「お前ら、宿題いつやるんだ?」
アホなのにいきなり教師モードかよ。
「此所にいる間にやるなら
俺達が教えてやるけど?」
それはラッキーかも(笑)
「一つ言っておく、
理数系は亮に訊け」
ふぅ~ん、雪村は理数系が苦手なのか。
「雪村、英語はできんの?」
俺が訊くと雪村が答える前に慎が遮った。
「ちょっと貴也、英語なら
僕が教えてあげるから❢❢」
お? 俺にヤキモチか?
だとしたら可愛いな(笑)
慎は英語得意だったな。
「悪い、忘れてた」
そぉ言ったらベシベシと叩かれた。
軽くだから全然痛くないが。
「んじゃぁ、英語は
慎に教わることにするか」
「OK♬♡*゚ 代わりに日本史教えてね」
日本史は得意だからな(笑)
「勿論だ」
「じゃぁ、明日からやろっか。
そして、此所にいる間に
全部終わらせよう」
亮、それはいくらなんでも
無理じゃないか(苦笑)
「二人の宿題が終わったら
四人で出かけるから頑張って」
何処に行くんだ?
「内緒だよ」
顔に出てたらしい。
「とにかく、此所にいる間に
全部終わらせちゃえば残りの
一ヶ月丸々遊べるでしょう?」
亮達以外と遊ぶ予定は
今のところないが早めに
終わらせば楽なことは確かだ。
「そうだな」
頑張るか。
「だね」
俺達は色んな意味で贅沢だと思った。
学校一人気者の亮と
そこそこ人気者の雪村に
教えてもらえるうえに恋人なんだから。
俺達が恐れているのは
二人のクビだけじゃないく
ファン達にボコられないためにも
バレてはいけない。
「貴也、二人のファンのこと考えてた?」
ぼーとしてたらしい。
「当たりだ」
しかしよくわかったなぁ(苦笑)
「一人で百面相してたから」
また、顔に出てたらしい。
「ファン?」
二人は知らないよな(苦笑)
亮が不思議そうに訊いてきた。
「知らないと思うんですけど
校内には先生達のファンクラブがあるんです」
慎の口から淡々と告げられた言葉に
二人はフリーズした(苦笑)
気持ちはわからなくもない。
「やっぱり、知らなかったんだな」
知らなくて当たり前なんだけどな。
「おーい、二人とも戻ってこい」
たっぷり十秒フリーズした後で
やっと戻ってきた。
「貴也、それ本当!?」
信じられないのはわかるが事実は事実だ。
「本当だ」
俺達が入学した時には既にあった。
「まぁ、堂々と〔ファンクラブ〕なんて
名前で活動してるわけじゃないから
教師達も知らないんだよ」
気付かない教師達もマヌケだと思うけどな。
「それ、生徒達は知ってんのか?」
雪村が訊いてきた。
「大体の生徒は知ってるけど
言わないのが暗黙の
ルールみたいになってるから
いまだに教師達が知らないままなんだよ」
噂ではバラした者には容赦ない
制裁があるんだとか。
「俺達も学校では知らないフリをしとくよ」
それがいい。
次の日(お泊まり三日目)、
さっそく宿題を始めた俺達。
理数系が苦手な俺は亮に
暗記系が苦手な慎は雪村に教わることに。
なんの因果か自分の恋人に
教わることになるとは(苦笑)
宿題を始めて一時間。
「少し休憩しよう」
亮の一言でやっと休憩ができた。
普段、一人でやる時は
こんな長い間集中力は続かないが
皆でやってるからか今日は捗ってる。
「そうだな」
雪村も賛成した。
「俺はキッチンで煙草吸ってくる」
それだけ言うとさっさとキッチンへ行った。
「亮はいいのか?」
俺に付きっきりで
教えていたのにいいんだろうか?
