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588．南天は押し並べても毒とも薬とも悪しからず
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会社で悉く嫌なことが続いて、公園のベンチに座り缶コーヒーを飲みながら、雲が浮かんでいる空をボーと眺めていた。
昼休みが終わることに絶望しながら、飲み終わった缶コーヒーを捨て歩き出せば、後ろから声を掛けられた。
地味を地でいくような姿の彼女は、さっきまで座っていたベンチを指している。どうやら鞄を置き忘れていたようだ。
慌てて礼を言って、気恥ずかしさと共にそそくさと去った。
今まで勤務時間に公園なんて縁が無かったけれど、あの日以来結構な頻度で来ている。
カフェよりも気分転換になるし、何より話しかけられず無心になれるのが良い。
そういえば、彼女・・・置き忘れた鞄の存在を知らせてくれた彼女だが、彼女はこの公園を通るようだ。
俺は昼休みぐらいしか来ないから分からないけれど、家が近いのか職場が近いのかよく会う。
会うといっても話はしない。
二度目に会った時、彼女も俺のことを覚えていたのか会釈をされたから、俺も会釈を返した。
それだけだ。
何度彼女と会っても会釈だけ。
ただ、俺にはそれが心地よかった。
存在を見付けて目が合って少し微笑んで会釈を交わす。
それだけ。
そういう日々が続いて、公園に行くこと自体が楽しみになっていた。
その日は、昼休みに公園に行ったにも関わらず、ふと思い立って会社帰りにも寄ってみることにした。
初めてこんな時間帯に来てみたけれど、当然ながら同じ公園でも昼とは違う景色だった。
そして彼女とも会った。
けれど、会釈はしなかった。それどころか、彼女は俺に気付きもしなかった。
ばっちりと化粧をしてモテを意識するような服装で、俺よりも年上の男と腕を組んで歩いていた。
遠目でも恰好が違っても彼女だと俺は断言出来る。
けれど、俺の知っている彼女では無かった。
彼女のことを友人に話すと、彼氏がいて当然とか彼女のこと何も知らないだろうとか、極々当たり前のことを言われてしまった。
確かに、会釈をするだけで話もせず、挨拶さえしたことが無い彼女の何を知っているというのか。
兎に角、挨拶だけでもしようとしたのだけれど、その日以降、昼休みも会社帰りも姿を見掛けない。
月末という忙しい時期も相まって、残業が続いて公園に行けない日々も続く。
やっと仕事が落ち着いた頃、道端で偶然彼女を見掛けた。
久しぶりに見た彼女は一人ではあったけれど、やはり彼女に似合わないページェントな出で立ちをしている。
声を掛けづらくて躊躇している内に、後を付ける形になってしまったけれど、決してわざとではない。
裏路地を抜けて歓楽街に入る。仕事の付き合いでぐらいしか来たことがないけれど、俺にはあまり居心地の良い環境では無かった。
彼女は迷うことなく一つの店に入って行った。所謂キャバクラだ。
一瞬お客さんとして来たのかと思ったけれど、看板を見れば営業時間外。
彼女の恰好からしても、導き出される結論は一つ。
友人に話せば案の定俺と同じ結論。
彼女はそのキャバクラのキャバ嬢で、見掛けたのは出勤途中の姿、前に見た男は恐らく彼氏ではなく同伴相手。
女は化けるっていうけど、お前の言い方だとなかなかの玉だな。と、友人は言う。
けれど、俺には彼女が好んで夜の仕事に就いているとは思えなかった。
公園で微笑んでくれた彼女は、男といる時も出勤途中も楽しそうには見えなかった。男といる時は笑っていたけれど、顔だけで心から笑っている風には見えなかった。
キャバ嬢なら話しかけてくるだろうと言うと、忘れ物を見過ごせなかっただけで、算盤を弾いてしっぽりしけ込むような世知辛い職業の奴が、お前みたいな凡人に時間を割くわけないだろう。と、友人は呆れている。
彼女に固執していることが友人には理解し難いらしいけれど、それは俺も同じだ。
たまたま行った公園で、たまたま忘れ物をして、たまたま彼女に声を掛けられて、たまたま会ったら会釈をして。
全てモダリティ表現が頗る似合う取り留めも無いことだ。
けれど、公園に行くことよりも彼女に会うのが楽しみだったようだ。
そして彼氏か客かも分からない男が、彼女と腕を組んで歩いていたことに嫉妬している自分に何より驚いた。
今俺は彼女の勤めているであろうキャバクラの店の前にいる。
金も何かしらのアドバンテージも無い凡人だと、友人に言われたからでは断じてない。会社では燻ぶっている自覚はあるけれど、金が無いわけではない。その代わり大した趣味も派手な関係もないけれど。
とりあえず、彼女に話があるので彼女を指名する。
テーブルに来た彼女は俺を見て息を呑み視線を彷徨わせる。その姿は公園での彼女を思い出させた。
案内してきた黒服や周りに不審がられないように、ニールダウンして挨拶を済ませ座ってお酒を作りだす。
彼女は他愛もない話をして、俺も他愛もない返答をする。彼女は人気があるらしく、俺を含めた複数のテーブルを行き来する。
キーストーン種のようにパイを奪い合う客のエンゲル係数をプレ値へと高めている。
何度か営々繰り返した後、アフターってあるんですよね、お願いしたいんですけど。と、俺は切り出した。
俺の声が低かったからなのか俺と店の外で話すのが嫌なのか、彼女はビクッとして俯く。
明日公園に来ていただけませんか。と、周りに聞こえないような小さな声で言うものだから、分かりました、12時半に待っています。と答え、会計‐チェック‐と伝える。
紛らわしい嫌がらせでも態とらしい挑発でもなく、万事お繰り合わせの上で店を出た。
暇な時期に感謝して半休を取り、公園でベンチに座り彼女を待つ。
昨日、アフターが叶えば渡すつもりだった紙袋が鞄の中で存在感を放っている。
待ち合わせ時間より少し早く彼女が現れた。恰好は俺の知っている彼女ではあるけれど、態度は挙動不審そのものだ。
彼女が話し出す前に、どうぞ。と、言って紙袋を差し出す。彼女は迷いを見せながらも紙袋を受け取ってくれた。
形と重さから中身が何なのか予想が付いたようで、驚いている彼女に、必要なんですよね。と、言って立ち上がり歩き出す。待ってください。と、彼女は焦っているけれど、糸目は付けない俺の用件は済んだ。
返さなくていいので。貴女にあの場所は似合わない。それで貴女の似合う場所に行ってください。と、彼女が何か言いたげに口を開く前に、嫉妬心を悟られないように振り返らず、彼女を置き去りにして公園を後にした。
それから数日経っても音沙汰は無い。彼女は公園に来ないし、俺も店には行っていないから当然だけれど。
公園に行くことがもう習慣になってしまっていて、彼女に会えないことがこんなにも物悲しい気分になるとは思いもしなかった。いつまで経っても彼女の顔を忘れられないし、事の顛末を話したら友人には、面の皮が厚く騙されたんだろう。とか輪を掛けて言われるし。別に騙されたわけではない。俺が語彙力の欠片も無く押し付けただけの、試合に勝って勝負に負けた状態。
ベンチに座って色々と答えの出ない考えを巡らせるだけの昼休みが終わる。深い溜息を吐いて飲み終わった缶コーヒーを捨て歩き出せば、後ろから声を掛けられた。
聞き覚えのある声。熱望していた声。聞いただけで幸甚に感じる声。
御生憎様ですが、今日は鞄を置き忘れてはいませんよ。なんて、振り返りながらも意地を張ってみる。
普通のキャバクラを表向き装っていた店が、実は裏で渡世名が飛び交う違法な営業をしていたり。
蛇の目がノリノリでホバリングしながら逐次策謀して、色恋沙汰で甘い汁を連綿吸っていたり。
譫言に魘されてもミーム化が覚束無くても、荒ら屋を叩き起こし猫跨ぎをどやして。
関の山の森林限界を俺の差し金で一喝したかったけれど、爆誕させた怒髪天で猫糞されて。
しかし無類のナレーションベースの中、元勲が勘当をして決を採り黒山の人だかりで摘発。
身の破滅を原文ママに逮捕して、ケセラセラとオマージュすることは無く弱体化。
逃げているのではなく望むところと戦っていた先で、菩提寺の精進料理によばれよう。
6～12時が吉で12～18時が凶の先勝か、
6～11時と13～18時が吉で11～13時が凶の友引か、
6～12時が凶で12～18時が吉の先負か、
一日中が凶の仏滅か、
一日中が吉の大安か、
6～11時と13～18時が凶で11～13時が吉の赤口か、
六曜どれにヒッチハイクされようとも、ほらまたすぐそうやって。
欲と二人連れが失当であっても、雲外蒼天ならば至宝のフィヨルドだ。
彼女の存在を見付けて目が合って少し微笑んで会釈を交わす。
肝を潰してもいつも通りなのは彼女がいるから。
しかしながら、いつも通りのそれだけではない。
直接会って話すなんてセオリーなフラグは、相殺されずに増大して低く見積もっても最高だ。
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589．耳が痛い不治の病で失意のどん底だとしても強硬手段‐アパッショナート‐なオムニバスを乞うご期待
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知り合ったのは偶然
会うようになったのは必然
警察官の素性を知られたくなかったのは引かれるのが怖いから
言えないから彼女にも聞けなかった
彼女の母親は入院しているらしい
臨床医も病理医もアルカナムな回診は物入りで
主治医にも担当医にも勧められた治療の費用の為に
朝から晩まで働いているから僕と会えるのも頻繁ではない
しかし単純接触効果がなくてもボトルキープの法則で
ハッピーアイスクリームとハモるぐらいには控え目に言っても感性が似ているらしい
彼女はアスクレピオスを乞うほど母親思いの優しい人だから
母親の為に使ってとなにがしかだけれど入った封筒を渡した
彼女は固辞しようとしたけれど母親の為と僕が押し通した
彼女はこちらが申し訳ないくらいお礼を言ってくれた
僕と彼女のパテキュラリーでエクストラな惚気を
しょうもない話を聞かせてどうするんだと渋々におめでたい奴だと
一騒ぎした後は野次馬にさえならなかった同僚達も
お金が絡んでくるのならば色目を使われ思う壺に騙されていないかと
そんな大人買いの方便（たづき）で警察官が騙されたと分かったら一体どうするつもりだと憤り
状況的にはあり得るのだから逢い引きの密会を振り翳した代償は払えるのか？と
非難の声をあげ僕を説き伏せにかかる
お金の話は図に乗って分を弁え無かった僕から言い出したことだし
彼女はわや悪い人ではないと
一芸にも秀でていないけれど僕のパテキュラーな第六感は言っている
同僚達の脚色された考えすぎならそれが一番いいのだから
お金を渡してから彼女とは会えていない
偶然の産物の無線はどうぞともオーバーとも返って来ない
いよいよ箸にも棒にも掛からない不断はあるまじきと
上司に報告して捜査に踏み切って然るべくにアドバンス
