らつぎ込んだと思っている?なんて言われたって勝手にやった事でしかない
先を越された?と言われたらだと良いのだけれど常識とは常に覆されるもので
投げられたモノは取り損ねずにしっかり受け取らなければならない何故ならば
じりじりと迫りくる黒い衝動が君を連れ去ってしまうなんてことが無いように
君と過ごした時間よりも君が居なくなってからの時間の方が長くなってしまう
昨日のあの時の君はどこ行った?タイムマシーンで戻れたら良いのですけれど
あんなに優しかったのになんでこんなことを?残念こっちが本性で強烈な光が
生んでしまった闇は嘆く悲しいここから笑い声が消えてしまうことになるのは
また会う日まで私の宝物をしばらく君に預けよう大事に持っておいて欲しいと
地獄の底から見上げなければ天上の罪は分からないし暴くことなんて出来ない
奴が居ないと組織は回らないけれど奴が居る限り組織はいつまでも変わらない
お互い自分の望みの為に動き向かう所敵無し状態でありそれで面白くなるなら
口にしては呆れられている様なことでも自動で格納し協力も我慢もしてあげる
邪魔にならない様に避けたら怪しい動きになってしまっただけで戻る気はない
試されていると感じる最後の思いを読み解かねばならない信じて戦うは追尾中
安易に結び付け事故だと思われていても私に話したって事はそういう事だから
ハイハイと軽く流そうとしてもハイは一回でいいし足を引っ張る気なのか?と
いやいや不正から守りたいだけだと言ってもさて私の特技を炸裂させ披露する
その時が来たと言ってもそんな時は来ていないと反発して独立を言いだしても
良くない連中とつるんで身元特定には至らずあくまで仮説の話でしか進まない
私を困らせて何が面白いの?私が一体何をしたというの?私の何が不満なの?
近過ぎて麻痺してしまって周りと歩幅も息すら合わせて手は尽くしたとしても
全部上手くいって丸く収まるのは君だけで思いをぶつけたいのに届かないから
こんな事言って良いのかどうか分からないと迷ったとしても言ってくれないと
良いか悪いかどうかも分からないしどうして欲しいのかちゃんと言って欲しい
私が聞いても良い話?と疑問を呈しても自分の立場を弁えているから問題ない
そういうのはつまりつまるところ誰にも話すなという事でなんか嫌というのは
ザックリだけど端的であって察しが悪いのは承知の上なんて分からないフリは
出来ても分かるフリは出来ないのと同じで横柄なんだか健気なんだか理解不能
情報を丁寧に仕入れてそこで生じた矛盾を一つ一つ潰していけば大事なモノは
明確で邪魔を効率良く排除し抵抗出来なくなるよう人質を取るのはかなり有効
だからこそ誰にも話さないからだって知られたくないから黙っていたのだから
君を監視してと頼んで余計なお世話だと突っぱねられてもこの件のバディは奴
落ち着いて座っている様に見え分かった分かったと全く分かっていなさそうな
そんな口調でも指先がテーブルを叩いているからイラつき度合いが直様分かる
静かで良いけれど黙らなくていいと言ったそばからそれなら一人で調べるから
ただ何か分かっても教えてあげないとさっきまで静かだった君がもう懐かしい
留守番は置いてけぼりじゃないし正確には奴を留めておけなくなったからこそ
最初は断っていたけれどそんなに熱心に来るならと後を追う事になっただけで
結論として置いていくはめになっただけで突然過ぎるとか慣例がとか言わずに
ハッとした様に顔を上げ思わずという様に振り返り些細な機会を捉える柔軟さ
常識をそっと横に置いておく対応それは評価に値するところだと私のお陰だと
自分で言うなと文句を垂れても誰も言ってくれないから自分で言うしかないと
そこまでしなくていいと止めたところでいやここからでこれからだと言うから
とんでもない機会が回ってきたことだけは確かで有り難く利用させてもらおう
周りに合わせるのではなく周りを合わさせるぐらいでないと活かせるかどうか
そんなものは分からないけれど負けはしない君がいたからここまで来れたから
深入りするなと定められた終わり‐エンドロール‐の先は反省会という名の宴
礼ならば全てに決着が付いて諸々の結果が出てからで構わないし謝罪をすれば
