「新見さ…。」

その時、着ていたベストのボタンを外された。

この人はあたしを所有物みたいに扱う。

奥さんがいる癖に平気で嫉妬する。

だけど嫉妬する新見さんの姿を見て

嬉しくなる自分がいるのも事実。

この人はあたしから離れてくれない。

糸でどこまでもあたしを縛り付ける。

あたしもこの人から離れられない。

そして、リボンが程かれ、

ブラの中から新見さんの手が入った。

「あっ…んっ…」