メンションやブリーフィングさえせずに感情移入の空返事で呆けて埒が明かないと
あんさん折からの当座に見損なわないようにと
心配は別の心配を餌にしてどんどん大きくなるのだからと
同僚達がずけずけつべこべ言わずにとせっつく
いやいや僕は延伸見解を履き違えずにもう少し粘りたい
コンフォータブルな彼女はそんな人ではない
世間が待てなくても僕ならギリセーフまでギリアウトまでも待ちたい
可能性の否定は出来ないけれども断定も出来ないから
お取り込み中失礼しますと受付が連れて来たのは彼女だった
彼女が僕にお金を返しに来て迎える急展開
聞き込みをしている僕を見掛けて警察官だと知ってしまったようだ
上司もいる不意打ちなこの空間で袖の下を反故にされたみたいで恥ずかしさが拭えない
気持ちだけでと丁重に断る彼女はそれを強く主張したいけれども
それ以上は踏み入って来ないでとそう聞こえてしまったから
思い違いでよりを戻すような押し問答は出来なかった
計算尽くでバレるのも時間の問題だと思ったんだよと
過剰に反応したのはそこまでして隠したいことがあったからに違いないと
とんだ人騒がせだったなと同僚達は言うけれど
返され行き場の無いズームインされたこのお金と
彼女が僕を騙そうとしてズームアウトしたなんてことは
距離がある訳ではなく縮めようとしないだけの質問を質問で返すように
付言に波及して如何せん生返事‐タイムラグ‐を消化しきれない
ハーディング効果で初摺の小誌でも金言に付和雷同で便乗しながら鞍替え
世の中が決め付けている時流‐トレンド入り‐を追う御新造のごりょはん達を
おまっとさんでしたとふんだんに柳の下の鰌‐スカウティング‐して騙し
ゴルディロックス効果で莫大な時価で荒稼ぎして
焦土な被害を量産し続けている諸悪の根源の組織を
同期を含めた同僚達がバトンタッチしながら
敵情視察‐タイムラプス‐もとい内偵中‐ライブコンポジット‐
ビエンナーレかトリエンナーレかクロスセルで
入れ代り立ち代りの示意行為‐アドバタイズメント‐
キャンペーンと称して懐具合が青天井‐インペリアル‐な符号‐カモ‐を探し
詐欺‐トクリュウ‐を手広くアジャイルに監修‐レクチャー‐して普及‐ブラッシュアップ‐する
たかるように大挙して押し寄せるマンパワーな様は珍妙にして滑稽な嚢胞
招喚した月下氷人‐コンソール‐のからくり装置は天晴れな機種依存文字‐ルーブゴールドバーグマシン‐
二位なら敗者の中のトップであるからご賞味くださいと常套句でセルフプロデュースして
阿漕でケチな商売のバンケット会場へご招待された中に
グルで関係していると睨まれていた彼女の姿を汚れ仕事に居合わせ確認したのは同期で
何故彼女だと分かったのかといっても別に彼女だけを疑っていた訳ではなく
何でもお見通しで簡単に言ってのけた訳でもないからだ
組織が運営し味を占めた鞄持ちの伝手‐コネ‐を搭載‐コンパウンド‐している夜の店
そこの足掛け何年にもなる生え抜きの嬢であることが彼女の正体だとアー写真からも判明する
彼女は受付兼雑用の何くれと無く‐ビハインド‐として事も無げにいた
不安が的中したとばかりに同僚達に言われても信じられなかった
ただ同期の言うことを信じていない訳でもない
彼女は大変な母親思いであり母親の為のお金を捻出する必要があるのならば
自分のことは二の次に死物狂いで危ないことへ足を突っ込むようなことが
朝飯前にあり得て追われる身になってしまった年齢不詳の女傑だと思うから
ただそんな定説‐デカラージュ‐など僕は警察官だからそれを許すことは出来ないし
合言葉は堪忍とばかりに由緒正しく適示に刑事責任を質さないといけない
彼女ではなくても誰か一人を特別扱いしてしまえば他の人が不当な扱いを受けることになってしまうから
心外だと言われようと職責を全うすることにご承知おきくださいと言うしかない
転用された嘘を正当化する為の勾配な改竄で作り出された真実を
突貫工事のビルドで信じ込まされ仮名手本を疑うことを許されなくする
三味線疑惑の真の姿を暴いて全容解明していく歴戦には
引導を渡して殲滅するだけであるからして
元も子もない負けを認める機能など無いことの何たることか
碌でもない組織は批准‐ペルソナ・ノン・グラータ‐をふかして
腰巾着の代弁者がおもたせの辞令‐ウィッチハンター‐を嗜んで
安危の利益‐フルコミッション‐は灌流‐バケツリレー‐しても
自堕落に取っ散らかって間伐‐ノットウォーターフォール‐
食い扶持も一人勝ちの首謀者‐ドミナント‐だけが偏在‐あたぼう‐に
セルフクライミング方式のキャピタルゲインを奪取‐モノポリー‐
闘争を逃走しても訪うそうした党争で問うそう
乗り掛かった船であり共同戦線‐ノーフューチャー‐を望んでいたから
彼女が人目を憚りながらも訪ねて来たのは渡りに船だった
しかしながら緘黙したままサジェスションも出来ずに視線を巡らせる姿は
逓減されてしまったのを思い出そうとして準備しているのか
一生の不覚と用意した当て振りの言い逃れを考えているのか
覚えていることを思い出している感じではなくヒントから導き出してもいない
これならば目眩ましのダイイングメッセージの方がよっぽど明解だ
合わせる顔がなくて胸の奥底に沈めてしまって話してもらえないんだったら
今回はあえて見逃した引き分けってことでと負けず嫌いを発動する前に
その契機の真髄は探り当てるだけだから手強い完黙など時間の無駄だ
視線に耐えきれなくなって帰ろうとした彼女と帰って来た僕が息ぴったりに出会ってしまった
どうしたんですか？と驚く僕に声が出なくてどうしたらいいのか分からず無視して逃げるように
何故そうなるのか？何を想像したのか？彼女の顔はみるみる強張って
机にあったハサミを素早く握って向けた先は僕の第二ボタン
視線が合わないまま途切れ途切れに紡がれる言葉も要領を得ないまま
中の人に命じられたまま悪しきに動いて痛い目‐ブレーンフォグ‐
分かっているならやらなくちゃと俺に無理強いさせるなよと
支離滅裂な指示か造詣が深い忖度かはどもりながらもNOD
後釜が例のというのをご存知だから迷い無くここに来れた訳で
お話にならないと生配信の不履行に梯子を外された喪失感
届いたそちらの手紙に返事は出せないがしっかり読ませて頂いたけれども
なんであれを成功例にした？それとこれは話が別だと言って
それとこれ？どれの何？と問われても
事実無根ではあるものの争うことはこちらとしても本意ではないのだから
和解金を支払うという一方的な言葉で示談という約束を申し入れられる
独占する為の最も重要な情報に見張りがいないのは誘い込まれているようで逆に怖くなる
身内の恥を晒しそうだからと疑ってはいない
ただ種明かしされたモノがれっきとした犯罪だと確信しているだけで
懲罰‐ペナルティー‐を課された糸瓜の皮である晒者‐フィジカル‐は同行使罪の無礼講
人様に迷惑を掛けてはいけないという布石‐リフレクソロジー‐は
よかれと思って言った母親の提言された教えを通称の拠り所として
その言い回しを自己暗示し彼女の中でその言葉は母親の独り善がりに変わり
追い詰められて助けてを言うのも罰当たりだから静粛にと許されず
ワイアットアープ症候群で悲喜交交インシデントにもお行儀良く
行き場を失くし郷愁を纏って高度順応出来ずに昔気質の願掛けに雁字搦め‐ツーツクワンク‐
彼女は申し訳が立たないとしゃくり上げるように泣きじゃくる
母親の愛情を手放すことも母親への愛情でありまた帰って戻って来るのも母親との愛情だ
感銘を受けたとしても悲しませたくないのと喜ばせたいのは違う
出遅れてしまって取り返しのつかなくなってしまったことを
為すべきことを為したくて取り返しに来たのではないか
獰猛な組織‐ギャング‐の不法占拠を野面‐レイオフ‐して
減らず口をたたかせるように感付かれてずらかって高飛びして
週末の終末に存続‐コンテニュー‐させてはいけない
もう少しだけチャンスを頂戴とかは言わないし言えない
チャンスが欲しいと願うってことは既に何かしら失敗してしまったってことに等しいから
時間を掛けて向き合うことは心得ている
しかし援護を拒否されたらもうどうすることも出来ない
彼女が何もしなければ土俵際であっても僕達は何も出来なくなるから
話したいことを話せなくて一番苦しんでいる彼女の悔いの杭
重さを離して気持ちを話して心を放して
起爆剤の糸口になるテープカットの見方の味方
ここにいる人達しか知らない他の誰にも言っていない
それを聞いて安心しました
不特定多数が知ってしまっているならそれは絞り込める情報とはいえなくなってしまうから
もう疑わなくて済む
もう裏切らなくて済む
もう見す見す薄氷を踏むようなおっかなく危険な橋は渡らせない
彼女さえ想像も出来なかったことが明日を境に出鼻をくじかれることなく
僕達が現実にさせて大詰めで夢破れぬよう如実な気概で実を結ばせる
次に会う時はきっと胸を張った姿は今以上に様になっているはずだ
長らくお待たせしましたと筆を折ってしまう前の佳境な鬩合に
急転直下の印相で筆を執った吉書へ手加減無しに克明な落款‐ピリオド‐を打とう
◆
590．お菓子言葉よりもデルフィニウムで天使の拍手を
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バレンタインデーのお返しは3倍返しというけれど
彼女との初めてのホワイトデーで
何を返したら何をあげたら喜んでくれるかなんて
分からなくて悩みまくってそれでも答えが出なかったから
情けないけれど彼女に直接聞くことにした
そうしたらデートの時に僕の作ったお弁当がいいと
おにぎりでもサンドイッチでもどちらでもいいからと
サンドイッチよりは馴染みのあるお弁当を選択してみたけれど
生まれて初めて作ったお弁当は形は歪で所々焦げていて
味付けはレシピを守ったから何とか食べられる味になっているけれど
お世辞にも美しく美味しいとは言えない
けれど彼女は満面の笑みで食べてくれた
美味しいよと言って完食してくれた
3倍返しっていうのはきっと値段のことではないんだね
彼女からの僕への気持ちの3倍返しかもしれない
けれど僕があげた以上に彼女からもらってしまった
だから来年はもっと上手くなるから
これからもこんな嬉しい気持ちを彼女と更新していけたらいいな
◆
591．子持ち様？いえいえ一部の図々しい奴等と企業の身の丈に合わないごね得が牛耳っているせいですよ。
◆
時短だから給与は下がる？
責任ある仕事を任されない？
キャリアを諦めている？
有給は自分の為ではなく子供の為に消えていく？
働いている奴等より育児をしている自分の方が大変？
仕事の方が楽と言って自分ばかりが大変アピール？
子供は将来、独身‐こっち‐の生活を支えてくれるんだから国の宝である子供は大事にするべき？
子供を産めない将来のお荷物を有効活用してやっている？
手当は当然
権利は当然
大変だから当然
キャリアを諦めたくないのは当然
手伝うのは当然
子育てにはお金も時間も苦労もかかるのだから助けてもらって当然
