とても幸せな買い物から帰ってきた私を待っていたのは――今日は金曜日だという現実。
「あれ、ある?」
「あるんだけど……」
郵便受けをのぞいた松岡くんが、困惑気味に茶封筒を差し出す。
今日のそれは厚みがあった。
ただし、本が入ってきたときとは違う感じ。
「なにが入ってるんだろ……」
家に入り、封を切る。
この前のことがあるから、慎重に中をひっくり返した。
「ひぃっ」
ころんとこたつの上に転がり出てきたものを見て、短く悲鳴が漏れた。
手から封筒はひらひらと落ちていく。
「セ、セバスチャン!」
違うとわかっていながら、慌てて家の中を探す。
「セバスチャン!?
セバスチャン!!」
「あれ、ある?」
「あるんだけど……」
郵便受けをのぞいた松岡くんが、困惑気味に茶封筒を差し出す。
今日のそれは厚みがあった。
ただし、本が入ってきたときとは違う感じ。
「なにが入ってるんだろ……」
家に入り、封を切る。
この前のことがあるから、慎重に中をひっくり返した。
「ひぃっ」
ころんとこたつの上に転がり出てきたものを見て、短く悲鳴が漏れた。
手から封筒はひらひらと落ちていく。
「セ、セバスチャン!」
違うとわかっていながら、慌てて家の中を探す。
「セバスチャン!?
セバスチャン!!」