「止めないよ。だって……私は最低だから」
「リコは最低なんかじゃない」
「私は最低。最低……最低!! この世になんて生まれなければ良かった。私なんて存在しちゃいけなかったのに!!」
気づけばリコの頬を叩いていた。
「……もう止めてくれ」
もうそれ以上、リコに自分のことを悪く言わせたくなかった。
「リコは最低なんかじゃない」
「私は最低。最低……最低!! この世になんて生まれなければ良かった。私なんて存在しちゃいけなかったのに!!」
気づけばリコの頬を叩いていた。
「……もう止めてくれ」
もうそれ以上、リコに自分のことを悪く言わせたくなかった。


