☆☆☆
午前中に青空クラスでお別れ会をして、あたしは1年3組へと戻ってきていた。
相変わらず栞奈と美月の2人はあたしの悪口を言っている。
けれど、休憩時間になると真由子と美羽の2人があたしに話かけに来てくれていた。
「青空クラス、卒業おめでとう」
美羽があたしたちにだけに聞こえる声でそう言い、小さく拍手をしてくれた。
「ありがとう」
これから先どうなるかわからないけれど、この3組の中でもあたしは1人じゃないということをしっかりと実感できた1日になった。
午前中に青空クラスでお別れ会をして、あたしは1年3組へと戻ってきていた。
相変わらず栞奈と美月の2人はあたしの悪口を言っている。
けれど、休憩時間になると真由子と美羽の2人があたしに話かけに来てくれていた。
「青空クラス、卒業おめでとう」
美羽があたしたちにだけに聞こえる声でそう言い、小さく拍手をしてくれた。
「ありがとう」
これから先どうなるかわからないけれど、この3組の中でもあたしは1人じゃないということをしっかりと実感できた1日になった。