それから数日は平穏に過ぎた。
だが、現代では、パイプオルガンの練習をさせられ、過去では高坂さんにこき使われる。
どこでも休めないな、と欠伸をしながら、廊下を歩いていたら、銃声とともに、真生の目の前に死体が吹っ飛んできた。
ガラスを突き破り、目の前に落ちる。
真生は割れ目から外を見て睨んだ。
「八咫さーん?」
私ごと殺す気か?
「すまん。すぐ片付ける」
いや、文句を言いたいポイントはそこではないのだが、と思いながら、男の遺体を肩に担いだ八咫に、
「ばっさばっさと気持ちいいくらい殺してくれますね」
と言うと、
「お前は信じないかもしれないが、なにも感じてないわけじゃない」
と言ってくる。


