「寝てた!」
金曜日、がばっと勢いよく起きた場所は――ベッド。
「……あれ?」
机で前日と同じく、寝落ちたはずなのだ。
なのなんで、ベッド?
そういえば月曜日もその前も目が覚めたら、ベッドだった……。
「松岡くん、ごめん。
寝てた」
「……おはようございます」
慌てて茶の間へ行く。
けれど松岡くんは私を無視するかのように台所へ行ってしまった。
「……うん、おはよう」
誰にでもなくそれだけ呟いて、洗面所で顔を洗う。
面倒になってきていた化粧も、松岡くんがいる日だからサボらずにちゃんとする。
もちろん仕上げはハートのペンダント。
「あの、仕事しているので、なにかあったら声かけて……クダサイ」
金曜日、がばっと勢いよく起きた場所は――ベッド。
「……あれ?」
机で前日と同じく、寝落ちたはずなのだ。
なのなんで、ベッド?
そういえば月曜日もその前も目が覚めたら、ベッドだった……。
「松岡くん、ごめん。
寝てた」
「……おはようございます」
慌てて茶の間へ行く。
けれど松岡くんは私を無視するかのように台所へ行ってしまった。
「……うん、おはよう」
誰にでもなくそれだけ呟いて、洗面所で顔を洗う。
面倒になってきていた化粧も、松岡くんがいる日だからサボらずにちゃんとする。
もちろん仕上げはハートのペンダント。
「あの、仕事しているので、なにかあったら声かけて……クダサイ」