ってか、仕事の方が育児より楽なんだからとか
長期の休みとか家事育児より仕事している方が楽だわ〜とか
自ら指揮を執ることで内部を固めて外敵を退けて周囲の状況をコントロール
交友録はママ友パパ友との独身下げ名も無き家事上げの井戸端会議
苦労自慢して自分は経験値が上とでも言いたいの？
嘆いたところで当たり前でしょ
子供は自分で望んだよね
同情の余地などない
半人前すらならない足手まといで
同等のことをしていないのだから差があるのは当たり前
そっちの不出来でこっちの進行を止めるなよ
素直にありがとうも言えないなんて
手本どころか反面教師の間違いでしょ
現在進行系の子育て支援はこっちが支えているけれど？
国からの接待攻勢‐ズブズブ‐で、十分優遇されてお世話されていますよ
人目を引いて度が過ぎた過分のご配慮‐エイド‐を鷲掴みですよ
こっちはそっちのフォローで有給すら取れずに残業三昧
自分の為の時間がそっちの為に消えていきますよ
こっちから借財しているのはそっちですよ
未来の助けになるものが今を苦しめてはいけないとは思いませんか？
企業は義務だと言うし本人は権利だと言うし周りは大変だねと気を使うし
権利を受けられるという疑いがあるだけでこっちの自由はもみ消される
いくら謝罪されてもいくら感謝されてもこっちの評価には何もならないし変わらないし帳消しにもならない
ただただ当たり前に穴埋めにサポート前提に丸投げされて便利使いされ使い潰される
優先されないと怒りを抱いて仕事の責任から目を逸らして
相手の気持ちより自分の思い通りになるかどうかが最重要事項
常套句で隙が無くても押して駄目でも更に押して全力でこじ開け押し付けて
負担という置き土産で他人を犠牲にする
子供という都合の良いところだけを切り取って仕事という都合の悪いところは思いっきり見過ごす
偏見ではなく本質だ
礼節を欠き逆に何で優しくされると思うの？
子持ち様なんて否定するより困った時はお互い様と分かり合えると思いたい？
お互い様は助けてやる私が言う言葉
お互い様になることは確定していない
お前等が私のところにいる保証もない
産んだことがないから？
子育てしたことがないから？
分からないが故の愚痴？
弱者は保障されるべきは、余分に働かされた人だ
誠心誠意感謝しろと言っているわけじゃないけど
そういう気持ちがお前等の中に存在しないだけ
遠慮しないのは大義名分があれば許されるとか
集団になると躊躇がなくなるとか態度が失礼極まりない
選択など出来ない選択肢しかない選択を強いられ
カバーする人員も入れられずギリギリの人員配置で
実際に負担を強いられるのはワンポイントリリーフにされた私だけ
実況とリポーターと何人分忙殺されて働いたって私一人分にしかならない
仕事が回っているのは皺寄せされて詰め込まれている私が無理してこなしているからに過ぎない
お前等に逆らわない、攻撃をしてこない、自分の要求を聞いてくれる
お前等が利益を増やす為とマイナスを減らす為と
自分の為に戦って勝つ奴と他人の為に戦って負ける奴
そんな安い易い人を選んで押し付けている
そして上手く回っていたと言って復帰しても仕事を戻すことなく
インサイダー取引とくりそつのリファレンスで着想を得た適マーク
元のポジションをキープしたまま無骨な気持ちにリセットして
無かったことにして脱出スライド並の時短で別の仕事をし始める
属人化させて山積みでも手伝うどころか更に積み上げていく
恩着せがましく手伝いましょうか？と言うけれど小手調べのみのローカルセールス枠なら邪魔をするな
元々食わず嫌いのお前等の仕事なんだと
心労をもたらし次から次へと状況が変わって振り回される現状に言いたいことは山程ある
しがらみで追求の手が緩み見過ごして見逃されていたせいで生まれた私という名の犠牲
守らなくても強い人が守られて守らなければならない弱い人が守られない
更に酷くなって今後も続いていくことになる
少なくとも表向きは何一つ変わらない日常が続いていく
最初から何もしないのは余計なことをしないから逆に優秀なのかもしれない
子供のことだから許されるのではない
決定を押し付けられ反論を封じられてきた
こっちが強制的に譲らされているだけ
譲歩や配慮を許されていると勘違いするな
時間や労力をかけてくれるのを当たり前だと思うな
お前等の幸せは私の不幸の上に成り立っている
国の負担を企業に押し付け
企業の負担を従業員全員に押し付け
従業員全員の負担を特定の部署に押し付け
特定の部署の負担を担当者達に押し付け
担当者達の負担をとある一人に押し付ける
尻に敷くのがさもそれが当然の様に
配慮してあげようと尽くして大事にしてくれる人に対して
配慮を当たり前とし更に負担を上乗せするという無神経なことをしている
己の無能さと立場も弁えず態度と声だけは異様にデカい
報われない献身に待ち伏せて用意周到に用意している言い訳は「子供が〜」
理由が無ければ造れば良いとばかりに隠蔽誤魔化し人のせい
無自覚で無責任で良心など痛まないそれがツケをためこむ子持ち様
育児家事にわたわたして大変なのぉ〜と苦労して頑張っている自分をこよなく愛する子持ち様
矛盾も破綻もカンニングもしていないのに考察すら覆され割愛されて
周囲の視線とひそひそと交わされるざわめきがチクチクと肌に刺さって
軒並みに一緒にされても釈然としなくて困るよね
ただ一生懸命子供を育てている人達にとっては
異常性を気付いていたけれど状況を変えられる立場ではなかったからここまで事態が拗れてしまったんだよね
嘘でも解釈の違いでもない間違った期待と温情は全くもって為にならず
共感力に乏しい優しさはただの迷惑で知名度抜群の好感度ただ下がり
刷新‐アルゴリズム‐は壊滅で皆で破滅行きだ
頓智を利かせた立ち退きなんかでは、いなしは不十分で拍子抜け
土壌から根本を絶たないとこの災厄からは逃れられない
良く言われるだろうが！
つかお前等が良く言っているだろう！
言い逃れなどさせねぇよ！
当事者意識を持てよ！
なぁ、子持ち様よぉ！
◆
592．騒音feat.○○
◆
会合も説明も無く保育園が出来た
勝負は始まる前から決まっているんじゃない知らないところで既に終わっているんだ
騙し討ちされたみたいと言ったところで
事前の説明が至らず申し訳ないと申し訳なくもなく言い張って
建設事後でも報告は報告という屁理屈もなく
そんな言い分通るかなんて抗議すら出来ない
奇声が毎日聞こえてくる
雨でも窓を閉めていても何かしら聞こえてくる
砂場や遊具がこちら側にあるから砂埃が絶えない
自転車や階段が砂まみれ
何故か運動会だけチラシ一枚で連絡される
路上駐車が増えて通行が危険になった
住宅地に保育園を
理想は否定しないがやり方は間違っている
意見の相違があるからこそ誰の顔色もうかがわずに徹底的にそして大いに議論すればいいのに
そっちの希望や期待と受け入れなければならない側の現実は違う
建設に反対はしないが場所は認める訳にもいかない
見える部分は豪華に金をかけ見えない部分は金を惜しんで被害者の安全を脅かす
張り切ると録な事がない独り善がりで暴走体質のクロマキー
話はまだ終わっていないのにこっちは終わったとばかりに
強硬な手段はそれ相応のリスクが伴う
そしてリスクを負うのは被害者だけ
盛者必衰にも生者必滅にもならず会者定離が輪廻転生で回転するだけ
高層と低層と問わずマンションが建った
日当たりが悪くなった
太陽さえ見えなくなった
マンション同士の間隔が狭くなった
お互いのベランダからこんにちはが出来るね
ただいま～みたいに侵入も出来るね
ベランダ側に何故か自転車置き場があるから
ライトの明かりで明るい明るい
遮光カーテンなのにレールの間から漏れる光は太陽光より突き刺さる
狭い土地に詰め込もうとするから無理が生じる
コスト削減ではなく金を惜しんだ杜撰な管理なだけ
大家を子供が継いでから転居が相次いだ
それまで年に一回すら物音がしなかったのに
毎日毎日するようになった
引っ越しの挨拶も無ければすれ違った時の会釈すら無い
家の中も外も騒音が纏わり付いて
退去命令を出して欲しいほどに
民度が下がってしまった
◆
593．脚韻頭韻問わず誘因の素因は渾然一体
◆
あなたが引っ越して来てから四方八方毎日大運動会です
それは
ソウシハギとかキタマクラとかカツオノエボシとかガンガゼとかホロチュリンとかイソトキシンとかノーマンズランドとか
そんなものすら可愛いものだと思えるような効果を発揮する
家とは我が家とは安心安全安らげなければならないのに
ファニチャーやドアをガンガンして存在感をアピールアピールで承認欲求を満たそうとするあなたのおかげで
私はデグレードして治まることのない動悸でくたばっちまうぜ
大人の話し声
大人の足音
子供の鳴き声
子供の足音
犬の鳴き声
犬の足音
猫の鳴き声
猫の足音
探し物を探す足音
チェーンの外す音
チェーンを掛ける音
ドアのガチャガチャ
ドアのバーン
ドアのドーン
ベランダのガラガラ
引き戸のガラガラ
引き戸のバーン
引き戸のドーン
テレビの音
カーテンの開ける音
カーテンの閉める音
お風呂に入る音
携帯のバイブレーションの音
掃除機が滑る音
コロコロが滑る音
水が配管を流れる音
トイレの便器を閉める音
トイレのドアを閉める音
トイレを流す音
流し台を使う音
洗濯機のドッタンバッタン
箒を掃く音
階段を駆け下りる音
階段を上る音
自転車を動かす音
自転車の鍵を開ける音
自転車の鍵を閉める音
自動車のドアを閉める音
自動車の走行音
自動車のマフラー音
自動車の防犯ブザー音
そして何か分からない音
せどりがセトリを複製画‐ループ‐させて永遠潜伏を促す伝言ゲーム
ここはあなたの王国ではありません
人間の社会生活が出来ないなら
ここはあなたの住むべき場所ではありません
◆
594．識別音の論拠‐リコレクションリフレイン‐
◆
目白押しの騒音のお陰で小さい物音まで気になるようになりました
あなたが大らかなのではありません
私が神経質なのではありません
しかしながらあなたが原因ということは確定しています
何故ならあなたのノジュールが事の発端ですから
◆
595．浮浪児よりも比肩する水と油でそれはそれは体に障ってクリックス音にはなれはしない
◆
放し飼い状態のいちびった子供の爆裂な奇声は
子供だからと許すことが出来るのは被害を受けた方
奇声という同じ出来事をどう捉えるかは人それぞれ
なのににべもなく
自分も昔は子供だったのだから我慢しろ
というのは都合が良すぎやしませんか
私の子供の頃‐バックグラウンド‐を知りませんよね
子供だからというストーリーに
そういう子供では無かったという正論は
そちらの妄想が成立しなくなる
都合の悪いことには目を瞑り子供だからと押し通す
現実との判別がまるでついていない
傾く（かぶく）奇声はありえない事ではなく
自分が通常運転だったから
それがおかしな行動であることに気付けなかった
