「良く言うよ。健太は女嫌いだろ?」


有馬の言葉にあたしは驚いて健太を見た。


「そうなの?」


「ん~……まぁなぁ」


なに、その曖昧な反応は。


「自分の事でしょ?」


そう聞くと、健太はゴロンッと横になってしまった。


また寝癖がつきそうだ。


「なにか原因があるの?」


そう聞いた時だった、屋上のドアが開いて工藤先生がやってきた。


「お、今日も揃ってるな」


そう言う工藤先生の後ろから、穂香とみゆなの2人もやってくる。


全員勢ぞろいだ。


「じゃあ今日も授業をはじめるぞ~」


真っ青な空の下、いつものようにあたしたちの授業は始まった。