安っぽい女は警戒されにくいかもしれないが、こう次々消えられては、なにがあったのかとさすがに良心が傷む。
これ以上、他の人間を巻き込むくらいなら、いっそ、今……と男を見ると、基本、人のいいその男は自分と視線を合わせ、ビクついたようだった。
可哀想だが、どうせ死ぬ気で来たんだろう、と思いながら、
「わかった。
こっちに来い。
お前にあれを渡しておこう」
と病原体の存在を臭わせ、自室に誘導しようとする。
だが、そのとき、男の後ろから誰かが現れた。
降って湧いたように、突然し始めた靴音に振り返った瞬間、男は崩れ落ちていた。
銃にしては音がしなかった。
これ以上、他の人間を巻き込むくらいなら、いっそ、今……と男を見ると、基本、人のいいその男は自分と視線を合わせ、ビクついたようだった。
可哀想だが、どうせ死ぬ気で来たんだろう、と思いながら、
「わかった。
こっちに来い。
お前にあれを渡しておこう」
と病原体の存在を臭わせ、自室に誘導しようとする。
だが、そのとき、男の後ろから誰かが現れた。
降って湧いたように、突然し始めた靴音に振り返った瞬間、男は崩れ落ちていた。
銃にしては音がしなかった。