自らの証言が自らの罪を立証してしまうという現実
奇声というマイナスの要素を
未熟な子供というプラスの要素で
帳消しになんてならない
元気だねは実は誉めてはいないんですよ
ただの嫌みですから
いえいえ
無理難題を言っているつもりは毛頭ないのです
ここは奇声をあげられる場所ではないと
素直に事実誤認の現実を言って
食傷している議論の軌道修正をして差し上げているだけですよ
そちらの無知なロジックを指摘しただけで
決して毒を吐いたわけではありませんよ
そちらは喧嘩を売られたと思っているみたいですが
私は現実である事実を述べただけにすぎません
わざわざ喧嘩を売る必要はありませんがね
理不尽を我慢する義務もないのですよ
私はそちらのせいで身体の具合が悪くなっていますが
そちらは元から頭の具合が悪いようですね
体調が悪い時寝込んでいる時奇声が耳元でもよろしいようですね
テレビを見ている時話している時奇声で音が聞こえなくてもよろしいようですね
授業中仕事中診察中奇声がＢＧＭでよろしいようですね
静かにという言葉は存在しないということでよろしいようですね
いつ何時でもＴＰＯは考えなくてもよろしいようですね
国賊‐クズ‐を庇う同類‐クズ‐ということでしょうか
おっと
失礼な言い方があったのなら謝りますが
決して間違ったことは言っていないと
自負しておりますけれどね
◆
596．ピヨと南北にカッコーと東西にメロディー式から異種鳴き交わし方式へも薬石効なくオーバーロード
◆
耳栓は無意味
イヤホンをしても
音量を上げても
ホワイトノイズを流しても
突き抜けてくる緩急をつけた重低音
防戦に徹していても避けきれなくて
傷だらけになっている
何か問題が？と問われたら
私が問題だとばかりに倍速で拡大鮮明化してくる
◆
597．浅慮な如才へ。お言葉を返すようですが、年貢の納め時とまいりましょう。
◆
パターン①
分からなかったら聞いてね
↓
分からないところが出てきたから質問しに行く
↓
ちゃんと自分で考えてから聞きに来た？
↓↓
自分で考えて答えが出るなら質問なんてしません
パターン②
分からなかったら聞いてね
↓
分からないところが出てきたけれど自分なりに考えることを試行錯誤
↓
何しているの？時間の無駄じゃない、仕事はスピード感を持ってしないといけないでしょ、そんなことで時間を使えるなんて暇で良いわね
↓↓
自分で考えることは時間の無駄で暇人がすることらしいです
パターン③
分からなくても一旦自分で考えて進めてみて
↓
自分なりに考えて進めた仕事を提出
↓
やり方が違う、なんで相談しないの？社会人の基本でしょ
↓↓
一旦自分で考えて進めてみた結果です
パターン④
分からなかったら聞いてね
↓
分からないところが出てきたから質問しに行く
↓
これは○○で進めてと指示を受ける
↓
暫く経って、なんで○○になっているの？これは△△でしょ
↓
○○と回答をもらったのでそれで進めた
↓
いや○○とは言っていない、いつ言った？言う筈がない
↓↓
いやいや言われないと○○では進めることは出来ません
パターン⑤
これは○○です
↓
きちんと言われた通りにメモを取り仕事を進める
↓
これ○○じゃないでしょと別の人に注意される
↓
○○でと聞いています
↓
いやそんなことは言わない
↓
いえきちんとメモに書いています
↓
じゃそのメモが間違っているだけ
↓↓
目の前でメモを取りメモの内容も確認しているのに、メモを取った人が悪者でそちらは全く間違ってはいなく正しいのですね
パターン⑥
前の資料を見てその通りに進めてね
↓
見比べながら前の資料通りに進める
↓
これ○○になっているんだけど方法が違うよね
↓
前の資料がそうなっていました
↓
前のは関係ないから、ちゃんとして
↓↓
ではどの方法で進めるのでしょうね
パターン⑦
○○どうなっている？
↓
○○って何ですか？
↓
言ったじゃん○○しといてって、忘れないでよ
↓
聞いていません
↓
言ったから、自分が忘れたからって言い訳しない
↓↓
忘れているのはそちらですよ
パターン⑧
これ○○になっているんだけど△△でしょ
↓
申し訳ありません次回から気を付けます
↓
どう気を付けるの？
↓
今以上に注意深く見直しします
↓
現に見落としているじゃんどうするの？無理じゃん
↓↓
ケアレスミスを見直す以外にありますか？
パターン⑨
これ○○になっているんだけど△△でしょ
↓
申し訳ありません
↓
何でこうなったの？
↓
これは○○
↓
言い訳しない
↓↓
説明は言い訳ですか？
パターン⑩
仕事早いわねこれもお願いね
↓
自分の仕事以外も溜まってゆき残業
↓
仕事遅いわねこんなことも出来ないの？
↓
お手伝いが何故か自分の仕事になっていて責任を負わされる
↓
自分の仕事ぐらいちゃんと出来なくてどうするの？
↓↓
仕事が早い人として評価などしてもらえるはずもなく都合の良い人として扱われる
パターン11
これ○日まででいいから、急がないから
↓
急がないので普通に進める、または急ぎと言われている別のものを進める
↓
この間の出来ている？、または○○どうなっている？と聞かれる
↓
まだ○日でもないし、急ぎでもないので進捗状況を伝える
↓
え、欲しいんだけど、いつまでに出来る？
↓↓
急ぐならそう言えもしないのですか？待てすらも出来ませんか？
パターン12
これってどうなっているか調べてくれない？
↓
聞かれたことに調べて答えました
↓
あれって○じゃないの？
↓
○ってことですかね？
↓
いや、○ってことにも気付かないと
↓↓
○も調べて欲しいのでしたら何故そう言わないのでしょうか
ご自分の説明不足をこちらのせいにしないでいただけますか
パターン13
印刷ではなくメールを送って、写真はSMSでいいから
↓
自前のメールとSMSを駆使して送る
↓
あれどうなった？と電話が来る
↓
メールで送りましたよと回答する
↓
あ、そうなの？で、どうなった？
↓↓
メールの意味ありませんよね
電池代と通信代もらっていませんよ
パターン14
印刷ではなくメールを送って、写真はSMSでいいから
↓
自前のメールとSMSを駆使して送る
↓
これってこう聞けばいいわけ？と電話が来る
↓
メールと同じ内容を説明する
↓
回答が電話で来る
↓↓
メールを強制しておきながら自分は文字を打つのが面倒だからと電話ですか？
しかも内容を参照することなく聞くから、メールの内容を復唱してこちらがサポートして
それなのに回答が抜けていることも多々あって、こちらの時間を奪っている自覚も無いのでしょうね
メールも電話も時間の無駄ですよ
パターン15
○月の金額が違うと得意先から連絡がくる
↓
得意先から何ヶ月分もの資料がきたけれど○月を聞かれているので、○の金額諸々を確認し、気を使って聞かれていない他の月の金額も確認して、違っていても前に確認してOK貰っていると回答
↓
他の月の資料のここが違うけれど
↓
○月の金額を聞かれていたので、他の月は金額を確認しましたよ、金額は合っていました
↓
いやいや、ここが違うでしょ、そこまで見ないと駄目
↓↓
確認してOK貰って処理が済んだその後で得意先が勝手に変えた資料の文言は知らないですよ
○月の金額が違うと言われているのだから、○月の金額以外は本来は不必要ですよね
勝手に修正したりそもそも金額が違ったりしている得意先に文句を言ってくださいな
◆
598．速記の地の文が悲嘆に暮れるほどの成敗‐タッパ‐の無い数理の軽さ‐マターパーパス‐
◆
事務職は楽で簡単？
営業職は売上を上げている？
座り仕事の方が楽？
肉体労働の方が大変？
腰掛けと誰にでも出来る仕事と愚痴ってチクって
営業職は事務職を楽で良いよなと言うけれど
事務職は営業職を大変でお疲れ様としか言わない
えっと・・・
では売上を上げたものはどうやって会社のお金になりますか？
資料作成は全て自分でしていますか？
お茶を入れたり出したり片付けたり掃除をしたりしていますか？
経費はどこからもらいますか？
電話は全て自分で受けますか？折り返しも伝言も自分でしますか？
給与の計算は出来ていますか？
税金の納付は出来ていますか？
決算は出来ますか？
資金はどこから調達しますか？
法律は？
税務は？
労務は？
全てパソコンがしてくれて事務職は入力するだけですか？
営業職はただお客様と話して飲んで食べて楽しく過ごすだけですか？
事務職は簡単ですか
そうですか
ならば出来ますよね
有り難いと理解しているなら大変さを理解しているなら
ちゃちゃっと作れるだろなんてそっちでやっといてよなんて
言いませんよね言うわけがありませんよね
営業職なんてとても私には出来ません
出来ないことを出来る人を尊敬します
しかし事務職は誰にも出来るようです
ならばしてくださいな全て自分自身で
縁の下の力持ちの裏方というのは誇りを持って自負していますが
どんな仕事でも敬意と思いやりを持ち協力しながらしていければ良いのですけれどね
◆
599．でかしたとばかりの耳寄りな情報と饗されることには、がめついがめつい
◆
リモートワークは在宅勤務は
その費用は会社負担でなければならない
交通費は実費で構わないけれど
場所が変わったとしても仕事をすることに全く変わりはない
緊急時だと言って心付けも無く
しめしめとズルズルと
権利の不行使を強要
フィーチャーの仕掛け人から補助金をガッポガッポ
ネットも通信費も電話代も水道光熱費も
重要インフラすら整備しない
給与明細は実出勤した時にしか渡さない
いつしか渡すのを忘れて
催促しなければならなくなって
重たい紙資料は忘れずに送ってくるくせに
紙一枚すら入れない
挙げ句の果てにはメールで送ろうか？
こっちが印刷しなければならないのか？
何故こっちが手間をかけさせられるのか
というか紙ですら忘れるならメールでも同じだろ
健康診断すら一度きり
仕事という義務を負わせるのに
福利厚生という権利は使えない
可憐な振る舞いで奪って搾取されていく
ワークライフバランスは向上なんてせずに低下する一方
全て自費など横逆が過ぎる
◆
600．拡張パックでごぼう抜きして、レイティングはオクターブで、銀化‐グランドスラム‐も夢じゃないさ
◆
一年目！
仕事の基礎や仕組みを教わりながら一通り現状を覚えて一先ずやってみる
二年目！！
覚えた進め方で精一杯繰り返して二周目の達成感を積み重ねてく
三年目！！！
社内外の関係や楽しい部分や難しいことも含めて色々人に教えることが出来るようになる
四年目以降！！！！
仕事の流れを全把握して理解して改善点や工夫を提案して結果を出す
往年の名作であってもパラグライダーやハンググライダーを駆使して
手が出せないところもあれば手が出せるところもあるから
長いものには巻かれるのではなくて年長者に付いて行って即座に対応‐ファインチューニング‐
仕事が早くて助かるよなんて言われるようになるのは
一人前になって初めて戦力と言えるような本番を迎えるには
無理せず否定せず耳を傾けて知識や経験だけではない