許してやらない事はないと言ったところで間違った事をしたとは思っていない
とか返答してこんな時に冗談を言っている場合ではないと叱責されたとしても
冗談でも言っていないと気が滅入ってどうにかなりそうなのだからとスルーで
聞こえていますとお耳がよろしいようでとニッコリそっちの声が大きいだけと
ここに留まっているのが安全の為には一番と私の立場ならば口にすべきである
けれども行って来いと行方が分からない状態が続いていて消息は掴めていない
心配かけられても怖い目にあったのは君でよく無事に帰ってきたと謝罪は不要
ありふれた物ではあるけれども発見場所には無かったから犯行現場は別の場所
事件に巻き込まれた可能性を考慮したとしても偽物の予告状は本物への依頼状
あくまで奴の証言ですが君の周辺を洗う事をオススメしますとオススメされた
奴の次は私を疑うのかと睨まれ少しぐらい雑談に応じてくれてもと言われても
自動音声が架空の名前を名乗って泥棒ではなく詐欺師だからと主張をされても
何んですか?何だと思います?と繰り返し詐欺師は一斉捜査の一斉検挙を疑い
聞かなかったフリなんてことは出来ないのだからと決めつけて仲間を信じない
約束して期待させておいて破られ失望するぐらいなら最初からしなければいい
推察しますがいかがでしょうか?と問われない為にも販売を続けていく為にも
コピー防止機能は必須であって動かした立ち入り禁止の立札は墓場への道標に
言ったはず絶対に幸せになるか何かあったら素直に助けを求めるかのどちらか
その実現の為には絶対に誰にも邪魔はさせないと確かに約束した他ならぬ君と
あんなの時効だって証拠‐ソレ‐の出所なんて野暮なこと聞かないでください
聞かないほうがいい知らないほうがいい知らんぷりを決め込むのが身の為です
自分は上司に言われただけと罪を間接的に認め間違いを正したかったという答
何故こんなことを今更?と問おた意味は無く間違いと知っていたのですねと応
言い争いの原因は?と原因を探ろうとしてもさあ何だったかいつもの事だから
ふざけ過ぎただけで大した事はなくバズりのお重‐プロダクト‐は胃もたれし
重く胸焼けをするからすぐにごっつぁんです‐ストラック‐して長続きしない
しかしながら生み出した作者がいくら変わろうとも生み出された作品は不変で
問題‐クイズ‐と称して犯行を重ねるような情報過多な模倣が幾多も生まれる
自身で作り出した世界を彷徨い続け繰り返したのは夢ではなく紛れもない現実
たまに会ってつるんでいるだけで友達ではないけれどとこんな大金をちゃんと
持ってくるなど余程本気の計画でこれ以上ややこしくなると手が付けられない
この高級な味を知らないなんて貧乏人は嘆かわしいと政治資金と私腹を肥やし
悪事なんてもの弾を込めた祝砲もバレず表沙汰にならなければ何の問題も無い
空砲を実弾に入れ替えすり替え捜査を止めたのではなく単に担当を外しただけ
実行の犯人隠避をする理由が奴にはあって本物だから隠したかったのではなく
偽造したからこそ隠したかったと確かな証拠もないが自白でどうにでもなると
紛失したのではなく公に出来ない秘密を守りたいから公開出来なかっただけと
事を荒立てて名前に傷を付ける訳にはいかないから地位を与えたのは嵌める為
小さい事件の処罰をすると見せかけその裏にある大きい事件の事実に蓋をする
誰かにとって都合の良い真実を作る為だけに消されて永久にそれは冷凍保存で
展示品となる保護という名の拉致監禁で何も言えない状態になれば全て終わり
自分の罪を流すのも他人を逃がすのも得意なのだから走り続けられるだろうと
君がそうなる姿を見たくないからこれ以上邪魔しないで欲しいと死体を指して
わざと見付かるように怪しい動きをしたのは私とゆっくり話をしたかったから
私に立てつく奴はこの世に一人も居ない何故ならばこの世から居なくなるから
ゾクゾクしちゃわない?とミクロとマクロの認識を怠った権力者の辿る末路は
黒幕が表舞台でいざ実権を握ろうとしたけれどその一連の動向に不安を覚えた
操っていたはずの操り人形に脅せば裏切らないとでも思った?と消されただけ
軽い事件で騒ぎを起こし警備を重点的にさせ犯行現場を手薄にさせるそんな話
