そして、あたしは宗太郎さんから腕を離した。

そして宗太郎さんは吸っていたタバコを灰皿の中で消した。


「舞…。」


そう言って宗太郎さんは、あたしの頬を触り、艶やかな目であたしを見つめ囁くような声で名前を呼んだ。


宗太郎さんの目にあたしは完全に吸い込まれた。



「…宗太郎さん。」



そしてゆっくり静かにキスを落とした。


「んっ…。」


タバコの味がした。



でもこれが、宗太郎さんとのキスの味。



愛しくて愛しくてたまらなかった。




ドサッ


そして宗太郎さんは、あたしをベッドに倒した。

「宗太郎さん…。」

「舞…。」


シュル

そして宗太郎さんはつけていたネクタイを緩めボタンを外しシャツを脱いだ。


そして今度はあたしのシャツのボタンを一つずつ外していった。

「んっ。」

そして首元に顔を近づけキスをしてきた。

「宗太郎さ…」

そして、今度はブラに手が入った。

「あっ…。」

包み込むような大きい手であたしの胸を揉んだ。

「舞のここ、もう硬くなってる。分かりやすいね、舞は。」

そう言って、今度は豹のような鋭い目であたしを見つめた。

「んっ…。」

チュパ

そしてあたしの乳首を舐めた。

「ひゃあ…っ!」

「ん?気持ちいいの?」

宗太郎さんは、SEXの時必ずSになる。

この身体はもう、

宗太郎さんでしか感じられない身体になってしまった。