板につかせる為にはそのくらいの時間が必要
向き合う相手を間違えるな
仕事でも会社でも人間関係でもない
自分の心と向き合って
根比べの閾値
甲乙丙丁の受けた洗礼
報公の精神
なんて今時流行らないかしら？
いやいや昔過ぎて逆に新鮮かしら？
588．南天は押し並べても毒とも薬とも悪しからず
◆
会社で悉く嫌なことが続いて、公園のベンチに座り缶コーヒーを飲みながら、雲が浮かんでいる空をボーと眺めていた。
昼休みが終わることに絶望しながら、飲み終わった缶コーヒーを捨て歩き出せば、後ろから声を掛けられた。
地味を地でいくような姿の彼女は、さっきまで座っていたベンチを指している。どうやら鞄を置き忘れていたようだ。
慌てて礼を言って、気恥ずかしさと共にそそくさと去った。
今まで勤務時間に公園なんて縁が無かったけれど、あの日以来結構な頻度で来ている。
カフェよりも気分転換になるし、何より話しかけられず無心になれるのが良い。
そういえば、彼女・・・置き忘れた鞄の存在を知らせてくれた彼女だが、彼女はこの公園を通るようだ。
俺は昼休みぐらいしか来ないから分からないけれど、家が近いのか職場が近いのかよく会う。
会うといっても話はしない。
二度目に会った時、彼女も俺のことを覚えていたのか会釈をされたから、俺も会釈を返した。
それだけだ。
何度彼女と会っても会釈だけ。
ただ、俺にはそれが心地よかった。
存在を見付けて目が合って少し微笑んで会釈を交わす。
それだけ。
そういう日々が続いて、公園に行くこと自体が楽しみになっていた。
その日は、昼休みに公園に行ったにも関わらず、ふと思い立って会社帰りにも寄ってみることにした。
初めてこんな時間帯に来てみたけれど、当然ながら同じ公園でも昼とは違う景色だった。
そして彼女とも会った。
けれど、会釈はしなかった。それどころか、彼女は俺に気付きもしなかった。
ばっちりと化粧をしてモテを意識するような服装で、俺よりも年上の男と腕を組んで歩いていた。
遠目でも恰好が違っても彼女だと俺は断言出来る。
けれど、俺の知っている彼女では無かった。
彼女のことを友人に話すと、彼氏がいて当然とか彼女のこと何も知らないだろうとか、極々当たり前のことを言われてしまった。
確かに、会釈をするだけで話もせず、挨拶さえしたことが無い彼女の何を知っているというのか。
兎に角、挨拶だけでもしようとしたのだけれど、その日以降、昼休みも会社帰りも姿を見掛けない。
月末という忙しい時期も相まって、残業が続いて公園に行けない日々も続く。
やっと仕事が落ち着いた頃、道端で偶然彼女を見掛けた。
久しぶりに見た彼女は一人ではあったけれど、やはり彼女に似合わないページェントな出で立ちをしている。
声を掛けづらくて躊躇している内に、後を付ける形になってしまったけれど、決してわざとではない。
裏路地を抜けて歓楽街に入る。仕事の付き合いでぐらいしか来たことがないけれど、俺にはあまり居心地の良い環境では無かった。
彼女は迷うことなく一つの店に入って行った。所謂キャバクラだ。
一瞬お客さんとして来たのかと思ったけれど、看板を見れば営業時間外。
彼女の恰好からしても、導き出される結論は一つ。
友人に話せば案の定俺と同じ結論。
彼女はそのキャバクラのキャバ嬢で、見掛けたのは出勤途中の姿、前に見た男は恐らく彼氏ではなく同伴相手。
女は化けるっていうけど、お前の言い方だとなかなかの玉だな。と、友人は言う。
けれど、俺には彼女が好んで夜の仕事に就いているとは思えなかった。
公園で微笑んでくれた彼女は、男といる時も出勤途中も楽しそうには見えなかった。男といる時は笑っていたけれど、顔だけで心から笑っている風には見えなかった。
キャバ嬢なら話しかけてくるだろうと言うと、忘れ物を見過ごせなかっただけで、算盤を弾いてしっぽりしけ込むような世知辛い職業の奴が、お前みたいな凡人に時間を割くわけないだろう。と、友人は呆れている。
彼女に固執していることが友人には理解し難いらしいけれど、それは俺も同じだ。
たまたま行った公園で、たまたま忘れ物をして、たまたま彼女に声を掛けられて、たまたま会ったら会釈をして。
全てモダリティ表現が頗る似合う取り留めも無いことだ。
けれど、公園に行くことよりも彼女に会うのが楽しみだったようだ。
そして彼氏か客かも分からない男が、彼女と腕を組んで歩いていたことに嫉妬している自分に何より驚いた。
今俺は彼女の勤めているであろうキャバクラの店の前にいる。
金も何かしらのアドバンテージも無い凡人だと、友人に言われたからでは断じてない。会社では燻ぶっている自覚はあるけれど、金が無いわけではない。その代わり大した趣味も派手な関係もないけれど。
とりあえず、彼女に話があるので彼女を指名する。
テーブルに来た彼女は俺を見て息を呑み視線を彷徨わせる。その姿は公園での彼女を思い出させた。
案内してきた黒服や周りに不審がられないように、ニールダウンして挨拶を済ませ座ってお酒を作りだす。
彼女は他愛もない話をして、俺も他愛もない返答をする。彼女は人気があるらしく、俺を含めた複数のテーブルを行き来する。
キーストーン種のようにパイを奪い合う客のエンゲル係数をプレ値へと高めている。
何度か営々繰り返した後、アフターってあるんですよね、お願いしたいんですけど。と、俺は切り出した。
俺の声が低かったからなのか俺と店の外で話すのが嫌なのか、彼女はビクッとして俯く。
明日公園に来ていただけませんか。と、周りに聞こえないような小さな声で言うものだから、分かりました、12時半に待っています。と答え、会計‐チェック‐と伝える。
紛らわしい嫌がらせでも態とらしい挑発でもなく、万事お繰り合わせの上で店を出た。
暇な時期に感謝して半休を取り、公園でベンチに座り彼女を待つ。
昨日、アフターが叶えば渡すつもりだった紙袋が鞄の中で存在感を放っている。
待ち合わせ時間より少し早く彼女が現れた。恰好は俺の知っている彼女ではあるけれど、態度は挙動不審そのものだ。
彼女が話し出す前に、どうぞ。と、言って紙袋を差し出す。彼女は迷いを見せながらも紙袋を受け取ってくれた。
形と重さから中身が何なのか予想が付いたようで、驚いている彼女に、必要なんですよね。と、言って立ち上がり歩き出す。待ってください。と、彼女は焦っているけれど、糸目は付けない俺の用件は済んだ。
返さなくていいので。貴女にあの場所は似合わない。それで貴女の似合う場所に行ってください。と、彼女が何か言いたげに口を開く前に、嫉妬心を悟られないように振り返らず、彼女を置き去りにして公園を後にした。
それから数日経っても音沙汰は無い。彼女は公園に来ないし、俺も店には行っていないから当然だけれど。
公園に行くことがもう習慣になってしまっていて、彼女に会えないことがこんなにも物悲しい気分になるとは思いもしなかった。いつまで経っても彼女の顔を忘れられないし、事の顛末を話したら友人には、面の皮が厚く騙されたんだろう。とか輪を掛けて言われるし。別に騙されたわけではない。俺が語彙力の欠片も無く押し付けただけの、試合に勝って勝負に負けた状態。
ベンチに座って色々と答えの出ない考えを巡らせるだけの昼休みが終わる。深い溜息を吐いて飲み終わった缶コーヒーを捨て歩き出せば、後ろから声を掛けられた。
聞き覚えのある声。熱望していた声。聞いただけで幸甚に感じる声。
御生憎様ですが、今日は鞄を置き忘れてはいませんよ。なんて、振り返りながらも意地を張ってみる。
普通のキャバクラを表向き装っていた店が、実は裏で渡世名が飛び交う違法な営業をしていたり。
蛇の目がノリノリでホバリングしながら逐次策謀して、色恋沙汰で甘い汁を連綿吸っていたり。
譫言に魘されてもミーム化が覚束無くても、荒ら屋を叩き起こし猫跨ぎをどやして。
関の山の森林限界を俺の差し金で一喝したかったけれど、爆誕させた怒髪天で猫糞されて。
しかし無類のナレーションベースの中、元勲が勘当をして決を採り黒山の人だかりで摘発。
身の破滅を原文ママに逮捕して、ケセラセラとオマージュすることは無く弱体化。
逃げているのではなく望むところと戦っていた先で、菩提寺の精進料理によばれよう。
6～12時が吉で12～18時が凶の先勝か、
6～11時と13～18時が吉で11～13時が凶の友引か、
6～12時が凶で12～18時が吉の先負か、
一日中が凶の仏滅か、
一日中が吉の大安か、
6～11時と13～18時が凶で11～13時が吉の赤口か、
六曜どれにヒッチハイクされようとも、ほらまたすぐそうやって。
欲と二人連れが失当であっても、雲外蒼天ならば至宝のフィヨルドだ。
彼女の存在を見付けて目が合って少し微笑んで会釈を交わす。
肝を潰してもいつも通りなのは彼女がいるから。
しかしながら、いつも通りのそれだけではない。
直接会って話すなんてセオリーなフラグは、相殺されずに増大して低く見積もっても最高だ。
◆
589．耳が痛い不治の病で失意のどん底だとしても強硬手段‐アパッショナート‐なオムニバスを乞うご期待
◆
知り合ったのは偶然
会うようになったのは必然
警察官の素性を知られたくなかったのは引かれるのが怖いから
言えないから彼女にも聞けなかった
彼女の母親は入院しているらしい
臨床医も病理医もアルカナムな回診は物入りで
主治医にも担当医にも勧められた治療の費用の為に
朝から晩まで働いているから僕と会えるのも頻繁ではない
しかし単純接触効果がなくてもボトルキープの法則で
ハッピーアイスクリームとハモるぐらいには控え目に言っても感性が似ているらしい
彼女はアスクレピオスを乞うほど母親思いの優しい人だから
母親の為に使ってとなにがしかだけれど入った封筒を渡した
彼女は固辞しようとしたけれど母親の為と僕が押し通した
彼女はこちらが申し訳ないくらいお礼を言ってくれた
僕と彼女のパテキュラリーでエクストラな惚気を
しょうもない話を聞かせてどうするんだと渋々におめでたい奴だと
一騒ぎした後は野次馬にさえならなかった同僚達も
お金が絡んでくるのならば色目を使われ思う壺に騙されていないかと
そんな大人買いの方便（たづき）で警察官が騙されたと分かったら一体どうするつもりだと憤り
状況的にはあり得るのだから逢い引きの密会を振り翳した代償は払えるのか？と
非難の声をあげ僕を説き伏せにかかる
お金の話は図に乗って分を弁え無かった僕から言い出したことだし
彼女はわや悪い人ではないと
一芸にも秀でていないけれど僕のパテキュラーな第六感は言っている
同僚達の脚色された考えすぎならそれが一番いいのだから
お金を渡してから彼女とは会えていない
偶然の産物の無線はどうぞともオーバーとも返って来ない
いよいよ箸にも棒にも掛からない不断はあるまじきと
上司に報告して捜査に踏み切って然るべくにアドバンス
メンションやブリーフィングさえせずに感情移入の空返事で呆けて埒が明かないと
あんさん折からの当座に見損なわないようにと
心配は別の心配を餌にしてどんどん大きくなるのだからと