許せないという言葉は復讐の対象が自分自身も含んでいることを意味していた
ここからは私の想像だけれども驚かそうと凄く張り切ったのにも関わらず逆に
驚かされてしまった目の前にあるその顔は驚いているようには全く見えなくて
気心知れた仲なのに寧ろ珍しく嬉しそうで敗北感たっぷりガクッと肩を落とす
制約があるからこそ思い付いて生まれた自由な発想やアイデア達で君を殺す為
などではなく君を殺人者にする為に私は君を誘ってここに来て心配しただけで
ちょっとだけ意地悪をしたくなったとかそんなありきたりなことなど言わない
救われない世の中ならばせめて輝く人を撮って映し出せるカメラマンのように
気分転換という名の現実逃避であったとしてもフィクションの中で救われたい
輝かしく素晴らしい功績はすべて他人から奪い取った偽物で構築されていると
周りから疑いの目を向けられたら面白いかなと現実と物語‐フィクション‐の
区別もつかないけれど終活のエンディングノートに書く情報で財産を把握して
いかにも案内の連絡が来そうなタイミングで連絡が来るスミッシング詐欺とか
詐欺師は金でなびく投資家‐カモ‐の最初の客の反応が最も重要な事だと熟知
活かす詐欺にも旬なんてものがあって残っているかもしれない証拠を消そうと
ここに来ることこそが証拠でそしてそれも証拠になるのだから思い出を捨てた
何十枚も綴った分厚いラブレターを恥ずかしいから直接は渡せなかったけれど
君の姿を見ると駆け寄り行きそうに上半身からそわそわとさせてしまうけれど
返事なんていつになっても大丈夫だから気にしなくていいから待っているよと
ほの字という純粋な攻撃‐ダイスキ‐はその間に似たよう人で練習して達成感
殺害方法の違いは大きな問題ではなく君と同じ様な雰囲気になる様に花を飾る
それが私にとってはとても重要なことでもう一回もう一回と犯行を重ねていく
嫌そうにしつつもちゃっかり愛用している君に見立てた君への報われない想い
それをぶつけて着飾って彩る為だけの人で怒られてもいいから構って欲しくて
口付けする様に両手を伸ばし包み込んだのはか細い首で君に似たそれを絞める
君が自分のことは忘れて欲しいと奴に言ったみたいだけれど非常に残念ながら
他でもない君が忘れさせてくれなくて君が見た景色を私も見に行こうと計画中
裏で操っている黒幕が居るのではと思われたけれども背後には誰も居なかった
何故ならば誰かの作ったシナリオを模倣しているのではなく自分の思い通りに
修正しながら皆が出来ない事をしていく皆とは違うと分からせる為であるから
そこから動かずに待っていてなんてつまり私に助けに来るなとなんて馬鹿な事
後を追うためとか諦めが早過ぎるとか絶対に間に合わせてみせるとか考えても
覚悟は無駄にはしないなんて綺麗事は言えなくてふぅんと何とも言えない怒り
奴を差し出せば君の命だけは助けてやると言われたみたいに全身を巡っていく
君を守る為に丹精込めて作って託したのに肝心な時に使われず役に立たなくて
中身を当てられなかったのは相性が悪かったからで霊視も透視能力も本物など
リストに載っていなければ代を重ね時間が経過するごとに忘れ去られてしまい
黙っていたらこのまま一生終わらないことを理解したからこの凶器が本物だと
分からせて言うことを聞かせる為に威嚇しただけで傷付けるつもりはなかった
この距離では私より奴の方が君に近いから奴を捕まえるより君を守る事を優先
学校に来たのではなく友達に会いに来たと大人の反感を買い生徒の共感を得る
真の標的は運命の糸が絡まり縺れてしまったのか救ってくれない神なのだから
大切な人の無実を信じようとしたら身近な人を疑わなければならなくなっても
もどかしいのは何も話してはくれない君ではなく気持ちを読み取ってやれない
自分だせめて君の目の前に居て君の表情を直接この目で確認出来たらいいのに
君はすぐに戻ると言ったのにウソツキ後悔だらけの過去と不安だらけの未来で
君が凄いと言ってくれたからプロになれなくても君を笑顔にする才能はあった
闇の恐さを知っているから夜を恐れたとしても生きるのが楽しくて窓枠が絵画
死ぬのは面白くなくてつまらなくて散って逝く姿は綺麗だけども輝いていない
