そしてしばらくして、救急車が来た。

ピーポーピーポー

あたしはすぐさま走った。

「こっちです!!母を助けて下さい!」

あたしは、必死の思いで隊員にすがりついた。

「…母を助けて…。」

「…一旦運ぶぞ。1、2、3」

そして隊員達は担架でお母さんを運んだ。

「お母さん!お母さん!」


あたしは必死に呼んだ。

その時