同僚達がずけずけつべこべ言わずにとせっつく
いやいや僕は延伸見解を履き違えずにもう少し粘りたい
コンフォータブルな彼女はそんな人ではない
世間が待てなくても僕ならギリセーフまでギリアウトまでも待ちたい
可能性の否定は出来ないけれども断定も出来ないから
お取り込み中失礼しますと受付が連れて来たのは彼女だった
彼女が僕にお金を返しに来て迎える急展開
聞き込みをしている僕を見掛けて警察官だと知ってしまったようだ
上司もいる不意打ちなこの空間で袖の下を反故にされたみたいで恥ずかしさが拭えない
気持ちだけでと丁重に断る彼女はそれを強く主張したいけれども
それ以上は踏み入って来ないでとそう聞こえてしまったから
思い違いでよりを戻すような押し問答は出来なかった
計算尽くでバレるのも時間の問題だと思ったんだよと
過剰に反応したのはそこまでして隠したいことがあったからに違いないと
とんだ人騒がせだったなと同僚達は言うけれど
返され行き場の無いズームインされたこのお金と
彼女が僕を騙そうとしてズームアウトしたなんてことは
距離がある訳ではなく縮めようとしないだけの質問を質問で返すように
付言に波及して如何せん生返事‐タイムラグ‐を消化しきれない
ハーディング効果で初摺の小誌でも金言に付和雷同で便乗しながら鞍替え
世の中が決め付けている時流‐トレンド入り‐を追う御新造のごりょはん達を
おまっとさんでしたとふんだんに柳の下の鰌‐スカウティング‐して騙し
ゴルディロックス効果で莫大な時価で荒稼ぎして
焦土な被害を量産し続けている諸悪の根源の組織を
同期を含めた同僚達がバトンタッチしながら
敵情視察‐タイムラプス‐もとい内偵中‐ライブコンポジット‐
ビエンナーレかトリエンナーレかクロスセルで
入れ代り立ち代りの示意行為‐アドバタイズメント‐
キャンペーンと称して懐具合が青天井‐インペリアル‐な符号‐カモ‐を探し
詐欺‐トクリュウ‐を手広くアジャイルに監修‐レクチャー‐して普及‐ブラッシュアップ‐する
たかるように大挙して押し寄せるマンパワーな様は珍妙にして滑稽な嚢胞
招喚した月下氷人‐コンソール‐のからくり装置は天晴れな機種依存文字‐ルーブゴールドバーグマシン‐
二位なら敗者の中のトップであるからご賞味くださいと常套句でセルフプロデュースして
阿漕でケチな商売のバンケット会場へご招待された中に
グルで関係していると睨まれていた彼女の姿を汚れ仕事に居合わせ確認したのは同期で
何故彼女だと分かったのかといっても別に彼女だけを疑っていた訳ではなく
何でもお見通しで簡単に言ってのけた訳でもないからだ
組織が運営し味を占めた鞄持ちの伝手‐コネ‐を搭載‐コンパウンド‐している夜の店
そこの足掛け何年にもなる生え抜きの嬢であることが彼女の正体だとアー写真からも判明する
彼女は受付兼雑用の何くれと無く‐ビハインド‐として事も無げにいた
不安が的中したとばかりに同僚達に言われても信じられなかった
ただ同期の言うことを信じていない訳でもない
彼女は大変な母親思いであり母親の為のお金を捻出する必要があるのならば
自分のことは二の次に死物狂いで危ないことへ足を突っ込むようなことが
朝飯前にあり得て追われる身になってしまった年齢不詳の女傑だと思うから
ただそんな定説‐デカラージュ‐など僕は警察官だからそれを許すことは出来ないし
合言葉は堪忍とばかりに由緒正しく適示に刑事責任を質さないといけない
彼女ではなくても誰か一人を特別扱いしてしまえば他の人が不当な扱いを受けることになってしまうから
心外だと言われようと職責を全うすることにご承知おきくださいと言うしかない
転用された嘘を正当化する為の勾配な改竄で作り出された真実を
突貫工事のビルドで信じ込まされ仮名手本を疑うことを許されなくする
三味線疑惑の真の姿を暴いて全容解明していく歴戦には
引導を渡して殲滅するだけであるからして
元も子もない負けを認める機能など無いことの何たることか
碌でもない組織は批准‐ペルソナ・ノン・グラータ‐をふかして
腰巾着の代弁者がおもたせの辞令‐ウィッチハンター‐を嗜んで
安危の利益‐フルコミッション‐は灌流‐バケツリレー‐しても
自堕落に取っ散らかって間伐‐ノットウォーターフォール‐
食い扶持も一人勝ちの首謀者‐ドミナント‐だけが偏在‐あたぼう‐に
セルフクライミング方式のキャピタルゲインを奪取‐モノポリー‐
闘争を逃走しても訪うそうした党争で問うそう
乗り掛かった船であり共同戦線‐ノーフューチャー‐を望んでいたから
彼女が人目を憚りながらも訪ねて来たのは渡りに船だった
しかしながら緘黙したままサジェスションも出来ずに視線を巡らせる姿は
逓減されてしまったのを思い出そうとして準備しているのか
一生の不覚と用意した当て振りの言い逃れを考えているのか
覚えていることを思い出している感じではなくヒントから導き出してもいない
これならば目眩ましのダイイングメッセージの方がよっぽど明解だ
合わせる顔がなくて胸の奥底に沈めてしまって話してもらえないんだったら
今回はあえて見逃した引き分けってことでと負けず嫌いを発動する前に
その契機の真髄は探り当てるだけだから手強い完黙など時間の無駄だ
視線に耐えきれなくなって帰ろうとした彼女と帰って来た僕が息ぴったりに出会ってしまった
どうしたんですか？と驚く僕に声が出なくてどうしたらいいのか分からず無視して逃げるように
何故そうなるのか？何を想像したのか？彼女の顔はみるみる強張って
机にあったハサミを素早く握って向けた先は僕の第二ボタン
視線が合わないまま途切れ途切れに紡がれる言葉も要領を得ないまま
中の人に命じられたまま悪しきに動いて痛い目‐ブレーンフォグ‐
分かっているならやらなくちゃと俺に無理強いさせるなよと
支離滅裂な指示か造詣が深い忖度かはどもりながらもNOD
後釜が例のというのをご存知だから迷い無くここに来れた訳で
お話にならないと生配信の不履行に梯子を外された喪失感
届いたそちらの手紙に返事は出せないがしっかり読ませて頂いたけれども
なんであれを成功例にした？それとこれは話が別だと言って
それとこれ？どれの何？と問われても
事実無根ではあるものの争うことはこちらとしても本意ではないのだから
和解金を支払うという一方的な言葉で示談という約束を申し入れられる
独占する為の最も重要な情報に見張りがいないのは誘い込まれているようで逆に怖くなる
身内の恥を晒しそうだからと疑ってはいない
ただ種明かしされたモノがれっきとした犯罪だと確信しているだけで
懲罰‐ペナルティー‐を課された糸瓜の皮である晒者‐フィジカル‐は同行使罪の無礼講
人様に迷惑を掛けてはいけないという布石‐リフレクソロジー‐は
よかれと思って言った母親の提言された教えを通称の拠り所として
その言い回しを自己暗示し彼女の中でその言葉は母親の独り善がりに変わり
追い詰められて助けてを言うのも罰当たりだから静粛にと許されず
ワイアットアープ症候群で悲喜交交インシデントにもお行儀良く
行き場を失くし郷愁を纏って高度順応出来ずに昔気質の願掛けに雁字搦め‐ツーツクワンク‐
彼女は申し訳が立たないとしゃくり上げるように泣きじゃくる
母親の愛情を手放すことも母親への愛情でありまた帰って戻って来るのも母親との愛情だ
感銘を受けたとしても悲しませたくないのと喜ばせたいのは違う
出遅れてしまって取り返しのつかなくなってしまったことを
為すべきことを為したくて取り返しに来たのではないか
獰猛な組織‐ギャング‐の不法占拠を野面‐レイオフ‐して
減らず口をたたかせるように感付かれてずらかって高飛びして
週末の終末に存続‐コンテニュー‐させてはいけない
もう少しだけチャンスを頂戴とかは言わないし言えない
チャンスが欲しいと願うってことは既に何かしら失敗してしまったってことに等しいから
時間を掛けて向き合うことは心得ている
しかし援護を拒否されたらもうどうすることも出来ない
彼女が何もしなければ土俵際であっても僕達は何も出来なくなるから
話したいことを話せなくて一番苦しんでいる彼女の悔いの杭
重さを離して気持ちを話して心を放して
起爆剤の糸口になるテープカットの見方の味方
ここにいる人達しか知らない他の誰にも言っていない
それを聞いて安心しました
不特定多数が知ってしまっているならそれは絞り込める情報とはいえなくなってしまうから
もう疑わなくて済む
もう裏切らなくて済む
もう見す見す薄氷を踏むようなおっかなく危険な橋は渡らせない
彼女さえ想像も出来なかったことが明日を境に出鼻をくじかれることなく
僕達が現実にさせて大詰めで夢破れぬよう如実な気概で実を結ばせる
次に会う時はきっと胸を張った姿は今以上に様になっているはずだ
長らくお待たせしましたと筆を折ってしまう前の佳境な鬩合に
急転直下の印相で筆を執った吉書へ手加減無しに克明な落款‐ピリオド‐を打とう
◆
590．お菓子言葉よりもデルフィニウムで天使の拍手を
◆
バレンタインデーのお返しは3倍返しというけれど
彼女との初めてのホワイトデーで
何を返したら何をあげたら喜んでくれるかなんて
分からなくて悩みまくってそれでも答えが出なかったから
情けないけれど彼女に直接聞くことにした
そうしたらデートの時に僕の作ったお弁当がいいと
おにぎりでもサンドイッチでもどちらでもいいからと
サンドイッチよりは馴染みのあるお弁当を選択してみたけれど
生まれて初めて作ったお弁当は形は歪で所々焦げていて
味付けはレシピを守ったから何とか食べられる味になっているけれど
お世辞にも美しく美味しいとは言えない
けれど彼女は満面の笑みで食べてくれた
美味しいよと言って完食してくれた
3倍返しっていうのはきっと値段のことではないんだね
彼女からの僕への気持ちの3倍返しかもしれない
けれど僕があげた以上に彼女からもらってしまった
だから来年はもっと上手くなるから
これからもこんな嬉しい気持ちを彼女と更新していけたらいいな
◆
591．子持ち様？いえいえ一部の図々しい奴等と企業の身の丈に合わないごね得が牛耳っているせいですよ。
◆
時短だから給与は下がる？
責任ある仕事を任されない？
キャリアを諦めている？
有給は自分の為ではなく子供の為に消えていく？
働いている奴等より育児をしている自分の方が大変？
仕事の方が楽と言って自分ばかりが大変アピール？
子供は将来、独身‐こっち‐の生活を支えてくれるんだから国の宝である子供は大事にするべき？
子供を産めない将来のお荷物を有効活用してやっている？
手当は当然
権利は当然
大変だから当然
キャリアを諦めたくないのは当然
手伝うのは当然
子育てにはお金も時間も苦労もかかるのだから助けてもらって当然
ってか、仕事の方が育児より楽なんだからとか
長期の休みとか家事育児より仕事している方が楽だわ〜とか
自ら指揮を執ることで内部を固めて外敵を退けて周囲の状況をコントロール
交友録はママ友パパ友との独身下げ名も無き家事上げの井戸端会議
