いつか、あなたに恋をする――

「言ったでしょ。
 無理なの。

 高坂さんを蘇らせることはもう出来ない」

 ああ、もう瞼を開けてはいられない。

 その思ったとき、誰かが真生の唇に触れてきた。

「ちょっと……今は卑怯」

「……いや、真生。
 俺はもっと卑怯だ」

 そう言い、斗真は今、蘇ったばかりの身体で抱き上げてくれる。

「病院に、居るから、あの人が」

「あの人?」

「いつ、こうなってもいいように……頼んでおいたから」

 行けばわかる。

 そう言い、真生は、斗真を信じて目を閉じた。