「うん、大丈夫だ」
本人がいいならいいか(笑)
「そうだ、お昼ご飯何がいい?」
訊かれて時計を見ると
昼を少し過ぎていた。
そういや腹へったな。
よし、作るか❢❢
「亮は休んでてくれ。
俺が作ってくる」
アホなのにいきなり教師モードかよ。
「此所にいる間にやるなら
俺達が教えてやるけど?」
それはラッキーかも(笑)
「一つ言っておく、
理数系は亮に訊け」
ふぅ~ん、雪村は理数系が苦手なのか。
「雪村、英語はできんの?」
俺が訊くと雪村が答える前に慎が遮った。
「ちょっと貴也、英語なら
僕が教えてあげるから❢❢」
お? 俺にヤキモチか?
だとしたら可愛いな(笑)
慎は英語得意だったな。
「悪い、忘れてた」
そぉ言ったらベシベシと叩かれた。
軽くだから全然痛くないが。
「んじゃぁ、英語は
慎に教わることにするか」
「OK♬♡*゚ 代わりに日本史教えてね」
日本史は得意だからな(笑)
「勿論だ」
「じゃぁ、明日からやろっか。
そして、此所にいる間に
全部終わらせよう」
亮、それはいくらなんでも
無理じゃないか(苦笑)
「二人の宿題が終わったら
四人で出かけるから頑張って」
何処に行くんだ?
「内緒だよ」
顔に出てたらしい。
「とにかく、此所にいる間に
全部終わらせちゃえば残りの
一ヶ月丸々遊べるでしょう?」
亮達以外と遊ぶ予定は
今のところないが早めに
終わらせば楽なことは確かだ。
「そうだな」
頑張るか。
「だね」
俺達は色んな意味で贅沢だと思った。
学校一人気者の亮と
そこそこ人気者の雪村に
教えてもらえるうえに恋人なんだから。
俺達が恐れているのは
二人のクビだけじゃないく
ファン達にボコられないためにも
バレてはいけない。
「貴也、二人のファンのこと考えてた?」
ぼーとしてたらしい。
「当たりだ」
しかしよくわかったなぁ(苦笑)
「一人で百面相してたから」
また、顔に出てたらしい。
「ファン?」
二人は知らないよな(苦笑)
亮が不思議そうに訊いてきた。
「知らないと思うんですけど
校内には先生達のファンクラブがあるんです」
慎の口から淡々と告げられた言葉に
二人はフリーズした(苦笑)
気持ちはわからなくもない。
「やっぱり、知らなかったんだな」
知らなくて当たり前なんだけどな。
「おーい、二人とも戻ってこい」
たっぷり十秒フリーズした後で
やっと戻ってきた。
「貴也、それ本当!?」
信じられないのはわかるが事実は事実だ。
「本当だ」
俺達が入学した時には既にあった。
「まぁ、堂々と〔ファンクラブ〕なんて
名前で活動してるわけじゃないから
教師達も知らないんだよ」
気付かない教師達もマヌケだと思うけどな。
「それ、生徒達は知ってんのか?」
雪村が訊いてきた。
「大体の生徒は知ってるけど
言わないのが暗黙の
ルールみたいになってるから
いまだに教師達が知らないままなんだよ」
噂ではバラした者には容赦ない
制裁があるんだとか。
「俺達も学校では知らないフリをしとくよ」
それがいい。
次の日(お泊まり三日目)、
さっそく宿題を始めた俺達。
理数系が苦手な俺は亮に
暗記系が苦手な慎は雪村に教わることに。
なんの因果か自分の恋人に
教わることになるとは(苦笑)
宿題を始めて一時間。
「少し休憩しよう」
亮の一言でやっと休憩ができた。
普段、一人でやる時は
こんな長い間集中力は続かないが
皆でやってるからか今日は捗ってる。
「そうだな」
雪村も賛成した。
「俺はキッチンで煙草吸ってくる」
それだけ言うとさっさとキッチンへ行った。
「亮はいいのか?」
俺に付きっきりで
教えていたのにいいんだろうか?
「うん、大丈夫だ」
本人がいいならいいか(笑)
「そうだ、お昼ご飯何がいい?」
訊かれて時計を見ると
昼を少し過ぎていた。
そういや腹へったな。
よし、作るか❢❢
「亮は休んでてくれ。
俺が作ってくる」