その次は?

次は……猫の、死体。

「やだ……」

立川さんはピュアホワイトはもう捕まるから嫌がらせはやむと言っていった。
でも、ピュアホワイト自身がnyamazonのレビューを取り下げてもまだ嫌がらせは続いている。

嫌がらせ犯はピュアホワイトじゃない。

それだけは断言できる。

「なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだろ……」

私はただ、小説を書いていたいだけなのに。
それすら、世間的には許されない行為なんだろうか。
父だって早くこんなことやめて、まともな職に就けって言っている。

「もうやだ……。
やだよ……」

どんどん、目の前が滲んでいく。

「……紅夏?」