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午前中に青空クラスでお別れ会をして、あたしは1年3組へと戻ってきていた。


相変わらず栞奈と美月の2人はあたしの悪口を言っている。


けれど、休憩時間になると真由子と美羽の2人があたしに話かけに来てくれていた。


「青空クラス、卒業おめでとう」


美羽があたしたちにだけに聞こえる声でそう言い、小さく拍手をしてくれた。


「ありがとう」


これから先どうなるかわからないけれど、この3組の中でもあたしは1人じゃないということをしっかりと実感できた1日になった。