苦労自慢して自分は経験値が上とでも言いたいの？
嘆いたところで当たり前でしょ
子供は自分で望んだよね
同情の余地などない
半人前すらならない足手まといで
同等のことをしていないのだから差があるのは当たり前
そっちの不出来でこっちの進行を止めるなよ
素直にありがとうも言えないなんて
手本どころか反面教師の間違いでしょ
現在進行系の子育て支援はこっちが支えているけれど？
国からの接待攻勢‐ズブズブ‐で、十分優遇されてお世話されていますよ
人目を引いて度が過ぎた過分のご配慮‐エイド‐を鷲掴みですよ
こっちはそっちのフォローで有給すら取れずに残業三昧
自分の為の時間がそっちの為に消えていきますよ
こっちから借財しているのはそっちですよ
未来の助けになるものが今を苦しめてはいけないとは思いませんか？
企業は義務だと言うし本人は権利だと言うし周りは大変だねと気を使うし
権利を受けられるという疑いがあるだけでこっちの自由はもみ消される
いくら謝罪されてもいくら感謝されてもこっちの評価には何もならないし変わらないし帳消しにもならない
ただただ当たり前に穴埋めにサポート前提に丸投げされて便利使いされ使い潰される
優先されないと怒りを抱いて仕事の責任から目を逸らして
相手の気持ちより自分の思い通りになるかどうかが最重要事項
常套句で隙が無くても押して駄目でも更に押して全力でこじ開け押し付けて
負担という置き土産で他人を犠牲にする
子供という都合の良いところだけを切り取って仕事という都合の悪いところは思いっきり見過ごす
偏見ではなく本質だ
礼節を欠き逆に何で優しくされると思うの？
子持ち様なんて否定するより困った時はお互い様と分かり合えると思いたい？
お互い様は助けてやる私が言う言葉
お互い様になることは確定していない
お前等が私のところにいる保証もない
産んだことがないから？
子育てしたことがないから？
分からないが故の愚痴？
弱者は保障されるべきは、余分に働かされた人だ
誠心誠意感謝しろと言っているわけじゃないけど
そういう気持ちがお前等の中に存在しないだけ
遠慮しないのは大義名分があれば許されるとか
集団になると躊躇がなくなるとか態度が失礼極まりない
選択など出来ない選択肢しかない選択を強いられ
カバーする人員も入れられずギリギリの人員配置で
実際に負担を強いられるのはワンポイントリリーフにされた私だけ
実況とリポーターと何人分忙殺されて働いたって私一人分にしかならない
仕事が回っているのは皺寄せされて詰め込まれている私が無理してこなしているからに過ぎない
お前等に逆らわない、攻撃をしてこない、自分の要求を聞いてくれる
お前等が利益を増やす為とマイナスを減らす為と
自分の為に戦って勝つ奴と他人の為に戦って負ける奴
そんな安い易い人を選んで押し付けている
そして上手く回っていたと言って復帰しても仕事を戻すことなく
インサイダー取引とくりそつのリファレンスで着想を得た適マーク
元のポジションをキープしたまま無骨な気持ちにリセットして
無かったことにして脱出スライド並の時短で別の仕事をし始める
属人化させて山積みでも手伝うどころか更に積み上げていく
恩着せがましく手伝いましょうか？と言うけれど小手調べのみのローカルセールス枠なら邪魔をするな
元々食わず嫌いのお前等の仕事なんだと
心労をもたらし次から次へと状況が変わって振り回される現状に言いたいことは山程ある
しがらみで追求の手が緩み見過ごして見逃されていたせいで生まれた私という名の犠牲
守らなくても強い人が守られて守らなければならない弱い人が守られない
更に酷くなって今後も続いていくことになる
少なくとも表向きは何一つ変わらない日常が続いていく
最初から何もしないのは余計なことをしないから逆に優秀なのかもしれない
子供のことだから許されるのではない
決定を押し付けられ反論を封じられてきた
こっちが強制的に譲らされているだけ
譲歩や配慮を許されていると勘違いするな
時間や労力をかけてくれるのを当たり前だと思うな
お前等の幸せは私の不幸の上に成り立っている
国の負担を企業に押し付け
企業の負担を従業員全員に押し付け
従業員全員の負担を特定の部署に押し付け
特定の部署の負担を担当者達に押し付け
担当者達の負担をとある一人に押し付ける
尻に敷くのがさもそれが当然の様に
配慮してあげようと尽くして大事にしてくれる人に対して
配慮を当たり前とし更に負担を上乗せするという無神経なことをしている
己の無能さと立場も弁えず態度と声だけは異様にデカい
報われない献身に待ち伏せて用意周到に用意している言い訳は「子供が〜」
理由が無ければ造れば良いとばかりに隠蔽誤魔化し人のせい
無自覚で無責任で良心など痛まないそれがツケをためこむ子持ち様
育児家事にわたわたして大変なのぉ〜と苦労して頑張っている自分をこよなく愛する子持ち様
矛盾も破綻もカンニングもしていないのに考察すら覆され割愛されて
周囲の視線とひそひそと交わされるざわめきがチクチクと肌に刺さって
軒並みに一緒にされても釈然としなくて困るよね
ただ一生懸命子供を育てている人達にとっては
異常性を気付いていたけれど状況を変えられる立場ではなかったからここまで事態が拗れてしまったんだよね
嘘でも解釈の違いでもない間違った期待と温情は全くもって為にならず
共感力に乏しい優しさはただの迷惑で知名度抜群の好感度ただ下がり
刷新‐アルゴリズム‐は壊滅で皆で破滅行きだ
頓智を利かせた立ち退きなんかでは、いなしは不十分で拍子抜け
土壌から根本を絶たないとこの災厄からは逃れられない
良く言われるだろうが！
つかお前等が良く言っているだろう！
言い逃れなどさせねぇよ！
当事者意識を持てよ！
なぁ、子持ち様よぉ！
◆
592．騒音feat.○○
◆
会合も説明も無く保育園が出来た
勝負は始まる前から決まっているんじゃない知らないところで既に終わっているんだ
騙し討ちされたみたいと言ったところで
事前の説明が至らず申し訳ないと申し訳なくもなく言い張って
建設事後でも報告は報告という屁理屈もなく
そんな言い分通るかなんて抗議すら出来ない
奇声が毎日聞こえてくる
雨でも窓を閉めていても何かしら聞こえてくる
砂場や遊具がこちら側にあるから砂埃が絶えない
自転車や階段が砂まみれ
何故か運動会だけチラシ一枚で連絡される
路上駐車が増えて通行が危険になった
住宅地に保育園を
理想は否定しないがやり方は間違っている
意見の相違があるからこそ誰の顔色もうかがわずに徹底的にそして大いに議論すればいいのに
そっちの希望や期待と受け入れなければならない側の現実は違う
建設に反対はしないが場所は認める訳にもいかない
見える部分は豪華に金をかけ見えない部分は金を惜しんで被害者の安全を脅かす
張り切ると録な事がない独り善がりで暴走体質のクロマキー
話はまだ終わっていないのにこっちは終わったとばかりに
強硬な手段はそれ相応のリスクが伴う
そしてリスクを負うのは被害者だけ
盛者必衰にも生者必滅にもならず会者定離が輪廻転生で回転するだけ
高層と低層と問わずマンションが建った
日当たりが悪くなった
太陽さえ見えなくなった
マンション同士の間隔が狭くなった
お互いのベランダからこんにちはが出来るね
ただいま～みたいに侵入も出来るね
ベランダ側に何故か自転車置き場があるから
ライトの明かりで明るい明るい
遮光カーテンなのにレールの間から漏れる光は太陽光より突き刺さる
狭い土地に詰め込もうとするから無理が生じる
コスト削減ではなく金を惜しんだ杜撰な管理なだけ
大家を子供が継いでから転居が相次いだ
それまで年に一回すら物音がしなかったのに
毎日毎日するようになった
引っ越しの挨拶も無ければすれ違った時の会釈すら無い
家の中も外も騒音が纏わり付いて
退去命令を出して欲しいほどに
民度が下がってしまった
◆
593．脚韻頭韻問わず誘因の素因は渾然一体
◆
あなたが引っ越して来てから四方八方毎日大運動会です
それは
ソウシハギとかキタマクラとかカツオノエボシとかガンガゼとかホロチュリンとかイソトキシンとかノーマンズランドとか
そんなものすら可愛いものだと思えるような効果を発揮する
家とは我が家とは安心安全安らげなければならないのに
ファニチャーやドアをガンガンして存在感をアピールアピールで承認欲求を満たそうとするあなたのおかげで
私はデグレードして治まることのない動悸でくたばっちまうぜ
大人の話し声
大人の足音
子供の鳴き声
子供の足音
犬の鳴き声
犬の足音
猫の鳴き声
猫の足音
探し物を探す足音
チェーンの外す音
チェーンを掛ける音
ドアのガチャガチャ
ドアのバーン
ドアのドーン
ベランダのガラガラ
引き戸のガラガラ
引き戸のバーン
引き戸のドーン
テレビの音
カーテンの開ける音
カーテンの閉める音
お風呂に入る音
携帯のバイブレーションの音
掃除機が滑る音
コロコロが滑る音
水が配管を流れる音
トイレの便器を閉める音
トイレのドアを閉める音
トイレを流す音
流し台を使う音
洗濯機のドッタンバッタン
箒を掃く音
階段を駆け下りる音
階段を上る音
自転車を動かす音
自転車の鍵を開ける音
自転車の鍵を閉める音
自動車のドアを閉める音
自動車の走行音
自動車のマフラー音
自動車の防犯ブザー音
そして何か分からない音
せどりがセトリを複製画‐ループ‐させて永遠潜伏を促す伝言ゲーム
ここはあなたの王国ではありません
人間の社会生活が出来ないなら
ここはあなたの住むべき場所ではありません
◆
594．識別音の論拠‐リコレクションリフレイン‐
◆
目白押しの騒音のお陰で小さい物音まで気になるようになりました
あなたが大らかなのではありません
私が神経質なのではありません
しかしながらあなたが原因ということは確定しています
何故ならあなたのノジュールが事の発端ですから
◆
595．浮浪児よりも比肩する水と油でそれはそれは体に障ってクリックス音にはなれはしない
◆
放し飼い状態のいちびった子供の爆裂な奇声は
子供だからと許すことが出来るのは被害を受けた方
奇声という同じ出来事をどう捉えるかは人それぞれ
なのににべもなく
自分も昔は子供だったのだから我慢しろ
というのは都合が良すぎやしませんか
私の子供の頃‐バックグラウンド‐を知りませんよね
子供だからというストーリーに
そういう子供では無かったという正論は
そちらの妄想が成立しなくなる
都合の悪いことには目を瞑り子供だからと押し通す
現実との判別がまるでついていない
傾く（かぶく）奇声はありえない事ではなく
自分が通常運転だったから
それがおかしな行動であることに気付けなかった
自らの証言が自らの罪を立証してしまうという現実
奇声というマイナスの要素を
未熟な子供というプラスの要素で
帳消しになんてならない
元気だねは実は誉めてはいないんですよ
ただの嫌みですから
いえいえ
無理難題を言っているつもりは毛頭ないのです
ここは奇声をあげられる場所ではないと
