そしてまた黙々と食べた。

「…舞が友達だと思ってても向こうは違う視点かもしれないけどね」

「…え?お兄ちゃん…?」

(…何それ。)

「舞、男は常に性欲しか頭にないからね。」

そう言って真剣な目でお兄ちゃんはあたしを見つめた。

「や、やだ…何言ってるのお兄ちゃん…可笑しいよ。」

「…そうだね。僕はおかしいのかも。

でも男は常にそうゆう輩だってのを覚えていて欲しかったんだ。」

…さっきからお兄ちゃんの様子が変だ。

…怖い!

「私!食器洗うね!」

椅子から立ち上がり離れようとしたその時