リビングにはうつむいた母親がソファに座っていて、あたしが入ってきても顔をあげてくれなかった。
「そこに座れ」
命令口調でそう言われ、あたしは母親の隣に座った。
「お前、先月男と一緒にカラオケに行ったらしいな」
その言葉にあたしは目を見開いて父親を見た。
どうしてそのことを知ってるんだろう。
先月と言えば、栞奈と最後に遊んだ時のことだ。
「その男は会社の息子さんだったんだ。お前と一緒に写っている写真を見せてくれた」
そう言われて、あたしはカラオケルームでスマホを使い、全員で写真を撮った事を思い出した。
ただそれだけだ。
確かにカラオケを奢ってもらったりはしたけれど、それがそんなに悪い事だとは思わなかった。
「そこに座れ」
命令口調でそう言われ、あたしは母親の隣に座った。
「お前、先月男と一緒にカラオケに行ったらしいな」
その言葉にあたしは目を見開いて父親を見た。
どうしてそのことを知ってるんだろう。
先月と言えば、栞奈と最後に遊んだ時のことだ。
「その男は会社の息子さんだったんだ。お前と一緒に写っている写真を見せてくれた」
そう言われて、あたしはカラオケルームでスマホを使い、全員で写真を撮った事を思い出した。
ただそれだけだ。
確かにカラオケを奢ってもらったりはしたけれど、それがそんなに悪い事だとは思わなかった。