素直に事実誤認の現実を言って
食傷している議論の軌道修正をして差し上げているだけですよ
そちらの無知なロジックを指摘しただけで
決して毒を吐いたわけではありませんよ
そちらは喧嘩を売られたと思っているみたいですが
私は現実である事実を述べただけにすぎません
わざわざ喧嘩を売る必要はありませんがね
理不尽を我慢する義務もないのですよ
私はそちらのせいで身体の具合が悪くなっていますが
そちらは元から頭の具合が悪いようですね
体調が悪い時寝込んでいる時奇声が耳元でもよろしいようですね
テレビを見ている時話している時奇声で音が聞こえなくてもよろしいようですね
授業中仕事中診察中奇声がＢＧＭでよろしいようですね
静かにという言葉は存在しないということでよろしいようですね
いつ何時でもＴＰＯは考えなくてもよろしいようですね
国賊‐クズ‐を庇う同類‐クズ‐ということでしょうか
おっと
失礼な言い方があったのなら謝りますが
決して間違ったことは言っていないと
自負しておりますけれどね
◆
596．ピヨと南北にカッコーと東西にメロディー式から異種鳴き交わし方式へも薬石効なくオーバーロード
◆
耳栓は無意味
イヤホンをしても
音量を上げても
ホワイトノイズを流しても
突き抜けてくる緩急をつけた重低音
防戦に徹していても避けきれなくて
傷だらけになっている
何か問題が？と問われたら
私が問題だとばかりに倍速で拡大鮮明化してくる
◆
597．浅慮な如才へ。お言葉を返すようですが、年貢の納め時とまいりましょう。
◆
パターン①
分からなかったら聞いてね
↓
分からないところが出てきたから質問しに行く
↓
ちゃんと自分で考えてから聞きに来た？
↓↓
自分で考えて答えが出るなら質問なんてしません
パターン②
分からなかったら聞いてね
↓
分からないところが出てきたけれど自分なりに考えることを試行錯誤
↓
何しているの？時間の無駄じゃない、仕事はスピード感を持ってしないといけないでしょ、そんなことで時間を使えるなんて暇で良いわね
↓↓
自分で考えることは時間の無駄で暇人がすることらしいです
パターン③
分からなくても一旦自分で考えて進めてみて
↓
自分なりに考えて進めた仕事を提出
↓
やり方が違う、なんで相談しないの？社会人の基本でしょ
↓↓
一旦自分で考えて進めてみた結果です
パターン④
分からなかったら聞いてね
↓
分からないところが出てきたから質問しに行く
↓
これは○○で進めてと指示を受ける
↓
暫く経って、なんで○○になっているの？これは△△でしょ
↓
○○と回答をもらったのでそれで進めた
↓
いや○○とは言っていない、いつ言った？言う筈がない
↓↓
いやいや言われないと○○では進めることは出来ません
パターン⑤
これは○○です
↓
きちんと言われた通りにメモを取り仕事を進める
↓
これ○○じゃないでしょと別の人に注意される
↓
○○でと聞いています
↓
いやそんなことは言わない
↓
いえきちんとメモに書いています
↓
じゃそのメモが間違っているだけ
↓↓
目の前でメモを取りメモの内容も確認しているのに、メモを取った人が悪者でそちらは全く間違ってはいなく正しいのですね
パターン⑥
前の資料を見てその通りに進めてね
↓
見比べながら前の資料通りに進める
↓
これ○○になっているんだけど方法が違うよね
↓
前の資料がそうなっていました
↓
前のは関係ないから、ちゃんとして
↓↓
ではどの方法で進めるのでしょうね
パターン⑦
○○どうなっている？
↓
○○って何ですか？
↓
言ったじゃん○○しといてって、忘れないでよ
↓
聞いていません
↓
言ったから、自分が忘れたからって言い訳しない
↓↓
忘れているのはそちらですよ
パターン⑧
これ○○になっているんだけど△△でしょ
↓
申し訳ありません次回から気を付けます
↓
どう気を付けるの？
↓
今以上に注意深く見直しします
↓
現に見落としているじゃんどうするの？無理じゃん
↓↓
ケアレスミスを見直す以外にありますか？
パターン⑨
これ○○になっているんだけど△△でしょ
↓
申し訳ありません
↓
何でこうなったの？
↓
これは○○
↓
言い訳しない
↓↓
説明は言い訳ですか？
パターン⑩
仕事早いわねこれもお願いね
↓
自分の仕事以外も溜まってゆき残業
↓
仕事遅いわねこんなことも出来ないの？
↓
お手伝いが何故か自分の仕事になっていて責任を負わされる
↓
自分の仕事ぐらいちゃんと出来なくてどうするの？
↓↓
仕事が早い人として評価などしてもらえるはずもなく都合の良い人として扱われる
パターン11
これ○日まででいいから、急がないから
↓
急がないので普通に進める、または急ぎと言われている別のものを進める
↓
この間の出来ている？、または○○どうなっている？と聞かれる
↓
まだ○日でもないし、急ぎでもないので進捗状況を伝える
↓
え、欲しいんだけど、いつまでに出来る？
↓↓
急ぐならそう言えもしないのですか？待てすらも出来ませんか？
パターン12
これってどうなっているか調べてくれない？
↓
聞かれたことに調べて答えました
↓
あれって○じゃないの？
↓
○ってことですかね？
↓
いや、○ってことにも気付かないと
↓↓
○も調べて欲しいのでしたら何故そう言わないのでしょうか
ご自分の説明不足をこちらのせいにしないでいただけますか
パターン13
印刷ではなくメールを送って、写真はSMSでいいから
↓
自前のメールとSMSを駆使して送る
↓
あれどうなった？と電話が来る
↓
メールで送りましたよと回答する
↓
あ、そうなの？で、どうなった？
↓↓
メールの意味ありませんよね
電池代と通信代もらっていませんよ
パターン14
印刷ではなくメールを送って、写真はSMSでいいから
↓
自前のメールとSMSを駆使して送る
↓
これってこう聞けばいいわけ？と電話が来る
↓
メールと同じ内容を説明する
↓
回答が電話で来る
↓↓
メールを強制しておきながら自分は文字を打つのが面倒だからと電話ですか？
しかも内容を参照することなく聞くから、メールの内容を復唱してこちらがサポートして
それなのに回答が抜けていることも多々あって、こちらの時間を奪っている自覚も無いのでしょうね
メールも電話も時間の無駄ですよ
パターン15
○月の金額が違うと得意先から連絡がくる
↓
得意先から何ヶ月分もの資料がきたけれど○月を聞かれているので、○の金額諸々を確認し、気を使って聞かれていない他の月の金額も確認して、違っていても前に確認してOK貰っていると回答
↓
他の月の資料のここが違うけれど
↓
○月の金額を聞かれていたので、他の月は金額を確認しましたよ、金額は合っていました
↓
いやいや、ここが違うでしょ、そこまで見ないと駄目
↓↓
確認してOK貰って処理が済んだその後で得意先が勝手に変えた資料の文言は知らないですよ
○月の金額が違うと言われているのだから、○月の金額以外は本来は不必要ですよね
勝手に修正したりそもそも金額が違ったりしている得意先に文句を言ってくださいな
◆
598．速記の地の文が悲嘆に暮れるほどの成敗‐タッパ‐の無い数理の軽さ‐マターパーパス‐
◆
事務職は楽で簡単？
営業職は売上を上げている？
座り仕事の方が楽？
肉体労働の方が大変？
腰掛けと誰にでも出来る仕事と愚痴ってチクって
営業職は事務職を楽で良いよなと言うけれど
事務職は営業職を大変でお疲れ様としか言わない
えっと・・・
では売上を上げたものはどうやって会社のお金になりますか？
資料作成は全て自分でしていますか？
お茶を入れたり出したり片付けたり掃除をしたりしていますか？
経費はどこからもらいますか？
電話は全て自分で受けますか？折り返しも伝言も自分でしますか？
給与の計算は出来ていますか？
税金の納付は出来ていますか？
決算は出来ますか？
資金はどこから調達しますか？
法律は？
税務は？
労務は？
全てパソコンがしてくれて事務職は入力するだけですか？
営業職はただお客様と話して飲んで食べて楽しく過ごすだけですか？
事務職は簡単ですか
そうですか
ならば出来ますよね
有り難いと理解しているなら大変さを理解しているなら
ちゃちゃっと作れるだろなんてそっちでやっといてよなんて
言いませんよね言うわけがありませんよね
営業職なんてとても私には出来ません
出来ないことを出来る人を尊敬します
しかし事務職は誰にも出来るようです
ならばしてくださいな全て自分自身で
縁の下の力持ちの裏方というのは誇りを持って自負していますが
どんな仕事でも敬意と思いやりを持ち協力しながらしていければ良いのですけれどね
◆
599．でかしたとばかりの耳寄りな情報と饗されることには、がめついがめつい
◆
リモートワークは在宅勤務は
その費用は会社負担でなければならない
交通費は実費で構わないけれど
場所が変わったとしても仕事をすることに全く変わりはない
緊急時だと言って心付けも無く
しめしめとズルズルと
権利の不行使を強要
フィーチャーの仕掛け人から補助金をガッポガッポ
ネットも通信費も電話代も水道光熱費も
重要インフラすら整備しない
給与明細は実出勤した時にしか渡さない
いつしか渡すのを忘れて
催促しなければならなくなって
重たい紙資料は忘れずに送ってくるくせに
紙一枚すら入れない
挙げ句の果てにはメールで送ろうか？
こっちが印刷しなければならないのか？
何故こっちが手間をかけさせられるのか
というか紙ですら忘れるならメールでも同じだろ
健康診断すら一度きり
仕事という義務を負わせるのに
福利厚生という権利は使えない
可憐な振る舞いで奪って搾取されていく
ワークライフバランスは向上なんてせずに低下する一方
全て自費など横逆が過ぎる
◆
600．拡張パックでごぼう抜きして、レイティングはオクターブで、銀化‐グランドスラム‐も夢じゃないさ
◆
一年目！
仕事の基礎や仕組みを教わりながら一通り現状を覚えて一先ずやってみる
二年目！！
覚えた進め方で精一杯繰り返して二周目の達成感を積み重ねてく
三年目！！！
社内外の関係や楽しい部分や難しいことも含めて色々人に教えることが出来るようになる
四年目以降！！！！
仕事の流れを全把握して理解して改善点や工夫を提案して結果を出す
往年の名作であってもパラグライダーやハンググライダーを駆使して
手が出せないところもあれば手が出せるところもあるから
長いものには巻かれるのではなくて年長者に付いて行って即座に対応‐ファインチューニング‐
仕事が早くて助かるよなんて言われるようになるのは
一人前になって初めて戦力と言えるような本番を迎えるには
無理せず否定せず耳を傾けて知識や経験だけではない
板につかせる為にはそのくらいの時間が必要
向き合う相手を間違えるな
仕事でも会社でも人間関係でもない
自分の心と向き合って
根比べの閾値
甲乙丙丁の受けた洗礼
報公の精神
なんて今時流行らないかしら？
いやいや昔過ぎて逆に新鮮かしら？
