「良くぞ使命を果たしました。この世界は平和に戻り、人々はゆるりと進化していくでしょう」

 世界を救う為、神の命に従い混乱をもたらしたモノ全てを倒した。魔物も悪魔も人も狂神も、人を護る為に神を裏切った仲間さえも。
「それでは、私は元の世界に再転生できるのですね」

「2~400年程度待った後、他の神と協力して元の世界に輪廻に戻しましょう」

「そんなにかかるのですか・・・・・・」

「戻すためにはもう一人管理者たる神が必要なのですが、頼める他の神が世界の管理に手一杯で動けないのです。その神に協力をすれば、あなたが元の世界に転生する為の力も早く貸してくれるでしょう」

「私に再び転生し戦えという事ですか」

 再び別世界に転生、子供の頃は力を隠し親兄弟も騙して過すのは苦痛だ。それに転生と言うことは当たり前の暮らしをして当たり前に死んでいくはずの命と融合し、まともではない生涯としてしまう。

「あなたの考えは分かります。そこも考慮しましょう。死産するはずの命をあなたの器にするよう進言します」

「・・・・・・わかりました。その世界に参ります」

「では、新たな世界に行きなさい。あなたの行く先に光あらん事を」
 再び私は意識と命を失い、新たな世界に旅立った。

再び別世界に転生して18年・・・・・・