およしなさいと言われたとしても他人より秀でた部分をとことん利用してやる
そうなる様に仕組んだ人間しか知らない事を暴き出し咲いたのは君に出会う為
このまま死んでやるくらいなら自分の人生なのだから自分の好きに生きてやる
無利子で金を貸して便利使いの協力者にさせた提供者から情報を得て行動する
克服することが出来ない最大の不健康というのが死を意味するならば私だけに
伝わる様にした凄く手の込んだモノでありある意味利子より怖いかもしれない
聞けば傍観者ではいられないけれどそうなれば私もここまでということだから
名乗るほどの者ではないと言って応援だけでスタンドに降りプレーしては駄目
秘密を抱えたままこの先の君は笑って生きていける?なんて本当に許せたのは
やらなければいけないことがあるのに出来ないと同じように苦しんでいたから
軽はずみな事を言えないのはそれだけ大切だから少し考えさせてと言われたら
ご連絡お待ちしておりますという姿勢は崩さず一人で仕事しているのではない
だからしっかりしてくれなんて言うことは無い何故なら一人ではないからこそ
失敗したとしてもフォローする事が出来てあの時にああすればよかったなどと
後悔なんてせずにあの時は百点満点であったあの時よりも満点が何点か分だけ
伸びたと思えば良い次はその伸びた満点を目指せば良くて満点の容量を増やす
自分で希望しておきながら往生際が悪い君も少しは覚悟を決める気になった?
行きましょう現場でも敵陣でも地獄の果てでも何処へでもご一緒致しましょう
どんな無茶をしたとしても絶対に受けてくれるという安心感を過去に戻りたい
そう思う未来を作らない現在に全てが嘘だとは思えなくて眩し過ぎて目に染み
溢れる雫と笑う君の生きる理由になり得るならもう少しだけ戦えるだろうから
暗闇が居場所であるならばシャッターさえ眩しさを感じたとしても隠された謎
それが時を越えて甦って明かされていく途中で何がなんだか分からなくなって
しまったと混乱してしまったのならば一つ一つ丁寧に思い出していきましょう
依頼人の秘密を守るのが守秘義務であると突っぱねられたとしても秘密の記録
それにアクセス出来ないだけか保存自体を意図的にしていないかなんてものは
全くもって関係がないタイピング音を響かせながらセキュリティを脆弱化して
突破したのは本来アクセス出来ないレベルの情報のサークレットのパングラム
いつでも戦える様に必ず片手を開けているけれども今両手は塞がっている私が
戦わなくても繋いだ両手の君達が私の守りたいモノごと守ってくれるだろうね
私の大事なモノを君達が自分も大事にするという宣言みたいに思えてならない
色鉛筆何色分かしかない世界だったとしても私の居たい世界に君が居てくれて
君の居てくれる世界が私が居たい世界だから一瞬であったとしてもそれで十分
それほど分かりやすかったわけ?と不貞腐れればいやいやよくよく見なければ
分からない程度だと謙遜するけれどそれでも君には十二分に分かったじゃない
いつかそんな日が来る事が分かっているのにそんな日が来ないかの様に過ごし
君が居なくて心の扉にはノック音さえなくて静か過ぎるから耳を塞ぎたくなる
記憶があるからこそ離れたのに近くまで来たから寄っただけと忘れられなくて
前に進めずに黙って何か見るより君ともっと話したいから場所はどこでもいい
連絡が無いのは忙しいからだと思っていたけれどその間に壊れていってしまい
約束は破られてしまい一人の夜が終わると君は隣にいてボーッとして悲しそう
ごめんと言って謝る君の記憶の中にある待ち疲れ眠ってしまった私は辛いまま
涵養していく戸籍‐エタニティリング‐より思い出の方が生きた人生の証人で
悲しいことや教訓を後世に伝えることは必要だけれど嬉しいことも伝えていく
なんとしてもスクープを取りたい記者は逮捕したい警察と逃げ果せたい犯人と
是が非でも明らかにしたい遺族とで応援が間に合わなくても真実を奪い合おう
There are no results for truth. Check your spelling or try different keywords.
(真実の検索結果はありません。スペルを確認するか別のキーワードを試してください。)